富士見ファンタジア文庫

H+P10-ひめぱら- (富士見ファンタジア文庫)
著:風見 周 イラスト:ひなた 睦月

『エリスさまに行っていただきますのは、正確には《わかめ酒》ではありませぬのじゃ。名付けるなれば《わ〇めクリームソーダ》ですじゃ!伏せ字の部分にどんな文字が入るかはナイショですのじゃ!ふゥははははー!』

2011年8月の新刊。約1年3ヶ月2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
積んでる間に完結したでござるの巻。
表紙は順当にエリス。

さて、サキュバスの女王レネゲイドの配下セグレタに【魅了(チャーム)】の魔法を掛けられてしまい、魔力を失った恭太郎。
【魅了】を解除するには愛が必要ということで、お姫様達がそれぞれ奮闘する……というお話。

このままシリアス展開に雪崩れ込むかと思いきや、やってることは大体いつも通りという。
えっちぃだけじゃなくて、ちゃんとLOVE寄せもあるので、中だるみもせず、サクサク読めるか。

そして、すっかり忘れた頃に、いよいよ恭太郎のお姉ちゃんが登場です。まさか敵方に召喚されるとは……。
次は2012年2月に11巻、6月に12巻、11月に13巻、そして12月に新シリーズ『アーマード・マーメイド』。

燃:C+ 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
H+P⑨-ひめぱら-(2011/04)
H+P⑪-ひめぱら-(2012/02)

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

いつか天魔を斬る魔女 (2) (カドカワコミックス・エース)
原作:鏡 貴也 漫画:江戸屋 ぽち キャラクター原案:榎宮 祐

「斬ったのはムカツク…けど、家族だから許してやる」

2012年7月の新刊。
やっぱりコンプエース連載のラノベコミカライズは2巻で終わる宿命なのか……。まぁ、2巻だけっつっても、ほぼ1年間やってる計算なんだけど。

今回は殆ど璃依音とペルティメインで、友人連中は存在感薄め。璃依音が一級魔女として成長するまでが描かれる。
結局、最後まで本編レギュラーメンバーは、ぼんやりした姿くらいしか登場せず。というのも、元々は月光きゅんとの絡みとかがあったらしいのだが、江戸屋さんの意見で変更になったらしい。
月光きゅんに出て来てほしかったなぁ。まぁ、江戸屋さんの作画だと、凄い童顔になりそうだが。

鏡さんの構想によると、5巻分の話だったらしい。無茶な……。

燃:B 萌:B+ 笑:C+ 総:B+

シリーズリンク
いつか天魔を斬る魔女 <1>(2011/12)

富士見ファンタジア文庫

いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室5 (富士見ファンタジア文庫)
著:鏡 貴也 イラスト:榎宮 祐

「俺は国よりも上位に存在している天才だ。つまり俺は国からの命令を聞く必要はないわけだな」

 

2012年7月の新刊。約4ヶ月1週間の積み。3ヶ月振りの新刊。短編集は10ヶ月振り。『真伝勇伝・革命編 堕ちた黒い勇者の伝説』7巻からは連続刊行。

 

短編集ラストということで、表紙は月光と美雷を中心に全員集合といった感じで。
帯に殆ど隠れているが、外すと美雷のしまぱんが拝めます。まぁ、美雷のぱんつを見たところで……というアレだけども。

 

さて、残りの未収録短編を収録+書き下ろしという構成で終了です。基本的に独立した短編ばっかりだから、これでラストという感じはしないのだが。

 

口絵のピンナップは温泉風景ということで、美雷やヒメアのお尻が。胸よりお尻とは……やるじゃない。
裏面は月光と美雷のイチャラブ具合がががががが。まぁ、妄想なんだけど。

 

今回のまとめとしては、醤油ミルク味のチロルチョコ好きな月光きゅん萌えということですね(ぉ

 

次は2012年9月に『大伝説の勇者の伝説12 遅れてきた魔眼の王』、11月にこっちの本編11巻『悪魔と魔女と生徒会長の恋』、2013年2月に『大伝勇伝』13巻。

 

燃:C 萌:A 笑:B 総:A-

シリーズリンク
いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室 <4>(2011/09)
いつか天魔の黒ウサギ10 校庭で笑う魔女(2012/04)
いつか天魔の黒ウサギ11 悪魔と魔女と生徒会長の恋(2012/11)

富士見ファンタジア文庫

ボクの可愛い国家令嬢 (富士見ファンタジア文庫)
著:鏡 遊 イラスト:QP:flapper

「たとえ変態になってしまっても、君がこうしなければこの国が滅びかねない。そう、君はいわば救国の変態だ」

2012年8月の新刊。約3ヶ月1週間半の積み。エロゲシナリオライターの鏡さんがファンタジア文庫に登場。
ラノベデビュー自体は既にMF文庫J『神なる姫のイノセンス』で果たしている。
タイトルの「国家令嬢」は「おじょうさま」と読みます。

イラストがQP:flapperさんの時点で内容に関わらず買わざるを得ないわけでして。久し振りに見たけど、絵柄変わった?

さて、幻獣(ファントム)と呼ばれる異形が存在した世界。その幻獣の存外が消えた後に現れた、幻獣の力を宿した幻獣能力保有者(ファントム・キャリア)の少女達。
その中でも、ずば抜けた能力を持つ4人の国家令嬢と呼ばれる内の1人、瑞鳳院凛々花(ずいほういん・りりか)のお世話をすることになった少年、黒鉄鋼(くろがね・こう)の受難を描く。

凛々花は重度の男嫌いということで、彼女のお付きのメイドだった少女はがねに変装して、凛々花に近付く鋼。
女装主人公ということで、やたら変態だと強調されるんだけど、正直、この程度で変態とか言われても片腹痛いわw

物語は一応ラブコメ主体の展開なんだけど、幻獣に関する設定も広がりを持たせているので、どっちの方向に展開していくかが問題か。
4人居るという国家令嬢が揃い踏みするまで続けられると良いんだが。

次は2012年12月に2巻。暫くは様子見かな。

燃:B+ 萌:A- 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
ボクの可愛い国家令嬢 <2>(2012/12)

著者リンク
僕のカノジョ先生(MF文庫J、2018/08)

イラストリンク
ロック・ペーパー・シザーズ1 時、止めてから本気出す(ファンタジア文庫、2013/10)
小説 ガーリッシュナンバー <1>(2016/07)

富士見ファンタジア文庫

ハイスクールD×D 13 イッセーSOS (富士見ファンタジア文庫)

著:石踏 一榮 イラスト:みやま 零

二人で盛り上がって抱きしめ合っちゃうなんてことをしてしまった!そのままぐるぐる回ってダンスみたいにはしゃいでしまったよ!だって、アーシアちゃんがかわいいんだもん!

2012年9月の新刊。約2ヶ月の積み。5ヶ月振りの新刊。
今回はBlu-ray付き限定版があったんだけど、特に惹かれなかったため通常版をチョイス。
表紙は朱乃さん。通常版は巫女服、限定版は堕天使モード。個人的には巫女さんの方が好きなので問題無い。

さて、今回は短編集。8巻に続いて、2回目の短編集か。
口絵ピンナップが、まさかの女体化木場で吹いた。可愛くて2度吹く。

ドラマガ掲載短編を余すところなく収録……かと思いきや、一部漏れている短編があったり。 後書きでの言い方を見ると、未収録のまま終わりそうなのだが、まだまだ短編集を出せる余地はあるよな……? 今の勢いなら、それこそ小刻みに短編集を出しても問題無さそうだけどな。

書き下ろしはミリキャスが兵藤家に遊びに来るエピソード。サーゼクスの眷属達も正式登場。 強過ぎるから、今後まともな出番があるかは分からんけど。

次は2013年1月に14巻『進路指導のウィザード』、3月に15巻。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ハイスクールD×D12 補習授業のヒーローズ(2012/04)
ハイスクールD×D14 進路指導のウィザード(2013/01)

富士見ファンタジア文庫

デーゲンメイデン 2.池袋、穿孔 (富士見ファンタジア文庫)
著:田口 仙年堂 イラスト:柴乃 櫂人

「池袋の人間を脅かす悪がこの世に存在する事━━そんなもの、私の美意識が許さない」

2012年10月の新刊。約1ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、今回は休日を利用して、池袋へとやって来た練司達。その一方で、サンシャイン60の地下では、年に一度の三種の神器の会談が行われていた。それを狙って、ロキが現れて……というお話。

新たな伝承者も登場して、分かってきたが、伝承者とDアームは見せ場では、それぞれの決め台詞みたいなものを言ってから戦闘に突入するんだな。
これは結構格好良い演出。全員、共通フォーマットなのが実に良い。練司と薄緑の掛け合いだけは1巻と変わってるんだけど、この2人のやり取りだけは、どんどん変わっていくのかな。

で、物凄い早く訪れた、練司といすか、再会の時。それは最高に早い最悪の再会で。
いきなりクライマックス過ぎてワロタ
しかも、いすかがロキに所属している理由まで明かされそうになるし。
どっちかっつーと、最終巻近くでやる展開のような気がするんだけど……。

どうでも良いけど、『でげめで』って略称が定着する気が全くしねぇw

燃:A- 萌:A- 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
デーゲンメイデン 1.台場、両断(2012/06)
デーゲンメイデン 3.後楽園、破砕(2013/02)

ガガガ文庫,コミカライズ,富士見ファンタジア文庫,朝日ノベルズ,講談社文庫,雑記,電撃文庫,GA文庫

予約していたものやら何やら、ぞろぞろと。一般は、

・文庫版 死ねばいいのに

の計1冊。
ラノベは、

・完璧なレベル99など存在しない
・神曲奏界ポリフォニカ ディサイディング・クリムゾン
・魔法の材料ございます ドーク魔法材店三代目仕入苦労譚
・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。⑥
・下ネタという概念が存在しない退屈な世界 <2>
・新生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録 上
・H+P⑬ -ひめぱら-
・いつか天魔の黒ウサギ11 悪魔と魔女と生徒会長の恋
・BIG-4 4.続・四天王選手権!くそ、たまには、ぼくもちょっと本気出すか!?
・冴えない彼女の育てかた <2>
・黒鎖姫のフローリカ
・アリストテレスの幻想儀典 1.禁忌の八番目

の計12冊。

何で今更電撃文庫を買ってきたかというと、大垣書店が電撃文庫を買った人にだけ目録を配っていたからです。
ケチケチすんなよ!普通に配布しろよ!と思わないでもないけど、ボリュームがボリュームだからなぁ。

GA文庫では、『IS〈インフィニット・ストラトス〉』を意識しまくりの新シリーズ『ハンドレッド -ヴァリアント覚醒-』なんてものが出ましたが、はてさて人気作となれるのか。
個人的には『IS』ほどタイトルが格好良くないなぁ、と。
『魔材』は積み過ぎて完結したっぽいでござる。

第5回GA文庫大賞では、「ボッチの帝王学 -経営学を極めた俺様が女ばかりの異世界では家畜扱いなんですけど!?-」と「安心と信頼の全裸率―18%」が気になりますね。

ガガガ文庫では、新シリーズ『セックス・バトルロワイヤル!』のタイトルが酷過ぎて萎えた。何の捻りも無く、ただただ下ネタじゃねーか!
来月は森田季節さんの新作が登場。遂にガガガにまで来たか……。

『はまち』アニメは2013年4月からだそうで。『ささみさん』はシャフト制作で1月から。
『GJ部』も1月からということで、流石に同レーベルアニメ3本同時スタートとはならんか。

暫くガガガ文庫を買ってなかったから、メディアミックスの話をしないままだったんだけど、その間に、『寄生彼女サナ』がコンプエースで、『GJ部』がサンデーGXで、『ささみさん』がサンデーで、それぞれコミカライズ。
週間漫画誌でラノベのコミカライズが連載されるのは初めてなんじゃないかしら。

ファンタジア文庫の話はドラマガ読んだときに。

ボーダーは、

・フェアリィフィールド 妖精戦陣

の計1冊。
コミカライズは、

・なれる!SE Vol.2
・涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 <07>
・長門有希ちゃんの消失 <5>

の計3冊。

富士見ファンタジア文庫

RPG W(・∀・)RLD12 ‐ろーぷれ・わーるど‐ (富士見ファンタジア文庫)
著:吉村 夜 イラスト:てんまそ

「娘さんを……おれにください」
「えっ!そ、それは、その━━ど、どちらを、ですか?」
「両方ください」

言い切った!?
2012年9月の新刊。約1ヶ月3週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
ここにきて、遂に表紙にリアル等身のキャラが登場。これから最終巻までは、こんな感じになるのかな。

さて、次々と復活を遂げる魔神達。だが、それと同時に、勇者一行が帰還する。
最終決戦に向けて、色んな意味で盛り上がるユーゴ達。仲間が欲しかったというラムダの独白には涙腺をやられたわ。

最早、軍神ゴーデスの化身となったユーゴは完全に「俺がガンダムだ」のノリだよな。勇者をロールプレイし過ぎて、迂闊にエロいことを出来なくなったのは残念だが。

魔神撃破となるかと思いきや、後少しというところで、教団の邪魔が入り、チャンスを逃してしまうユーゴ達。
七大神から力を授かったとはいえ、まだまだ勝ち目が薄いわけだが、残り2冊でどうにかなるのだろうか……。

もしかしたら、本編完結後に短編集的なものが出るかもしれないとか何とか。

燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+

シリーズリンク
RPG W(・∀・)RLD11 -ろーぷれ・わーるど-(2012/05)
RPG W(・∀・)RLD13 -ろーぷれ・わーるど-(2013/01)

富士見ファンタジア文庫,雑記,雑誌

ドラマガ買ってきました。


最近、知人から、健全なことで定評のあるウチのブログがウイルスバスター2009にブロックされるというファッキンな現象があると聞きました。
ますたに相談したところ、数日内に問題が解決されるとかで、もしブロックされていたのが見れるようになったという方が居れば教えてください。

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 1 (アライブコミックス)
作画:葵季 むつみ(あおき) 原作:村上 凛 キャラクター原案:あなぽん

「ねぇ、いい?言っていい?あたし今、超ドン引きなんですけど」

 

2012年10月の新刊。
ファンタジア文庫で躍進中のラブコメシリーズのコミカライズがコミックアライブに登場。
ファンタジア文庫のコミカライズ作品がアライブで連載されるのは確か初めてだった筈。

 

作画の葵季さんは、同じくアライブで『なみいろ』とかいうモバイル美少女ゲームのコミカライズを描いてた人か。

 

さて、基本的には原作通りのコミカライズ。しかし、ビジュアルがついたことにより、柏田の痛々しさが益々引き立つ形に。
面白いんだけど、読んでいると辛くなってくる部分もあるw

 

時折、ファンタジア文庫の作品やコミックアライブが登場したりも。題材が題材だから、他のメディアミックスタイトルとコラボすると面白いかもしれん。

 

柏田がオタクだと、桃にバレる原因となったのは姉モノのラノベだけど、柏田さん、良いチョイスされてるじゃないですか。
常々疑問なんだけど、何故ラノベには姉モノが全然無いのか。そろそろ妹ブームが反転して、姉ブームが来ないものか。
そしたら俺とウルキアガが歓喜するから。

 

個人的に原作を大プッシュしてるシリーズだから、補正が掛かってる部分もあるとは思うが、アライブのコミカライズとしては中の上くらいではないかなー、と。桃の可愛さがちゃんと再現されてるし。ついでに鈴木のイケメンっぷりも再現されてます。

 

原作と同時購入キャンペーンなんかもやってるし、アニメ化まで辿りつけると良いなー。

 

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <2>(2013/04)

 

原作リンク
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!(2011/07)