【映画感想】映画 キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!
「フライングカメアターック!!」
キラ星シエル、その原点。
概要
さぁ今年も秋映画の季節ですぞ~と意気揚々と予約しようとしたらレイトショーがマジでレイトな時間で終電に間に合うかどうかギリな時間帯で白目。
恐らく大丈夫とはいえ次の日のニチアサ視聴に支障が出るといけないので、安全めを見て1つ前の回にしました。
こちらは通常回なのでようじょ達がいっぱいいたらきついな~と思っていたのですが、台風が接近していることもあってか少なかったですね。
正直、台風が直撃するかもしれないとガクブルしていたので多少の風と雨くらいなら我慢しますw
マジで何なの、その時間設定……。丁度、通常の最終回とレイトショーの間にぽっかりと時間が空いておる……。
春映画の時は頼みますよ……。
スタッフはプロデューサーが内藤さん、『みんなで歌う奇跡の魔法』の土田監督に『まほプリ』メインライターの村山さん。総作監に爲我井さん、作監に大田和寛さんと『まほプリ』感バリバリの布陣。
去年の秋映画は『ゴープリ』スタッフが集結していたので、1年テレビシリーズを回した人達に別のプリキュアを作らせるとどうなるか、みたいなのを試しているんだろうか。
今年はプリキュアの人数が多いので登場が遅い追加戦士を映画でもフィーチャーすることにしたのかと思っていたんだけど、どうやら昨年の既存キャラを掘り下げたキュアモフルンが上手くいったので、その流れを汲んでいるらしい。
パリが舞台となるのは『ハトプリ』映画に続いて2度目か。
ミラクルライトガイダンス
毎年お馴染みのアレ。あきらさんが「ショウタイムだ」って言っていたのが印象的でした。キャラソンではやたら言っているイメージだけど、本編で今まで言ったことあったっけ。
『Petitドリームスターズ! レッツ・ラ・クッキン?ショータイム!』
すっかり恒例となったCG短編。今年は直近3世代の妖精が集まってクッキーを作ります。
ペコリン、テレビシリーズ1年分くらい喋ってるんじゃないの……。
あ~パフ可愛いんじゃ~。
モフルンは去年のCGとはまた別物になっているんだな。まぁ、モフルンはぬいぐるみであることが前提だったから、ああいうリアル寄りの質感でも良かったんだろうけど、他の妖精達も合わせると違和感あるだろうからな……。
モフルンだけ飛べないという描写がちゃんとなされていて良かったですね。流石にアロマに運んでもらうのはサイズ的に無理があったか……。
薄力粉と間違えてドラゴンパウダーを使ってお菓子を作ったら、クッキードラゴンが生まれてしまって、さあ大変。
ミラクルライトって物理的な防御力あったっけ。炎を防ぐどころか押し返してたぞ。
導入
導入というか始まった時点で既にパリでキラパティオープンしてる。しかもエッフェル塔のド真ん前という……。
まぁテレビの方でプレエピソードみたいなのやってるからな。こちらではソレーヌの出番は無し。
映るシーンは少ないけど、映画専用の秋私服が登場。やだ、お洒落……。テレビシリーズにもフィードバックしてくれんかな。
黒い泡立て器
一流パティシエを狙って現れた謎の存在。こいつを相手にまず掴みのバトル。
毎度のことながら劇場で見る変身バンク、ほんと格好良くてすこ。テレビで見るより5倍増しくらいで良く見える。
映画なので戦闘の構図や作画がかっけーんだよな。アクションのポーズがいちいちキマっていて嬉しい。
この泡立て器の攻撃を受けてしまったシエルは絶不調に陥り、パルフェに変身したままキラリンに戻ってしまう。
何でレインボーリボンのサイズはそのままなんだよw
すかしっ屁みたいなパルフェエトワール笑うでしょ。
スイーツパーティ
コンテストの参加者だけが招かれるパーティー。いちか達もドレスアップして参加ということで、みんな可愛かったり美人だったりで辛い。
あおちゃん、結構胸あるな……。
これは『キュアぱず』のカードも全種集めたくなりますわ……。パンフには秋私服は掲載されているんだけど、コートを羽織った姿やこのドレス姿は載ってないんだよな……。
アニメージュ増刊号には載ってるかしら。
コンテスト会場で普通に料理をいただいている『まほプリ』メンバーに草。この時点で彼女達が何か目的があって来ていることが判る。
モフルンは何で盗人みたいなほっかむりしてるんだよw
ジャン=ピエール・ジルベルスタイン
シエルの師匠。奇抜な才能の持ち主であるが故に、人間関係は色々と拗らせている模様。常に借金の取り立てに追われているとか無駄にハードな設定だなw
シエルとの再会シーンの頭突き、何で発表当時のPVから変わってるんだよw
当時は頭突きを喰らったジャン=ピエールが倒れるような映像だったのに、微動だにしないジャン=ピエールの顔面にシエルの額がめり込むという何ともシュールな構図になっていた。
まさかそこまで計算したギャグなのか……?
キャストは歌舞伎界から参戦、尾上松也さん。元々演じることに関してはプロだからか、良い味のある変人に仕上がっていて大変良かったですね。
シエルの修行時代
ピカリオと一緒に人間のスイーツ作りを観察して、実践する日々を送っていたキラリンは偶然ジャン=ピエールと出会うことに。
旨いぞー!ってことだと思うけど、口からキラキラルを吹き出すなw
えっ、キラリンとピカリオの髪飾りみたいなのって耳だったの!?
案の定、ピカリオの出番は回想シーンのみでした。ピカリオ、途中から心折れとるやんけw
まぁ、ジャン=ピエールはどう見ても教えを請うべき相手として適切ではないし、ピカリオがついていけなくなったのは責められることでもないだろう。
それにつけてもキラリンとピカリオの可愛さといったらない。もふもふしたい。
クック
お化けの妖精。ジャン=ピエールが見付けた古いレシピ本に宿っていた存在。コック帽から生えている虫の節足みたいなの何なの?
キャストは悠木碧さん。ユルセンやんけ。以前からプリキュアのオーディションは受けているって話だし、これは2年後くらいにプリキュアになる流れですわ。
挿入歌
やはりシエルを励ますようなクッキングシーンで流れましたね。こんなシーンでもギャグを挟んでくるのね。
パティシエ服姿でブーツだけ脱いでいる状態って凄く珍しいのでは。いちかは靴下は私服のままなんだな。
颯爽登場、魔法つかいプリキュア
プリアラのピンチに登場するのが格好良過ぎる。しかもミラクルマジカルジュエリーレダイヤのBGMで名乗りまでやってくれるとか最高かよ……。はちゃめちゃにテンション上がってしまったわ。
しれっとまた仕事させられてるピンクトルマリンさんに草。
プリアラチームとまほプリチームは面識があったので『ドリームスターズ』は踏まえられている模様。
短いながらも戦闘シーンもあり。アクアマリンやアメジストを使っていましたね。
サントラの曲目では見たことないタイトルになっていたけど、流れていたのは『まほプリ』で使用されていた既存BGMの尺調整版だったな。
どうやら水晶さんの予言でパリの街に降りかかる災いを払いに来た模様。てっきり何となくその場にいるみたいなオチだとばかり……。
こういう説明をちゃんとしてくれるのほんと嬉しい。
秋映画にレジェンドが登場するのは史上初。どんどん戦隊やライダーの手法を入れてくるな……。
これは来年以降も引き継がれるんだろうか。
ミラクルキラキラルライト
何故かジャン=ピエールの家に置いてあったキーアイテム。何故かその後分裂して、パリ中の人々の手に。
ちゃんと変身出来なくなってしまったシエルを応援する流れからのパルフェ単独バンクはアツい。
ついでに、みたいなノリでスーパープリキュアになるホイップ達。雑w
スーパープリキュアはお約束の羽と白を基調としたデザインに変化。うーん、やっぱり白くするの違和感あるよな……。ショコラなんて白と茶色のバランスがどうにもなぁ。
スーパー化したら、そのまま必殺技を発動して終わりだと思っていたら、その後、結構長かったですね。
メモワールミルフィーユ
まさかスーパー化の後に巨大スイーツのデコレーションをやるとは……。しかし、それでこそキラキラ☆プリキュアアラモードと言えるのではないか。
最後まで頭突きが鍵になっていたのが謎の力強さ。俺も頭突きされたいです(^q^)
生まれたアニマルスイーツをキラキラルクリーマーにセットしてプリキュア・アニマルゴーランド・パルフェットメモワールを発動。
基本はアニマルゴーランドのバンクでそれをスーパープリキュア用に描き変えた感じでしたね。
エンディング
やっぱりEDとして『トレビアンサンブル!!』を聴いたらメチャクチャ気持ち良かった。ほんと神曲ですわ。
エッフェル塔がぶっ倒れたまま終わるだけでも面白いのに、その後もう1回スーパープリキュアになって立て直すの面白過ぎかよwどこまでギャグぶっ込んでくるんだよw
最後にジャン=ピエールに弟子入りした女の子はクックの生まれ変わりってことかな。
あっ、EDにテレビシリーズの流れを汲むCGダンスが無いのって『オールスターズDX3』以来だから相当久し振りなんだな。
うーん、やっぱり秋映画のラストはCGダンスじゃない方が特別感があって良いな。
まとめ
そんな具合で土田監督の持ち味を遺憾なく発揮していながら、『キラキラ☆プリキュアアラモード』らしさを全く失わない絶妙な配分の映画でした。
やっぱり既存キャラの掘り下げを強化するって方向性の方が嬉しいよな。いきなり出て来たゲストキャラのドラマを見せられてもなぁ……ってのが正直なところだし。
とにかくシエル/パルフェが美人でなぁ。トレビアンでパルフェ!
あっ、技バンクはアニマルゴーランド以外無かったですね。キラクルレインボーは見たかったかなー。
確か一般公募のアニマルスイーツコンテストの入賞作品が劇中に出るって話じゃなかったっけ。
あっ、冒頭でいちかが作っていたクジャクのあれか。
パンフには今回もプリキュア新聞出張版が。更にニッカンスポーツコムに後編がアップされており、両方読むことで完結するというボリュームになっている。色々試してくるよね~。
次の映画は
タイトルは『映画 プリキュアスーパースターズ!』になる模様。『まほプリ』と『プリアラ』だけが映っていたこと、『桜MISSION』が流れていたことから路線継続で直近3世代となる模様。
クローバーがキーアイテムになる模様。映っていた映像は既に製作されているものかな?『ドリームスターズ』の映像を流用したようではなかったと思うが……。
現時点ではCGパートがあるのかは判らなかったな。
例年の流れならエコーさんの出番がある年の筈だけど、さてどうなることやら。
燃:A+ 萌:A+ 笑:A+ 総:S
本編リンク
・キラキラ☆プリキュアアラモード 第37話「サリュー!シエル、フランスへ去るぅー!?」
CDリンク
・映画 キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!思い出のミルフィーユ! 主題歌シングル(2017/10)
雑誌リンク
・アニメージュ1月号増刊 キラキラ☆プリキュアアラモード 特別増刊号(2017/11)
映画リンク
・映画 魔法つかいプリキュア! 奇跡の変身!キュアモフルン!(2016/10)
・映画 プリキュアドリームスターズ!(2017/03)
・映画 プリキュアスーパースターズ!(2018/03)
・映画 HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ(2018/10)
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