一迅社文庫

Le;0 2―灰とリヴァイアサン (一迅社文庫 む 1-3)

著:六塚 光 イラスト:CH@R

「明日に備えて寝る。姫乃のおかげで、いい夢見られそうだ」
「感謝しているのなら、感謝の証を私に下さいません?」
「……しょうがねえなあ」

約5ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。表紙は姫乃のダメージイラスト。何故、急にえっちくなったし!絶対領域が堪りません。
1巻の時点ではタイトルを何て読むか判んなかったんだけど、今巻は奥付に振り仮名が振ってありまして、「エルゼロ」だそうです。え、「Le」で「エル」って読むのか?うーむ……。

今回は新たな女吸血鬼、緑青が登場。ゴスロリ忍法の使い手です。出たよ、六塚さんの斜め上テイストwwww
しかも別に、さほどゴスロリじゃねぇしw

で、これだけ色んなタイプの美少女が揃っているのに、殆どLOVE寄せが無い不思議。ちょっとだけ顕九郎と姫乃がそれっぽくなったと言えばなったが。
吸血のシーンにしたって、いくらでもエロく出来そうなんだけど、全然エロくしないんだよなぁ。と言うかカットされてることも多いし。

あとは人形モードの吸血鬼がイラスト付きで見たいです。きっとマスコットキャラっぽくて可愛いと思うんだが。

物語は依然、顕九郎の両親にまつわる謎などを残したまま終了。
次は5月、つまり今月に『スキュラ・ダークリー』というのが登場。粗筋を見た限りでは、どうも設定だけ引き継ぎで主人公交代っぽい。こっちとどう絡んでくるんだろうかねぇ。

燃:B- 萌:A+ 笑:B- 総:A-

ガガガ文庫,一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記

今月は18日が日曜だったため、公式発売日が遅くなり、ガガガも20日発売。その他はいつも通りの発売です。ブツは、

・鋼殻のレギオス15 ネクスト・ブルーム
・H+P⑥ -ひめぱら-
・RPG W(・∀・)RLD5 -ろーぷれ・わーるど-
・羽月莉音の帝国 <2>
・ある秋の卒業式と、あるいは空を見上げるアネモイと。
鋼殻のレギオス15 ネクスト・ブルーム (富士見ファンタジア文庫)
H+P(6) ―ひめぱら― (富士見ファンタジア文庫 か 5-1-6)RPG W(・∀・)RLD5 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫 よ 1-1-5)羽月莉音の帝国 2 (ガガガ文庫)ある秋の卒業式と、あるいは空を見上げるアネモイと。 (一迅社文庫)

の計5冊。今週、購入冊数ヤバイことになりそうだぜ……。

ファンタジアでは『RPG W(・∀・)RLD』と『H+P』がコミカライズ決定。まぁ、順当かな。

ガガガで『ささみさん』はもうスルーしました。きっとハドむが買ってるさ。
『とある飛空士』の映画がアニメ映画と確定。セーフ……。
来月の新刊は先月も書いたが、『セク研!』と『ラブコメ禁止ですの!』が気になります。つーか多分買うわ。

一迅社では『アネモイ』が新作扱いな不思議。意図的なものなのか、それとも単なるミスなのか。
来月の新刊は気になるのがいっぱいだぜ。『土属性はダテじゃない!』が待望の続刊登場。
また、六塚さんとCH@Rさんの新作『スキュラ・ダークリー』はどう見ても『Re;0』の続編です。
新シリーズその1『革命のレオリア』はまた八重樫南さんか!!
新シリーズその2『桐野くんには彼女がいない?!』はラノベ研と言われたら買わざるを得ないわ。
もしかしたら全買いもあり得るかもしれん。


最近、通勤の電車の中でラノベ読んでんだけど、自宅で読むよりも効率良く読めてる気がする。まぁ、居眠りする危険性はほぼ無いし、脱線する要素も無いから集中出来るんだろうな。

一迅社文庫

シオンの血族 1 魔王ミコトと千の花嫁 (一迅社文庫 す 1-5)

著:杉井 光 イラスト:きみしま 青

「先生、忘れてもらっちゃ困るな。護国院は学校である以前に基地だ」
「司令こそ忘れてもらっては困ります。護国院は基地である以前に学校ですよ」
「あんたはどうせ体操着姿の小学生がケツ並べて綱引きしてるのが見たいだけだろう。あのな、あんたのくだらん趣味のために軍務に支障を来すなんざ論外だよ」
「見損なわないでください」
「私が見たいのは騎馬戦や棒倒しでの、幼女のきゃっきゃうふふのつかみ合いです」

約3日の積み。『さくらファミリア!』の完結から1年1ヶ月。一迅社文庫での杉井さん、3番目のシリーズが始動。千の花嫁と言えば、電撃文庫『よめせんっ!』を思い出しますな。
当初は2010年12月発売予定だったが延期。延期前には、ゆでそばさんによるイラストも公開されていたが、再び発売予定に登場したときには、きみしまさんに代わっていた不思議。
杉井さんが自分の所為って言ってるけど、どこまで本当なんだろうか。

きみしまさんは『あかね色シンフォニア』で一迅社文庫には登場済み。最近は『ザ・サード』のイラストも担当してるよね。

表紙はメインヒロインの有葉(ありは)。ぱっと見、凛々しいお姿に見えますが、よくよく見ると、制服があちこち破れていて微エロ。

舞台は現実とは異なる歴史を辿った近未来の日本。吸血鬼(アプヌース)の血を引く紫音寺の姉弟、有葉とミコトが活躍するハーレム伝奇アクション。
デビュー作『火目の巫女』と『さくらファミリア』を足して2で割って、エロを足したような内容。

ミコトは、とある理由から血族を増やさないといけないので、可愛い女の子を見付けると、すぐえっちぃことに及ぼうとする。毎章、やらしいことをするのがコンセプトの1つ、みたいなことが後書きに書いてありました。
何にせよ、ナイス触手、ナイスブルマと言わざるを得ない。

登場人物には変態が多いが、本筋自体は至って真面目でモブはばっさばさ死んでいきます。シリアスとエロのバランスが絶妙だな。と言うか凄くエロゲにありそう。
舞台設定が俺の苦手分野でなぁ。国同士の戦いがどうなってるのかが、なかなか把握出来ない。
取り敢えずアメリカがボロカスな扱いされていることは理解ったw

口絵にはノウェムとかいう美少女が登場してるんだけど、あれ、本編に出て来てなくね?

本作は最初から様々なメディアミックスが企画されているらしいが、今後どんなものが登場するのだろうか。
現実的なのはコミカライズ、ドラマCD、イメージソングCDあたりか。あとは最近流行りのTwitterくらい?

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
シオンの血族2 魔王ミコトと九十億の御名(2011/02)

著者リンク
さくらファミリア! Episode3(2009/04)
剣の女王と烙印の仔Ⅰ(MF文庫J、2009/04)
花咲けるエリアルフォース(ガガガ文庫、2011/02)
生徒会探偵キリカ <1>(講談社ラノベ文庫、2011/12)

イラストリンク
あかね色シンフォニア(2009/10)
秋津楓はアたらない!(2010/09)

MF文庫J,ハヤカワ文庫JA,一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記

今月は公式発売日通りの発売。一迅社はもしかしたら1日くらいは早く出ていたかもしれん。ブツは、

・ぼくと彼女に降る夜 アビリティー・ゼロ~からっぽの未来
・火の国、風の国物語9 黒王降臨
・生徒会の火種 碧陽学園生徒会黙示録3
・ハイスクールD×D6 体育館裏のホーリー
・スノウピー1 スノウピー、見つめる
・シオンの血族1 魔王ミコトと千の花嫁
ぼくと彼女に降る夜 アビリティー・ゼロ‾からっぽの未来 (富士見ファンタジア文庫)火の国、風の国物語9 黒王降臨 (富士見ファンタジア文庫)生徒会の火種 碧陽学園生徒会黙示録3 (富士見ファンタジア文庫)ハイスクールD×D6 体育館裏のホーリー (富士見ファンタジア文庫)スノウピー1 スノウピー、見つめる (富士見ファンタジア文庫)シオンの血族 1 魔王ミコトと千の花嫁 (一迅社文庫 す 1-5)

あと、発売日に何故か置いていなかったハヤカワ文庫JAの

・ザ・ジャグル 汝と共に平和のあらんことをⅡ
ザ・ジャグル 2―汝と共に平和のあらんことを (ハヤカワ文庫 JA サ 9-2)

の計7冊を購入。あと、ドラマガ買ってきました。
DRAGON MAGAZINE ( ドラゴンマガジン ) 2010年 05月号 [雑誌]

連休の関係でMFがフライングしていたら、えらいことになるなと戦々恐々していたんだが、幸いセーフ。ご丁寧にMFは24発売と新刊台のスペースを空けて紙が貼ってありました。こういう処置は有り難い。

『ザ・ジャグル』は会計中に失念していたことに気付き、店長にペコペコしながら別で会計してもらいました。

『まぶらほ』はもう切りの方向で。
『レジェンド・オブ・レギオス』は存在を忘れてましたが、折り込みチラシで表紙イラスト見ると、欲しくなってくんだよなぁ。何で最初から文庫で出してくれないんだよ!
『風の聖痕』は長編7巻の冒頭、つまり遺稿を収録だそうで。
まぶらほ じょなんの巻・ろく (富士見ファンタジア文庫)レジェンド・オブ・レギオスI リグザリオ洗礼 (富士見ファンタジア文庫)風の聖痕 Ignition 6 ヒミツのカンケイ (富士見ファンタジア文庫)

メディアミックスの話なんかはドラマガを読んだときに。

一迅社の来月の新刊にはまさかの続編『ある秋の卒業式と、空を見上げるアネモイと。』が登場。今更……!?
まぁ、買うけど(ぉ

一迅社文庫

あかね色シンフォニア (一迅社文庫 み 3-3)

著:瑞智 士記 イラスト:きみしま 青

「それでは皆さん!」
「おつかれこーでぃんぐー!」

約4ヶ月1週間半の積み。一迅社文庫。『フォルマント・ブルー』でデビューした瑞智さんがまた音楽モノってのと、タイトルに惹かれて購入。

DTM(デスクトップミュージック)部に入部した少女そなと彼女を取り巻く個性豊かな美少女達の交流を描く。
ぱっと見は、百合百合ガールズスクールライフって感じなんだけど、がっつりDTMの話してます。完全に趣味じゃねーかw
しかし、決してナンバーワンではないが、オンリーワンの素晴らしさがある作品だと思う。そもそも音楽にスポットを当てている作品自体が少ないしなぁ。『ポリフォニカ』は微妙なところだし。

何だろうな、特に凄い盛り上がりどころがあったりするわけじゃないんだけど、この部活してるよ!って雰囲気が良いよね。

キャラが多いのは続刊前提の仕様なのかな。その割には一向に2巻が発売されませんが。
そしてストッキングエロい。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:B+

著者リンク
フォルマント・ブルー リミックス(2009/08)

イラストリンク
秋津楓はアたらない!(2010/09)
シオンの血族1 魔王ミコトと千の花嫁(2010/03)

一迅社文庫

フォルマント・ブルー―リミックス (一迅社文庫)

著:瑞智 士記 イラスト:むらた たいち

「生身の演奏家だからこそ、作曲家や指揮者の意志を超えることができるんです!昔……お父さんが云ってました」
「何が……何が云いたいんだ?」
「わたしが、あなたの意志を超えてみせます」

約6ヶ月半週間の積み。一迅社文庫。2005年に富士見ミステリー文庫から、木ノ歌詠名義でデビューした瑞智さんの原点がこの度、新装版で登場。今は亡きファンタジアバトルロイヤル掲載の短編も収録という隙の無さ。
ある程度の巻数が出せなかった作品の雑誌掲載短編が文庫に収録されるなんて、もう奇蹟と言っても良いと思う。

イラストはスーパーダッシュ文庫の『アリフレロ』やファミ通文庫の『バトルフィールドは空騒ぎ!』のむらたたいちさん。
ミヤスさんのままが良かったなぁ。

ストーリーは不治の病に冒された主人公、春希が自らをシンセサイザーを思い込んでいる少女、伽音と出会ったことで変わっていく……というもの。
ラブコメでもなくバトルでもない青春小説。

何と言っても5年前の作品なので、殆ど内容憶えてないから、どの程度改稿されているのかがよく判らん。家のどっかにはオリジナルがあるんだけど、発掘出来ねぇ……orz
後書きではなるたけ改稿しないようにしたって書いてあったけど。

5年前っていったら、まだ富士ミスが辛うじてミステリーの要素を残していた頃だと思うんだけど、そう考えると、所々ミステリーと言い張れないこともない部分があるな。

いずれにせよ、この新装版が出たという奇蹟を喜びたい。この調子で色んな作品の新装版出してくれないかなぁ。

燃:C 萌:B 笑:C 総:B+

カラっぽの僕に、君はうたう。―フォルマント・ブルー (富士見ミステリー文庫)
カラっぽの僕に、君はうたう。―フォルマント・ブルー (富士見ミステリー文庫)

一迅社文庫

ANGEL+DIVE CODEX 3 (一迅社文庫 し 1-8)

著:十文字 青 イラスト:青稀 シン

「人間ってさあ、死ぬときは死ぬじゃん?わたしらに殺されたやつらみたいに。何が起こるかわかんないわけじゃん?だったらさあ。やりたいことやんなきゃ損だよね!一番気持ちいいこと、いっぱいやんなきゃ!もったいないでしょ?だって、せっかく生まれてきたんだもん!」

約4ヶ月の積み。3ヶ月振りの新刊。第1部が3冊で終わったので、2部も3冊で終わるかと思いきや、そうでもなかったんだぜ。
総扉を見ると、依慧がネコミミカチューシャを付けて恥ずかしがってたりするから、萌え萌えな内容もあるよ!的な展開かと思いきや、全然そんなことなかった。

今回はひたすら殺伐とした展開。準レギュラーにも死者が出て、重苦しい雰囲気に。
また、1部で登場していたキャラクターも多数が再登場し始めて、クライマックスが近いことを予感させる。

これまではほぼ3ヶ月スパンで出ていた本シリーズですが、しばらくお休みを頂戴して構想を練るそうです。
え、止めるタイミングおかしくね?

燃:B 萌:B+ 笑:C+ 総:A-

コミカライズ,一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記

今月はいつも通り20日に発売。ブツは、

・いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室1
・中の下! ランク1.中の下と言われたオレ
・絶望同盟
・りてらりっ ~深風高校文芸部~
いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室1 (富士見ファンタジア文庫)中の下! ランク1.中の下と言われたオレ (富士見ファンタジア文庫)絶望同盟 (一迅社文庫)りてらりっ―深風高校文芸部 (一迅社文庫)
の計4冊。

ファンタジアでは『蒼穹のカルマ』4巻が登場。ドラマガに掲載された4コマが収録されているそうです。
蒼穹のカルマ4 (富士見ファンタジア文庫)

一迅社では2巻で切った『文芸部発マイソロジー』が3巻打ち切りのようです。後書きをぱらぱらと見たところ、第2部も書きたいと書いてあったので、打ち切り完結なんだろう。
文芸部発マイソロジー〈3〉 (一迅社文庫)

来月の新刊では長らく延期していた杉井さんの新作『シオンの血族』がいよいよ登場。ただ、絵師がゆでそばさんから、きみしま青さんに変更。杉井さんのブログには自分の力不足で延期、みたいなことが書いてあったけど、一体何があったんだ……。
まぁ、それはともかく、さらっとメディアミックス進行中って書いてあるんですが……。
あとは、注文していたコミカライズを色々と。

・"文学少女"と美味しい噺 <1>
・ミスマルカ興国物語 Ⅰ
・長門有希ちゃんの消失 <1>
・戦闘城塞マスラヲ <01>
・クラック・ハウンド <3>
“文学少女”と美味しい噺(レシピ) 第1巻 (あすかコミックスDX)ミスマルカ興国物語 (1) (角川コミックス・エース 267-1)長門有希ちゃんの消失 (1) (角川コミックス・エース 203-5)戦闘城塞マスラヲ (1) (角川コミックス・エース 263-1)
クラック・ハウンド 3 (ジェッツコミックス)

おっけ、積み本がまた増え始めてきたぜ!

一迅社文庫

創黎のアリシア (一迅社文庫 う 1-3)

著:上原 りょう イラスト:桐野 霞

「これ、あたしの勝負服だから!」

約三ヶ月二週間半の積み。一迅社文庫。『白銀のローレシアン』の著者の新シリーズ。イラストはまた桐野さんか!
このあからさまなタイトルと、ダブルヒロイン制をアピールする表紙。そして日本刀を構えた制服姿の少女。
こんだけ『シャナ』テンプレートアピールされたら読まないわけにはいかないw
どんだけ露骨やねん!せめて日本刀隠せ!と思うんだが。

うん、ごく普通の学園異能でした。主人公の千尋は実は不思議な力を持っていましたタイプ。
ちょっと意外だったのはもう一人のヒロイン、さくやもがっつり異能サイドに絡んでいたことか。途中から絡むんじゃなくて、物語開始時点で絡んでんの。

何だろうなぁ、特にここが面白いってのが無いんだよなぁ。たとえば、MF文庫J『天川天音の否定公式』なんかは学園異能のテンプレートなんだけど、著者独特の雰囲気とヒロインの可愛さで味付けがされてると思うの。
でもこれ、ただただテンプレートなんだよなぁ。もっと中二ワードを出してくれれば、テンション上がったかもしれんのに。

あとは序盤のアリシアのDQNっぷりが気になった。真尋が、こつこつお金を貯めて買ったテレビを一刀両断ってどういうことなの。

二巻の発売は一巻の時点で決まっていたよう。その二巻は一月、つまり今月発売ですが、もう買わないよ。とか言って、口絵に釣られたクマーってなるかもしれんけど。

燃:C 萌:B- 笑:B- 総:B-

灼眼のシャナ (電撃文庫)
灼眼のシャナ (電撃文庫)

一迅社文庫

土属性はダテじゃない! (一迅社文庫 は 5-1)

著:葉原 鉄 イラスト:八坂 ミナト

デカい、ダサい、ヂミの3D揃った非モテクン!
ぼそぼそ喋って気持ち悪い!
一人で土いじりでもしてれば?


約一ヶ月二週間の積み。一迅社文庫。四大属性の中で最も地味な土属性に注目した作品ということで、興味を惹かれました。「ダテじゃない!」と言えば、ファンタジア文庫に『量産型はダテじゃない!』ってあったな。

MF文庫Jの『この広い世界に二人ぼっち』の著者は葉村哲さん。ややこしい……。
表紙はヒロインの火属性少女、雪乃。帯を外すと、がっつりぱんつが拝めます。

さて、土属性とか謳ってるから、がっつり現代学園異能なのかと思いきや、そうでもない。パートナーの精霊を出場させて、人間はサポート役に回る異種精霊障害乱走なる競技で優劣を競い合う。
最後はバトルで締めたものの、学園異能というよりは青春スポコンって感じかなぁ。

雪乃は黒髪のクールビューティーですが、描写とイラストの力で実に良いヒロインに仕上がっていると思う。やはり黒髪は(・∀・)イイ!
あとはもっとLOVE寄せがあれば完璧だったんだが。

また、主人公、麒一郎(きいちろう)のパートナーとなる精霊、のづちも可愛いんですよ。著者紹介でロリババァが好きって書いてるだけあって、良いキャラ出してる。一家に一人欲しい。毎日、みかん食はしんどそうだがw

世界観が結構堅実。キャラも、今回は麒一郎と雪乃の物語に焦点を当てつつ、面白い背景を持ってそうな人達が配置されている。特にターボDこと泥田坊が気になる。

えらく文章が堅実だと思ったら、ジュブナイルポルノの人なのね。ちょっとブログ覗いたら、本作の宣伝として、「ロリババァに●●●を●ゃ●られたい」人は是非って書いてあって吹いた。確かに何回も●ゃ●られてたけれどもw

というわけで、『土属性はダテじゃない!』でした。二巻はLOVE寄せ増加に期待。勿論、続き出るんだよね!ね!?

燃:B+ 萌:A 笑:B 総:A

量産型はダテじゃない! (富士見ファンタジア文庫)
量産型はダテじゃない! (富士見ファンタジア文庫)