【映画/Vシネマ】魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー【感想/ネタバレ】

「考えるな!楽しめ、充瑠!」

概要

2021/04/29公開。緊急事態宣言発令でどうなるかと思ったが、Vシネクストという形態だからなのか上映出来る地域ではそのまま突っ走るという形になった模様。
俺は近年は時世柄、Vシネクストは配信まで待つというスタイルにシフトしたのでアマプラで視聴。

年明けの映画がキラメイ、リュウソウ、ゼンカイと独立した構成だったので今年度はVS無しかーと下げておいてからの発表である。これは嬉しかったですねぇ。

スタッフ

安心と信頼の坂本監督である。監督はどちらのテレビシリーズも撮ったことあるから妥当な人選であろう。仕事量という意味ではイカレてる気がしないでもないが……。

脚本は下亜友美さん。こちらも両作品とも担当経験有の方ですね。

時系列

キラメイジャーは最終決戦前、リュウソウジャーは当然テレビシリーズ終了後。

導入

為朝からコンテストへの参加を勧められた充瑠。しかし賞を意識するあまりスランプに陥ってしまう。そんな彼が出会ったのは海を渡って日本へとやって来たリュウソウ族の青年コウだった。

時を同じくして、ヨドン軍の新たな作戦を遂行するべくムービー邪面が暗躍を始めていて……。
Vシネクストなのにムービー邪面というのは皮肉というか何というか……。

いやしかし即席っぽい筏で世界中の海を渡ってきたって、いきなり蛮族感がエグいw

ムービー邪面

常にヨドンナのプレッシャーに晒されながら映画を作らされていてめっちゃ可哀想だったな……。
えっ、大丈夫?東映さんのプロデューサーの無茶振り体制の風刺になってんじゃないの……。

カナロとオト

カナロ、取り敢えず初見の女性にときめいて、いつものBGM流しておけば面白いのズルいでしょw
オトは『リュパパト』に続いて出演だわ、勝利の鍵を握っているわで随分とオイシイ立ち位置である。ういが出れなくなった影響もあるんかいな。

映画の世界

ヨドン映画の世界に取り込まれ、強制的に役を演じさせられるキラメイジャーとリュウソウジャー、一般人の方々。
浪人風のバンバ、めちゃくちゃ似合ってるな……。時雨との斬り合いもサマになってんじゃん。
アスナが髪型変えてたのは何だったんだろう。

両戦隊の色ではなく、各人の個性が合いそうな面子同士で組み合わされているので初対面ながらも相性がBATSUGUN。全然意識したこと無かったけど、2年連続でグリーンがスピードキャラだったんだな。

カントクマイナソー

ムービー邪面から生まれたマイナソー。ワイズルーと喧嘩をして1人で地球に来ていたクレオンを使ってヨドンナが生み出した。ヨドンナ様、初対面のクレオンに対して容赦無いな……。本能的にクレオンを自分より下と認識したんだろうか。

各撮影場所に対応して4体出現したが、多分頭部のパーツを交換しているだけでスーツは1体分しか存在しないな?

充瑠とコウ

外見年齢で言うと4、5歳くらい離れてるのかな。後輩と接するコウってのが凄く新鮮な絵面だなぁ。テレビシリーズではそういう相手がいなかったもんな。
名前こそ出さなかったがういの話をしていたのが感慨深い。

たっぷりアクション

映画の世界でも脱出してからも、まぁとにかくアクションに次ぐアクションで満足度が高い。あれ、殆どキャストの皆さんでやってるっぽくない……?吹き替えられそうなカットってそんなに多くなかったのでは……。

突然のミュージカル

何の脈絡も無く歌って踊り出すの超楽しいじゃない。1本丸々ミュージカル仕立てでも良かったのよ。

決戦

リュウソウケンとモサチェンジャーをオトが持ってきてくれたのでコウ達も変身可能に。
よーしよし、名乗りが晴天の下での新撮じゃないか。こういうのを待ってたんだよな~。太陽光に照らされた個人名乗りかっけぇ……。

集合名乗りは2戦隊のバランスをとるためか、キラメイジャーはいつものアクロバティック版ではありませんでしたね。
主題歌が両作品ともがっつり聞けて満足である。

キラメイ装リュウソウジャー

充瑠の閃きでコウ達のリュウソウルが変化。新しい戦隊ではなく、先代の方に新しいアイテムが与えられるって構図はなかなか珍しいのでは?

巨大戦

予告映像に出ていたのでキシリュウオーファイブナイツが登場することは判っていたが、マブシーナの涙の宝石をベースにコウ達の記憶から形成したものだったとは……。
確かに軽率に封印を解くよりはこちらの方が良いか。

巨大戦時のカメラワークどうなってんだよ。変態的過ぎるだろ……。

ED

どちらの戦隊もダンスEDがあるのに敢えて新曲でダンスするという。工藤さん、また新しいダンスで絶望したのではw
ケボーンダンスとキラメイダンスを複合させたような振付なので、完全新規というわけではないが……。

単独映画では足でリズムを刻むだけだったガルザもきっちり踊ってるw
何か心境の変化があったのか……。

まとめ

そんな具合でとてもらしいVS映画だったと思います。坂本監督にしては各ギミックの使用は控えめでしたね。あれか、キラメイジャーにコレクションアイテムが無いからリュウソウジャー側ばかり使うわけにいかなかったのか。

VSシリーズは年度によって映画とVシネクスト、形態を柔軟に切り替えていくんかな。

燃:A+ 萌:A 笑:A 総:A+

シリーズリンク
騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー(2020/02)
機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー(2022/04)

関連リンク
騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ
騎士竜戦隊リュウソウジャー THE LEGACY OF The Master’s Soul EPISODE0-Ⅰ
魔進戦隊キラメイジャー エピソードFINAL「君たちがいて輝いた」

配信リンク
魔進戦隊キラメイジャー ファイナルライブツアー2021 大阪公演 ずっーと、キラメこうぜ! スペシャルver.

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Posted by お亀納豆