【漫画】パタリロ! 20巻【感想/ネタバレ】
作:魔夜 峰央
千葉の奥地はゴキブリでさえ生息できない不毛の地なのだ。
ディスり方がエグいw
1984年2月刊行物。
『散る薔薇咲く薔薇』編がいよいよ完結。1話だけ20巻にはみ出したのは何とも締まらない構成である。どこまでが単行本1冊に収まるか全く計算していなかったんだろうか……。
敢えて死にかけていたキーンを助け、ズタズタにされたプライドのまま生き続けさせることが最大の復讐。これは誇り高いバンコラン家の男にしか理解らない感覚だよな……。
俺の記憶ではこの後キーンが登場することはなかったと思うが、どうなんだろう。どっちでもオイシイよな。
ゴドーの正体はかつて敵対したラーケンの弟であった。彼が活躍するエピソードは今回もう1本あるが、これからも関わってくるんだっけな。
バンコランVSバンコラン最終章に唐突に出て来た霊感青年タマネギ44号。マジであまりにも唐突。44号の出番が増えるのってもっと先じゃなかったっけ。何でこのタイミングで不自然に出したのかさっぱり理解らない。
『気分・紀文・奇聞』では久し振りの警察長官とランダムが久し振りに登場。
警察長官の知られざる顔が明らかに。ロマンスグレーにも程があるやろ。長官のこの素顔、いつから構想してたんやろ。
ランダムに人間の性機能を実物を見せながら説明するマライヒ。こいつ、バンコランに近付く虫を追い払うためならめちゃくちゃしよるな……。
割と露骨なオナニーシーンもあったりして、これほんとに少女漫画雑誌に載ってたんだよな……?
ランダムの出番ってこれで最後だったかなぁ。
『国王の陰謀』では、まるで千葉県のような僻地ノースダコタ出身をネタに強請られるヒューイット。この時点ではロリコンのケがあるがネタにする程ではないと言われているね。どこからロリコンキャラになってしまったのかw
『ヨタリロ登場』ではパタリロのいとこヨタリロが登場。パタリロのいとこが出て来るの久し振りじゃない?マッタリロとかいたなぁ。マデリーンもいとこだっけ。
コウモリ傘をノータイムでぶっ刺すツッコミ、よく使われてるが、あのバイオレンス感好きなのよねぇ。
燃:A 萌:A- 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・パタリロ! 19巻(1983/11)
・パタリロ! 21巻(1984/05)
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