特撮

「キット、それは真実と言えるのか」

それぞれの思惑を持って動き出す登場人物達。ドリューはブラッドと手を組もうとするが、あっさりと断られる。ゼイビアックスにかなりの不信感を抱き始めているようだが、ストライクに監視されてるんだよなぁ。

ブラッドに全然話を聞いてもらえないキットは苛立つ。すると、またしても父の声が聞こえてくる。何らかの方法で語りかけているんだろうか。また、引っかき回すようなことを言うな、この人w

そして現れる仮面ライダースティング。キャストは神谷さんだけど、『さら電』のゴーストイマジンの役をやっていたことは関係あるんだろうか。
やっと話の通じそうなライダーと思ったら、完全に気のせいだったぜ!

おまけコーナーでは直前に杉田さんがキャモのファイナルベントとか言うから期待したのに、適当発言でぐんにょりしました。

燃:A 萌:C 笑:B 総:A

角川スニーカー文庫

東京皇帝☆北条恋歌 5 (角川スニーカー文庫)

著:竹井 10日 イラスト:要河 オルカ

「一斗くんは地球外生命体なんじゃないかな?」

東京こうていわ(挨拶)。約1ヶ月2週間半の積み。表紙は前巻の最後でいきなり登場した第4代東京皇帝、西園寺愛梨珠。

さて、九州生徒会自治区から帰って来た一斗達だったが、新皇帝の即位により、お尋ね者に。逃げ込んだのはゆかり子さんの実家。そこで成り行きで一斗はゆかり子さんの許嫁にされてしまうのだった。
今一つ、存在意義の判らなかったゆかり子さんがここでヒロインとしての頭角を現してきましたよ。今巻前半のゆかり子さんがとても可愛い件。

嬉しいことにギャグのイカレっぷりが戻ってきましたよ。スーパーハイテンションとかオーラ力とかザブングルとかやりたい放題過ぎる。

そして、記憶喪失になる一斗。というところで、また引っ張った……だと……?
後書きでは延期した一迅社文庫の新作の話が。タイトルは明言されていませんが、『10歳の保健体育』という大変アレでナニなタイトルとなっております。
次は8月です。

というわけで、コミカライズがコンプエースで連載決定です。機動魔法兵の活躍が拝めるのか……!?

燃:C 萌:A- 笑:A 総:A-

アニメ,ホビー

ガンダムウェポンズ 機動戦士ガンダム00V編 (ホビージャパンMOOK 336)
「どんなに性能が良くても、格好悪いメカでは勝てない」

『機動戦士ガンダムOO』が放送開始当初からホビージャパンで連載していた公式外伝の1つ、『OOV』がようやく、ようやく本にまとまりました。長かった……。
何回か休載があった筈だから、実質2年ちょいくらいのものが収録されている。

要はガンダムファンにはお馴染みのMSVというやつです。パラパラ眺めているだけで、テンション上がる上がる。
初期は未来視点で語られていたが、中盤からは現在の視点に。3つの外伝で3つの時間軸ってコンセプトの方がマクロ視点で見たときには面白いんだけど、この外伝単体で見たときには、現在視点の方が面白いな。

巻頭にはMS開発系譜図が掲載されている。一部、劇場版登場予定の機体も名前だけは記載されているからテンション上がるわ。
気になるのはセラヴィーGNHW/Bからラファエルへ機体流用と書かれていること。セラヴィーのパーツがあのゴツいユニットに使われているってことなんだろうか。
他にも、ちょいちょい劇場版へと繋がるような記述が見受けられる。

登場人物の中にはエイミー・ジンバリストというパイロットが居るが、何故ロックオンの妹と同じ名前なのだろう。制作者サイドが誰も気付かなかったのだろうか。

他の外伝とのリンクもばっちり。エコが可哀想な扱いで吹いたw

折角、格好良い機体が多いんだから、エクシアやダブルオーだけじゃなくて、もっと脇役っぽい機体も1/144でキット化すれば良いと思うんだ。特にセラヴィーGNHW/3G。あのてんこ盛りっぷりが堪らない。

『OOV』はこれ1冊に全て収録されているが、新しい外伝『OOV戦記』が連載中なワナ。タイトル変える必要あるんかなぁ。内容をちゃんと読んだら、納得出来る理由があるのかもしれんが。

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:A+

外伝リンク
機動戦士ガンダムOOI <001>(2010/01)
機動戦士ガンダムOON integrated G-ROOMS(2011/06)
ガンダムウェポンズ 機動戦士ガンダムOO編Ⅳ MGダブルオークアンタ&MGダブルオーライザー/機動戦士ガンダムOOV戦記(2011/08)

GA文庫

ライトノベルの楽しい書き方 6 (GA文庫 ほ 1-9)

著:本田 透 イラスト:桐野 霞

「担当のなっちとそなたが一緒に来てくれないと困る。叔母を説得するために、どうしても必要なのだ」
「ココナツがいないとまずいのはわかるけど、俺は何をすればいいんだ?」
「私の隣に、いてくれればよいのだ」


約1日の積み。5ヶ月振りの新刊。映画は順調に撮影が進んでいるようで。それと合わせて、劇中でも剣の小説が映画化されることに。

口絵のキャラ紹介で、八雲の説明が「高校1年生」だけで吹いた。いや、もっと他にあるやろ!海棲生物マニアとかさ!

基本的なノリはいつも通り。やたらと多方面の豆知識が出て来るところとか。本田さんはわざわざ調べてるんだろうか。

メインどころよりも脇役が良い味出してる気がするなぁ。委員長の妻夫木さんとか新登場、女優の才谷ほのかとか。
あとはまるみちゃんの出番が少ないよう!

一応、話に一区切りついて、次巻からは新展開らしいが、果たしてストーリー展開ががらっと変わったりするのだろうか。
あわや地雷認定ってところまで落ちたけど、ちょっと盛り返してきました。

燃:C 萌:A- 笑:B 総:B+

シリーズリンク
ライトノベルの楽しい書き方 5巻(2010/01)
ライトノベルの楽しい書き方 7巻(2010/11)

アニメ,スーパーダッシュ文庫

R.O.D-READ OR DIE- 第2巻 [DVD]

「本はまた探せばいいですけど、ナンシーさんはひとりだけですから」

激化する偉人達との稀覯本を巡る戦い。三蔵法師強過ぎワロタ状態でした。
決着のシーンでは読子のアクションが格好良かった。スカートの翻り方がイカス。

で、戦いを通じて、絆を深めたかと思いきや、ナンシーさんが裏切っちゃうワナ。読子はショックを受けるが、それは疑いようの無い事実だった。

重くなってきたところで最終話へ続きます。

燃:A- 萌:B+ 笑:C+ 総:A-

R.O.D オフィシャルアーカイブ
R.O.D オフィシャルアーカイブ

GA文庫

りーち☆えんげーじ!2 -子孫繁栄!国立栄華学園中等部- (GA文庫 か 8-2)

著:海堂 崇 イラスト:CH@R

「その……昔はこうやってよく一緒にお風呂に入りましたよね」
「……そんなの、もう大分昔の話だろ」
「もう、いい年なんだから……」
「でっ、でも……たまにはいいじゃないですか……」
「…………」
「……駄目ですか?」
「……たまにだぞ?」
「やったぁ……」

うわぁあああぁあああああああ。

約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。1ヶ月延期の末発売。表紙はアリス。

さて、前巻からの流れで臨海学校です。1巻で水着回ってだけでも結構トばし気味って印象だったんだけど、今回も水着回です。

やっぱり主人公、平太の周囲の恋模様よりも龍馬とアリスの方が気になって仕方が無い。アリス可愛いよアリス。

新登場ヒロイン、司はまぁそうなんじゃないかなぁと中盤くらいで感じてはいたが、案の定男の娘でした。まさか見開きで全裸サービスがあるとはな……。ハジけてるw

で、油断していたら、最後の最後で晶が女の子であると判明して、これまた続く。だから、今まで挿絵に出て来なかったのね。
つーか、いくらお約束のネタとは言え、1冊に両方仕込んでくるとは。恐るべし。

燃:C 萌:A+ 笑:C+ 総:B+

アニメ

勇者指令ダグオン DVD BOX 1

「我ら20億、怒りの炎だ」

宇宙剣士ライアンが、同族の仇アーク星人を追って地球へとやって来た。エン達は協力して、アーク星人を倒そうと言うが、ライアンは1人で復讐を果たすことに固執する。

アーク星人って宇宙皇帝っていう扱いなのね。皇帝ってラスボスでもおかしくないくらいのクラスだなw
単なる自称かもしれんが。

今更気付いたんだが、エン達が融合合体するビークルでファイヤーストラトスだけ飛べないんだな。

で、ここで何故か主題歌英語版に合わせて融合合体×5+強化合体×3が連続で流れました。ただ合体バンクを垂れ流してるだけと言えばそれまでなんだが、これは燃える。

何とかアーク星人を撤退まで追い込むことは出来たが、ダグオン達は満身創痍。助けてもらったライアンは借りは返すと言い撤退。ってところで続く。

燃:A+ 萌:C 笑:C 総:A+

雑記,GA文庫

今月はいつも通り、1日フライングで14日発売。月曜補正あるかなと思ったけど、気のせいでした。ブツは、

・ライトノベルの楽しい書き方 <6>
・りーち☆えんげーじ!2 -子孫繁栄!国立栄華学園中等部-
ライトノベルの楽しい書き方 6 (GA文庫 ほ 1-9)
りーち☆えんげーじ!2 -子孫繁栄!国立栄華学園中等部- (GA文庫 か 8-2)

の計2冊。

来月は久し振りに『ポリフォニカ』が出るぜ!!

講談社ノベルス

魔界探偵 冥王星O ホーマーのH (講談社ノベルス)

著:越前 魔太郎 イラスト:redjuice

ふざけている。まったくふざけている。
【彼ら】はどこにいる?ここには人間しかいない。俺のいるこのステージでは、人間が殺し合い、喰い合おうとしている。【彼ら】の希望通りに、息を殺し、肉を酷使し、神経をすり減らして。殺すのも死ぬのも俺たちだ。誰が勝ったところで、【彼ら】には関係ない。どうすればいい。どうすれば俺の手は【彼ら】にとどく!【彼ら】の首根っこを捕まえて、俺の呪いと酸っぱい唾液を耳に吹き込んでやるには、どうしたらいい!
それを可能にする者は誰だ。【冥王星O】なのか。どうしたら俺はなれる。なにかを失えばなにかを得る。なにを失えばいい。なんだ!教えろ、【冥王星O】!

約1週間の積み。シリーズ第3弾。同じ講談社ノベルスでも『ヴァイオリンのV』とは雰囲気をがらっと変えてきたという印象。

ストーリーは何か捻りがあるわけでもなく、普通に『V』の続き、新しい冥王星Oが活躍する話でした。また、劇中で交代するんじゃないかとちょっとドキドキしたけども。
今回はミステリーもバトルも控えめ。前2作に比べて、ちょっとインパクトが薄かったかな。

ライバルキャラのような立ち位置の【右手を隠す男】ってのが登場するわけだけど、今後も顔を出すことになるんだろうか。ラストで【流れ星ヒュー】とかいう恐ろしくダサい名前に変わったが……。

次は電撃文庫MAGAZINE2010年7月号掲載『フィータスのF』。
ところで、8月公開の映画『NECK』は観るべきなの?越前魔太郎だけじゃなくて、【冥王星O】も出るって話だし。
で、『NECK』は『NECK』で色々本が出るみたいなんだよな。うーむ……。

秋には舞城さんが執筆するらしいけど、それでシリーズ完結するんだろうか。それとも折り返しか。

燃:B 萌:C+ 笑:C 総:B+

アニメ,スーパーダッシュ文庫

R.O.D-READ OR DIE- 第1巻 [DVD]
「貴女は本に囲まれているときが一番輝いていますね」

アニマックスで放送していたOVA。2001年当時、OVAが発売されたときにはスーパーダッシュ文庫の原作本の刊行が間に合っていなかったため、クレジットにはコミカライズが原作として挙げられているんだそうで。
ということは、一応ラノベ原作ということで、なかなか視る機会も無いだろうからチェックしておこうかと。

大英図書館特殊工作部に所属するエージェント、読子・リードマンの活躍を描く。原作を大学生の頃に読んだ気がするんだけど、内容全く思い出せねぇw
冒頭の読子の自宅のシーンでは部屋中にねねねからのメモ書きが貼ってあることが判る。本人登場せず。

稀覯本を盗んだ偉人のクローンとの戦い。流石、OVAと言うべきなのか、ハイクオリティで戦闘が繰り広げられる。
読子やミス・ディープの特殊能力に関しては、どういうことが出来るのかの説明だけで、何故そういう力を持っているかってのは特に説明は無し。そう言や、クローンの話が出たときも普通に流してた気がするな。

キャラデザは羽音たらくさんですが、一見、萌え要素ありと見せかけて、特に無いという不思議。

全3話連続放送だったので、引き続き視ていきます。

燃:B+ 萌:B+ 笑:C+ 総:A-

R.O.D 1 (集英社スーパーダッシュ文庫)
R.O.D 1 (集英社スーパーダッシュ文庫)