【特撮】暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン最終話「えんができたな」【感想／ネタバレ】
「そうして私は、私は━━私達の物語を描き続ける」
めでたしめでたし。
ＯＰカットで開始。最後のサブタイ、めっちゃええやん……ズル……。
新作「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」で漫画大賞を受賞したはるか。それを祝ってくれる仲間達。しかしそこに一番祝ってほしいタロウの姿は無かった……。１話に被せてくる演出、だからズルいのよ……。
授賞式にいた冗談社の社長、井上御大でﾜﾛﾀ
あっ、ヤクザがいるやんけ！！！！って思っちゃったｗ花束をドスみたいに持つのやめろやｗｗｗｗｗ
ドンブラザーズであることをどう思っているかと、お供達に聞いて回るタロウ。皆が肯定的な答えを返してくれるの良いよね……。
翼と夏美は遂に破局を迎えることに。少し前からそういう雰囲気が出てはいたが、やっぱりこうなってしまうのか……。
翼も巻き込みたくないから全部を話すことも出来なくて……。
一方、つよしがドンブラザーズでいることで前を向けたの凄い良かった……(´；ω；`)
お供達は成長し、ジロウはタロウの代わりが務まるほどに成長した。タロウの役目は終わり、彼は記憶をリセットし、新しい人生を歩むことになる。
リセットっていうプロセスが何で必要なのかよく理解らんな……。そんな悲しい結末を用意しなくても……。
この時のイメージ映像でドンモモタロウが白黒カラーになっていたのでゼンカイザーブラックも同じことだったんですよっていうメッセージなんだろうか。
そうなると介人は『ゼンカイジャー』の記憶を失ったということになるので、これが回答なら嫌だな……。
ソノナとソノヤはソノシ、ソノゴ、ソノロクをあっさりと処刑してしまう。ソノナはソノゴ、ソノヤはソノロクのガワを奪って変身。流石に新しいスーツ２体分を用意する予算は無かったか……。
でもそうなってくると普通にソノシ達３人がラスボスで良かったのでは……。
ソノナとソノヤとの戦いに苦戦するお供達の前にドンモモタロウが現れる。久しぶりのおみこし、めっちゃ感慨深い……。
天女や担ぎ手の人達、わざわざロケ地まで呼んだのね。こんな寒い季節に半裸にさせて……ｗ
イヌとキジがお互いの正体や事情を踏まえた上で、それでもコンビネーションで戦ってるの良いよなぁ。
ここで脳人３人やドンムラサメも含めた名乗りが。仲間達の記憶すら消えつつあったタロウを繋ぎとめたのははるかが描いたドンブラザーズの漫画だった。今までの次回予告の〆の台詞、「……というお話」がここで活きてきたの凄ぇ……。多分後付けで繋げたんだと思うけどｗ
サルブラザーが気合い入っていたり、オニシスターが何故かガニマタになっていたりとよく理解らないｗ
更には夏映画で登場したねぶたらしきものまで登場。素面名乗りは今年は無しか～。何か捻った形でもいいからやってほしかったな。
ムラサメはソノナとソノヤが気に入らないとドンブラザーズと共闘することに。
ドンモモタロウはソノナとソノヤを倒して姿を消してしまった。そしてＯＰが流れてエピローグへ。
翼は相変わらずの逃亡生活。しかしその隣にソノニの姿が。あ、ソノニも指名手配されとる……。
最後まで爪痕残そうとしてる高田さんほんとズルい。
つよしの元には夏美の姿が。良かった、ハッピーエンドに繋がりそうで本当に良かった……(´；ω；`)
Ｖシネか何かでこの２人の続きを見せてくれまへんか……。
そしてはるかの家に荷物を運んできたタロウは新たな縁を結んで……。は？終わり方が気持ち良過ぎるんだが？？？
総評
そんなわけでスーパー戦隊の概念をぶっ壊す縁テロ番組、シリーズ第46作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』全50話、これにてめでたしめでたし。
白倉Ｐと井上御大のコラボパワーは伊達ではなかったということで、とにかく先を読ませない展開の連続で１年間振り回されっ放しであった。ドラマとしての力が圧倒的なのよほんと。
普通は毎週見てる内に感覚が麻痺してくるものだけど、ずーっと無茶苦茶だなこの番組……って思ってたもんな……。
キャラクターの立て方が秀逸で、メインキャラの人数が多いのに全員きっちり存在感があるのほんと凄いよなぁ。
どんどん人間臭くなっていく脳人達も魅力的だったし。
このスタッフ陣ならそうだろうなとは思っていたけど、やっぱり設定周りは全然説明してくれないし、販促も超テキトーだったな……。
ロボ玩具をめちゃくちゃ気合入れて開発したことは伝わってきただけに、何故それを劇中で活かさなかったのかという疑問が残る。ロボ戦はかなりおざなりだったもんな。劇中でもっと華々しく活躍していれば更に売れたんじゃないのかしらん。
だからスーパー戦隊として面白かったのかと言われると、そうではないと思うんだよね。俺はロボ戦が無いと成立しないストーリーが見たいので、そういう意味では次作の『キングオージャー』には期待している。
TTFCにて最終話ディレクターズカット版の配信が決定。これはアツいな！しかし戦隊で最終話のディレクターズカットって前例あるのかな。それだけお蔵入りした要素が多いんだろうか。
ここでＶシネクスト『暴太郎戦隊ドンブラザーズＶＳゼンカイジャー』、2023/05/03期間限定上映決定。
丁度良いタイミングでマジーヌ役の宮本侑芽さんの復帰も決まったので、こいつぁめでたいぞ。
流石に１本丸々交わると劇物になるだろうという判断なのか、ゼンカイ、ドンブラ、ＶＳパートの３部構成となるらしい。『MOVIE大戦』じゃんｗ
脚本は香村さんと大先生がそれぞれ担当するようなので、安心か。いや、どんなむちゃくちゃなことをするのかと不安でもあるｗ
お、機界鬼はここで回収するのか。
忘れそうだけど、アバレンジャーとのコラボも残ってるんだった。
次の戦隊ロボSMPが『五星戦隊ダイレンジャー』に決定。おーっと、これはちょっと気になるな～。龍星王と大連王かっちょええもんなぁ。どうしよっかな……。
燃：A+ 萌：Ａ 笑：Ａ 総：S+
エピソードリンク
・ドン49話「さいごのおもいで」
配信リンク
・暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン最終話「えんができたな」オーディオコメンタリーバージョン
・暴太郎戦隊ドンブラザーズ テレビシリーズ完結記念 東映プロデューサーチーム スペシャル座談会 改メ ドン不在!?鬼（!?）の居ぬ間に……東映プロデューサー補コンビ スペシャル対談
・暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン最終話「えんができたな」ディレクターズカット版
Ｖシネクストリンク
・暴太郎戦隊ドンブラザーズＶＳゼンカイジャー（2023/05）
シリーズリンク
・王様戦隊キングオージャー 第１話「我は王なり」
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