特撮

「僕にも意地というものがあってね。訓練を重ねていた。君のために」

ジャンクションの「さあ、貰ったお年玉を数えろ!」で吹いた。

さて、二週焦らしプレイの末に待望のパワーアップ回。フィリップの前に現れた冴子。フィリップは冴子の冷たい雰囲気から、彼女が敵だと本能的に悟る。
冴子の口ぶりからすると、フィリップの記憶は一回消えてるんだな。だから若菜のことを知らないわけか。
ちなみに翔太郎の姓が「左」であるのに対し、フィリップは「来人=Right=右」ってことらしいですね。

冴子はタブー・ドーパントに変身して襲いかかってくる。タブーを見た途端、フィリップは「あれはビギンズナイトの幹部!」って、何という露骨な映画宣伝w

逃げ惑うフィリップの前に〈ファング〉ライブモードが現れるが、彼は拒絶。
翔太郎が亜樹子に語るには、ビギンズナイトでファングジョーカーに変身した後、フィリップは自分が自分でなくなる感覚に怯え、二度と使わないと決めたんだそうな。ダブルドライバーに自分の作った〈ファング〉をぶっ差してみたら、思いの外凄い力が発揮されてビックリしたってことか?
この辺は映画で語っておいても良かった気がするが。尺の問題か。

〈ファング〉は命令を聞いて、自律行動するメモリなのかと思ったけど、がっつり自意識があって、それに従って行動しているっぽい。以前スミロドン・ドーパントに襲われたとき、姿を現さなかったのは何故なんだぜ。単にフィリップの位置を特定出来なかっただけなのかな。
冴子の見立てでは〈ファング〉はフィリップの護身用のメモリらしい。というか、存在を知らんかったってことはフィリップがこっそり造ってたってことか。

囚われた翔太郎と亜樹子は結構ハードな状況に。これくらいのピンチの方が盛り上がるのは確か。
翔太郎のドライバーが消えないのは〈ジョーカー〉が刺さりっぱなしだからか。

そこへ駆け付けるフィリップ。彼は依頼人、冬美の相棒を気持ちを聞き、〈ファング〉を使う決意をする。いよいよファングジョーカーの登場。恐竜の鳴き声が響くのがイカス。
〈ファング〉をガシャガシャすると、ソウルボディ側にファングが現れ、それを使って攻撃。
変身するのがえらい早いなと思ったら、そこから一回暴走して、翔太郎の声で正気に戻るという流れ。二人で一人の仮面ライダーっていう部分が強調されて実に良い展開。
決め台詞のときのポーズがフィリップ仕様になっているのが面白い。

そしてマキシマムドライヴ、ファングストライザーでアームズ・ドーパントを撃破。ドライヴスロットにメモリを刺すのではなく、メモリを操作するだけで発動。
あとはファングメタルとファングトリガーに変身可能なのかが気になる。暫くは販促のためにファンクジョーカーばっかり使うことになるのか。

冴子さんはファングジョーカーの力にビビり、逃走するが、翔太郎にバトンタッチして追走。一気にタブー撃破までいくかと思われたが、何と尻彦さんが間一髪タブーを救出。彼は冴子に黙って特訓を重ね、〈ナスカ〉の高速移動に覚醒したんだそうな。おお、尻彦さんがヘタレてない!
これで夫婦仲も安泰……か?

刃野さんはダブルが自分の名前を知っていたことに違和感を覚えるが、キャラクター的に正体に迫るわけではなさそうだな。知ることになっても、相当終盤だろうな。

翔太郎は一年間姿を現さなかった〈ファング〉が出て来たことに、戦いの激化を予感する。
事務所にビートルフォンが入ってきたところで続く。アクセルの登場は三週後かな。

若菜のシーンは少しだけあったものの、彼女の元に〈クレイドール〉が返ることはなかった。折角劇場版とリンクさせようとしてるんだから、そこはちゃんと描いてほしいが……。

雑誌情報によると、アクセルに変身するのは風都署のエリート刑事、照井竜。ダブルにライバル心を抱いているとか。
彼にドライバー等の変身アイテムを授けたのはシュラウドという謎の女性。園咲母かなぁ。
琉兵衛達を止めるために、正しき心の持ち主にドライバーを渡しているとは考えられないか。

燃:A+ 萌:C 笑:B+ 総:A+

特撮

「このお方をどなたと心得る!このお方こそ、志葉家十八代目当主、志葉薫様にあらせられるぞ!」

まさか三箇日から放送があるとはな……。
さて、全員揃って新年を迎えて騒がしい志葉家。そこへいつもの黒子とは違う格好の黒子が何やら書状を持ってやって来る。

今回のアヤカシはヨモツガリ。シタリの命令でシンケンレッドに鬼火玉を撃ち込む。これは丈瑠の中の火のモヂカラと反応して爆発的に燃え上がり、跡形もなく燃やし尽くすそうな。

鬼火玉を喰らったレッドは大ダメージを受けたものの、燃えて消えることはなかった。また、彼は相討ち覚悟でヨモツガリの一の目を倒した
疑問を抱くシタリだったが、そこへ謎の少女が現れ、シンケンレッドへと変身。獅子折神でヨモツガリ二の目を撃破するのだった。
少女の名は薫。彼女は志葉家十八代目当主だというが……。ってところで続く。おいおい、正月から衝撃の展開だな。

次回のサブタイトルと今回の伏線っぽい要素から考えて、丈瑠は影武者だったわけね。メジャーな要素なのに、全然思い至らなかったな。これまでに伏線ってあったっけ?
あとは薫の乗っていた獅子折神は丈瑠が持っていたものを使ったのか。それとももう一体あるんだろうか。

前回の予告を見たときはスカート付きのレッドを見て、丈瑠が女体化するおふざけエピソードかと思ったけど、ガチでシリアスだったんだぜ。

『ゴセイジャー』の番宣が開始。

燃:A 萌:B+ 笑:C+ 総:A+

MF文庫J

オウガにズームUP! 4 (MF文庫J ほ 1-7)
著:穂史賀 雅也 イラスト:シコルスキー

「馬鹿め。偶然?そんな偶然があるか。向こうの世界から自力で夜の世界に来た人間などいない。それは奇跡と言うんだ。もしくは運命と言う」

約一週間の積み。四ヶ月振りの新刊。打ち切り完結でござる。

嫌ぁぁああああぁあああぁあぁあああああああAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!
これから!これから面白くなってくると思ったのに!!何でやねん!四巻発売決定した時点で、第一打ち切りポイント突破したぜ!って思ったのに!まぁ、同レーベル『魔女ルミカの赤い糸』も四巻でばっさり終わったけどさ。

表紙はセーラー服+スク水のククル。セーラー服が無ければ、もっと良い表紙だったと思うんだ。
同時発売だった『三流木萌花は名担当!』二巻とセットで、まさかのダブルスク水攻撃です。
ちなみにイメージイラストです。

口絵は四ページしかりません。しかし、見開きで描かれているクルル成長バージョンがエロいの満足しました。シコルスキーさんのイラストはたまにやたらツボにハマるのがあるから困る。
カンピオーネ!』と『くれは×リミテッド!』で忙しいのか。って、全部、タイトルの最後にエクスクラメーションマーク付いてるなw

『37度1分の発熱』

ククルがオウガ族特有の病気で金髪になった上、スタイル抜群の美少女に進化する話。
風邪をひくまでは、ククルを放ったらかして自室で美少女ゲーム三昧。それが穂史賀さんクオリティ。

『だってほら夏休みだから』

道端でニンジャを拾うって発想が理解らない……!
ユージは登場せず、彼のクラスメイト、勇魚(いさな)が主人公。こういう淡い恋愛エピソードがもっと読みたかったんですよ、俺は!

『Exchange』

宮内さん、勇気を出して告白するの巻。ダメ山手線ゲームが切な過ぎるw

ユージは実はラノベ主人公の中でもかなり上位のリア充なんではないかと思う。
宮内さん、可哀想に。打ち切りでなければ、もっと掘り下げてもらえただろうに……(´・ω・`)

『星のない空の下』

理科部合宿に来ていた筈なのに、気付いたら夜の国に居たぜ!シノビ族に攫われたククルを助けに行くぜ!何か最後にいきなり日下部さんに告白されちゃったぜ!という話。
話の畳み方がパワープレイ過ぎるw
バッターボックスに入ってから、バットを持っていないのに気付いて、拳で球を打ち返そうとするくらいの無茶展開だった。挿絵に出してもらえない日下部さんが宮内さん以上に不憫。と言うか既刊を見返さんと顔が思い出せんかった。

『明日への階段』

「愛してる」って、そんなさくっと言える言葉ではないと思うんだ。一応、ユージがククルを選んで終了。
宮内さんに対する答えは結局判らないまま。せめて、後五十ページあればなぁ。

総評

というわけで、穂史賀さんの第二シリーズ『オウガにズームUP!』全四巻でした。最初からクラスメイト全員のデータが設定されていて、アンケート葉書で目立つキャラを選ぶ企画は『ネギま』のパクリじゃんと言われようと、俺は好きでした。

また、デビューシリーズ『暗闇にヤギを探して』の頃からあった独特のテンションとストーリーテリングも健在で良かった。
何て言うのかな、一風変わった恋愛ものというか。お茶漬け感覚でさらさらっと読めるのが良かったんですよ。

こんなに打ち切りが悔しいのは久し振りなんだぜ。くっそぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおぉおおおおおおおおおお!!!!
『神様のお気に入り』みたいに復活せんもんだろうか。だって、二階堂と上村先生がどうなったか超気になるじゃん!!

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:B+

暗闇にヤギを探して (MF文庫J)
暗闇にヤギを探して (MF文庫J)

MF文庫J

緋弾のアリアIV (MF文庫J)

著:赤松 中学 イラスト:こぶいち

「パットは、ファッション!パットは、おしゃれ!パッ!ト!は!無罪!」

約四ヶ月一週間半の積み。五ヶ月振りの新刊。サブタイトルの「緋弾」は「スカーレット」と読みます。
表紙はキンジの兄キンイチの女装モード、カナ。まさかのタイツ要員。立ち姿がかっけーです。
キャラ紹介を見てると、当分は表紙要員に困ることはなさそう。

さて、三巻から地続きで始まる第四巻。アリアを殺すと宣言した兄に背き、対峙するキンジ。
というのはさておき、今回の肝はアリアと白雪のバニーガールだと思うんだ。こぶいちさん、良い仕事するなぁ。

で、遂に作中で登場する「緋弾のアリア」という単語。覚醒したアリアはとんでもないチート性能を発揮していたが一体……?
また、ヒステリアモードのキンジも大概チート。銃弾を噛んで受け止めるとかどんだけw
そしてキンジ達の前に姿を現すイ・ウーの潜水艦。その中から現れたイ・ウーの頂点『教授(プロフェシオン)』はアリアの曽祖父シャーロック・ホームズⅠ世だった!
って、また引っ張ったーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!??
もうええわ!何で毎回次へ引っ張んねん!

次は十二月。つまり、とっくに出てるんだぜ。

燃:B 萌:A+ 笑:B- 総:A-

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「とうもろこしを……すりおろしてる」

サブタイトル長ぇ!半端無ぇ!ということで、折り返しを過ぎました。案の定OP変わってなかったーーーーーーーーーー!!
きっと訳の理解らんタイミングで変えるに違いないw

さて、オリジナルエピソード……だと思う。単行本未収録エピソードだったら知らんけど。
以前プール掃除を手伝ってもらった水泳部の二人に、水着のモデルのバイトを手伝ってくれるよう頼まれた美琴と黒子。初春と佐天さんも誘って、企業のビルに乗り込むが、そこには偶然別ルートでバイトにやって来た婚后光子と固法さんの姿が。
固法さんって私服はやたらボーイッシュなのね。

ちなみに美琴立ち、常盤台の生徒は休日でも外出の際は制服の着用が義務付けられているため、制服姿です。制作側は楽そうな設定ですね。

早速、皆、好きな水着に着替えるが、黒子のチョイスがエロを通り越してギャグになっていた件。
美琴は主人公兼ヒロインなのに、超地味チョイス。
固法さんって巨乳キャラだったのか……。スタイル良さげだったけど、あそこまでとはな……。

光子のアピールっぷりが半端無い。何、この存在感w
って、この人、美琴をライバル視していた割には顔知らんかったのね。
それはそうと、水泳部の二人が良い娘過ぎて泣ける。大事に大事に育てられたんだろうなぁ。

皆が帰った後、一人で実は着たかった可愛い水着で、一人はしゃぐ美琴。リモコンの操作を失敗したがため、ビルの壁面に設置されたスクリーンに大はしゃぎする姿が大映しに。それを上条さんにばっちり目撃されるのであった。合掌。

次回からは新展開なのだろうか。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

とある科学の超電磁砲 3―とある魔術の禁書目録外伝 (3) (電撃コミックス)
とある科学の超電磁砲 3―とある魔術の禁書目録外伝 (3) (電撃コミックス)

ガガガ文庫

絶対女王にゃー様 (ガガガ文庫)

著:J・さいろー イラスト:しろ

「にゃーしてみる?」

ガガ文庫〇九年九月の新刊。ドラマガのレビューを読んだら気になって買ってきました。
流石、ガガガ。変化球を出してくる。ラノベとしてパッケージングされてるけど、中身は歪んだ青春小説って感じか。
イラストを無くして、「にゃー様」の固有名詞とかを変えたら、普通に一般にありそうな内容。
未だかつてヴァーチャルセックスなんぞを扱ったラノベがあっただろうか。

特に盛り上がりがあるわけでもなく、淡々と進み、そのまま終わってしまった感じ。後書きによると、二巻の発売が最初から決定していたようだが。

こういうタイプの作品って滅多に読まないから、優れているのかそうでないのか、よく判らん。

しろさんの絵は相変わらず、何故人気があるのか理解らない。
今月二巻が出るので、一応チェック。モチベーション下がってたら買わんかも。

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:B

電撃文庫

アスラクライン〈7〉凍えて眠れ (電撃文庫)

著:三雲 岳斗 イラスト:和狸 ナオ

「━━元演操者の紋章は烙印よ。愛する者の魂と引き換えに悪魔の能力を行使した、呪われた罪人の烙印なの」

2009年から2010年にかけての年越し読書はこいつでした。
表紙は操緒。多分、描き下ろし。俺の妄想表紙では佐伯妹を推したいところだけど、内容から考えると哀音一択。
新装カバーの帯には何故か一億冊突破の応募券が付いていました。これまでの新装カバーには付いてなかったのに。変なの。

洛高に新キャラ、悪魔の四名家の一つ、鳳島家の蹴策がやって来て騒ぎを起こす。その騒ぎに巻き込まれ、佐伯兄妹は怪我を負ってしまう。
腕の脱臼を我慢して、妹の心配をする佐伯兄が格好良過ぎる。

足首を捻挫した佐伯妹を家まで送っていくことになる智春。一気に佐伯妹がヒロインとしてクローズアップです。佐伯妹可愛いよ佐伯妹。テンプレートなツンツン具合が良い。
彼女の「四十五キロは重くないっ!」は名言だと思うんだ。

副葬処女は代謝が止まっているって記述があるんだけど、でも成長はするのか?操緒にしても哀音にしても、副葬処女になってから成長してると思うんだけど。
そもそも副葬処女になる条件って明言されてないよな確か、誰かが副葬処女になっただけあって美しい、みたいなことを言っていた気がするが。

ヒキコモリから半ば強制的に解き放たれた炫部長は科学実験室登校をしながら、補習を受けているが、この人、いつから魔神相剋者になるべく暗躍したんだろう。機巧師だから科学狂会とは繋がりがあるだろうから、そこから直貴の動向を把握することは出来るだろうが。
アニメでは確か、ヒキコモリから解放されたときに、もう一度運命に抗う、みたいなことを言っていた気がするけど。

で、謎の拡張機能、イグナイターの登場です。第一生徒会と同盟を結んでいる明蓮寺
(みょうれんじ)高校の生徒会が入手した拡張機能だが、どこから入手したんだ?
解析の結果、この拡張機能に適合する機巧魔神は存在しないことが判る。また、何故か奏っちゃん、と言うか悪魔に反応する。
加賀篝はイグナイターは未だ不完全であり、未だ生まれ得ぬ新たな機巧魔神のための拡張機能だと言う。このイグナイター周りの謎って解明されたっけ?
にしても、何であんなに卑猥な形なんだろう。

加賀篝は直貴と接触しており、彼は直貴が一巡目の智春であることを知っているようだ
もしかして加賀篝に《薔薇輝》を与えたのって、科学狂会なのか?

ヅカ王子って、もしかして今でも洛高生なの?普段着てるのはGDの制服なのか。

イグナイターを手に入れるため、修学旅行から帰る途中の洛高二年生全員を人質にとる加賀篝。
それを阻止しようと動く生徒会長達が格好良過ぎる。特に六夏会長が。俺の中で六夏会長の株がストップ高です。

そして、さよなら哀音。『Spiral』聴きながら読むとヤヴァい。
智春は遂に、奏っちゃんが《黑鐵》を使うなと言った意味を知ることになる。だが、操緒の魂の質量は減り、奏っちゃんの非在化は進行するのだった。

アニメで膨らまされた佐伯兄と哀音のエピソード。凄く上手く肉付けされてたんだな。EX013のラスト近辺の佐伯兄の台詞って完全にアニメオリジナルだったのか。
また、原作では哀音は佐伯兄達を助けるために、自ら副葬処女になってるんだな。

ところで、蹴策は何で加賀篝と手を組んでたんだ?単に金目当てだったのか?

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:S-

アスラクライン5(初回限定盤) [DVD]
アスラクライン5(初回限定盤) [DVD]

ゲーム,GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール 通常版

「君を━━僕だけのものにしたい」

開封は年始になるかもとか言いつつ、年内にプレイし終わるワナ。
0~4話もセットになったフルパックの方はパッケージが神曲学院の制服を着た大人コーティだったり、神奈月さんの画集が付いてきたりと魅力的ではあったのだが、いかんせんお値段の方がアレなことになっとりまして。書き下ろしがあるとかだと話は変わってくるのだが、イラストだけでは俺は釣られないぜ!ということで、通常版を購入。
パッケージをよく見ると、コーティのぱんつが見えます。

第二次<嘆きの異邦人>動乱から一年後、フォロン達は平和な学園生活を送っていた。だが、またもや奏世楽器を狙って暗躍する者達が現れて……という話。
本当は壊しちゃいたいたけど、頑丈過ぎて傷一つつけられないから、誰にも手出し出来ないところへ隠しちゃおうというところまでが描かれる。

先行公開もされていたOPムービーはコーティに引けを取らないくらいイアリティッケが目立ってます。本編でもかなり出張ってたから、相当榊さんに気に入られたものと思われる。
サーギュラントとセットで、プレイヤーがかなり好印象を持つように描かれてました。

キャラグラフィックは全員新規……かな。BGMは前作のものを流用しつつって感じか。あとは演出がちょっと強化されてる気がする。前作でギガちゃんが揺れたりってしてたっけな。
六月まではアニメが放送されていたわけで、キャストに違和感のあることあること。すぐ慣れたけど。

導入は本当にいつも通り。コーティとペルセルテによるフォロンの取り合い。流石にもうCGは無かったが、この二人のこのやりとり、もう何回読んだり見たりしたか判らない。VSダングイスも然り。
ダングイスは何かに開眼したらしく、自分の音楽を幅広く世界に届ける方向へと目標がシフトしたらしい。いよいよ芸能人になったフォロンの同級生というのが彼である可能性が高まってきたな。
今回はティント、ヴェルデ、アズールという学生のゲストキャラに加えて、サーフェルスという講師まで登場し、学院が舞台となるシーンでの人物が増えたためか、スーパーダングイスタイムはあんまり無し。というより、開眼アピールのためだけに出て来た印象。

世界の再奏造が行われかけた結果、歴史の一部が書き換わり、小さな混乱が世界中で生じていた。存在する筈の人間が居なかったことになったりすること設定の整合性がとれなくなったら奏世楽器で書き換えちゃえ!という手法に困惑するフォロン達。

学院長達、<四楽聖>は二度と奏世楽器を悪用する者が現れないようにと処分を検討。かつての三国戦争でも奏世楽器が使われたんだとか。三国戦争に関してはどこまで設定してあるんだろうなぁ。
前作の戦いの後、奏世楽器はエターナリアと軍が<四楽聖>に返還したらしい。今回は始祖はコーティとエレインドゥースしか出て来なかったけど、相当ヤバいとこまでいかんと始祖は動かんのだろうか。

学院長の元へと<四楽聖>のクダラ・エリミアの契約精霊フォルテラントや、<四楽聖>トワミ・ファーレンが直接やって来たりする。
何故、カムイラ・ダリソンだけ全くアクションが無いのか。特に出て来ない理由が説明されないので気になる。単に療養中で身動きが取れないのかもしれんが。
ファーレンはまだしも、フォルテラントは凄く出番が少なくてびっくりした。ケモノミミのショタということで人気出そうなのになぁ。エリミアの契約精霊には他にも目立つ外見のジャックロットやパルパートンというのが居るらしい。
出て来ない割には妙に言及するところが引っ掛かるんだよなぁ。カカザキ・エンタープライズ社とか。既に何かしらのエピソードが考えられているのか、それともただ単に折角シェアード・ワールドなんだし、膨らませられる要素は多い方が良いよNE!ってことなのか。

前作で<世界の種子>に取り込まれた<嘆きの異邦人>の幹部達。てっきり死んだものとばかり思っていたが、<世界の種子>から放り出されて全員死亡確定ではないらしい。
残党狩りを行っていた陸軍によると、今回登場したサーギュラントとイアリティッケ以外にもイツキ・エイヤーズは生存が確認されているらしい。
イアリティッケは人気があったから復活させたんだろうけど、ついでにその他の奴等もネタになるかもしれんから復活させとこうかみたいなことなのかな。
ちなみに捕縛されたボルゾンは獄中で自殺したそうな。

サーギュラントとイアリティッケの絆には和まされる。まだまだ活躍の余地はありそうだな。ラストでほとぼりが冷めるまではヴィレニスに行くかと言ってたけど、え、それは『青』チームと接触するということなのか。

陸軍の中には頬に傷のあるサラガという男が居るが、『フルメタル・パニック!』の宗介っぽいと思うのは考え過ぎなのか。ボン太くんの影響でスーピィくんが誕生したことを考えると、ないではないかと思うんだが。

レンバルトがふざけて男色宣言するシーンではプリネシカの反応に吹いた。まさに、ホモが嫌いな女子なんて居ません!!
吹いたと言えば、サド幼女とパチモン幼女という表現は酷かったw

終わってみれば、新キャラに悪人は居らず、今後再登場出来そうなキャラがいっぱい。学生編と社会人編のミッシングリンクが明らかに!みたいな煽りだった割には、余計気になる要素が増えただけの気がするんですが……。
元々今回は軽めの話とは言われてたけど、ちょっと物足りなく感じました。学生編のラストが盛り上がり過ぎたせいもあるんだろうけど、せめてEDはちゃんと作ってほしかった。OPと同じってアンタ……。
前作のエターナリア登場みたいなサプライズも無かったし。テレンシアミルとユズリハルルカくらい出しても良かったと思うんだ。
密かにもう一本作成中とかだったら嬉しいな。

あざといサービスシーンの多いこと多いこと。だがそれが良い<何なんだ
イアリのしまぱんには興奮せざるを得ない(ぇ
って言うか、しまぱんだったのかよ!
ジムティルの形状が卑猥に見えるのは俺だけではない筈だ。

あとはコーティの制服時のスカートの柄の描き忘れが痛恨だったと思います。怒り顔のグラフィックのときだけ、柄が無くなるの。
ネットで感想とか見てると、結構整合性保ててない部分あるのな。

ところでキネティック大賞というのが募集開始だそうで。大賞はキネティックノベル化とGA文庫若しくは一迅社からの本の出版が確約されるそうな。賞金五百万と大きく出てます。
でもキネティック化確約って、相当凄い作品でないと大賞はあげないよってことかなぁ。キネティック化が絡むってことは当然視覚的に映える内容が要求されるってことだろうけど……。あとは広げ易そうな世界観とかも必要なのかなぁ。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

文庫化リンク
神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール(2012/07)

シリーズリンク
神曲奏界ポリフォニカプラス(2011/07)

シェアード・ワールドリンク
神曲奏界ポリフォニカまぁぶる すぺさる(雑誌付録、2009/12)
神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <4>(コミカライズ、2010/01)

コミカライズ,角川スニーカー文庫

レンタルマギカ 第4巻 (あすかコミックス)

原作:三田 誠 作画:成宮 アキホ キャラクター原案:pako

「それはきっと貴女の妄想だったんじゃなくて?」

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。
表紙はみかん。待機メンバーはいつき。何で!?これ、次で完結フラグとしか思えないんですが……。
って、『竜と魔法使い』編に入ったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!??
え、ちょ、ラピスは?成宮さん版のラピスは!?フィンとかどうでも良いから!ラピスを出してくださいよ!と思ったらエピソードの順番が変わっただけでした。

伊庭司のビジュアルがちらっと登場。この人の姿って原作ではなかなか出て来なかったよな確か。

そして、おまけのみかんのスク水がG・J過ぎる件。

燃:B 萌:A+ 笑:B+ 総:A

レンタルマギカ 竜と魔法使い (角川スニーカー文庫)
レンタルマギカ 竜と魔法使い (角川スニーカー文庫)

コミカライズ,電撃文庫

灼眼のシャナ 6 (電撃コミックス)

作画:笹倉 綾人 原作:高橋 弥七郎 キャラクター原案:いとう のいぢ

「ブチ殺しの雄叫びをあげて俺を呼べ。俺の求めを満たす麗しの酒盃(ゴブレット)」

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

半年振りの新刊。遂にマージョリー編完結。相変わらずクオリティが高過ぎて気色悪いです。今回は鳥肌立った。

で、ラミーが去り際に見せた本来の姿“螺旋の風琴”リャナンシー。フィードバックが凄いな。

そしておまけ漫画のチェルノボーグ先輩についてkwsk
次は順番通り、“愛染”の兄妹編か。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:S-

灼眼のシャナ〈2〉 (電撃文庫)
灼眼のシャナ〈2〉 (電撃文庫)