【ラノベ感想】デート・ア・ライブ16 狂三リフレイン【16巻】
著:橘 公司 イラスト:つなこ
━━先人は言った。『勝負下着とはエロ下着のことではなく、白の清楚下着のことである』と。
(深く頷く音)
2017年3月の新刊。約1ヶ月3週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。本編は半年振り。
表紙は2度目の狂三。超重要なポジションにいながらも、あまり表には出て来ないためか表紙はようやくの2度目。
さて、前巻のラストでしれっと復学してきた狂三。士道とどちらが相手をデレさせるかの勝負を行うことになるが……。
徐々に見え始める狂三の過去。おいおい、人間のときからこんな名前だったのかよ……。ご両親は特におかしい人間ではなかった様子だが、何故娘にこんな名前をつけたのか……。異質な存在である精霊だからこそ、すんなり受け入れられる名前だったのだが。
狂三に霊結晶を与えた崇宮澪。以前に士道の口から出た名前がここで出て来るか。口振りからすると彼女こそが始まりの精霊のようだが、そいつの名前が何で士道の記憶の中にあるのかって話なんだよな……。
ウェストコットが呼び出した少女達〈ニベルコル〉。この姿、ゲーム版オリジナルヒロインじゃないのか……。
あっちのストーリー、全然知らないんだけどプレイしていれば関係性が判るんだろうか……。
狂三の色気に耐性をつけるため、士道を年上の魅力をアピールする精霊達。ペラペーラハダカワイシャーツ!な琴里と若奥様の四糸乃にグッときますね。2人に誘惑されるシーンだけで3000ページくらい欲しい。
〈贋造魔女〉の可能性は無限大だ!!!!命燃やすぜ!!!!!!!!ってなってる。
付き合いだけは長くなったためか、士道と狂三のデートは高度な心理戦へともつれ込む。端から見たらものすんげーいちゃいちゃしてるように見える……。学生モードの狂三、破壊力高いんだよなぁ。
令音さんが急に昔の恋バナとか始めるから、いよいよ彼女の物語が動き出すのかと思ったが、〈ファントム〉の正体が彼女ということで良いのか。
でも、そうだとすればとんでもない裏切り者ということになっちゃうよなー。特に琴里にとっては年の離れた友人でもあるし。
何よりダウナー系年上のお姉さんが敵になるなんてやだやだやだー!!
っていうかウェストコット、強過ぎじゃない?今まで強キャラとして君臨していた狂三でさえも全戦力を投入して、なおも厳しい戦いを強いられているわけでしょ。逆転の目が見えないな……。
何とかして〈神蝕篇帙〉を無効化せんことにはな。
次は同時発売のスピンオフ『デート・ア・バレット』か。
燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・デート・ア・ライブ15 六喰ファミリー(2016/09)
・デート・ア・ライブ アンコール 6巻(2016/12)
・デート・ア・ライブ17 狂三ラグナロク(2017/08)
スピンオフリンク
・デート・ア・ライブ フラグメント デート・ア・バレット(2017/03)
デート・ア・ライブ16 狂三リフレイン (ファンタジア文庫) | |
橘 公司 つなこ
KADOKAWA 2017-03-18 |
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ディスカッション
コメント一覧
狂三かわいいですよね
私は制服姿の狂三が一番好きです
狂三は制服が似合っててかわいいです
ほんとそれですね。あの地味っぽい感じが逆に良いというか。