GA文庫

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる5 「別冊パチレモン付き」限定版 (GA文庫)

著:裕時 悠示 イラスト:るろお

「ふふふんっ!そのレベルで勝ち誇るなんて甘いわっ!私なんか、私なんかねっ、もう宇宙まるごと!無限大♪タッくんへの愛がいんふぃにてぃ~なんだから!メートルだの光年だのじゃ、愛衣ちゃんの想いのおっきさは計れないっ!なんだったらここから宇宙の果てまでおそとはしってきてもいいんだからねーだっ♪」

宇宙の果ては、おそとの範疇じゃねーよw
2012年7月の新刊。約8ヶ月半週間の積み。7ヶ月振りの新刊。
限定版の表紙は姫香と大勝利さん。通常版は1巡して、また鋭太と千和に。

さて、合宿の最後の千和の告白で、自演乙の人間関係に劇的な変化が……と思いきや、別に、そこまでのアレは無かったでござるの巻。

今回は各ヒロインにスポットを当てた連作短編集形式になっている。章の間にはモバマスっぽいデザインのカードが。

にしても真涼さん、デレ過ぎワロタ
いや、デレと言うか、ちょっと病み始めてる……?
最近、大勝利って見ただけで笑ってしまう俺が居る。
後書きが、やたらと糞真面目なのは何なのか。

限定版では、遂にパチレモンが小冊子化。中身はゲストイラスト+書き下ろし短編といった具合で。

パチレモンの名前を付けるんだったら、もうちょっと色々企画があっても良かったのではと思わないでもない。
正ヒロインに昇格した姫香は可愛かったが。

次は2013年1月に6巻、2月に6.5巻。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる <4>(2011/12)
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる <6>(2013/01)

アニメ,GA文庫

「ZIPで欲しい!」

何かワロタ
さて、合宿へとやって来た自演乙。凄い勢いで鋭太の「まぐ刑事」トークがカットされて吹いた。
真涼達ヒロインの水着姿が眩しいですね。

今更気付いたんだけど、冴子さんが携わってる美少女ゲームのイラストって、原作者の裕時さんの別シリーズ『踊る星降るレネシクル』のイラストを担当してるたかやKiさんだったのか。

次回が最終話ということもあってか、EDへの入りが上手かったですね。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
#11「合宿前夜のワクワクは修羅場」
#13「新しい世界への修羅場」

アニメ,GA文庫

「言っとくが、この部屋に実印は無いぞ」

今回は急遽WBCの決勝を放送することになったたため、放送日が翌日にずらされるという理解不能の事態に。どうやって気付けっちゅーねん。放送形態考えた奴キチガイ過ぎるだろ……。
日曜の朝の時点では普通の放送日程だったのに。

さて、冴子さんの指摘で、ある意味ギスギスしちゃう鋭太と真涼。他の3人にヒロイン力でリードされ始めた真涼はジワジワ焦り出すことに。
冴子さんはサブヒロインくらいの扱いなのか、そうでないのか、よく理解らんなぁ。

カオルが地味に今後への展開のフラグを立てているんだけど、一応、続編をやる場合の布石なんだろうか。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
#10「夏合宿の会議で修羅場」
#12「謀略の結末は修羅場」

GA文庫

ある日、神様がスマホにおわしまして (GA文庫)

著:雨野 智晴 イラスト:かんなぎ れい

「ふざけたことを言うな!俺は変態じゃない!ただ全裸なだけだ!お前みたいな変態と一緒にするな!」
「だから、それを世間一般的には変態って言うんだろうが!」
「世間一般的にはそうかもしれないけど俺は違うから!俺の全裸は正義のためなんだ!お前みたいな私利私欲のための変態行為じゃなくて世のため人のための全裸なんだ!いわば正装だ!」

GA文庫2012年12月の新刊。約3ヶ月2週間の積み。
エロゲシナリオライターでお馴染み雨野さんがGA文庫に登場です。MF文庫J『詠う少女の創楽譜』がそこそこ面白いので、まぁ買っておこうかと。

イラストの、かんなぎさんはエロゲンガーなのか。雨野さんと関係があるのかは、よく理解らん。
よくよく見たら表紙が割と破廉恥だった件。普通に、その辺に置いてたわ……。

やたらと肌色成分の高い口絵だけど、実は本編と殆ど関係無いでござるの巻。ここまでやると潔いなw

さて、ある日、主人公、七條勇成(しちじょう・いさな)のスマホに神様を自称する少女ククリがやって来た。彼女と契約した勇成は不思議な力を使いながら、人々に取り付いた落神(おちがみ)を退治することに……というお話。

元々はBSで放送しているアドリブアニメ研究所という番組から生まれたネタをベースとしているとかで。
原型しか残ってないっぽいからノベライズというほどではないか。

一見、バトルものかと見せかけて、全然そんなことないんだぜ!ベッタベタなラブコメです。
1巻の時点で既にヒロインがわんさか配置されているから困る。

今回は生徒会長である焔先輩のエピソードなんだけど、やっぱり年上のお姉さんは良いものであるなぁと。
もうベッタベタにベッタベタなのだが。
ただ、彼女に取り憑いていた落神を払ってしまったら、今後出番が激減するんじゃね?と思わないでもない。

また、勇成のクラスメイトの、教科書に興奮する男、隼人の動向も気になる。勇成も大概変態だし、伸ばし方によって質の良い変態ラノベへとメタモルフォーゼ出来るかもしれん。

各章の間には、毒にも薬にもならない4コマが。こちらは三輪フタバさんが担当。『ロウきゅーぶ!よんこま』を描いてる人か。

ってな具合で『ある日、神様がスマホにおわしまして』でした。先輩が可愛かったので、取り敢えず様子見で。
次は2013年5月に2巻。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
ある日、神様がスマホにおわしまして 2巻(2013/06)

著者リンク
詠う少女の創楽譜(MF文庫J、2011/04)

アニメ,GA文庫

 

「諦めたらラブチャンス終了よ!」

 

何だかんだ言いつつ、大勝利さんが一番自分を抑えられてない件w
実は今回は、原作者である裕時悠示さんが脚本を書いている。流石原作者だぜ!と言いたくなるような出来かと思いきや、別にそんなこともなかったんだぜ。

 

そして、いよいよ本格登場となる冴子さん。あれ、もっと美人なイメージだったんだけど気のせいだったな……。
取り敢えず、今回で原作3巻終了か。ちゃっちゃと4巻を消化してアニメ終了といった流れか。

 

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

 エピソードリンク
#9「よみがえる約束は修羅場」
#11「合宿前夜のワクワクは修羅場」

GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール 3 (GA文庫)
著:榊 一郎 イラスト:神奈月 昇

「イアリ」
「なに?」
「うちは『父ちゃん』だったんで、どうせならそー呼んでくれ」
「うわ、だっさ!?」

2013年3月の新刊。約2日の積み。5ヶ月振りの新刊。『ディサイディング・クリムゾン』からは4ヶ月振り。通算66冊目。
表紙は白水着のコーティ。下乳だったり開脚だったりで、かなりはしたない感じに。
うーむ、俺の好みからは逸れてるな……<どうでも良い
ってか、ユギリ姉妹とかで良かったのでは……と思わないでもない。

さて、奏世楽器を誰の手も届かないところへと破棄する作戦を決行するフォロン達。その中で、フォロンは強大な力を手にした者の責務と向き合うことになる。

ラスト近辺のサーギュラントとイアリティッケのシーンがハートフルでなぁ。だから、そろそろ「神曲奏界ポリフォニカ スロータラス・ドーン」的なやつをですね……。
ところで、この2人のエロ同人あるの?(ゲス顔)

今回も目立った書き下ろしパートは無しか……(´・ω・`)

総評

そんなわけで、キネティック第2弾を文庫化した『神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール』全3巻、これにて終了。足掛け8ヶ月か。
『クリムゾンS』のときは毎巻、短編がセットで付いてきたのに、今シリーズはスケジュールの関係なのか、そういうものが無かったので物足りなさが残るなぁ。

また、シェアード・ワールド展開のフィードバックが殆ど無かったのがなぁ。
せめて……せめて挿絵が描き下ろしであれば……ぐぬぬ。

次のキネティックの『ファーウェルソング』も、きっと文庫化するんだろうな。

燃:B+ 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール <2>(2012/10)

シェアード・ワールドリンク
神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <9>(2013/03)
神曲奏界ポリフォニカF(2013/05)

著者リンク
神曲奏界ポリフォニカ ファイナライジング・クリムゾン(2013/06)

GA文庫

異能バトルは日常系のなかで 3 (GA文庫)
著:望 公太 イラスト:029

「はい、出ましたー。厨二が大好き『シュレディンガーの猫』!」

2013年3月の新刊。約1日の積み。5ヶ月振りの新刊。確か1ヶ月発売延期したんじゃなかったっけ。
表紙は順当に千冬ちゃん。今回も帯を取ったら、ぱんつが見えそうで別に見えない構図。ぐぬぬ。

表紙の通り、千冬ちゃんのウエイト多めで。でも、灯代との何ちゃってデート編も見逃せない。安藤のこと意識しまくりんぐの灯代可愛いな!
しかし、文中でミニスカートと明言されているのに、何故挿絵ではショートパンツなのか。
痛恨の指示ミスじゃねーか。

今回も勿論、俺のセンスにグサグサ刺さるノリ。安藤自作の歌が格好良過ぎてシビれる。ライブ用のMCがまた厨二でなぁ。うっかり濡れるレベル(ぉ

桐生サイドには動きが無かったけど、何やら安藤の黒歴史っぽい要素が出て来たので、それなりには巻数が出せそうでウルトラハッピー!

にしてもアカンわ、これ。電車の中で読んでると、数ページ刻みでニヤついてしまう。かっけー。電車内で堂々と読んでる俺、かっけー。

燃:A 萌:A+ 笑:A 総:A+

シリーズリンク
異能バトルは日常系のなかで <2>(2012/10)
異能バトルは日常系のなかで <4>(2013/07)

コミカライズ,GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン 9 (フレックスコミックス)
原作:榊 一郎/ocelot 漫画:緋呂河 とも

「ペルセ!!私は…!何があってもずっとペルセだけの味方だからね!!うわあああ~~!!」

2013年3月の新刊。
いよいよ最終巻。〈嘆きの異邦人〉との決着が。あれ、描き文字、こんなにダサかったっけ?と思ったけど、よくよく思い返してみれば、富士見ミステリー文庫『タクティカル・ジャッジメント』の挿絵の頃からダサかったわ。

基本的な展開はいつも通り、原作準拠だけど、〈嘆きの異邦人〉の幹部陣の描写が増えているのが嬉しいな。

クライマックスの合唱シーンはアツいけど、わざわざキネティックのCGに合わせた構図にする必要は無かったんじゃ……。
何故か、皆、制服から私服に変更され、1人モブ男子が追加されている。どういう意図なんだ……。
でも、『Song of Wave』の歌詞とか出されたらテンション上がっちゃう。

エピローグでは何でユギリ姉妹のコントにページが割かれてるんだよw
それに、最後のフォロンのジャージェ……。

総評

ってなわけで、ポリフォニカワールド初期から展開していたコミカライズ『神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン』全9巻、これにてフィナーレ。
コミックスだけで言うと、足掛け5年5ヶ月か。長かったな……。
まさかキネティック4話までやり切れるとは思わんかったわ。

時折入るオリジナル要素が楽しかったよな。特にユズリハを生み出した功績は大きいと思う。
アヤキ委員長も明確に本編フィードバックされねーかなぁ。『F』に期待ですね。
あとは、もうちょっと作画のクオリティにムラが無くなればな……。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <8>(2012/07)

シェアードワールド・リンク
神曲奏界ポリフォニカ ディサイディング・クリムゾン(2012/11)
神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール <3>(2013/03)

アニメ,GA文庫

「どうしようもない忘れんぼね、タッくん」

原作3巻クライマックス。って、大勝利さん可愛いな!!他のヒロインとか要らんかったんや!(ぉ

大勝利さんの黒歴史ノート御開帳シーンは楽しい。この路線をもっとプッシュすれば良くなるかも……。
現在進行形だから黒歴史とは言わんか。

しかし、相変わらず劇的な展開が無いというか、ふわっと各エピソードが終了するというか。まぁ、原作もこんなテンションなんだけど、アニメで見ると、盛り上がりが感じられないこと甚だしいな……。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
#8「映画館Wデートで修羅場」
#10「夏合宿の会議で修羅場」

コミカライズ,角川ビーンズコレクション,雑記,GA文庫

ブツを買ってきました。ラノベは、

・神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール <3>
・異能バトルは日常系のなかで <3>

の計2冊。
GA文庫では、5/24に最後のキネティック『神曲奏界ポリフォニカF』が出るそうで。
何と、リシュリーとエステルが登場するそうで、これは漲るしかない。それに、どうも『レオン・ザ・ゴールド』でちょっとだけ触れた要素も関係してそうな……?
こいつは楽しみだ。

『ハンドレッド』がドラゴンエイジでコミカライズ決定か。『IS〈インフィニット・ストラトス〉』っぽさを意識してるみたいだけど、果たして……?
ボーダーは、

・その冥がりに、華の咲く 陰陽師・安倍晴明

の計1冊。
コミカライズは、

・神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <9>
・葬送鬼レギナルト

の計2冊。