特撮

仮面ライダーアギト VOL.12 [DVD]

「人の運命がお前の手の中にあるなら……俺が……俺が奪い返す!!」

激突するアギトバーニングフォームと地のエル。一度撃破するものの、地のエルは謎の青年の力を得て復活。

追い掛け、第2ラウンドへと突入するが、風のエルも現れ、苦戦。遂にシャイングカリバーが折れてしまう。
やっぱり戦隊やライダーで武器が壊れたときの絶望感って凄いものがあるよね。

氷川は香川県警へと帰る飛行機に乗らなかった。このまま帰ることなど自分には出来ない、と。
小沢さんと共にアギトを倒しに向かうGトレーラーを襲い、強奪。何だかんだで、黙認してくれる北條が好きだw

変身が解けてしまった翔一の前に駆け付けるG3-Xとギルス。ここで氷川は大量自殺者の原因が青年にあることを知る。青年の口ぶりだと、いずれ蠍座以外の人間も自殺することになるみたいだな。

ここで1stED。2体のエルとの激突。風のエルはG3-Xとエクシードギルスが撃破。地のエルはアギトが撃破。
青年にもライダーキックをぶち込み、空がえらいことに。

青年は沢木の前に現れ、もうしばらく人間を見守ることにすると残し、去っていく。
沢木は与えられた力を失い、眠りについた。

そしてエピローグ。1年後。G3ユニットは発展し、G5ユニットとなっていた。指揮を執るのはちょび髭を生やした尾室。完全にネタ扱いw
人員も大幅に増え、小沢さんと氷川は殆ど英雄扱いらしい。氷川は捜査一課に、小沢さんはロンドンの大学で教授をやっている。
焼肉を食べに行くのは恒例行事となっているようだが、あの人数に奢るのは相当の出費なんじゃ……。

ロンドンの大学で小沢さんは好き放題やっている様子。三十分も授業に遅れちゃ駄目だろw
仕事で挨拶に寄った北條と嫌味の押収。何だかんだで、この2人って仲良いんじゃ……。別れ際に2人が浮かべる笑顔が印象的。

久し振りに登場した真島は医大を目指して勉強中。その傍ら、真魚に勉強を教えたりしている。

涼は相変わらず。偶然出会った子犬を胸に入れてバイクで走り出す。走行中にすっぽ抜けたらやばくね?

エルを倒した後、行方不明になっていたように思われた翔一だったが、全然そんなことはなく、レストラン「アギト」を経営していた。1年で自分の店を持てるようになるのか!
彼の満面の笑みをラストカットにして終了。非常に綺麗な終わり方でした。

可奈の出番が無かったのが残念。翔一を手伝っているシーンがワンカットでも良いからあれば良かったのに。

総評

そういうわけで、平成ライダー第2作『仮面ライダーアギト』全51話+劇場版1本+テレビスペシャルでした。

『クウガ』とはかなり作風が変わり、この時点で既に現在の平成ライダーの基礎は出来ていたのだな、という印象。最近のシリーズに比べて、放ったらかしの伏線が少なかったのは好印象。皆無ってわけではなかったのが心残りだけど。

やっぱり井上脚本がメインだと特に気にならないんだよなぁ。他の脚本家さんとの親和性が最悪なだけで。

結局出て来なかった火のエル。『ディケイド』でン・ガミオ・ゼダやパラドキサアンデッドが出た時点で、みんな期待した筈なのに何故か出て来なかった不思議。何故バッファローロードを火のエルにしなかったんだ……。
今後『ディケイド』で出て来たりするのかな……。

謎の青年は沢木には人間を見守ると言ったけど、他の人には何も言わずに消えたわけで、翔一達はアンノウンが出なくなった理由を知らないんじゃね?
何や知らんけど、アンノウン出なくなって平和だな、らっき!みたいな状態なんだろうか。

燃:S- 萌:B 笑:B+ 総:S

エピソードリンク
第50話

ノベライズリンク
小説 仮面ライダーアギト

富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス13 グレー・コンチェルト (富士見ファンタジア文庫)

著:雨木
シュウスケ イラスト:深遊

 

「わたしを誰だと思っているのです。やる気はなくてもできる子なのですよ、わたしは」

 

 約二週間の積み。隔月刊行。舞台はいよいよグレンダンへ。今回は本編は少し短めで、ドラマガ連載の短編が二本入ってます。

『オール・オブ・レギオス』と同時発売。

 

 レイフォンの出番は少なめで、リーリンとニーナのシーンが多め。二人はこの世界の成り立ちを聞かされることに。一気に設定説明に入ったな。

 でも、このパターンって、よく考えたら、『すてプリ』と同じパターンなんだよな。ファンタジー世界だと思っていたら、実は遥か未来だったっていう。

 

 ロンスマイア家のクラリーベルが結構出張ってるけど、もしかして彼女がヴォルフシュテインの天剣を手に入れることになったりするんだろうか。

 

 短編は『ボトル・レター・フォー・ユー』と『ゴースト・イン・ゴースト』を収録。何故、連載と収録の順番が違うんだ……。

 どちらも本編と絡む要素のある重要エピソード。でも何で前巻の時点で収録しなかったんだろう……。

 

 次は九月、第二部クライマックスの『スカーレット・オラトリオ』。

 

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

アニメ,電撃文庫

「魔神相剋者って何か二股かけてるみたいだよね」

 

 確かにそうだけどw

 つーか、操緒は自分が二股の片方だという自覚はあるんだろうか。

 

 ようやくタイトルにもなっている魔神相剋者、加賀篝が登場。イケメンです。彼の契約悪魔はアニアの姉、クルスティナ。機巧魔神は《薔薇輝》で、副葬処女は数年前に教育実習生として洛高にやって来て、行方不明になった荒屋敷琴里

 

 里見は智春が魔神相剋者だと勘違いしているが、これって後々影響してくるんだっけ?

 

 そして攫われるアニア。攫われるのはオリジナル展開か。

 

 エンドカードの用語紹介は魔神相剋者。

 

燃:A+ 萌:A+ 笑:B 総:A

アスラクライン〈4〉秘密の転校生のヒミツ (電撃文庫)
アスラクライン〈4〉秘密の転校生のヒミツ (電撃文庫)

特撮

仮面ライダーアギト VOL.12 [DVD]

「可奈さん、生きてください。俺も生きます。俺のために、人間のために……アギトのために!」

 

 アギトの前に立ちはだかったG3-XG3マイルドを装着していたのは北條と尾室だった。

 アンノウンを守るため、G3ユニットは新体制となり、氷川は元居た香川県警へ、小沢さんはG3の武器開発部門へと転属になった。

 

 リサにつきまとわれるようになった涼はまんざらでもない様子。しかし、彼女の前にドッペルゲンガーが現れ、リサは生命を落としてしまう。って、本当に死んだのかな。あっさりし過ぎな気がするけど。

 

 涼は感覚的に地のエルが犯人だと悟った様子。

 

 可奈はやはりアギトになりかけていた。自分の異変に怯え、死のうとする可奈を必至で食い止める翔一。そこへ沢木が現れ、可奈を助けるのを手伝ってくれる。

 雪菜を助けられなかった二人が同じ境遇の可奈を助けるシーンは感動。

 

 そして、そんな可奈を狙って地のエルが現れた。翔一は全てを守るためアギトに変身し、地のエルへと立ち向かっていく。ってところで最終回へ続く。

 

燃:A+ 萌:B 笑:C+ 総:S

富士見ファンタジア文庫

コンフィデンシャル・コール―鋼殻のレギオス〈4〉 (富士見ファンタジア文庫)

著:雨木 シュウスケ  イラスト:深遊

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  シャーニッドのターン!!彼の過去と、前巻で出て来た廃都市の電子妖精、廃貴族が絡み合って大騒ぎ。更に、グレンダンで生まれたサリンバン教導傭兵団も現れた。団長のハイアは天剣授受者になってもおかしくない程の実力らしい。まともにレイフォンと戦える人間がやっと出て来たということか。

  今回はドラマガでの短期集中連載一発目の第二話とリンクしている。三話は五巻とリンクする。この頃は理解らないなりに連載読んでたから、うっすらと憶えてるわ。確かに密造酒がどーのこーの言うてたな。

  で、挿絵の背景にこっそり居るウエイトレス姿のメイシェンが可愛いんですが。まぁ、ウエイトレスっつーか、メイドだったけど。

  そして養父デルクから、流派継承の証としての刀をレイフォンに渡すように頼まれたリーリン。遂に、正妻がツェルニに殴り込みか……!?

  つーわけで、四巻でした。これは面白い。


燃:A  萌:A  笑:C  総:A

富士見ファンタジア文庫

おあいにくさま二ノ宮くん〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)

著:鈴木 大輔  イラスト:高苗 京鈴

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  ぎゃあああああああああああああああ、読む順番間違えたぁぁあああああああああ!!??これが四ヶ月連続刊行一冊目やんけ!何で間違えたんだろう……orz

  さて短編集第三弾。

 

『峻護、変身するのこと』

  白球に変態的愛情を示す男、後藤伸也。その白球に対する変態性はいかにもな極端展開の代表みたいなアレだが、今後の登場は絶望的か?こういう方向の変態性は面白いと思うんだが。

 

『真由、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍ぶのこと』

  真由のダイエット。極端展開に走ったときの真由はやたら饒舌。

 

『峻護、弟子をとるのこと』

  竜崎流柔術総代、竜崎アキラ登場。完全に一回きりのゲストキャラ。まつりが出て以来、こういう一発キャラが多くなった気がするな。

 

『真由、いたずらするのこと』

  ハートフル。

 

『峻護、大恥をかくのこと』

  男装の麗人、如月純登場。この人も見事な一発キャラだったなぁ。と言うか、こういうタイプのキャラなら何回かは引っ張ってしかるべきだと思うけどなぁ。

  どっちにせよ、二ノ宮君の焼餅のやきっぷりが面白いので、再登場希望。

 

『真由、やってしまうのこと』

  短編の中では、個人的トップ3に入るのではないかというくらいの良エピソード。「有り難う」、ただその一言が聞きたかったから、というハートフルな感じが堪らん。

 

『麗華、災い転じて福と思ったらやっぱり……のこと』

  御嬢のターン!!自爆し続ける御嬢可愛いよ御嬢。

  口絵でも後書きでも、ずっと御嬢のターン!!

 

  今回気になるのは、収録順が掲載順と違うということ。二ノ宮君と真由のエピソードが交互になるように再構成されている。確かに、各エピソードの内容から考えても、しっくりくる構成ではある。細かい凝り方やなぁ。

燃:C  萌:A  笑:B  総:A

漫画

 一ヶ月ほど前からジャンプで連載が始まった西尾維新さんが原作担当の漫画。研究室にジャンプがあるから一応読んでいる。

 西尾さん原作といから、さぞやとんがった作品なんだろうなと思いきや、意外とジャンプ読者に合わせた作風。一般読者のウケはよろしくないようだが。

 

 って言うか、明らかにオタ向けの作りしてるもんね。ストーリーにしても絵にしても。

 

 いや、そういうストーリーのことが書きたかったんじゃないんだ。

 ヒロインのめだかがキュアホワイトのポーズをしていたという事実が書きたかったんだ。ジャンプで堂々とプリキュアネタなんて……恐ろしい子……!

 GJと言わざるを得ない。

 

 でも、めだかってツンデレじゃないよなぁ。

特撮

仮面ライダーアギト VOL.12 [DVD]

「我々一般人はアギトによって支配されるかもしれません」

 

 ギルスもアギトバーニングフォームも風のエルには敵わなかった。見逃してもらえたみたいだったけど、何でだろう。どうせ世界が滅ぶから、もうアギトを一体ずつ倒す必要などないってことなのかな。

 

 あんなにツンツンしていた可奈がデレデレになっていて吹いた。そんな彼女の父は変死を遂げているそうな。やはりアンノウンに殺されたのだろうか。

 また、どうやら彼女自身も超能力に覚醒しつつあるような描写が。

 

 リサもデレ期に入っておりました。案の定、彼女が蠍座であることが判明したが、後二回でどう絡んでくるのだろうか。

 

 天空ではアンタレスどころか蠍座全体が移動を始めていた。

また、三体目のエル、地のエルが登場。

 

 北條は会議でアンノウンが現れなくなった今、世界は人間とアギトで二分される可能性を示唆する。こういうダークな話が普通に出て来るのが良いな。

 小沢さんはこれまでアギトが人間の見方として戦ってきたと主張するが、確かに北條さんの意見も極端とはいえ、無視出来ないよなぁ。アギトになれる人間が善人ばかりとは限らないもんな。

 

上層部はG3ユニットの存続を決定する。しかし、それはアギトになる可能性のある人間を始末してくれるアンノウンを守るためだった。

この決定に戸惑う北條。何だか良い人に見えるw

 

そしてアギトの前に立ちはだかるG3-XG3マイルド。ってところで続く。盛り上がって参りました。

 

ところで、中盤で一時的に記憶を取り戻した翔一がアギトトリニティフォームに変身出来るようになったけど、記憶とトリニティフォームの関係性が全く判らない……。

 

燃:A+ 萌:B 笑:B 総:A

アニメ,角川スニーカー文庫

涼宮ハルヒの憂鬱 4 限定版 [DVD]

「長門、やはりお前にもあるのだろうか。一人で居るのが寂しいと思うことが」

 

 さて、普通に再放送に戻りました。今改めて視ると、所々に『笹の葉ラプソディ』のエピソードに言及する発言があるな。まさか、一期放送当初から二期をこういった放送形態にする予定があったんだろうか。だとしたら、恐ろしいことだ。

 

 カマドウマとの対決では長門と古泉が大活躍。古泉は「ふもっふ」とか「セカンドレイド」とか言うし、長門にはラムダドライバが搭載されてるし、キョンは「斥力場ッ!?」とか言うし、何という『フルメタ』祭りか。

 

 アニメで黄緑さんの出番って確かここだけだったよな?でもキャラソンまで出たという不思議。

 

 いやしかし、何回聞いてもキョンのナレーションが面白いな。

 

 ところで、スニーカー文庫のCMが新人作品『サクラダリセット』用になりましたね。

 

燃:A- 萌:A+ 笑:A 総:A

涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)
涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)

電撃文庫

森口織人の陰陽道〈巻ノ2〉 (電撃文庫)
著:おかゆ まさき イラスト:とりしも

「織人の父です!」
「織人の母です!」
「織人の妹です!」
「「「三人揃って、『パフューム』ですっ!」」」

約3週間半の積み。後書きには7ヶ月振りと書いてありますが、実は9ヶ月振りです。正直、まさかの1巻打ち切りかと思ってました。

ちょ、前巻よりエロ成分が減って真面目要素が増量してるんですが!タイトル通りに織人が陰陽師を目指し始めちゃいましたよ!
そんな『灼眼のシャナ』は実は悠二の成長物語だったんだよ!な、なんだってー!?的なことされても困るよ!
別に面白くないもの!

だから、とりしもさんのイラストのエロ可愛さを存分に発揮出来る内容にしてくれれば良いのに……。
折角のスク水も全然活かせてないじゃん。

時折、『ドクロちゃん』のテンションを思い出させるギャグが挟まれるものの、基本は陰陽道絡みのストーリー。
取り敢えずドラマCD化は決まったけど、今後更なるメディアミックスはあるんだろうか……。

燃:B- 萌:A- 笑:B+ 総:Bあ