マジカル・デスゲーム1 少女は魔法で嘘をつく

マジカルデスゲーム(1) 少女は魔法で嘘をつく (富士見ファンタジア文庫)
著:うれま 庄司 イラスト:CUTEG

「ずっと思ってたんですけど、フブキさんって結構チョロいですよね……」

ファンタジア文庫2014年3月の新刊。約2ヶ月2週間半の積み。
スマッシュ文庫『彼女を言い負かすのはたぶん無理』でお馴染み、うれまさんがファンタジア文庫に登場。

タイトルには十字架っぽい記号が入ってるんだけど、上手いこと表示出来ないんだよなぁ。
イラストは色んなラノベの挿絵を描いたりしてるCUTEGさん。
取り敢えずサブタイとCUTEGさんのイラストに釣られて買っちゃいました。

まぁね、うん。タイトルの時点で、可愛い魔法少女を残酷な目に遭わせる俺達KAKEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!系なのは判ってたけどな。

魔法少女と呼ばれる存在が珍しくなくなった世界。ある日、不思議な空間に集められた魔法少女達はその中に潜んだ魔女を探しあてることに……。

みんなで怪しい人物に投票して、一番得票数が多かった人を処刑していくという、それ何て人狼?と思ったら、本当に人狼を意識して書いているそうで。
当時の富士ミスで出せてたら話題になったんじゃないかなぁ。どうだろうな。

現時点で怪しいのは炭化したアイリと主人公レナかなぁ。レナの魔法は、自分が真実だと思っている事柄を相手にも真実だと伝える〈真実の言葉(ベストアンサー)〉。
これがきっと曲者なんじゃないかと思うんだよなぁ。「真実」じゃなくて「自分が真実と思っていること」ってのが凄ぇいやらしいw

問題は密かに流行りつつあるこのライトノベルがすごい!文庫『魔法少女育成計画』と凄い勢いで被ってるってところなんだよなぁ。
キャラはこっちの方が可愛いけど。チョロチョロしいフブキさん可愛いw

このペースでいけば2巻で終わりそうだけど、これは巻数が続けば続くほど、俺のモチベーションが下がっていきそうな気がする……。
次は2014年5月に2巻『反証のアーギュメント』。

燃:B- 萌:A- 笑:C 総:A

シリーズリンク
マジカル・デスゲーム2 反証のアーギュメント(2014/05)

著者リンク
彼女を言い負かすのはたぶん無理(スマッシュ文庫、2010/11)

イラストリンク
この中に1人、妹がいる!(MF文庫J、2010/08)
うちの魔女しりませんか?(ガガガ文庫、2011/01)
アイドライジング!(電撃文庫、2011/02)
ココロコネクト <1>(ファミ通クリアコミックス、2011/05)
彼女がフラグをおられたら 俺、この転校が終わったら、あの娘と結婚するんだ(講談社ラノベ文庫、2011/12)
誉められて神軍1 新宿市国(講談社ラノベ文庫、2016/11)
完璧美少女な天才ショタがダダ甘お姉ちゃんと業界仰天のゲームを創りながらゲーム作りの怖いお話を聞かされています!(講談社ラノベ文庫、2019/08)