アニメ,富士見ファンタジア文庫

「あんた、まだ私の毛しか見てないでしょ!」

遅れて美菜に届いた良介のメール。彼の気持ちを知った美菜は特異者としての力を発動させ、リサラを精神世界へ送り込む。
リサラは無事、気持ちを伝え、良介を連れ戻すことに成功。肌が治ったのは特異者の力なのかしらん。

良介とリサラが想いを通じ合わせることで、膨大なエナジーが発生するのを目の当たりにしたダルニアは、人間と死神の新しい関係、ライフジュエルのシステムを発案する。
まさか、ここで原作の設定に辿り着くとは……。学生にシステムの説明をしていた死神って、原作にも居るあの先生かな?
仕掛けとしては面白いんだけど、このアニメでやる意味があったのかは疑問だなぁ。

最後は特殊EDと見せかけて、普通のEDだったでござるの巻。

総評

ってなわけで、ファンタジア文庫原作のド直球タイトル『だから僕はHができない。』全12話でした。
まさかの原作大幅改変というアレ。昨今、ここまでの改変は珍しいのではないかと。

改変自体は、まぁ良いとしても、何でバトル&シリアス路線に改変したのか理解らない。お色気路線に改変するなら理解るが……。
バトル成分多い方が映像映えするんだろうけどさ。
主題歌や作画が良かっただけに勿体無いよなぁ。

路線変更しての2期ならアリな気がするけど、どうだろう。もう原作も終わりそうな気配だしな……。

燃:C 萌:A- 笑:B 総:A-

エピソードリンク
第11話「恋をかなえて」

富士見ファンタジア文庫

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 5 (富士見ファンタジア文庫)
著:村上 凛 イラスト:あなぽん

「スーパーマン……スーパーかしわだマン……」

2012年10月の新刊。積んでねぇ!4ヶ月振りの新刊。
表紙は桃と彼女の妹、柚子(ゆず)。よく考えたら、直輝と桃以外のキャラが表紙に登場するのは初めてなのか。
帯を外すと、勿論柏田が。

帯には何と声優、竹達彩奈さんからのコメントが。これは竹達さんが桃役でアニメ化くるで!

さて、今回は前巻ラストの急展開など無かったかのように、各キャラにスポットを当てた短編集です。
よっしゃ、ドラマガ掲載分の短編も収録や!これで勝つる!と思ったら、全部書き下ろしって、どういうことなの……。
つい、この間も似たようなこと書いたな……と思ったら、『なれる!SE』6巻だったわ。

『あんた同世代にモテないんだから、年下にモテて良かったじゃん。ま、年下って言っても……』

以前から存在は示されていた桃の妹、柚子と初遭遇する直輝。
柚子の口から、実は既に桃が柏田にメロメロ(誇張表現)であることが判明するわけだが……。
直輝のさりげない気遣いが光ってますよね。

『あんな写真を撮られるなんて……もうお嫁に行けないですっ!』

桜井さんとコスプレ写真撮影大会でござるの巻。くそ、桜井さん可愛いなぁ。ぐぬぬ……。

『アタシの兄貴がオタクでヘタレでどうしようもない件について』

家に、桃と桜井さんを連れて来た直輝に、妹あかりが嫉妬するお話。直輝さん、完全にリア充じゃないですかー!やだー!

『刺激的な夜でしたね?柏田さん♪』

ムラサキさんと徹夜で同人誌制作でござるなお話。ムラサキさんが放つ年上のお姉さんオーラが堪りませんね。
お礼に何でも言うことを聞くとか、いやらしいことしか思いつかないな!

『俺たちにはまだまだ知らない世界があると痛感した一日だった』

姉を怒らせてしまった罰として、腐女子グッズを買いに行く羽目になった鈴木に付き添うことになった直輝。

『はじめてのおるすばん』とか出て来て吹いた。実在するエロゲーじゃねぇかw

『あんな柏田君、初めて見たわ。なんていうかその、すごく……面白かったわ』

長谷川さんと一緒に、彼女の友人が通う高校の文化祭に行くことになった直輝。唯一、この短編だけは今後へ繋がりそうな内容となっている。

そして、直輝が長谷川さん以外の女の子と付き合うことになるという今後の展開が示されて終了するという強烈な引き
どう考えても、桜井さんが噛ませになる流れじゃないですかー!やだー!

まとめ

ヒロインがみんな可愛過ぎて辛い。全体的に王道ど真ん中のベッタベタなラブコメなんだけど、だがそれが良いと言わざるを得ない。
そして、終始ニヤニヤしながら読んでる俺きめぇええええええええ。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <4>(2012/06)
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <6>(2013/02)

富士見ファンタジア文庫,雑記,電撃文庫,GA文庫

予約していたものを引き取ってきました。前回トラブルがあって持って帰れなかったものも。
ブツは、

・C^3 -シーキューブ- ⅩⅤ
・鋼殻のレギオス22 ウィンター・フォール(下)
・おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <5>
・デーゲン・メイデン 2.池袋、穿孔
・神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール <2>
・這いよれ!ニャル子さん <10>
・お前のご奉仕はその程度か? <5>
・異能バトルは日常系の中で <2>

の計8冊。

ファンタジア文庫では、『デーゲンメイデン』はコミカライズ最速決定らしいけど、え、最速……?そうだっけ?
新シリーズ『フロムエース1 可愛すぎるクラスメイトとバイトするんだけど、何か質問ある?』は買おうと思ってたんだけど、店頭で全く存在を思い出さなかったぜ……。

そして『東京レイヴンズ』がようやくアニメ化決定。開始早々アニメ化気配を出していた割には発表まで時間かかったな。思ったより人気が出なくてポシャったかと思ってたわ。
ただ、このパターンでアニメ化企画進行中ってなると、焦らしに焦らした揚句、ZEXCS制作+逸郎監督で開始前からお通夜→大爆死の可能性が高いから困る。
ドラゴンエイジではスピンオフコミカライズが始まるらしいですね。

更に、『神様のいない日曜日』もアニメ化決定。え、ギャグ……?まぢなの?
今のご時世にアニメ化して売れるのか……?いや、的確に好きな層を狙えれば良いんだろうけど……。
まぁ、そんなこと言いつつ、いざ始まったらアイちゃんペロペロ(^ω^)フヒヒとか言う奴が続出しそうだが。

GA文庫では、『這いよれ!ニャル子さん』がアニメ2期決定。あれ、そんなに評価高かったんだ……。
アンソロコミックはスルーしようかと思ったんだけど、参加メンバーが結構面白そうなので、取り敢えず買いで。

『異能バトルは日常系の中で』は早くもドラマCD化決定。取り敢えず、編集部としては推したいシリーズのようで安心した。アニメ化期待。
『うちの居候が世界を掌握している!』がコミックBLADEでコミカライズ決定。BLADEにラノベのコミカライズが載るのって初めてかな?

『ゆうれいなんか見えない!』は一旦停止するそうです。同時期にファミ通文庫から新作『覇剣の皇姫アルティーナ』出すとか、編集部と揉めてるとしか思えんのだが……。
あれか、むにゅうさんのスケジュールと合わなくて絵師完全交代の危機なのかしらん。

来月は『幻國戦記CROW』がいよいよ始動。これって何年も前にGAマガジンで近々開始って感じで特集が組まれたにも関わらず全然始まらなかったアレだよな?
まぁ、別に買うわけでもないんだけど<何なんだ

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「世界が嫉妬しちゃいますわ」

良介の生命を救うため、彼と美菜をデートさせるリサラ達。って、街は一体どういう状態なんだ。人っ子一人居ないじゃねーか。犬はうろついてたけど。

自分の死を受け入れ始めているせいか、良介がやたら落ち着いていてイケメン雰囲気に。
テンションのタイトルとの乖離が激しいな……。

で、意を決して告白する美菜だったが、良介は嘘はつけないと、それを断ってしまう。
リサラに自分の気持ちを告げた良介だったが、寿命を迎えてしまい……。おいおい、シリアス過ぎるだろ……。

燃:C 萌:A 笑:C 総:A-

エピソードリンク
第10話「てんごくのちじごく」
最終話「だからHがどうとか言うな」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「お前はお母さんか!」

グラムの力を解放し過ぎた良介は1週間も眠ったままだった。ようやく目覚めた良介に、リサラ達の態度はぎこちない。
というのも、人間界はグリムワルドと繋がったことで、えらい事態に陥っていたのだった。

しかも、良介の寿命は迫ってるわ、メルローからダルニアという死神がやってくるわで。
というか、最早原作と全然違う方向に話が進んでるっぽいな。ドラマガで特集だけは読んでるけど、全然展開が掴めないw
やたらシリアスに舵切るし……。

リサラの身体の斑模様は火傷の痕らしいのだが、そんなところでシリアス感出さんでも……。

エンドカードは武田弘光さんだったんだけど、白濁液塗れで乳牛コスのイリアのアヘ顔ダブルピースでクソ吹いた。
どこで自分の持ち味出しとんねん!規制されとったやないか!

ところで、『対魔導学園35試験小隊』が単独CMやってたんだけど、そこまで売れてんのか?

燃:C 萌:A- 笑:B- 総:A-

エピソードリンク
第9話「奮い勃つ剣」
第11話「恋をかなえて」

富士見ファンタジア文庫,雑誌

DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2012年 11月号 [雑誌]
電撃文庫MAGAZINEが出る前に読み終われただけで奇蹟だと感じる件。

『フルメタル・パニック!アナザー』

表紙。ガチでアニメ化しそうな雰囲気になってきたな……。まぁ、本編最終章をすっ飛ばして、こっちをってことはないと思うが。

と思ってたら、『フルメタル・パニック!Σ』がファンタジア文庫で文庫落ちするとか。
これはラノベ業界としては、なかなか無い動き方ではないか?つーか、アニメ化の布石臭いよな。

アニメの宣伝するにも、賀東さんが書く『フルメタ』新作は望めないだろうし、アニメ化の帯を巻いて新刊コーナーに並べるものを用意しようとしたら、こうなるのかな?

その賀東さんは、なかじまゆかさんと組んで、新シリーズを始動予定。
一発目のイラストには何とヒロイン不在で、ボン太くんが居るという訳理解らんアレ。
まぁ、ボン太くんの中の人がヒロインなのかもしれんが。
詳細は次号待ち。ただ、本当に12月発売予定の文庫は出るのだろうか……。

『対魔導学園35試験小隊』

ピンナップあり。
早くもドラゴンエイジでコミカライズ決定。新人賞受賞作でもないシリーズが、このタイミングでコミカライズってことは結構売れ行き良いのかな。

『生徒会の一存』

新アニメには『黙示録』のキャラも結構出るみたいだな。相変わらず、リリシアさんがフェイトにしか見えないw

で、放送形態は10月からニコニコ生放送で先行配信。その後、1月からテレビ放送になるっぽい。
多分、『えびてん』と同じ形態になるんだろうな。

その生放送ですが、タイムシフト非対応って、どういうことなの……。
プレミアムじゃなかったら絶対追い出されるじゃないですかー!おとなしくテレビ放送を待つことにします。
どうもテレビ放送時には映像が追加されるみたい。『えびてん』のCMを見た限りではな。
ってか、『えびてん』の番宣で、『生徒会』アニメ1期のOPのカバーが流れていて吹いた。
まぁ、関係あるっちゃーあるけども!

短編は会長と知弦さんのキャンパスライフ。いつも通り。

『デート・ア・ライブ』

アニメはAIC PLUS+制作。『あそびにいくヨ!』とか作ったところか。
PVを見た感じでは、かなりの好感触。主題歌らしき曲がすげー格好良いですね。

『ハイスクールD×D』

アニメ2期決定。ソフトの売り上げ的には十分圏内だったが、順当にきたか。
1期の出来良かったし、楽しみだな。

今号はいつもの連載だけでなく、付録のぷち画集の中にも短編が。
画集はカラーモノクロ共に、これまでの雑誌掲載イラストを収録。

『司令官レオンの覇道』

築地さんの新作。特集のみ。『変・ざ・くらする~む』は無駄に企画とかやったのに、凄い勢いで滑ったんだな……。もしかして最初から1冊だけのつもりだったのかしらん。
それに、一時発売予定に上がっていた『ソラの戦巫女』はどうなったんだ。
粗筋から若干『戦嬢の交響曲』臭を感じるんだけど気のせいかな。

『デーゲンメイデン』

今号も短編掲載。って、サブタイが前号のままでござるよ……(´・ω・`)
基本、短編はDアームの東京観光になるのだろうか。

『グランクレスト』

富士見書房とメディアファクトリーがタッグを組んで、世界観設定・監修に水野良さんを据えた大型企画。
要はシェアード・ワールドをやるつもりなのかな。
深遊さんがイラスト担当みたいだし、ちょっと注目か。

『冠絶の姫王(エクセルシア)と召喚騎士』

特集とお試し短編掲載。
スーパーダッシュでデビューした宮沢周さんがファンタジアに登場。タイトルに惹かれて、既に文庫購入済み。

短編を読んだ限りでは、ごく普通のラブコメバトルって感じだけど……。

『フロムエース』

尼野ゆたかさんの新シリーズ。特集+短編掲載。
どうも業界ものっぽい雰囲気なので、文庫買ってみようと思います。
ハレルヤ☆バレット』のときに組んだからって、老眼さんのペンネームをネタにしていて吹いた。成コミ知識じゃねーか!
ってか、『響空のエレメントバレット』は案の定2巻でドン滑りしたのな。

『ダウトコール -三流作家と薄幸執事の超能力詐称事件特別対策-』

特集+お試し短編。
『俺の彼女は飼主様、妹はご主人様』が2巻で終わったマナベスグルさんの新シリーズ。凄ぇ、富士ミス臭が半端ねぇ!
ここだけファンタジアバトルロイヤルみたい!

『落ちこぼれの竜殺し』

特集+お試し短編。
『だから僕は、Hができない。』の橘ぱんさんの新シリーズ。お、『僕H』で実績を積んだ橘さんが真面目なファンタジーを書くのか!と思ったら、普通にお色気全開だったでござるの巻。

『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!』

特集のみ。水着姿の桃が眩し過ぎて、もげた。

新刊情報

11月の新シリーズ『黒鎖姫(くろひめ)フローリカ』と『アリストテレスの幻想儀典(ビブリオダスト)』が香ばしい中二タイトルで気になりますね。

まとめ

やっぱりお試し短編は文庫換算で30~50ページくらいが良いよな。電撃文庫MAGAZINEは100ページくらいを平然と乗せてくるから読むの、しんどいんだよなぁ。

燃:A- 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

雑誌リンク
ドラゴンマガジン 2012年9月号
ドラゴンマガジン 2013年1月号

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

ライジン×ライジン RISING×RYDEEN 1 (ドラゴンコミックスエイジ)
原作:初美 陽一 作画:福原 蓮士

「オレが悪かったよ!テンション上がり過ぎてたんだよぉおぉお!!」
「なるほど。感情の昂ぶりに身を任せた結果、ゲル状の白い液体が飛びました……という事だな。しっかりとデータをメモしておこう!」

2012年9月の新刊。
スタート早々人気爆発らしいファンタジア文庫の異能バトルシリーズがコミカライズ。
掲載誌はドラゴンエイジ。

基本的に原作通り。隆良の異能が発現する下りのやり取りは面白いんだけどなぁ。
この頃はすぐにぶっ放してたから良かったんだけど……。

で、肝心のゲル描写ですが。うーむ、もっとエロくても良いと思うんだよなぁ。いや、むしろ、もっとエロくあるべきだと思う(キリッ
というか、こういう内容のときこそ、成コミ作家を起用するべきだと……。
いや、福原さんが別名義で成コミ描いてたら知らんけど。

そこまで悪いってわけじゃないけど、原作を切ったのに、コミカライズだけ買い続けるほど良いって内容じゃないしな……。
これはストレートに切りかな……。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

原作リンク
ライジン×ライジン RISING×RYDEEN(2012/01)

富士見ファンタジア文庫

ライジン×ライジン3 RISING×RYDEEN (富士見ファンタジア文庫)
著:初美 陽一 イラスト:パルプ ヒロシ

「この交換日記には、相手など存在しない……つまり、これはっ……夜侘が一人で書いた……『妄想一人交換日記』だったんだよーっ!」

2012年8月の新刊。約1ヶ月2週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
え、どういう方向性で行きたいの……?今回はシリアス強めで、みんな、ヒーローヒーロー言ってるんだけど、うん?全然アツくなくね?
凄くスベってる感が……。

ゲルの存在感がどんどん薄れていくのが残念でならない。もっと、どぴゅどぴゅ出しても良いのよ?(ぉ
ってか、ゲル関係の挿絵が無いから、存在感が薄くなるんだよ。ヤロー同士のバトルに挿絵入れてる場合か。

うーむ、こんなノリでいくんなら、これはもう切りかなぁ。

燃:C 萌:A- 笑:B- 総:B

シリーズリンク
ライジン×ライジン RISING×RYDEEN <2>(2012/04)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「知ってるか?女の子の二の腕は、おっぱいと同じ柔らかさなんだって!!」

サブタイの「剣」は「キングダム」と読みます。
さて、VSガルダーブロウグ決着編。殆ど、ただのバトルアニメと化している件。
ってか、リサラはボロボロの死神装束のまま、いつまでウロウロしてんだよw
戦闘中は隠してる余裕が無いのは理解るけど、せめて戦ってないときは手で隠せよ……。見えりゃ良いってもんじゃなかろうに……。

戦いは終わったかと思いきや、何やら人界へと不穏な動きが……。
エンドカードはnauribonさん。え、『鳩子さんとラブコメ』アニメ化ワンチャン?
ってか、規制されちゃう部分まで描くなよw

燃:A- 萌:B+ 笑:B+ 総:A-

エピソードリンク
第8話「好敵胸、揺れる」
第10話「てんごくのちじごく」

富士見ファンタジア文庫

BIG‐4 3.四天王選手権? 勝てるわけないだろ、ぼくはただの人間だぞ! ? (富士見ファンタジア文庫)
著:大楽 絢太 イラスト:ワダ アルコ

「事前に敵の情報なんか調べるな。他の連中がやってるからって、審判買収するカネなんか欲しがろうとするな。そうじゃないだろ。
オレ達が手伝ってやるから……もっと無理して、極限までカッコつけて、不利な条件呑みに呑んで、その上で、でも結局勝利しろ。部下がいざという時頼りにできるのは……やっぱそういう勝ち方のできる四天王なんだ」

2012年7月の新刊。約2ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は、まさかのウェディングドレス姿のイグナレス女モード。普通に美少女でワロタ

帯には同期のよしみで、『ハイスクールD×D』の石踏さんからの推薦文が。推薦文っていうか、お叱りだけどなw

さて、今回はサブタイ通り、四天王選手権。実は四天王は山田達だけではなかった。真の四天王を決めるため、魔界中から集まった四天王達が頂上決戦を繰り広げる……!というお話。
まぁ、別にガチバトルするわけじゃないんだけども。

最初こそ阿呆なノリで、トーナメントを勝ち進む山田達だったけど、やがて大会の運営から煙たがられる存在と化していく。
今までになかったピンチに追い込まれてるけど、大丈夫か……?
妙にシリアス展開だけど……。『七人の武器屋』のときは上手い具合にシリアスを入れて盛り上げていたけど、今回もそんな感じになるのかなぁ。
イグナレスの逆転劇は確かに、ちょっと燃えたけど。

でも、どうせなら女体化したイグナレスと、ちょっとくらいらぶこめちっくな展開があっても良かったと思うの。
それからアディ可愛いよアディ。

で、次巻へ続くという。
次は2012年11月に4巻『続・四天王選手権!くそ、たまには、ぼくもちょっと本気出すか!?』
え、まさか次の表紙は山田なの?

燃:A- 萌:A- 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
BIG-4 2.ククク……ついに勇者が現れたか。ってぼくの妹じゃねーか!?(2012/03)
BIG-4 4.続・四天王選手権!くそ、たまには、ぼくもちょっと本気出すか!?(2012/11)