アニメ,ファミ通文庫

「僕は……僕は……受けなんかじゃなぁぁぁああああい!!」

Aクラスと試召戦争を行うことになったFクラス。開戦前に交渉を行うことに。というわけで、霧島さんの登場です。タイツ!タイツ!

美春も早々と登場。原作では何巻から出て来るんだっけ。
明久がプロレス技を美波と美春に掛けられている間、ムッツリーニが音速でスカートを覗きにいってるんだけど、あれ絶対見えてるだろ!

五対五の試召戦争では秀吉がラウンドガールを務める。何でだよw
アニメスタッフが秀吉の使い方を熟知し過ぎてるw

女子のエロ担当、工藤さんも登場。しかし敢え無くムッツリーニに敗れる。ちょっと、この辺がさくさくさくっと進んで勿体無かったな。次回くらいまで引っ張りながらやれば良かったのに。

姫路さんVS久保戦では画面がイメージ映像に。こういう手法は好き。
そしてオチひでぇw

エンドカードはずっと、あぼしまこさんなのか?

燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:A

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)
バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)

スーパーダッシュ文庫

鉄球王エミリー―鉄球姫エミリー〈第5幕〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)
著:八薙 玉造 イラスト:瀬之本 久史

「エミリー様が王になったならば、俺の姫教育もまた、新たな段階へ至るまで!姫教育は、エミリー女王を前に、女王教育へと姿を変える!」

約七ヶ月二週間半の積み。え、これ十ヶ月振りの新刊なの!?そんなに空いてたのかよ……。
さあ最終巻です。積み過ぎて、もう八薙さんの新シリーズ『神剣アオイ』が始まっちゃってるんだぜ。

色んな作品で言ってるけど、よっぽど面白い作品でない限り、間が空くのは痛いってばさ。まぁ、この作品の場合は間が空いてなくてもアレだったかもしれんが。
何だろう、やっぱり一巻の絶望がぶっちぎり過ぎて、どう展開させても劣っちゃうんだよなぁ。

結局、ヴィルヘルミーネもブッコロし損ねたしなぁ。ブッコロさなかったことにより、凄い打ち切り臭が出ています。後書きでは思っていたところまでやれたって書いてあるけど。

総評

というわけで、一巻の絶望具合が記憶に残る『鉄球姫エミリー』全五巻でした。上述したように、一巻のインパクトが強過ぎて二巻以降が霞んでしまいました。主要キャラが死ぬこと前提で読んだら、全然死ななくて拍子抜けというパターンに陥ってしまった。ヘーゼルとか楽勝で死にそうだったんだけどなぁ。

期待した変態性はあまり加速せず。もっとエミリーのセクハラとグレンの姫教育をやってくれれば良かったのに。何なら、それが本編でも良いくらい(ぇ

イラストのクオリティは半端無かったです。瀬之本さん、また何かの挿絵で登場せんかなぁ。

燃:C+ 萌:B+ 笑:B 総:B

電撃文庫

アスラクライン〈11〉めぐりあい異世界 (電撃文庫)

著:三雲 岳斗 イラスト:和狸 ナオ

「あたしは秋希とは違う。もしも塔貴也が私になにかを望むなら、あたしは迷わず彼に協力すると思う。あたしは彼の剣だから━━お姉ちゃんとは違うの」
「それがあたしの意志よ、夏目智春━━あなたがあたしに本気で勝つつもりなら、それ以上の強い意志でかかってきなさい」

表紙は紙をほどいた操緒。結構レアな気がする。妄想表紙は大アニアか秋希さんか。確か、秋希さんはこの巻で出番殆ど終わりだと思うから、秋希さんかな。

さて、一巡目の世界編前編。操緒、奏っちゃん、アニアと離れ離れになり、彷徨う智春は紆余曲折の末、橘高家に匿われることに。
奏っちゃんや成長したアニアとも再会し、一巡目に戻るため、行動開始。
世界の融合の影響で出現する使い魔の幼生体や財団の連中との戦いが繰り広げられる。

奏っちゃんは親から悪魔の血を継いでいるので、世界を渡っても悪魔から人間には戻らない筈。しかし、実際には奏っちゃんは一巡目に来たとき人間になっていた。
これは操緒が《鋼》に一巡目に飛ばされる直前に《白銀》の力を使って消滅寸前だった一巡目の奏っちゃんの身体を引きずり出し、非在化しかけていた奏っちゃんの身体と交換、二巡目の身体を無理矢理《白銀》の中に突っ込んで非在化の進行を止めているという状態にしたんだとか。つまり今の奏っちゃんは身体は一巡目、中身は二巡目という状態。なんつーややこしい。
だから代謝は止まるのに、何で操緒は成長しているのかと。

《白銀》は一巡目で造られ、二巡目に送られた。で、《鋼》の暴走で一巡目に戻って来たわけだが、結局、そのまま朽ちることになったらしく、一巻で智春が潮泉老人の邸宅を訪れたときに見た朽ちた機巧魔神って《白銀》のことだったらしい。あれ、二巻だっけ。後書きの十巻振りに回収出来た伏線って、これのことか。

ところで一巡目の炫部長はオールバックなんだけど、凄まじい違和感があるなw
部長と言えば、ぼさぼさの長髪みたいな。

そう言や、アニメのOPを改めて聴くと、凄ぇ歌詞が内容に合ってるんだよなぁ。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

コミカライズ,GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン 4 (Flex Comix)

原作:榊 一郎/ocelot 漫画:緋呂河 とも

「我々は決して神ではない。超人ですらない。ただの特殊技術者です。それを忘れて思い上がれば━━恐ろしい過ちを犯してしまう」

これまで表紙はずっとコーティだったため、真っ赤だったが、今回初めてユギリ姉妹になり、大分印象が変わった。つまり並べたときに美しくないということです……orz

今回は表紙、帯から判る通り、キネ二話クライマックス間際までを収録。概ね原作通り。ただ、プリネシカがフォロンの神曲に惹かれる下りが妙にエロく描写されている。「悔しい、けど感じちゃう!」みたいな(ぇ

後書きによると、大人の事情でペルセルテの湯気が消せなかったそうで。おのれディケイド!

燃:B 萌:A- 笑:B 総:A-

神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 3 (GA文庫)
神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 3 (GA文庫)

MF文庫J,アニメ

「俺は雫と紅音と美琴を選ぶ!!」

何故アバン無しで始めるんだ……。

さて、雫が沙倉さんの家から拝借してきたヒアブリライオンから、ケンプファーが戦う理由を聞き出すことに。
それは遠い宇宙で争う二つの惑星の代理戦争だった。だが、青と赤のケンプファーが共闘するという想定外の事態が起こり、モデレーターは白のケンプファーを投入。

勝敗はナツルが男として雫達を選ぶか、女として沙倉さんを選ぶかに委ねられた。でも、沙倉さんの言う「私達」って、どの勢力のことなんだ?モデレーターの勝ちって意味なんだろうか。

学校の屋上で白のケンプファーと戦う雫達。変身三連発は燃える。って、白弱ッ!!
そこへ操られたナツルが襲いかかってくるが、自力で洗脳解除。
業を煮やした沙倉さんは遂に自ら打って出て来。原作にもあった剣と銃装備です。

ナツルは沙倉さんの誘惑を振り切り、雫達を選ぶ。最初に雫の名前を呼ぶってことは何だかんだ言ってナツルの中で雫の存在が大きくなってるんじゃねーか。

テンション上がってパワーアップする雫達。何故か衣装が露出度上がって新デザインに。更にアニマル達が駆け付け、巨大な姿を空に投影して、歓喜の歌を合唱
絵面凄ぇwwwwww

戦闘はさくっと終了して、沙倉さん達は撤退。そしてナツルはハーレム王となるのであった(違
何かやけに二期前提の最終回臭い展開をするなぁと思っていたら、次回予告の「NEXT SHOW」が「EXTRA SHOW」になってるーーーーーーーーーーー!!??
え、最後は番外編なの?本編、あんな投げっぱなしで終わりなの?まさか二期あるの
何じゃそりゃ!

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

けんぷファー 3 (MFコミックス アライブシリーズ)
けんぷファー 3 (MFコミックス アライブシリーズ)

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「ただ一人として、罪を纏わぬ魂は無い」

OP変化無しか……(´・ω・`)

さて、麻薬のような効果をもたらす本、禁書を回収するために、ユキゾナ、ユーリ兄妹を引きつれて、とある街へとやって来たミンスは、武装司書になる前、盗賊時代の仲間グレインと再会する。

というわけで、ミンスメインのエピソード。ミンスの過去が語られるエピソードなんてあったっけな。
まさかの下ネタに吹きましたw

そして、彼は次代の楽園管理者候補として検討されるのであった。ミンスが楽園管理者になるのって原作何巻だっけなぁ。
次回はいよいよ、『戦う司書と追想の魔女』編です。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:A

戦う司書と追想の魔女 BOOK5 (集英社スーパーダッシュ文庫)
戦う司書と追想の魔女 BOOK5 (集英社スーパーダッシュ文庫)

GA文庫

くりぽと2 すくすく☆魔法少女塾 (GA文庫 お 6-4)

著:小幡 休彌 イラスト:八重樫 南

「お、男の人のお部屋で一夜を過ごしてしまうなんて……こ、これが世に言う、もうお嫁に行けない身体になってしまったという事態ですか!」
「なってないなってない」
「お嫁行ける行ける」

約二日の積み。三ヶ月振りの新刊。何か表紙のりりす、身体のバランスおかしくね?
さて、第二巻。今回は春覚の家にお泊まりの巻。うーん、一気に詰まらなくなった印象だなぁ。

何か取り敢えず女の子をいっぱい出しとけって感じで、魅力的なキャラが居ないんだよなぁ。
前巻では、りりす一人にある程度ヒロインとしての出番を絞っていたから良かったんだけど、今回はほぼ全員が満遍なく登場して全員の存在感が薄まった。
りりす以外のヒロインにスポットを当てるか、引き続きりりすメインでいくかにすりゃ良かったのに。

あと、ようじょ五人も要らんだろ……。全然可愛くないよ……。かと言って、ハートフル方向に流れるわけでもなく。一巻はまだ、ぼちぼち面白かった気がするんだけどなぁ。

これは迷うことなく切りだわ。とか言って、また次のシリーズが始まったら、釣られたクマーとか言って買っちゃうんだぜ。

燃:C 萌:B 笑:B- 総:B

GA文庫

ライトノベルの楽しい書き方 5 (GA文庫)

著:本田 透 イラスト:桐野 霞

「今のうちは━━ひとりぼっちの独り言小説だけやない。二人組が書ける。コンビが書ける。コンビが書けるようになったら、次はきっとほかのキャラクターたちも生き生きと書ける。もっともっと広くて大きな世界が書ける━━清麿さまの人生ゲームみたいな、ひとりぼっちやないみんなの物語を。今なら、うちにも書ける」

約二日の積み。四ヶ月振りの新刊。今回はクリスマスイベントです。学校でのイベントということで例の委員長、妻夫木さんがまたもや出張り気味。ですから、まるみちゃんの出番をですね……。

今回は作品作りの話はあんまりない。その代わりか、剣の執筆する作品のキャラクター達が話し合う作品の舞台裏みたいなシーンが時折挿入される。うーん、このシーン要るかなぁ。

メディアミックスが開始され、切るに切れなくなった本シリーズですが、メディアミックスさえされていなければ即地雷認定ってレベルになってきました。
八雲のくらげさんお世話シーンなんかは他の作品に無い内容なので面白いんだけど、本筋があんまり面白いと思わないんだよなぁ。
どーしたもんか……。

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:B

コミカライズ,トクマノベルスEdge

大正野球娘。 3 (リュウコミックス)

原作:神楽坂 淳 作画:伊藤 伸平

「エロイムエッサイム!!」
「げるぐぐ」
「小梅ー!」
「乃枝さん、五寸釘!五寸釘!」

アニメが終わったので、一緒に終わるんじゃないかとドキドキしていたが、続いていたので良かった良かった。

さあ、益々フリーダムになってくる第三巻。基本的な流れは原作をなぞりつつ、オリジナル要素がやりたい放題過ぎるw

まさかの水着回に吹いた。いや、それこそアニメでやれよ!まぁ、やったらやったで雰囲気ぶち壊しになりそうですが。

コメディ重視の展開で、さくさく読めて良い感じ。長く続けてほしいけど、試合やっちゃったら終わるだろうなぁ。
アニメ二期やってくれんかな。

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:A-

シリーズリンク
大正野球娘。 <2>(2009/06)
大正野球娘。 <4>(2010/08)

メガミ文庫

ゴほうし! (メガミ文庫)

著:あだ村 むだら イラスト:みさくら なんこつ

「ぶっちゃけ全裸の幼女が表紙だとみんな買いづらいんだよ」

メガミ文庫〇九年九月の新刊。メガミノベル大賞属性賞「菌」賞受賞作。ネットで話題になっていたので買ってみました。いつの間にか背表紙のデザインが変わっている件。
イラストのみさくらさんがラノベの挿絵描くのって、『ルーンウルフはBカップ?』以来かな。

ニート暮らしを送る主人公、「ぼく」の部屋に突如生えた幼女型キノコ宇宙人。きの子と命名された彼女達によって、おっぱい大好き大家さんともども様々な騒動に巻き込まれるドタバタコメディ。
何だこれ。タイトルや含有要素の発想は面白いと思うんだが、ただひたすらに下ネタを連発しているだけというか。
みさくらさん絵と帯の「白濁液」で釣ってるけど、別に内容が半端無くエロいわけでもなし。ただただ下品。いや、下品なこと自体は悪くないんだけど、下ネタ単体ごとには笑えるだけで、ストーリーが全然面白くない。

そう考えると、終始しょうもない話をしながらも、ちゃんと文庫一冊で話をまとめてる『生徒会の一存』やMF文庫J『僕は友達が少ない』とかは凄いと思った。

うん、地雷認定。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B-

メガミノベル大賞属性賞リンク
天使ラノベエルは働いたら負けと思ってる(第2回天使賞、2010/09)