角川ビーンズ文庫

彩雲国物語   紫闇の玉座(上)   (角川ビーンズ文庫)
著:雪乃 紗衣 イラスト:由羅 カイリ

「旺季将軍、私は、女が官吏になってはいけない理由を、まだ知りません。官吏になっても」
「…………」
「私にこいとおっしゃるのは、劉輝陛下の一部をご自身で認めたということです。私が官吏になれたのは、陛下のたまもの。誰も疑いもしなかった男子専制を破って」
「未熟かもしれないし、今後どうなるかは陛下次第です。それでも私は、私という証を以て、紫劉輝陛下を選びます。━━あなたより、もっと先へ、進める可能性があると信じてる」

約5日の積み。1年2ヶ月振りの新刊。通算21冊目。
2ヶ月連続刊行で遂に完結ということで、約380ページというビーンズ文庫らしからぬ大ボリュームです。
まずは上巻ということで秀麗さん編。
いつもは適当にふざけてる著者紹介が糞真面目で、本当に完結するんだなぁと思わせられる。
とにかくページが惜しいのか、人物紹介が簡略化されました。大分思い切ったな……。

迅と楸瑛をトレードしようとする静蘭に吹いた。タンタン君と抱き合わせでもいい、じゃねーよw
この人も大概、着地点の分からない人だよなぁ。

ずっと旺季のターンかと思いきや、颯爽と馬で駆けつけて、彼の前に立つ秀麗さんかっけぇ。
秀麗さんは宣言する。旺季ではなく、劉輝を選ぶ、と。旺季が無意識に踏み込まずにいた国試の女人への解禁を為した劉輝を。
そうか、ずっと前に、それこそ物語の最初から勝利の鍵は示されていたんだな。

遂に彩八仙、最後の1人、碧仙が現れた。流石に、8人が一ヵ所に集合するってことはないのかな。

収束していく蝗害と、神器の破壊による地震。まさか、まだ英姫ばあちゃんに活躍の場があるとは……。

そして秀麗さんに残された時間は後1日。瑠花がくれた棺のお陰で、好きなときに、その1日を使うことが出来るとはいえ、あまりにも短過ぎる時間。
傍に居ながら、秀麗さんの願いを理解しているからこそ、止めることが出来ない燕青は辛いよなぁ。

ところでビーンズ文庫、いつの間にか紙質変わった?
次は2011年7月に最終巻『紫闇の玉座(下)』。物語の途中から登場した人がばっさばっさ死んでいってるけど、最終巻では果たして何人が死ぬのだろうか……。

聞いて驚け、後書きによると、最終巻は今回の約1.5倍の分量だそうです。つまり570ページということかw
でも、これで漬物石とか、ちゃんちゃらおかしいよね。少女小説としてはアレだが。『十二国記』でも、そこまでではなかった気がする。
また、限界までページを使ったため、人物紹介も後書きも無いらしい。いや、最後は後書けよ!w
いやしかし、そろそろアニメ3期をやっても良いと思うんだがなぁ。

燃:A 萌:B- 笑:B+ 総:S-

シリーズリンク
彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女(2010/04)
彩雲国物語 紫闇の玉座(下)(2011/07)

ゲーム

スーパーロボット大戦W(特典無し)

「行くぜ、クリティック!お前が最後に得る知識を拳で叩き込んでやる!宇宙の怖さ、一人の人間の弱さ…、そして、生命の大切さ、をな!!」

経緯

世間ではスパロボ20周年記念ということで『第2次スパロボZ 破界篇』が発売、『第2次OG』が発表され、スパロボ熱が高まっている。
その熱に中てられて、俺もスパロボやりたいお!ってなって、そういえば、『W』を1周しだけで放ったらかしてたなぁと思い、プレイ開始。
『Z』シリーズはノータッチだったから、プレイするのは4年振りくらいか。

そもそも買ったのは『勇者王ガオガイガー』が参戦していたからで、携帯機の『スパロボ』は初体験だったんだよな。

概要

タイトルの「W」はDSのダブルスクリーンとストーリーが2部構成であるところからだった筈。

主に選択肢によって分岐するシナリオは2通りなので、2周すれば、大体はプレイ出来る寸法。
そのため、今回は1周目で選択しなかったルートばかりを選びました。

2周目では一部のシナリオと最終話が変化するということで、なおのこと2周目はやっておくべきだった、と。
当時、卒業研究が始まって、やってる場合じゃないという雰囲気になったのがいけなかったな。実際には普通にやる時間があったわけだが。

参戦作品

2部構成のシナリオということで、原作が2部構成になっているもの、また、姉妹作品の関係にある作品が同時に取り上げられていることが特徴だそうで。

この中で原作を知っているのは『ガオガイガー』と『フルメタル・パニック!』シリーズと『機動戦艦ナデシコ』と『機動戦士ガンダムSEED』。

構成の問題とはいえ、初参戦の『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』『機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY』『デトネイター・オーガン』の本格参戦遅過ぎだろ……。

シナリオ

気持ち悪いくらい上手いこと作品同士が絡むから怖い。
『宇宙の騎士テッカマンブレード』のラダムと『オーガン』のイバリューダーの関係とか、テックシステムが機界昇華の対抗策とか、ガオガイガーとゴライオンがライオンをモチーフにしている理由とか。
シナリオ、どうやって考えてんだろうなぁ。

キャラ同士の絡みも面白いよなぁ。宗介が護や華ちゃんをテロリストと勘違いしたり、ボン太くんとウッポくんが絡んだり、クルツが護ママをナンパしたり。
確かに護ママの可愛さは子持ちとは思えない。

あとは、宗介とイザークの中の人繋がりの『機動武闘伝Gガンダム』ネタが印象的だった。

事あるごとにやらかす、なぜなにナデシコ自重。まさか終盤でもやるとは思わんかったわw
流石に、ガチのラストはイネスさんが自重してたけど。残念そうなトロワに吹く。

シナリオの分量は1部と2部で、ほぼ均等なため、テレビシリーズを最初から最後までやる『ガオガイガー』のシナリオ進行が凄く早く感じる。
特に初参戦である『第2次α』ではゾンダリアン編までしかやらなかったから余計に。

その一方で、合計4クールあっても戦闘の少ない『フルメタ』はゆっくりしている。
原作では4話くらいしか出番のなかったセイナの出番が相当増えているのがポイント。
まぁ、原作をよく知っているから、そう感じるのかもしれんが。

シナリオは再現し過ぎて、ビークルロボの妹と合体の下りまで再現すんなw

あと、ミケーネ帝国が可哀想過ぎた件。通るルートによっては出て来たと思ったら、次のシーンで暗黒大将軍が倒されていて、全俺が泣いた。

キャラクター

オリジナル主人公のカズマは熱血漢ということで、俺好みの主人公です。
2部開始直後に中二病をこじらせてるところも好き。最終話で黒歴史発掘されていて吹いた。

愛機のヴァルホークにはサブパイロットとして妹のミヒロが乗ってるのも良い。実に良い。大事なことなので2回言いました。
カットインのミヒロ可愛いよミヒロ。

可愛いと言えば、『ガオガイガーFINAL』の命の顔グラもなかなかのもの。
あと、ゲームと関係無いけど、『テッカマン』のOP映像見たら、ミリィが可愛かった。

戦闘アニメ

ゲームボーイアドバンスの『スパロボ』はやったことないから何ともなんだけど、動き過ぎだと思うの。
しかも、とどめ演出のある武器多過ぎんだろ……。

で、『ガオガイガー』の再現度が高過ぎる。『α』シリーズでは風龍と雷龍が登場しなかったため、幻竜神と強龍神も出なかったわけだが、今回は竜シリーズが全機揃い踏みするので、俺得過ぎる。

ソール11遊星主も全機登場するのでwktk感半端無い。しかもビークルロボ達が遊星主を倒した技まで再現されているから困る。
ジェネシックの武装も全部アニメ流しいなぁ。

そしてゴルディオンクラッシャーのとどめ演出が凝り過ぎていて気持ち悪いw
大河長官の顔芸再現すんなw

デ・ダナンのテーマは何故『それが愛でしょう』なんだろう。
戦闘に合わないこと合わないこと。

使用機体

ヴァルホークは使うけど、もっぱらエアフォースモードでの運用でした。と思ったら、エアフォースモードの方がデフォルト扱いなのかよ!
クロスコンバットモードは飛べないから、ついついエアフォースモードのままで戦っちゃうんだよなぁ。
高い攻撃力が必要なときだけクロスコンバットモードになっていた。

ヴァルストークと合体したヴァルガードは使いどころが分からない。バラバラに運用した方が使い易くて……。うーむ。

最終形態のヴァルザカードも分離可能だったら、絶対分離状態で運用していた自信がある。
同様に氷竜、炎竜、風龍、雷龍、光竜、闇竜も滅多に合体させなかった。というか、雰囲気重視のとき以外は一切合体させてねぇw
というか、勇者ロボはスーパー系なのに運動性高過ぎだと思うの。いくらお気に入り選択で15段階改造が可能になってるからって、回避し過ぎ。ボスクラスの敵の攻撃さえ、そうそう当たらない。

『百獣王ゴライオン』は主題歌聴いてたら好きになってきたので使ってました。あの歌は癖になる。
あれ、世間的には人気無いの?

あとはエステバリスを運用しようと思ってたんだけど、何だかあんまり上手く使えず、最終的に改造したはいいけど、放置状態に。
その代わりに活躍したのがテッカマンとアストレイ系。特にアストレイレッドフレームのハチャメチャな武装が気に入った。

まとめ

ってなわけで『スパロボW』でした。何やかんやで、『スパロボ』は安定して面白いから困る。
結構、世間での評価も高いみたいだな。
次は『スーパーロボット大戦Z』をプレイ予定。

燃:A+ 萌:A 笑:A 総:S-

シリーズリンク
スーパーロボット大戦K(2009/03)

アニメ,富士見ミステリー文庫,角川ビーンズ文庫,角川文庫

「もうすぐ2度目の嵐が来る。今こそ力を見せるときだ。私の娘……私の魂よ━━」

角川文庫初出の原作第7巻『薔薇色の人生』編に突入。ここからは原作を知りません。まぁ、読んだことあっても忘れてるんだが。

今回はコルデリア視点のシーンが多めか。ヴィクトリカの出産シーンがえらくハジケていた件。
両手両足を鎖に繋がれた状態で出産ってアンタ……。

一方、挿入曲を使った華やかなショーのシーンもあったりで。
結局、ブライアンはコルデリアの何なのか。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:A-

エピソードリンク
第18話「漆黒の列車はいくつかの嘘を運ぶ」
第20話「ファントムの幽霊に導かれる」

GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)
GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)

アニメ

「ママに甘えるって、どんなことすればいいの?」

前回、響ママが帰って来たということで、今回は響とママンのエピソードです。
ドイツ語とフランス語でイチャつく北条夫妻ェ……。お互いは何言ってるか理解ってんのかな。

ママが帰ってきていることを聞きつけた校長は授業にママを招待。自分の親だけが授業参観に来るとか羞恥プレイ過ぎるw
それだけに留まらず、音楽の授業ではヴァイオリンを演奏、更にお昼休みの放送ではトークまで。

と思ったけど、パパが先生やってる時点で、その辺の恥ずかしいって感覚は響には無いのかも。

お昼の放送の台本を仕上げる奏の仕事早過ぎワロタ
授業中に内職したとしか思えないw

ママの大ファンである王子先輩が大興奮し過ぎていて吹く。頬赤らめるとか相当なレベル。
はしゃぎまくりの王子先輩にちょっと引き気味の奏だけど、廊下で1人コントやってた人が何を。

それを見たセイレーンは嫉妬全開。どんどん洗脳前の状態になっていってるw
今回の作戦は響に変身して、彼女の評判を落とそうというもの。

不幸のメロディで洗脳された人々が響に迫って来るシーンはジャンルがジャンルなら凌辱展開直行ですよね(ぉ
そんな人々もママのヴァイオリンを正気を取り戻す。一般人の音楽でもマイナーランドの不幸のメロディに対抗出来るのか。

人々のプリキュアコールはちょっと違和感あったかなぁ。どうにも唐突というか。
しかし、その後のミュージックロンド・スーパーカルテットは燃えざるを得ない。ベルティエ展開のバンクは無し。まぁ、ベルティエ出すところからだと、とんでもなく時間かかるしなぁ。

ふと思ったんだけど、主題歌をBGMにして、パッショナート・ハーモニー→ミュージックロンド×2→ミラクルハート・アルペジオ+ファンタスティック・ピアチェーレ→ミュージックロンド・スーパーカルテットと連撃したら爆燃えだと思うんだが、いつかやってくれんかなぁ。
今回はミューズ登場せずか。

がっつりエピローグに時間を割いているのが良いよな。響の名前は「生きている音が響き合う」というところからきているそうな。
響がママに抱き締められて泣くシーンは、はいはい涙腺崩壊涙腺崩壊。

ママの家族で合奏する夢を知った響はピアニストになる夢を抱く。これは今後も効いてくる要素なのかな。
いやはや、今回は全体的に響が可愛かったですね。

ところで設定資料集が出るそうなので、『Splash☆Star』資料集の再販と合わせて神速で予約しました。

燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第16話「ピンポーン!交換ステイでベストフレンドニャ♪」
第18話「フワワ~ン!音符集めも楽じゃないニャ!」

スイートプリキュア(音符記号) オリジナル・サウンドトラック1
スイートプリキュア(音符記号) オリジナル・サウンドトラック1

特撮

「突然で悪ぃんだけど、俺、こっちに転職したから」

遂にジャンクションにまで5103が登場。おおおおおおおお。

5103が読むバースのマニュアルにバース・デイのイラストが。おいおい、もう出せないんだから、思い出させんなよ……って思ってたら、次回出そうだな。
と言うか、5103、チャンスが来たときのために予習してんのかな。

そんな5103は伊達さんが病院に検査に行っていると思っていたが、実は彼はとんずらしてクスクシエに行っていたのだった。
おいおい、シニョン+ミニスカチャイナドレスの比奈エロ過ぎんだろ……。朝から流して良い映像ちゃうで。

そこへ5103登場。病院に行かない伊達さんを叱責。うーむ、香ばしいBL臭がするでござるなぁ。

今回のヤミーはメズールとガメルの合作ウニアルマジロヤミー。メズールがガメルにセルメダルを投入することで生成。やり方はカザリから教わったのか。

このウニアルマジロは人々を眠れなくして、睡眠欲を増大させる能力を持つ。
眠いのに眠れないって地味だけど、相当キツそう。やっと人間の3大欲求最後の1つ、睡眠欲が出て来たか。

メズールは最初からカザリに対して、裏切られた恨みを隠すつもりは無いらしい。手を組んでいるのは、あくまでも優先順位の問題。何はともあれ、セルを集めて強化を図らなければならない。
って、メズールも太股エロ過ぎますよ。これで中の人が中学生ェ……。
マッキーを坊や扱いするメズール様エロ過ぎる。俺も玩具にされたいです(^q^)
メズールに弄られてアヘ顔のマッキー、それに釣られてアヘ顔のガメルと、朝っぱらからなんちゅー映像だwwwwww

マッキーの狙いも取り敢えずは勢力の統一。オーズサイドVSグリードという構図に持っていきたいのか。
マッキーの後ろに紫の布が飾られていたけど、これって前からあったっけ?この布の演出はグリード特有の演出の筈だから、マッキーもどんどんグリード化していってるってことなのか。

ここでイメージ映像的に各グリードのコア所有状況が明示されたけど、見難くてよく判らんかった。

・カザリ……7枚(状況から確定、他のコアの有無は不明)
・メズール……5枚?(出所不明。ウヴァから?カザリから?)
・ガメル……5枚?(メズールと同様)
・アンク(ロスト)……6枚?(オーズ所有と合わせると9枚
・マッキー……5枚(状況から確定)

VSウニアルマジロ第1ラウンドではタトバで立ち向かうオーズだったが、アルマジロ部分は堅いわ、ウニ部分はトゲが痛いわで苦戦。
ライオンを使おうとするが、生憎在庫無し。アンクに持ちメダルを憶えておけと怒られるが、おめーがはっきり言わないからだろーがw

ライオンが無いので、遠距離攻撃が出来るタカジャバにチェンジしてタジャスピナーを使用。
タカジャバにチェンジするのは3回目か。タトバに近い亜種形態だから使用頻度高いのか。

どうやら伊達さんが1億稼ぐ目的は紛争地帯に自分達が居なくなっても残る医療支援を残すためらしいことが判る。

VSウニアルマジロ第2ラウンドではメダガブリューをタカウバで帯電させてフィニッシュ。大分、さくっと倒せたな。
タカウバも既に登場済み。

セルメダル大量ゲットだぜうひょぉおおおおおお!!と思いきや、いきなりCLAWs・サソリが現れて、根こそぎ奪われてしまう。
奪われたセルはカザリ、メズール、ガメルが吸収。こりゃ相当パワーアップされたな。

そしてグリード側に寝返った伊達さんがバースに変身して襲いかかってくる。まさしくオンドゥルルラギッタンディスカー!ウゾダドンドコドーン!状態。
マッキーに1億をチラつかされたから寝返ったのかなぁ。でも、たとえそれで1億稼いで医療支援が出来たとしても、グリードが勢力拡大しちゃえば、不幸になる人間の数はもっと増えるんじゃないのか……?
そう考えると、5103にバースを継がせるための芝居とも見えてくるわけだが。

次回、今度こそ5103バース来るか!?つーか、流石に「変身!」とまで言っておいて、来なかったらアカンやろ。

で、劇場版のCMが始まりましたね。コンボが揃い踏みしていて吹いた。色んな時間の映司をかき集めるのだろうか……。

また、好きな亜種を選べるソフビオーダーメイドなるものがあるそうで。OCCシリーズがあっても欲しがる人は居るのだろうか。
全種注文する猛者は何人くらい要るのか。

燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第36話「壊れた夢と身体とグリード復活」
第38話「事情と別れと涙のバース」

仮面ライダーOOO(オーズ) ライダーグリードコレクション 04 メズール
仮面ライダーOOO(オーズ) ライダーグリードコレクション 04 メズール

特撮

「伝説じゃない。君が諦めたのでは手に入らない。後は君の決断だけだ」

サブタイの「VS」は「バーサス」と読みます。

さて、バスコに4人の仲間達を人質に取られたマーベラスは全てのレンジャーキー、ゴーカイガレオン、ナビィと宇宙最大のお宝を手に入れるために必要なもの全てを要求される。

マーベラスが思い出すのはアカレッドとの出会い。元々アカレッドは1人で宇宙最大のお宝を探していたみたいだな。
その目的のために行動していたら、いつの間にか海賊と呼ばれるようになっていたって感じか。
ゴーカイガレオンはアカレッドのものだったのか。

一方、ジョー達は何とかして脱出を図るが、用意周到なバスコにことごとく阻まれてしまう。

そして取り引き。マーベラス達は絶妙なチームワークで危機を脱し、襲い来る追加戦士10人を撃破。
ここは是非、主題歌を流してほしかったが……。

で、巨大戦はサリーのお腹の蓋を開けると出て来るリキッドロイド、ワテルとの戦い。
別に、今回くらい巨大戦無くても良かったと思うけども。

大いなる力は手に入らなかったが、新たにレンジャーキー15個をゲットし、ほくほくのマーベラス達。
しかし、バスコはまだキーを隠し持っていたのであった。はっきりと見えたのはシグナルマン、ブルブラック、デカマスター、ウルザードファイヤー、姫シンケンレッドか。
その他にも5つくらい持っていた。
まぁ、多分、今度の映画の199ヒーローから1話のレジェンド大戦に居た182人+ゴーカイジャー6人+アカレッドを引いた11人分を持ってるんだろうな。
だから、残りはデカスワン、マジマザー、ズバーン、黒獅子リオ、メレ獣人体と思われる。
って、これ書いてるときに調べたら、ゴーカイシルバー足して199人なのかよ!じゃあ、200人目はどうすんだ?サプライズで誰か出て来るのか?
まさか来年の戦隊のレッドが200人目ってことはあるまい……。アカレッドみたいな記念戦士だろうか。

いやしかし、バスコ、実に良い悪役してるよなぁ。今後も事あるごとに絡んできそうだし、楽しみだ。
今回のランクは今後への期待も込みってことで。

次回はゴーカイシルバー登場編ですが、彼の搭乗するロボ、豪獣神には恐竜戦隊ジュウレンジャー、未来戦隊タイムレンジャー、爆竜戦隊アバレンジャーと、3つの戦隊の大いなる力が宿っているらしい。
豪獣神は3形態に変形出来るけど、それぞれの形態に各戦隊の力が宿っているのか、それとも3つの力が合わさっての豪獣神全体を構成しているのか、どっちなんだろう。

また、アバレキラーこと仲代壬琴先生が登場するらしい。よりにもよって死んだ人ェ……。

劇場版のタイトルは『海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船』に決定。CMも始まりました。あれ、ナナシ出てない?

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:S-

エピソードリンク
第15話「私掠船現る」
第17話「凄い銀色の男」

海賊戦隊ゴーカイジャー レンジャーキーシリーズ レンジャーキーセット02
海賊戦隊ゴーカイジャー レンジャーキーシリーズ レンジャーキーセット02

アニメ,電撃文庫

「お前が居ないと寂しいんだよ!!」

さて、12話の別バージョンから始まったweb配信もいよいよラスト。
勿論、OPは新規映像たんまりだが、最後に京介の隣に桐乃が追いついてきて並ぶカットが秀逸。

前半は黒猫編のエピローグと桐乃から不穏なメール着信。学校の下駄箱で携帯ゲームやってる男子は何なの?
どうでもいいが、麻奈実の携帯って京介と同じモデルの色違いなんだな。

桐乃を連れ戻しに行く展開は実質後半だけのため、結構な駆け足展開なのだが、通じ合う親子の意志やBGMがシーンを盛り上げてくれるよね。
最後に主題歌を持ってくる演出がお約束過ぎて好き。

そのままEDにしたら良かったと思うんだけど、EDはメルルの劇場版主題歌。
確か原作では映画化はしてなかったよな?

最後がちょっとブツ切りだったような気がしなくもないが、良い最終回だったと思います。

総評

ってなわけで電撃文庫原作、タイトルで最早勝ったも同然『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』テレビシリーズ全12話、web配信全4話、計16話、今度こそ完結。

安定した高クオリティ、原作を良い意味で膨らませたシナリオ、ルート分岐というギミック等、色々と楽しませてもらいました。

DVDの売り上げも好調みたいだし、普通に2期やれそうだけど、どうなんだろうな。やるなら、わざわざわネット配信した意味無い気もするし。
原作のストックから考えると、十分可能だとは思うのだが。
垣間見える沙織の正体やリアの写真等、2期への伏線と思われる要素もあることだし。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第14話「俺の後輩がこんなに可愛いわけがない」

シリーズリンク
俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第1話「俺の妹が再び帰ってくるわけがない」

アニメ

勇者警察ジェイデッカー DVD-BOX I

「もしかして幽霊?これって、そういう話~!?」

喋る機械ばかりを狙う、超AIを搭載した謎のロボット、カゲロウ。彼の正体は新たなブレイブポリスのメンバー、シャドウ丸のプロトタイプだった。翼竜形態かっけー。
シャドウ丸の完成をもって任務を全うしたカゲロウはメモリーを消去され、新たな職場に配属されることになっていたが、反発した彼は逃走。

というわけでビルドタイガーの初合体から僅か2話で、早くも新たな仲間シャドウ丸の登場でござる。キャストは立木文彦さんということで何とも渋い。
こいつ、グレートショットっていうトランスフォーマーの流用なのか……。

カゲロウがメモリー消去を拒否するのはシャドウ丸との思い出を失うことを嫌ったため。何だか香ばしいBL臭がするぞ……。

心というものに悩むカゲロウを逃がすシャドウ丸だったが、彼は超AIの開発者、
新庄に捕らわれて利用されることになる。
この新庄、東副総監の大学時代の同期というだけでなく、何やら病に冒されているような描写があったが……。

今回、やたらハードボイルドな展開するなぁと思っていたら、次回へ続きました。
シャドウ丸とカゲロウのデザインが格好良く見えるのは作画が綺麗だったせいもあるのかな。

この世界では、自動車に犯罪行為を検知して警察に自動通報するシステムがあるみたい。他にも色が変わるまでの時間をアナウンスしてくれる信号機など、当時の人が描く未来の機械のイメージが分かって面白いな。

燃:A+ 萌:A- 笑:C+ 総:A+

エピソードリンク
第9話「消えた彫像の謎」
第11話「激闘!シャドウ丸」

アニメ,電撃文庫

「40歳のツインテール……需要無ぇー!」

あれ、真の腕治ってる!?全治一箇月って話じゃ?前回から、もう1ヶ月経ったってことなのか。
ってか、今回から原作2巻突入なのか。いきなり女々さんのテンションが全力で吹いた。40歳自重しろwww

さて、エリオの社会復帰計画がスタート。彼女は女々さんの紹介で近所の駄菓子屋で店番のバイトをすることになる。
女々さんの用意した地図、何で各ゲーのコマンドみたいになってんだよw

70%以上って表現が2回くらい出て来たけど、何か意味があるのか?7割って、物凄い微妙な数字じゃねーか。

ペットボトルロケットとか変な格好で野球する子供達とかは今後、話に絡んでくるのかな?
どうでも良いが、藤和家のテレビで流れていたのって『耳をすませば』ですよね。

次回予告でも一切自重しない女々さんの振り切りっぷりパネぇ!
今回は演出が結構、いつものシャフトに近かった気がする。

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
四章「右腕骨折全治一箇月」
六章「リュウ『コ』さんの、なんちゅーか、もやーっと」

電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫)
電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫)

MF文庫J,アニメ

「キンちゃんにも護衛してもらいます!24時間態勢で!」

原作2巻『燃える氷銀(ダイヤモンドダスト)』編突入。サブタイの「星伽」は「ほとぎ」と読みます。
前回のエピローグから直接続く形でスタート。基本的に、この作品は前のエピソードから直接続く形で次のエピソードが始まる形式になっているので、憶えておくように(ぉ

魔剣(デュランダル)から狙われるかもしれないと言われた白雪はキンジとアリアに護衛してもらうことに。
キンジの家で暮らすことになり、白雪、大暴走でござる。あざとい。実に、あざとい。しかし、可愛い。
よし、こういう状態をあざ可愛いと表現しよう<どうでも良い。

ところで、キンジのイメージの中に登場したのって、白雪の義妹の粉雪じゃね?

燃:C 萌:A+ 笑:C+ 総:A-

エピソードリンク
第5弾「武偵憲章1条」
第7弾「かごのとり」

緋弾のアリアII 燃える銀氷 (ダイヤモンドダスト) (MF文庫J)
緋弾のアリアII 燃える銀氷 (ダイヤモンドダスト) (MF文庫J)