富士見ファンタジア文庫

甘城ブリリアントパーク メープルサモナー (1) (富士見ファンタジア文庫)
原案・監修:賀東 招二 著:八奈川 景晶 イラスト:なかじま ゆか

「これ……どこのヤシマ作戦で使うポジトロンライフルだにゃ?」

2014年10月の新刊。約1ヶ月2週間の積み。   
別に著者を用意してのスピンオフ小説が登場。本編5巻と同時発売。

コミカライズでスピンオフストーリーを展開する手法はもう珍しくないけど、小説でってのは珍しいよな。電撃文庫『ソードアート・オンライン』くらいしか思いつかない。GA文庫『神曲奏界ポリフォニカ』はシェアードワールドと謳ってるから、また違うしな。

著者の八奈川景晶(やながわ・けいしょう)さんは『ヘルカム!』でデビューした後、『ひなビタ♪』のノベライズを経由して、本作へ。
すっかりノベライズ担当になってしまったのか……。ラノベ業界ではパッとしない作家にノベライズを回すイメージがあるんだが……。

イラストは本編と同じなかじまさん。刊行ペースの都合でイラストが少ない……かと思いきや、全然そんなことなかったんだぜ。

さて、舞台は甘ブリ内にあるおみやげ屋『ホイップアンティーク』。実はここはメープルランドを敵視する共産主義国家ポ連の活動拠点。
ポ連からやって来たニャーソン大佐とはるのと出会った高校生、宗方東司はなりゆきでバイトをすることに……。

基本的にはキャラの背景も何もあったもんじゃないショートショート集となっており、サクサク読める構成になっている。

ただ、ギャグが物凄く面白くない。おいおいマジかよ……って思うレベル。後書き曰く、思い切りはっちゃけてるらしいけど、一体どの辺が……。だって、全然パッフとかミッチとか言ってないんだもの<そこか

ただ、女の子は可愛い。可愛いと言ってもキャラクターとして可愛いんじゃなくて、イラスト力なんだけれども。触手はGJだ、もっとやりたまえ。
巻末には原作者である賀東さんの解説も。

うーん、正直アニメが始まるから、売るもの増やしたいって魂胆しか見えない内容だなぁ。でも見切り発車で2巻買っちゃったんだよなぁ。次は2014年11月に2巻。

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:B+

シリーズリンク
甘城ブリリアントパーク メープルサモナー #02(2014/11)

世界観リンク
甘城ブリリアントパーク #05(2014/10)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「そう、ここは━━購いの場所」

今更だけど、OP映像のサビの直前のチャイカの魔法発動シーン格好良いよな。
さて、武芸大会に出場したチャイカ達は色々と理由をつけられ、他の参加者達から隔離されてしまう。

白チャイカと紅チャイカは再びぶつかることになるが、ダヴィードを死なせないため、紅は自ら敗北宣言。

一方、ヴィヴィは正気を失ったジレットと戦うことに。ここで腕を斬り落とす展開になるとは……。
アニメでやるとショッキングだから、わざと展開を変えたのかと思ってたんだけど、より効果的に見せるためだったのか。
ただ、ジレットが正気に戻った理由がよく理解らないんだよなぁ。

次々と姿を現す様々な色のチャイカ達。棺姫戦隊チャイカンジャーとか思ったのは俺だけで良い。

燃:A 萌:A 笑:C+ 総:A+

エピソードリンク
第7話「黒い思惑」
第9話「戦まねく玉座」

富士見ファンタジア文庫

俺と彼女が下僕で奴隷で主従契約 (3) (富士見ファンタジア文庫)
著:なめこ印 イラスト:よう太

「はぁ……まさか胸をベルトで拘束してムチムチにしている痴女に説教されるなんて」

2014年8月の新刊。約2ヶ月2週間半の積み。半年振りの新刊。
取り敢えず表紙がエロいことは分かる。表紙に出るキャラの量は減りましたね。

さて、今回は学園祭。ハヤテの所属するイヴァルディクラスは契約獣喫茶を行うことになるが……。
ヒロインのターンとしてはアリアの出番。賑やかし要員止まりかと思っていたけど、ちゃんとヒロイン扱いなんだな。

アリアにスポットを当てて終わりかと思いきや、魔獣を作り出した存在、異界の神とかいうやたらスケールのデカい話に繋がってきました。
最初、異界というのが俺達の住む現実世界のことかと思ったんだけど、開いた扉から少しだけ見えた姿は到底、人間と言えるものではなかったんだよな。

世界の謎を解き明かすのはシェリーの目的とは全然関係無いんだけど、その辺はどう展開させるつもりなのかしら。
エピローグが綺麗に終わり過ぎていて物凄い打ち切り完結臭いんだけど、ちゃんと次巻の予告が載ってるんだよなw
次は2014年12月に4巻。

燃:A- 萌:A- 笑:B- 総:A

シリーズリンク
俺と彼女が下僕で奴隷で主従契約 <2>(2014/02)
俺と彼女が下僕で奴隷で主従契約 <4>(2014/12)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「誰が一番強いか━━知りたくない?」

武芸大会にエントリーしながら、遺体を捜すトール達。フレドリカはドミニカモードでの参戦なんだけど、声がガラッと変わっていて吹くw
なのに喋ってる内容は普段と変わらないから違和感バリバリで。

一方、独自に調査を続ける〈クリーマン機関〉。100年前に描かれたと思しき航天要塞の設計図ってのは一体何を意味するのか……。
以前に街の老人が語っていたガズ帝国国境付近で目撃された航天要塞のことなんだろうけど、どう物語に関わってくるのか。

燃:A 萌:A 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第6話「狂気の城」
第8話「闘争の鐘」

富士見ファンタジア文庫

甘城ブリリアントパーク (5) (富士見ファンタジア文庫)
著:賀東 招二 イラスト:なかじま ゆか

「うぃー……わかるろん?歌っていうのはねえ?こう……空から落ちてくるようなものなの!いや違うな、体の奥からあふれ出してくるような……そう、いわば二日酔いのときの吐き気みたいなものなんだろん」

俺の知ってる歌と違う。
2014年10月の新刊。約1ヶ月1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は西也とラティファ。まだ表紙に出てないヒロインがいっぱい居るのにも関わらず、このキャラチョイスである。まぁ、アニメ放映中だからかもしれん。
しかし、今回ラティファの出番、凄い少ないんだよな……。立場上、出番が増え難いので仕方ない部分はあるのだが。

ただ、妄想ピンナップでの温泉風景のラティファは非常に可愛い。髪をまとめあげてるのが良いよね。
後ろに小さく描かれているのは『メープルサモナー』のキャラかしら。劇中にも、あちらの主要キャラ、ニャーソンがちょっとだけ登場している。

さて、椎菜、美衣乃ときて、今回は勿論、映子がメインのお話。というよりはマカロンが主役の人情話みたいになっとるw
いえいえ、俺、こういうハートフルなの大好きですよ?
って、今回の粗筋、殆ど本当の内容を説明してねぇw

モッフルがメインのエピソードは苦い味を残したオチとなっている。えっ、今後に続く話というわけでなく、こんな終わり方アリなの?
これはこれで色々と考えさせられる結末だけど……。

後書き曰く、一応三人娘のエピソードも終わったし、本筋に話を戻すみたいなことが書いてあるけど、どうなることやら。
真剣にアトラクションの内容を検討するシーンも面白いし、そういう部分にもどんどん切り込んでいってほしいな。

次は同時発売の『メープルサモナー』1巻、2014年11月にそっちの2巻。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
甘城ブリリアントパーク #04(2014/06)
甘城ブリリアントパーク #06(2015/04)

世界観リンク
甘城ブリリアントパーク メープルサモナー #01(2014/10)
甘城ブリリアントパーク メープルサモナー #02(2014/11)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「欲する?」
「欲する」
「譲渡!」
「受理」

何だこの会話w
さて、遺産の眠る島を脱出し、次なる遺体を求めてハルトゲン公国へと向かう一行。チャイカとニーヴァの会話はシュールというか何というか。
チャイカがニーヴァのことを1人格として扱う描写が強調されてるけど、後々逆転のきっかけになったりするんだろうか。

一方、ジレットはハルトゲン公王に腕を買われ雇われていた。温和な性格はなりを潜め、冷徹な振る舞いだけど……。
どうやらギィが何らかの目的で精神操作しているみたいだが、〈御遣い〉の呼称は出なかったな。

ギィは更にニーヴァも連れ去っていく。ニーヴァ自身もギィと行くことを了承しているようだが、一体どこへ行くというのか。

燃:A 萌:A 笑:A- 総:A

エピソードリンク
第5話「皇帝の遺産」
第7話「黒い思惑」

ガガガ文庫,コミカライズ,ダッシュエックス文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記,GA文庫

先週も買いに行ったのに何でこんなに溜まるんだよw
ラノベは、

・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。⑩
・ハイスクールD×D19 総選挙のデュランダル
・空戦魔導士候補生の教官 <5>
・甘城ブリリアントパーク メープルサモナー #02
・ロクでなし魔術講師と禁忌教典 <2>
・はてな☆イリュージョン
・神鎧猟機ブリガンド
・親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰

の計8冊。
ファンタジアの話はドラマガを読んだときに。

発売前から良い意味でも悪い意味でも話題になっていたダッシュエックス文庫がいよいよ創刊。
と同時にレーベル移籍した『六花の勇者』がアニメ化決定。集英社がラノベ原作のアニメ化……あっ(察し)

レーベルを移籍させたのは流石に死にかけのレーベルからアニメ化作品を出すわけにはいかないって判断だろうな。
逆に言えば移籍してこない『パイコキ』はもう大々的な展開は無いってことか。

更に長らく停止していた『紅』の新刊が登場。同時に新装版の刊行も決定したけど、また1冊だけ出して止まるんじゃないだろうな……。

コミカライズは、

・のうりん -野生- <2>
・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic <04>
・空戦魔導士候補生の教官 <01>
・異能バトルは日常系のなかで <3>

の計4冊。


21日に『ポケモンORAS』が発売になったわけだけど、『ドラクエX』が楽し過ぎて全然気持ちが向いていない件。
どれくらい向いてないかというと、仕事終わって帰宅してアマゾンから届いたのを見て、「あっ、発売日か」と思う程度。
まぁ、『HGSS』のときなんて、そもそも買ってないから、それに比べたらマシなんだけど

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「少女監禁!放置厳禁!」

何かの標語みたいだなw
さて、イズマッシュ達によって捕らえられてしまったチャイカ達。何とか脱出を試みるが……。

やむなく共闘することになる白チャイカと紅チャイカ。2人しか居ないところでも片言の公用語で喋っている様がシュールw
原作だとガズ帝国の第一言語ラーケ語で流暢に会話してるんだけど、多分、アニメでやったらチャイカ達のキャラがブレるおそれがあるからかな。

白チャイカが研究室から連れ出したオッドアイの少女ニーヴァ。彼女は人間ではなく、生きる機杖だった。
彼女が変形した姿は必殺武器みたいだな。

原作ではニーヴァの力でギィをぶっ飛ばしたわけだけど、アニメでは島中に散らばる棄獣を制御する塔を破壊する形に。
ボチボチ、アニメオリジナル色が濃くなってくるのかしら。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第4話「蠢く島」
第6話「狂気の城」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「これが本当の圧迫面接、トリプル圧迫面接だ!」

OP映像の冒頭で「It’s fairy tail」に「not」が足されてるけど、これ、良いように解釈したら「御伽話じゃない、本当のこと」だけど、正しいのは「御伽話なんて良いもんじゃない」ってことだろうなw

あれ、OPにルブルムなんて出てたっけ?と思ったら、今回から追加されたのか。劇中で既にキャストであるメンバー以外は伏せられてるのか。

さて、予算不足の次は人手不足ということで、新しいキャストを雇うことに。個性豊かな人材が集まってくる。
椎菜、美衣乃、映子さんが登場。彼女達も次回からOPに登場するのかしら。

マカロンに本音が漏れる不思議な豆を食べさせられたいすずは暴走モードに。仕込むときのマカロンの悪面酷ぇなw
そしてプールの底から何やら不穏な気配が……。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

エピソードリンク
第5話「お金が足りない!」
第7話「プールが危ない!」