コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

デート・ア・ライブ (1) (カドカワコミックス・エース)
原作:橘 公司 漫画:ringo キャラクター原案:つなこ

「というわけで、デートして精霊をデレさせなさい!」

2012年8月の新刊。
少年エースで連載中の、アニメ化も決定しているファンタジア文庫の人気シリーズのコミカライズが単行本で登場。

基本的には原作準拠の展開だけど、メリハリの利いた作画で、かなりの高クオリティに仕上がっている。

ストーリーの構成上、メインヒロイン十香の出番は、まだあまりなく、出張っているのは、琴里と令音さん。あれ、令音さん、漫画になると結構良い感じじゃね?年上ダウナー系アリじゃね?という気分。

コメディのノリも原作よりも強化されている様子で、今後の折紙さんの変態っぷりなんかが楽しみですね。

そんな具合で、滑り出しの良い本編コミカライズ。スピンオフの方も期待ですね。

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

原作リンク
デート・ア・ライブ 十香デッドエンド(2011/03)

コミカライズリンク
デート・ア・ストライク <01>(2012/09)
デイト・ア・オリガミ(2013/03)
デート・ア・ライブ01 十香デッドエンド(2014/05)
デート・ア・パーティー(2014/06)

富士見ファンタジア文庫

デート・ア・ライブ5 八舞テンペスト (富士見ファンタジア文庫)
著:橘 公司 イラスト:つなこ

「放置プレイ!そういうのもあるのか」

2012年8月の新刊。約3週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。
タイトルの「八舞」は「やまい」と読みます。表紙から判るように、今回のターゲットは何故か2人に分かれてしまった精霊、八舞耶倶矢(かぐや)と夕弦(ゆづる)。
シンメトリーっぽくなってる表紙の構成がイカス。

修学旅行先で、どちらが真の八舞に相応しいか争う耶倶矢と夕弦に出会った士道は、いつも通り、2人の力を封印することになる。
しかし、士道は2人の魅力勝負に巻き込まれ、逆攻略されることに……?というお話。

今回はもう口絵がけしからんくてなぁ。どう見ても、ぶっかけです。本当に有り難う御座居ました。実にけしからん。もっとやりたまえ。
妹とちゅっちゅしたかと思えば、次は姉妹丼とか士道さんパネぇ!

で、この八舞姉妹が可愛くてなぁ。これ、本格的に高校に転入してきたら十香さんと折紙ヤバいんじゃない?ってくらいに。
ってか、折紙さんがクールに変態として進化していってる件。絶対、『デイト・ア・オリガミ』の影響受けてるだろ……w

八舞姉妹を止めるために、士道は十香の天使〈鏖殺公(サンダルフォン)〉を発動させる。
どうやら、封印した精霊の天使を発動させられるようになったようなのだが……。これは終盤、封印した精霊の天使全部乗せの士道さん来るで!
一方、折紙は無力感を覚えていた。これは精霊化フラグ……なのか?

この本から1ヶ月もしない内に、スピンオフコミカライズ『デート・ア・ストライク』が出るからか、そちらのメインキャラがちょこっと登場している。口絵に出てたら、ちょこっととは言わんか。

また、アニメ化に向けて色々とビジュアルが設定されているのか、愛衣麻衣美衣の3人がイラストに登場。
巻末には〈フラクシナス〉の設定画も。〈フラクシナス〉かっけぇな!巨大ロボットに変形しそう!(ぉ

毎巻、新しい精霊が出て来るから、その影響でどんどん出番が減って来てる人が居るのが残念。
四糸乃と真那ェ……。

そもそも精霊とは一体何なのか。圧倒的な力を持ちながらも、ひどく人間的な振る舞いを見せる少女達。
琴里が元は人間だったってんなら、その逆も有り得るんではないかなーと思ったり。
次は2012年12月に6巻『美九リリィ』。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B 総:A+

シリーズリンク
デート・ア・ライブ04 五河シスター(2012/03)
デート・ア・ライブ06 美玖リリィ(通常版)(2012/12)
デート・ア・ライブ0 四月九日

アニメリンク
デート・ア・ライブⅡ 第一話「デイリー・ライフ」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「大事なのは、お尻のプリプリ感だぁぁあああああッ!!」

ガルダーブロウグに攫われた美菜を救うべく、グリムワルドへとやって来た良介達。何故か上空から落下する形になるが、リサラとキュールのぱんつ見え過ぎワロタ状態でした。
全然有難味が無ぇ。

勇んで進む良介だったが、思わぬ強さの敵に苦戦、自分を庇って負傷したキュールの姿を見て、恐怖を刻みつけられてしまう。
一旦、レストール本家に撤退、そこでリサラの母アルメイアが登場。中の人は久川さんなんだけど、この人、最近やたらとラノベ原作アニメの母親役で見る気がするな。

レストール家のメイドさんに傷の治療として、全身をペロペロされる良介。普段の全裸より、よっぽどエロい件。

今回はイリアが応援に駆けつけてくれたけど、何この典型的なライバルキャラw
エンドカードはパルプヒロシさんだったけど、もしかして『ライジン×ライジン RISING×RYDEEN』のアニメ化が動いていたりするのか?

燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:A

エピソードリンク
第6話「ひとつになっちゃった」
第8話「好敵胸、揺れる」

富士見ファンタジア文庫,雑誌

DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2012年 09月号 [雑誌]

他の優先消化本を読んだりしている内に、気付けば読み終わるのに、こんなに時間が掛かっちまったぜ……orz
もう発売してから1ヶ月以上経ってる……。

『だから僕は、Hができない。』

表紙。死神装束のリサラ。こういうときは制服姿のイメージだけど、別にそういう縛りでもないのか。

『冴えない彼女の育て方』

第2表紙。人気エロゲシナリオライター、丸戸史明さんを迎えての新シリーズ。
イラストは深崎暮人さんということで、ヒットの予感。
業界話も出て来るということで、興味が湧いてきました。お試し短編も本編の面白さを匂わせるものだったし。

『生徒会の一存』

新アニメ、10月からニコニコで先行配信って、どういうことなの……。テレビ放送は1月からとか?
それとも基本OVA扱いってこと?
キャストは所属事務所の関係で一部変更なんだとか。

今月号には付録文庫として、新生徒会編の冒頭を収録。これまた面白くなりそうな導入だよな。
やっぱり、めいくは準レギュラーなのね。

そういえば、MF文庫J『僕は友達が少ない』とのコラボは終わったの?

『デート・ア・ライブ 四糸乃ファイヤーワークス』

本編で、あんまり出番の無い四糸乃メインの短編。あれ、四糸乃って、こんな可愛かったっけ?という。
濡れ浴衣とか実にけしからん。

『デート・ア・ストライク』の出張版は水着姿の十香が可愛いですね。これは単行本に期待だわ。

『銀の十字架(クロス)とドラキュリア』

『ダークロード』を4巻で完結させた十月さんの新シリーズ。イラストは八坂ミナトさんということで、今回は萌え押しか。
この人、作風が幅広いな。

お試し短編付きなんだけど、これといって特に響くものも無く。イラストは良いんだけどなぁ。
MF文庫Jにありそうな内容。

『ボクの可愛い国家令嬢(おじょうさま)』

こちらもエロゲシナリオライダー出身を起用。鏡遊さんは既にMF文庫Jでも本を出してるな。
イラストがQP:flapperさんという時点で、取り敢えず1巻買いは確定。
文庫の冒頭掲載を読んだんだけでは何ともなぁ。女装ものでもあるっぽいけど。

新刊情報

『いもうとコンプレックス!』は3巻、『カナクのキセキ』は5巻で、それぞれ完結か。
『カナク』って、もうちょい冊数出る、みたいなこと言ってなかったっけ?

9月に出る『冠絶の姫王と召喚騎士』って新シリーズ、タイトルに惹かれるので、買ってみようと思います。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

雑誌リンク
ドラゴンマガジン 2012年7月号
ドラゴンマガジン 2012年11月号

富士見ファンタジア文庫

RPG W(O)RLD11‐ろーぷれ・わーるど‐ (富士見ファンタジア文庫)
著:吉村 夜 イラスト:てんまそ

『ショウ ももてつ なら おんせんで いちまいえは おやくそくだあー!』

2012年5月の新刊。約3ヶ月1週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
さて、ドット絵の世界に放り込まれたユーゴ達。そこは遥か昔のエターナルの世界を模して作られた世界だった。

全員レベル1、アイテムや装備品は一切無しの状態から、少しずつ成長していくユーゴ達。
やがて、彼等はこの世界で自分達が知るべきことがあると感じるようになる。

ドット絵世界ということで、ユーゴ達の台詞も初期の『ドラクエ』みたいな感じで記述されてるのは良いんだけど、挿絵までデフォルメイラストっぽくしなくても……。
そのくせ、魔神のイラストの凝り具合w

神々から力を託されたユーゴ達は元のエターナルへと戻り、いよいよ反撃開始。流石、神の力というだけあって、物凄いレベルアップを遂げたけど、こりゃ本当にクライマックスが近いんだな……。
次は2012年9月に12巻。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
RPG W(・∀・)RLD10 -ろーぷれ・わーるど-(2011/12)
RPG W(・∀・)RLD12 -ろーぷれ・わーるど-(2012/09)

富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス20 デザイア・リポート (富士見ファンタジア文庫)
著:雨木 シュウスケ イラスト:深遊

「落とし穴からゼリーのプールに落ちる地下コロシアムで家畜と戦って丸焼きにするの」

2012年4月の新刊。約3ヶ月4週間の積み。4ヶ月振りの新刊。『文庫版 聖戦のレギオス3 終わりなき夜光群』からは3ヶ月振り。

さて、今回もドラマガ連載分を収録した短編集第5弾。短編集連発は本編進行を待っている人からすると結構キツいんじゃね?
特に、『レギオス』は本編と短編のナンバリングがまとめてあるから余計に。

表紙はヴァティをメインに、後ろにハーレイとサミラヤを配置。
要は、この3人の出番が多い構成となっている。というか、第十七小隊メンバーの出番全然無ぇw

流石に、この頃になると短編のネタが切れてきていたのか、サミラヤのエピソードはなかなかに無理矢理な気が……。

天剣ロストエピソードが終わったと思ったら、今度は期間限定書き下ろしペーパー封入など。
数年前のアルシェイラ女王のエピソード。

次は2012年7月に21巻『ウィンター・フォール(上)』、11月に22巻『ウィンター・フォール(下)』。

燃:C 萌:A- 笑:B 総:A-

シリーズリンク
鋼殻のレギオス19 イニシエーション・ログ(2011/12)
鋼殻のレギオス21 ウィンター・フォール 上(2012/07)

世界観リンク
文庫版 聖戦のレギオス3 終わりなき夜光群(2012/01)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「うぉおおおおおおおお!浴場で欲情じゃぁああああああああああ!!」

バカスwwwwwwww

あれ、いつの間にか凄い勢いで原作消化してない?というか、色々端折られてる気がする。
原作3巻まで読んだ俺の記憶に残っている内容が殆ど無いような。

今思い出したけど、原作ではキュールが契約してたのってカエサルじゃなかったっけ。アニメではカエサル、ただの犬扱いなんだよな……。

ラストではガルダーブロウグに美菜が攫われたけど、次回からは原作5巻の展開なのだろうか。
結構、原作と異なる設定で展開してるっぽいけど……。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第5話「invisible dictionary」
第7話「いかせてあげたい」

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

棺姫のチャイカ (2) (カドカワコミックス・エース)
原作:榊 一郎 漫画:茶菓山 しん太 キャラクター原案:なまにくATK(ニトロプラス)

死んでしまえば、それですべて━━終わりだ。
必死の行為も、奇跡の価値も、何もかもが無に帰して消える。
生きて、死んで、生きて、死んで。
無意味な繰り返しが、そこにあるだけ。ただ、それだけの夢なのに━━

2012年8月の新刊。
原作1巻のエピソードも佳境に。今回はまず、トールの昔語りから。彼の初恋の相手ハスミンが初ビジュアル化。
素朴な村娘って感じでツボな外見なんだけど、SATSUGAIされるシーンまでクオリティアップされていて全俺が泣いた。
死ぬって知らんと読んでたら、えらいことになってたで。

原作では今一つの可愛さのチャイカも作画パワーで補正され、大分可愛くなってる。ってか、寝巻姿のチャイカが可愛いです。

VSアバルト、VSジレット隊と戦闘のクオリティ高いな。これ、装鎧竜が出て来たら、もっとド派手なことになるんだろうな。

1巻では機杖をヴァイスと呼んでいたが、2巻では原作通り、ガンドになっている。何でやねん。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
棺姫のチャイカ <Ⅰ>(2012/03)
棺姫のチャイカ <Ⅲ>(2013/05)

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫,雑記

え、もしかして俺が思ってるより人気ある?と不安になったので、e-honで予約しようとしたら、予約期間が終了しており、仕方なくアマゾンで予約したブツが届きました。

・棺姫のチャイカ <Ⅱ>

の計1冊。

富士見ファンタジア文庫

生徒会の土産 碧陽学園生徒会黙示録7 (富士見ファンタジア文庫)
著:葵 せきな イラスト:狗神 煌

「現在のM〇文庫の勢いに対抗するためには、もっと色々必要なんだよ!」

2012年7月の新刊。約3週間半の積み。半年振りの新刊。『黙示録』は9ヶ月振り。
『黙示録』ラストの表紙を飾るのはチアガール姿の飛鳥。帯を外すと、けしからん。
よく考えたら、『黙示録』の方は表紙のフォーマット変わってないんだな。変なの。

カバー下には、期間限定で書き下ろしショートショートが付いている。主役は、まさかのあの人。
今回も、ドラマガ掲載時には無かった挿絵が全体的に追加されている。

『アレを継ぐもの』

ドラマガ掲載。ここにきて、まさかの新キャラ、新聞部部長を継ぐ少女、風見めいく登場。
ラノベ好きという設定で、色々と、ややマニアックなラノベのタイトルを出してくれるのでニヤニヤ。
ヒロインの名前に四季を配置すんのだせぇって、ナチュラルにGA文庫『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』がディスられてる!

ビジュアル初登場だけど、普通に可愛いな、おい。立場的には、新生徒会にも絡んできそうだし、楽しみだな。

『一年C組の告白 前後編』

ドラマガ掲載。一年C組編最終回。文庫全体で見ると、真ん中くらいなのに、クライマックス。
最後のリリ姉の挿絵が可愛くて辛い。

『続かない生徒会』

ドラマガ連載、一応のラスト。ある意味、初心に戻って、ドラマガ初掲載短編『生徒会の零話』をパワーアップさせたかのような内容。
会議の内容の生々しさが物凄いパワーアップしていて吹く。

『碧陽学園大二次会!』

書き下ろし。卒業式の後の宴。碧陽学園関係者大集合でござる。
ホントのホントに大集合で、まさかのキャラまで登場。ジェノさんとか幻のまま終わってりゃ良かったのにw

他にも《企業》関係者や東雲さん、椎名姉妹の母、香澄さん等々。
ってか、香澄さん、ちょっとしか出番ないのに、凄いエロイな!挿絵プリーズ!まぁ、前に登場したの、いつだったか思いだせないけど!

本編最終巻が涙腺爆発だった分、こちらは最後までお祭りという感じで。沢山、笑わせてもらった。

そして、最後に姿を現す、あの男。そう、その名は残響死滅。って、

ホントに存在したのかよ!

まとめ

『黙示録』は本当に、これでラストなの?と思っていたら、案の定、新生徒会とは別で、もう1冊くらい出そうな雰囲気らしい。もう1冊と言わず、何冊でも出して良いのよ。いや、今の面白さを維持出来るなら、ですが。
次は2012年秋に新生徒会の話。

燃:B+ 萌:A+ 笑:A 総:S-

シリーズリンク
生徒会の金蘭 碧陽学園生徒会黙示録6(2011/10)
生徒会の十代 碧陽学園生徒会議事録10(2012/01)
新生徒会の一存 碧陽学園新生徒会議事録 上(2012/11)
生徒会の祝日 碧陽学園生徒会黙示録8(通常版)(2013/07)