著:西村 悠 イラスト:ゆでそば
「いいじゃん、誤解されたって」
「誤解されたままじゃ、ダメなの?」
「あたしは和樹が好きだよ。すごく、とても、大好きなんだ」
約二ヶ月三週間の積み。四ヵ月振りの新刊。表紙は清楚なメイド服を着た春奈ということで吸引力は抜群です。
一巻のときは気付かなかったけど、挿画仕上げを『ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。』のイラストの鍋島テツヒロさんが担当してるのね。挿画仕上げが具体的にどういう仕事をするのか判らんけれども。
今回は最初から最後まで和樹の出番があるので、ちゃんとダブルヒロインでLOVEしています。ずるずる三角関係を引っ張らず、どういう形にせよ進展させようとキャラを動かしているのは好印象。
と思っていたら、最後の最後でヒロイン増えたー!?しかも挿絵でストッキング+ぱんつというアグレッシヴさを発揮。とどめに三巻に続きましたよ。
何はともあれ、メイドさんな春奈が可愛かったので続投せざるを得ない。まだ次で切り捨てる可能性はあるが。
燃:C 萌:A 笑:C+ 総:B+
シリーズリンク
・読書の時間よ、芝村くん!(2009/03)
著者リンク
・秋津楓はアたらない!(2010/09)