【漫画】パタリロ! 24巻【感想/ネタバレ】
作:魔夜 峰央
「わーっ、さかりのついた猫がこんな目をしている!」
1985年5月刊行物。
『はぐれタマネギ』はタマネギ三百三十三号がいかにして永久欠番になったかが語られる。
ギャグとして面白いわけじゃないんだけど、三百三十三号の信念というかプライドが色濃く出ていて読み味が好き。
前に名前だけ出ていた一万四千号がさらっと出て来たの笑う。ミーちゃん、よくそんなの憶えてたな。いずれ出そうと思ってたんだろうかw
『ペンパル』では17歳の美少年となった7世の肖像画が登場。すっかり出番の無くなったご先祖様がこんな形で出て来るとは。
『幸福機械』は人の感情をコントロールして不快を反転させてしまうお話。不快の感情を失った人類は滅びの一途を辿るしかないという、よくよく考えたら怖い話なのでは……?
脳に定着した機械を手術で取り出す際に痛みも感じないだろうって言ってるけど、機械を取り出した後えげつないことになるのでは……。
『メカパタ』ではタイトル通りメカのパタリロが登場。バンコラン、マライヒが2時間くらい不在だからって浮気相手を自宅に連れ込むなんてメンタル頑強過ぎるだろ。いやまぁこれくらい図太くないとやってけない仕事ではあるんだろうけどw
メカパタの暴走でマリネラのイギリス大使館が壊滅したの被害が尋常じゃなさ過ぎるでしょw
『ヒューイットの災難』はヒューイットが主役と……見せかけてスーパーキャット覚醒回であった。スーパーキャット、初出は大分早い時期なので、ここにきて深掘りされるとはな。
ヒューイットのロリコン属性、ここではっきりと明示された形か。
燃:A- 萌:A 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・パタリロ! 23巻(1985/01)
・パタリロ! 25巻(1985/09)
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