【ラノベ】世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 4巻【感想/ネタバレ】
著:月夜 涙 イラスト:れい亜
「これが暗殺者の戦いですのね。どこまでも理詰めで、入念な準備をして、相手の長所を封じ続け、何もさせないまま殺す。素敵ですの」
2020年4月刊行物。約1週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。『回復術士』7巻からは4ヶ月振り。
表紙は今度こそマーハ……かと思いきや何とノイシュと新キャラのローマルング公爵家の令嬢ネヴァンであった。
マーハ、劇中で出番はあるのに何で表紙に出してもらえないんや……。いや、今回の内容からすると適切な人選ではあるのだが……。
アルヴァン王国の宗教アラム教。その巫女に招かれたルーグ。そこで判ったのは魔族は全部で8体で彼等は魔王復活レースを行っているんだとか。
もっと大量にいるのかと思っていたが、魔族はあくまでも8体で彼等が使役したり生み出したりするのは魔物という括りになるのか。
それなら勇者が1人しかいないのも頷けるかな。
ルーグの魔族殺しがすぐにバレたのは魔族に対応する石像で、その魔族が死んだかどうかが確認出来るからだったのね。
また、女神の世界への干渉にはリソース制限があることが判明。その辺のシステマチックな制約は上位存在によって定められたものなのか……。
蛇の魔族ミーナは人間の文化を愛しているから、ただちに激突とはいかないけど薄氷の上を歩くような危うさがあるな……。
そんなミーナはノイシュに力を与えて闇堕ちさせてしまう。おっと、そういう方向に転がるか。闇黒勇者とか名乗って完全に厨二を発症させてるじゃん……。
王家以外でトウアハーデの秘密を知る公爵家ローマルングがいよいよ本格的に登場。こちらも素直に味方と言えるような相手ではないか。
ネヴァンは4人目のヒロイン枠のようにも見えるが、全幅の信頼を寄せられるとは言い難い……。
そういえばルーグのDランクスキルって未だに何を選んだのか謎のままなんだよな。1回きりの不意打ち用らしいが……。
ルーグの従兄も思わせ振りな登場をしたものの音沙汰が無いな……。
次は2020年7月に『回復術士』8巻、9月に『暗殺者』5巻、2021年1月に『回復術士』9巻、3月に『暗殺者』6巻。
燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 3巻(2019/11)
・世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 5巻(2020/09)
著者リンク
・回復術士のやり直し7 ~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~(2019/12)
・回復術士のやり直し8 ~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~(2020/07)
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