ジャンプで川下さんの新作『あねどきっ』が始まりましたね。タイトルがエロゲっぽ過ぎると思うのは俺だけなのか……。
絵柄で『ToLOVEる』と差別化しているのが興味深い。
何にせよ、二三年後にアニメ化ですね、分かります。
あねどきっ
ソードアート・オンライン001 アインクラッド
「わたしは死なないよ」
「だって、わたしは……わたしは、君を守るほうだもん」
約3ヶ月1週間の積み。今年の2月に『アクセル・ワールド』でデビューした川原さんが僅か2ヶ月後に新シリーズ立ち上げ。これって異例の事態なんじゃね?
本作は川原さんが自分のHPで公開していた作品を書籍化したもので、何と噂では既に電撃文庫換算で5000ページ分あるらしい。
イラストは何かBUNBUNさんに似てるなぁと思ったら、abecって、BUNBUNさんのエロゲ名義なのかよ!似てるって言うかそのものかい!
『カレとカノジョと召喚魔法』のときはBUNBUN名義だったのに何故……。大分絵が変わってるからかなぁ。
さて、本作はタイトルに「オンライン」を入っていることからも判る通り、MMORPGを扱った作品です。
ゲームからログアウト出来なくなったプレイヤー達は現実世界へ帰還するために空中要塞アインクラッドの攻略に生命を懸ける。
MMORPGネタと言えば、『バトルフィールドは空騒ぎ!』とか『千の剣の舞う空に』(共にファミ通文庫)とかを思い出すわけだが。MMORPGではないが、電撃の『シフト』も似たような系統ですね。
で、『シフト』が面白かった分、本作が見劣りしてしまう。中盤まではゲームシステムの説明と淡々とした展開が続いて、あまり楽しめなかった。
だが、主人公キリトがヒロインのアスナとイチャイチャし出してからは盛り上がり、終盤はクライマックスでした。
最後の悲劇は結婚とか言い出した時点で何となく想像はついたが。
物語はこのまま終わっても違和感が無い程度には収束しているが、この終わり方から一体どう続くのか。
そういった意味でも続きが楽しみである。
次回予告では秋と書いてあるが、2巻は8月です。サブタイトルはまたもや『アインクラッド』。これが意味するものとは……?
そうそう、口絵のアスナの下着姿は大変良いサービスでした。
燃:B+ 萌:A 笑:C+ 総:A
シリーズリンク
・ソードアート・オンライン002 アインクラッド(2009/08)
アニメリンク
・ソードアート・オンライン #1「剣の世界」
著者リンク
・アクセル・ワールド01 -黒雪姫の帰還-(2009/02)
・アクセル・ワールド02 -紅の暴風姫-(2009/06)
・デモンズ・クレスト1 現実∽侵食(2022/11)
イラストリンク
・アスカ -麻雀餓狼伝-(スーパーダッシュ文庫、2010/02)
懴・さよなら絶望先生 第二回
第四話「持つ女」
第五話「おろしや国タイム譚」
第六話「晒しが丘 パート2」
「千里ちゃん、暴走早過ぎ」
「まだ三十八カット目よ!」
千里の台詞絡みの演出は今回もありました。まさか最終回までやり続けるつもりなんだろうか……。
『晒しが丘』はちゃんと続きがあったこと自体に驚きました。普通に「続く」自体がネタなんじゃないかと思ってた。
後は、「さよならティエリア先生」が妙にツボw
ところで、保健の先生ってどこいったの?
ED後には、またもや絶望先生絵描き歌が。どうやら毎回違うキャストに描いてもらうようだ。トップバッター小林さんとかwwwww
エンドカード担当は『放課後プレイ』の黒咲さん。どういう繋がりなんだろう。
狼と香辛料Ⅱ 第一幕「狼とふとした亀裂」
「わっちの尻尾をカイロと一緒にするでない」
中盤までのロレンスとホロのイチャイチャっぷりが凄まじくて吹いた。
さて、一期の終了から一年と三ヶ月、制作会社をブレインズ・ベースに変えての二期がスタートです。
OPは一期と同じ雰囲気。
リュビンハイゲンを出て、クメルスンへとやって来たロレンス達は魚を扱う行商人のアマーティと出会う。アマーティはホロに一目惚れしちゃったでござる。
それはそうと、ホロの二日酔いの顔が酷かった件。
EDは文倉さんのイラストメイン。良かった、キャラクター原案者の出番無かったらどうしようかと思ったよ。
そんなわけで、二期一回目でした。流石ブレインズ・ベースと言わざるを得ないクオリティの高さ。
イグナシス覚醒 レジェンド・オブ・レギオスⅡ
著:雨木 シュウスケ イラスト:深遊
過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。
一気に本編とリンクしてきましたよ。
まずは、ディックがよく理解らない登場の仕方。どうも本編の世界から来ているようなんだが……。ついでに狼面衆も。後書き曰く、本編では活躍していないディックが今後こちらで重要な役所になってくるらしいが、文庫では名前しか出て来てないくらい存在感が薄い件。早く文庫にまとめないと、みんな忘れるぞ!
それから、ハルペーと汚染獣の誕生、念威らしき異能の登場と、いよいよ『レギオス』世界の誕生か。
そして、次は最終巻、『レギオス顕現』。
燃:A- 萌:B 笑:C 総:A
銃姫⑨ ~It is Not to be “Now”~
著:高殿 円 イラスト:エナミ カツミ
「君を必ず案内する。【銃姫】の真実が記された【部屋】へ」
過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。
実に十六ヶ月振りの新刊ですよ。僕はまだマシやけど、リアルタイムだった人達はきつかったんだろうな……。
表紙は花嫁衣装のエルウィング。つーか、本編と何の関係も無いイラストだな……。
さて、終わる筈がないだろうと思っていたら、やっぱりMFの分厚さの限界を突破することもなく、普通に続いてました。しかも今回は後書きで次で終わりと明言してないし。多分明言しなかったら、ちゃんと終われるんだろうなぁ。
ストーリーは、もう何が何やら。取り敢えず、セドリックの母グレイスが死んでいて、しかもその肉をセドリックが食わされていたという事実にションボリした。そう考えると、オリヴァントって、かなり切ない境遇なんだよんぁ。つーか彼の出番マダー?
それと、銃姫の真実がいつまでもたっても明かされない件。何という焦らしプレイ。
そして、後書きのテンションが子育ての疲れからか、いつもとは違うおかしさを醸し出していたw
次は一年後とかになりませんように……。いや、その前に『ポリ白』書いてくれ!!
燃:B+ 萌:B- 笑:C 総:A-
放課後トゥーランドット
著:みかづき
紅月 イラスト:有子
瑶一
「一緒に、捜せばいい」
「一緒に?そんな捜して分かるものなのかしら?」
「「そう、一緒に」」
「どうやって?」
「ウェルカム、トゥーランドット?」
約二ヶ月三週間半の積み。最近物凄い勢いでラノベに進出してきているみかづきさんの一迅社文庫での二作目。書評サイトでお勧めされていて、気になったので購入。
基本的には学祭で出し物をする過程でLOVEや友情という青春ネタで盛り上がるといった内容。
ただ、オペラを軸にしてくるというのがなかなか面白い。トゥーランドットは『千一日物語』の一篇だそうな。
ガチで面白い!とは言えないけど、手堅くまとまっているという印象は受けた。どこかにありそうなストーリーと言ってしまえば、それまでだが。
後書きでは某イロモノ対談の所為で、おっぱいが揺れまくったと書かれているが、どう考えてもドラマガのエロス対談のことです。本当に有り難う御座居ました。
燃:B+ 萌:A- 笑:B 総:B+
涼宮ハルヒの憂鬱 第15話「エンドレスエイト」
「鬼!羅刹!」
まだまだ続くよ『エンドレスエイト』。放送は4回目、作中では15513回目。長門があからさまにぐんにょりしています。
長門の制服以外はやはり毎回変わっている衣装。これ、バリエーション考えるのって結構大変なんじゃね?
今回のハルヒは水着姿と浴衣姿のときにヘアバンドを外しているんだが、物凄い新鮮。ハルヒ可愛いよハルヒ。
また、ハルヒがプールで手下としてスカウトするちびっこも毎回違うのね。ようやく気付いたよ。
お祭りでは『仮面ライダー電王』のモモタロスさんのお面がちらっと登場。
そしてループに気付くシーン三回目。朝比奈さんの泣き方がどんどん過剰になってきている気がするw
あれ、禁則事項が禁則事項の下りは?
あまりに『エンドレスエイト』を繰り返すので、噂では『消失』はやらないんじゃないかという意見が出て来ましたが、ありそう過ぎる……。二期は『溜息』と短編エピソードだけになるのかな。
燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A
新世紀エヴァンゲリオン 第六話「決戦、第3新東京市」
「貴方は死なないわ。私が守るもの」
近接攻撃でのラミエルの撃破は難しいと判断したミサトさんは長距離からの一点突破を狙うヤシマ作戦を立案。初号機と零号機の共同作戦。
ラミエル撃破後、中破した零号機のエントリープラグをこじ開けるシンジ。父と同じ火傷を手に負って、レイに近づいていく描写が面白いな。いや、プラグスーツ越しだったから大丈夫なのかもしれんが。
ヤシマ作戦と言えば、『スパロボMX』での『電童』とのコラボですね。ああ、やりたくなってきた……。
燃:A- 萌:B+ 笑:C 総:A
2009年7月GA文庫新刊とその他
今月はいつも通り、一日フライングで14日発売。ブツは、
・おと×まほ <8>
・メイド刑事⑨
・這いよれ!ニャル子さん <2>
の三冊。入荷数が『ニャル子さん』>『おと×まほ』>『メイド刑事』。何故メディアミックスの規模と真逆の入荷数なんだ……。
『メイド刑事』は完結らしいけど、まだ五巻と六巻買ってないんだよな……。一年以上積みそうな悪寒。
他に書評サイト等で見かけて気になっていたMF文庫Jの『ぱんどら』と新刊コーナーに並べられていた『ライトノベル作家のつくりかた』二巻を購入。
来月の新刊で気になるのは新人さんの『魔法の材料ございます
ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚』と『らじかるエレメンツ』の白鳥さんの新シリーズ『蒼海ガールズ!』。
また、『神曲奏界ポリフォニカ
こんふゅーじょん・ぶるう』キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!キタキタキタキタキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡(゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
もう諦めていたところにこれは嬉しい。
『ポリフォニカ』はもう一冊、『プロミスト・ブラック』。ネットで公開されている粗筋を見ると、キネの焼き直しのようだが……。加筆修正がいっぱいあると良いけど。
『で・こ・つ・ん★』三巻もあるから、最大で五冊か。GAで五冊ってのは凄いな。