富士見ファンタジア文庫,雑誌

DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2011年 09月号 [雑誌]

『いつか天魔の黒ウサギ』

表紙。
このタイミングで、榎宮さんが病気治療のために海外へ行くという衝撃。漫画連載は休むが、挿絵の仕事は続けるそうで。
一旦休んでも良いから、ちゃんと完治させてほしいです……。
そのためか、特集ではアニメの版権イラストが多く使われている。

連載の挿絵は既存のイラストに吹き出しを付けたり、切り貼りしたりして何とかごまかしている状態。違和感バリバリだけど。
あれか、直前までは挿絵アリの予定だったのかな。他にも挿絵無しの作品あるんだから、いっそ無くても良かったのに。

そして『伝勇伝』と『いつ天』のコラボアニメが制作されるとか。文庫のおまけとして付くらしいけど、制作会社が一緒だからこそ出来た芸当なのかな。
というか、それを最初から計算した上での同じ制作会社という現状なのか?

アニメは11話までのサブタイが公開されているが、『夏休みカタストロフィ』までやんの?
どうせ投げっ放しエンドなんだろうな。

付録には過去の特集ページをまとめた、まるごとBOOKが。榎宮さんのイラストを堪能出来るのは嬉しい。
また、アニメイトで購入特典として配布されたショートショートを掲載してくれているのナイス。

『鋼殻のレギオス』

ピンナップはカナリスとバーメリン。殆どバーメリンの話なんだけど、これでカナリスのターンも消化されたんだろうな……。

コミカライズは次号最終回。これで多分、単行本が出せるだけ溜まるんだろうな。

そして『聖戦のレギオス』文庫化決定。はいはい、知ってた知ってた。深遊さんのイラストが付いているなら買わざるを得ない。

文庫刊行ラッシュということで、天剣ロストエピソード・キャンペーン開催。
初回生産分のみ、書き下ろしショートストーリーの載ったポストカードが付いてくるらしい。
キャンペーンの名前からすると、ピンナップ連載のことかと思うんだけど、敢えて書き下ろしって言ってるってことは、また別モノなのかな。
何にしても買うときに、ちゃんと挟まっているか確認しないとなあ。

『ハイスクールD×D』

描き下ろしの白スク小猫ちゃんが大変けしからん。良いぞ、もっとやれ。

アニメの続報はこれといって無し。でも、これからは毎号描き下ろしイラストがカラーで見れそうで期待。

短編は人魚とかいうから、どうせまたゴリスティみたいなクリーチャーが出て来るんだろ?って思ったら、割と普通の人魚だった。安心したような物足りないような……。
没落した悪魔の家系は今後もちょいちょい出て来るのかな。

『フルメタル・パニック!アナザー』

紹介記事見てると、読みたくなってくるんだよな。まぁ、買うんだけども。
ニュータイプエースでコミカライズも決まったらしいですね。

『お前をオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!』

お試し短編掲載。
前号で思わせ振りなことを書いておいて、著者の出身賞は判らないまま。
それぞれの恋を成就させるために協力体制を築く、という展開は電撃文庫『とらドラ!』を彷彿とさせる。

ヒロイン桃の八重歯が可愛いです。竹達さんボイスで脳内再生余裕でした。
既に文庫買ってるけど、これは読むのが楽しみになってきたぞ。

今、調べたら第2回ネクストファンタジア大賞金賞受賞作「スイーツガールはご機嫌ななめ。」のことだと判明。
タイトルもペンネームも変えられたら判らんからな。

『正しいアクのすくい方』

お試し短編掲載。
こちらはタイトルそのままでネクストファンタジア大賞を受賞しているので正体は判る。

何故、『これはゾンビですか?』の後継であるとアピールするのか。劇中でも思いっきり『ゾンビ』の話してるし。

内容は……(´・ω・`)って感じ。確かに悪い意味で『ゾンビ』の後継な気がするぞ……。
イラストが大して良くない分、性質が悪いと言える。

あ、全くネクストファンタジア大賞って固有名詞を使わないのは、もう3回目をやるつもりはないと考えていいんだな?

『変態先輩と俺と彼女』

お試し短編掲載。
『スノウピー』の山田さんの新シリーズ。タイトルで期待したんだけど、別に変態ってほどじゃないと思うんだ。

『東京レイヴンズ』

電子コミック誌エイジプレミアムで、もうひとつのコミカライズ『東京レイヴンズ外伝 東京フォックス』が連載決定。
次号予告の振りからしてもアニメ化間近としか思えない。

『生徒会の一存』

「え……でも貴方、見たところ、グレンダン出身の方ですよね?」

まさか『ラノベ部』とか『神明解ろーどぐらす』とか出て来るとは思わなかったわ……。

付録には読売新聞前面広告を再現したものが。書き下ろしショートショートの内容は差し替えになっているらしい。

『俺の彼女は飼主様、妹はご主人様』『噛みつけ!アンノちゃん』

9月発売の新シリーズ。前者はタイトル買いかなぁ、と。

『だから僕は、Hができない。』

今号も短編掲載。次号予告の煽り方からすると、アニメ化決まったか……?

『蒼穹のカルマ4コマ』

単行本出たら迷わず買うレベルのイカレ具合。

ウワサの推し娘。

複数のイラストレーターにお題に則った、ちょっとえっちぃイラストを書いてもらってアンケート葉書による読者投票で一番を決めちゃおうという企画。
どういう発想なのか、よく理解らんが、まぁ萌え絵が見れるなら良いか。

燃:A- 萌:A+ 笑:A- 総:A+

雑誌リンク
ドラゴンマガジン 2011年7月号
ドラゴンマガジン 2011年11月号

富士見ファンタジア文庫

スノウピー3 スノウピー、恋愛する (富士見ファンタジア文庫)
著:山田 有 イラスト:狐印

「さておき、これからどうしたい?もう準備はできてるんだよ。お風呂にする?御飯にする?それとも、もっといいことするかい?」
「いいことしたいわ」
「うん、いいことをするのはいいことだ」
「TVを見るの」
「そうだね。やっぱりそれがいいね」
「TVを見ながら、クッションをフモフモしたい。あれは気持ちがいいものなの」
「そうしよう」

2011年6月の新刊。約1ヶ月半週間の積み。9ヶ月振りの新刊。だから何で、そんな間空くねん……。
今回もやっぱりスノウピーの声は能登麻美子さんボイスで脳内再生余裕でした。

さて、今回スノウピーさんが興味津津なのは恋愛について、ということで、ラブコメ押しクルー?と思いきや、気付けば大冒険の末の異能バトルだったでござる。何でやねん。
この作品の魅力はスノウピーさんの独特のテンションと、ふわーっとしたラブコメなのかそうでないのか、よく理解らん日常シーンだと思うのだが。

サブタイと最後の展開、更に新シリーズ始動ということで、凄く……打ち切り完結巻です……。
新シリーズが軌道に乗ったら、そのままこっちがフェードアウトしそうだぜ……。
取り敢えず4巻出たら、ランクは期待ageにしとこうかな。

次は2011年8月に新シリーズ『変態先輩と俺と彼女』。取り敢えず買います。

燃:C 萌:A 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
スノウピー2 スノウピー、憤慨する(2010/09)

著者リンク
変態先輩と俺と彼女 <1>(2011/08)

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

生徒会の一存 5 (ドラゴンコミックスエイジ と 1-1-5)
原作:葵 せきな 漫画:10mo キャラクター原案:狗神 煌

「ヒントとしては会長さんを的確に表してる言葉ですね」
「私を表す……?」
「ぜんちぜんのう!」

2011年6月の新刊。表紙は当然のように杉崎スルーで会長に戻りました。

正直、安定過ぎていて何書いたら良いか分からないという。さりげなく『マテリアルゴースト』の蛍とタナトスが出てたりするけど。

実は扉絵が地味に破壊力高くて楽しみだったりする。
再アニメ化も決まったことだし、当分は終わらないだろうな。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
生徒会の一存 <04>(2010/12)
生徒会の一存 <06>(2012/01)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「俺は二度と!ヒメアを忘れないってきめたんだからなぁあああッ!!」

OP初見。ヒメアの裸出て来過ぎじゃね?そんないいから、もっと沢山キャラを出せよと思った。
曲自体は好きです。

さて、ヒメアとの再会を喜ぶ間もなく、大兎は月光と美雷と戦うことに。死ぬ度に掌の紋様が消えていくのってアニメオリジナルの演出だっけ?

で、戦いの途中、〈複写眼〉月光の双子の弟、日向が乱入。成り行き上、大兎と月光は共闘することに。
大兎はヒメアから貂魔(てんま)の炎という力を貰い、自分の身体も吹っ飛びながらも戦う。
吹っ飛んで、ほぼ首から上だけになってる大兎は結構ショッキングシーンだな。つーか影でぼかしてあったってことはDVD版だとはっきり見えちゃうのか……。

大兎とヒメアが生徒会に入って、取り敢えず導入は終わりか。
ED映像初見。まぁ、こんなもんだろうなぁという印象。そんなにぱんつとか見せたいんだったら、EDを萌え萌えなダンスとかにすれば良かったと思うんだ。

燃:B+ 萌:A 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第1話「900秒の放課後〈前篇〉」
第3話「《月》が揺れるプールサイド」

いつか天魔の黒ウサギ 1 (ドラゴンコミックスエイジ あ 4-1-1)
いつか天魔の黒ウサギ 1 (ドラゴンコミックスエイジ あ 4-1-1)

ガガガ文庫,一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記,雑誌

今月は18日が祝日だったため、ガガガの発売日は遅くなっています。
台風のお陰で会社が休みになったのはいいけど、これじゃ新刊買いにいけないなぁと思っていたら、午後にはうっすら日まで照ってくる始末。
これなら楽勝だと思い、いつもの書店に行ったら、台風の影響で入荷が遅れていてドラマガしかなかったワナ。
ちゃんと新刊コーナーに台風で入荷が遅れている旨がアナウンスされていた。予想外過ぎて思わず、「(台風)やるじゃない」って呟いてしまった。

仕方ないのでドラマガだけ買って帰るとかと思ったら、店から出たところで配送トラックを発見。まさに新刊の詰まった段ボール箱が店の中へ運び込まれるところではないか!
つーわけで、陳列されるの立ち読みとかしながら待って、買ってきました。最終的に待ちきれなくなって、陳列中のやつをかっさらってきたわけだが。
ブツは、

・RPG W(・∀・)RLD9 -ろーぷれ・わーるど-
・いつか天魔の黒ウサギ8 魔女と花火と女学校
・正しいアクのすくい方 <1>
・おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!
・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。②
RPG W(・∀・)RLD9 ‐ろーぷれ・わーるど‐ (富士見ファンタジア文庫 よ 1-1-9)いつか天魔の黒ウサギ8 魔女と花火と女学校 (富士見ファンタジア文庫 か 4-5-8)正しいアクのすくい方1 (富士見ファンタジア文庫 ひ 2-1-1)おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! (富士見ファンタジア文庫 む 1-1-1)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。2 (ガガガ文庫)

の計5冊。

ファンタジアのメディアミックスの話はドラマガ読んだときに。
DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2011年 09月号 [雑誌]

ガガガでは新シリーズ『九十九の空傘』『寄生彼女サナ』『脱兎リベンジ』『罪都B×B』をスルー。
九十九の空傘 (ガガガ文庫)寄生彼女サナ (ガガガ文庫)脱兎リベンジ (ガガガ文庫)罪都B×B (ガガガ文庫)

来月の新刊では田中ロミオさんの『灼熱の小早川さん』がタイトルで気になる。

一迅社文庫は何と5冊も新刊があり、かつ全て新シリーズ。しかし、全てピンとこなかったのでスルー。
今日は3レーベル合計でトータル3回くらいスク水に釣られそうになりましたが、耐えました。

富士見ファンタジア文庫

生徒会の木陰 碧陽学園生徒会黙示録5
著:葵 せきな イラスト:狗神 煌

「はあ、これだから素人さんは。いいですか。いい台詞が出たら、とりあえずその流れに乗って締めてしまうのが定石というものでしょう。少なくともうちの生徒会ではそうですよ」
「なんですか生徒会って!連続殺人事件の話に学校のノリ持ち出されても!遊びじゃないんですよ!?」
「馬鹿にしないで下さい!生徒会だって遊びでやっているわけじゃないですよ!」
「私達は日夜、番茶を飲んで駄弁ってはボケたりツッコンだりゲームしたりラジオ聴いたりと、大忙しなですよ!」
「そんなノリで本堂家の連続殺人事件に絡むのはやめて頂きたい!」
「では逆にあの生徒会メンバーである私に真面目なノリを期待するのもやめて頂きたい!」
「何を開き直っているんですか!?」

タイトルを初見で「もくいん」と読んだ俺が通りますよ。
2011年6月の新刊。約1ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。2冊連続で『黙示録』です。本編進めろと思わないでもないが、よく考えたら、その前は本編2冊連続で出てるんだな。

表紙は杉崎のキセキ再びとはならず、ある意味順当な巡でした。後、可能性として残ってるのは林檎、リリシアさん、リリ姉、チートあたりかなぁ。
実は表紙に生徒会メンバー以外が登場するのは初。帯を外すと、太股が眩しいです。

今回は何と期間限定でカバー裏に書き下ろしショートショートが掲載されています。その主役はあの枯野の妹、向日葵となっており、今後への展開を匂わせるようになっている。

口絵は深夏がエプロン姿で登場。性的過ぎて吹いた。裸、若しくは水着エプロンかと思ったわ。

『書き下ろす生徒会』

ドラマガの付録収録。ゲーマーズとアニメイトの特典小説をまとめた冊子のおまけの書き下ろしとか、どんだけ原稿書くんだよ葵さん……。

『二年B組の遊戯』

ドラマガ連載分。
ジェノさんはただの賑やかしの一発キャラなのだろうか……。いや、あれで準レギュラー化されてもビビるがw

『ドS探偵 紅葉知弦』

ドラマガ連載分。恍惚としてる知弦さんエロイです。

『S級エスパー★宇宙守』

ドラマガ連載分。最近はぼちぼち出番が増えてきた気がしないでもない守のエピソード。東雲姉妹は一発キャラにしてはかなりの存在感だったが、後々出番があるのか?
にしても真莉菜可愛いよ真莉菜。

『Sサイズハンター桜野くりむ』

ドラマガ連載分。会長と真冬だけという珍しい組み合わせ。
え、もしかして、この3本って「S」シリーズみたいな括りだったりするの?
内容は完全に独立してるんだけど。

『一年C組の流儀』

一年C組きもかっけぇえええ

EEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!

書き下ろし。1年C組の今後が気になるとは書いたけど、書き下ろしがっつりあり過ぎワロタ
連載2回分くらいある。

個性的なクラスのメンバーがわさわさ出て来たが、葉露とリリ姉、全く出番無いのかよ!
C組の連中が真冬の神々しさに悶絶するシーンで何だか『あねちゅう!』を思い出した。

『二年B組の進級 ~動乱の章~』

書き下ろし。戦記ファンタジーみたいなタイトルだなw
変わりつつある生徒会メンバーの関係性に焦った宇宙姉弟が動く……!という話。
その裏で、まさかの中目黒の暗躍が。って、ここで次巻へ引っ張るんかい!

まとめ

完全にシリーズと化した一年C組がかなり好きになってきた。でもこれ、いくらでも巻数出せるよなw
どうやら次も『黙示録』のようですね。

燃:A- 萌:A+ 笑:A 総:A+

シリーズリンク
生徒会の水際 碧陽学園生徒会黙示録4(2011/02)
生徒会の金蘭 碧陽学園生徒会黙示録6(2011/10)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「貴方の中に毒を入れる。私から決して離れられなくなるようにね」

ファンタジア文庫原作。『伝説の勇者の伝説』のアニメ終了から半年、早くも鏡貴也さんアニメ化第2弾。
制作は『伝勇伝』と同じくZEXCSということで嫌な予感しかしない。更には番宣が英語ナレーションというセンスを疑うレベルの演出で不安だらけ。
どう考えても英語ナレーションが合う作風じゃないだろ……。そういや、『伝勇伝』も前期EDのテロップが英語というイミフ演出だったな。

怪我で空手が出来なくってしまった高校生、大兎はある日、偶然死んでしまったことで、9年前にした交わした約束を思い出す。
魔女サイトヒメアを守り、愛するという約束を……というお話の学園リバース・ファンタジー。

サブタイに上下巻とか前後編とか付いてると、物凄く萎えるのは俺だけか?何だかサブタイを考えることを放棄してるみたいで嫌なんだよなぁ。

OPはカットで開始。ヒメアが大兎の中に毒を入れるシーンをアバンに置いて、前半は日常風景が展開する。
流石に1回目だけあって、作画は綺麗。あ、無駄なパンチラは要らないです。というか、規制が入るときとそうでないときの基準が全く理解らん……。

大兎の幼馴染みの遥がえらい可愛い。回想シーンのブレザー姿も良い感じ。
月光キュンはまさかの発音が月光↓じゃなくて月光↑だった件。
美雷のキャストは魔装少女ハルナちゃんでしたね。というか、まんまハルナだったよなw

大兎が1度死ぬシーンでは首がぶっ飛んでたけど、グロ方面にも規制入ってるのね。
DVDは完全版になるらしいけど、グロもハッスルするのだろうか。

EDは本編がそのまま食い込む形で。曲自体は結構良さそう。
そんなわけで、そこまで悪いわけでもないのに、ZEXCS制作というだけで超絶不安になる『いつか天魔の黒ウサギ』1発目でした。

エピソードリンク
第2話「900秒の放課後〈前篇〉」

原作者アニメ化リンク
伝説の勇者の伝説 #001「昼寝王国の野望」

いつか天魔の黒ウサギ1 900秒の放課後 (富士見ファンタジア文庫)
いつか天魔の黒ウサギ1 900秒の放課後 (富士見ファンタジア文庫)

富士見ファンタジア文庫

棺姫のチャイカII (富士見ファンタジア文庫)
著:榊 一郎 イラスト:なまにくATK(ニトロプラス)

「純粋な好奇心だっつーんだ!そりゃちょっと気遣いが足りなかったかも知れないが、ちょっと髪の毛と首筋に触っただけだろう!」
「私ならそれで身籠る自信があるぞ」
「どんな超人だよお前は!?」

2011年5月の新刊。約1ヶ月3週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。
コミカライズがまだ始まってもいないのに、4コマnanoエースでの連載も決定しちゃった不思議。
あれか、『ポリフォニカ』や『まかでみ』のアニメ化で知名度の上がった榊さんの新シリーズをどんどんプッシュしていこうって魂胆なのか。

さて、今回はトール達がガズ皇帝の遺体を求めて、竜騎士(ドラグーン・キャバリア)ドミニカ・スコダの元を訪れるお話。
世界観が固まった上に、トール、アカリ、チャイカの掛け合いもテンポ良くなってきて、面白くなってまいりました。

新たに装鎧竜(ドラグーン)のフレドリカが仲間に加わって、益々『すてプリ』らしくなってきた。
これも意図的に要素として重ねてきてるんだろうな。
フレドリカはゼフィリスとは似ても似つかぬキャラだし、今後、どう差別化されていくのかも楽しみだな。

「その理屈はおかしい」って絶対わざと言わせてるだろw
榊さん、GA文庫『這いよれ!ニャル子さん』読んでるらしいから、きっとその影響に違いない。

惜しいのは本文と挿絵が食い違ってるところ。文中では棄獣(フェイラ)の双頭犬(オルトロス)の2つある頭の内の片方には目も鼻も口も無いと明言されているが、挿絵では思いっきり描かれている。
まぁ、ラノベではよくあることなのだが。

燃:B+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
棺姫のチャイカⅠ(2010/12)
棺姫のチャイカⅢ(2011/10)

MF文庫J,アニメ,コミカライズ,スーパーダッシュ文庫,富士見ファンタジア文庫,特撮,角川スニーカー文庫,角川文庫,雑記,電撃文庫

1ヶ月半くらい溜めこんだため、かなりカオスなラインナップとなっている。
まずは文庫。先月の角川文庫の新刊で、

・図書館革命 図書館戦争シリーズ④
図書館革命 図書館戦争シリーズ4 (角川文庫)

それと他の著作が面白かったのでe-honクリックした、

・おらくる☆ヒミコさん
おらくる☆ヒミコさん (ガンガンノベルズ)

で、小説は計2冊。

コミカライズが、

・おらくる☆ヒミコさん <1>
・ラノベ部 <1>
・子ひつじは迷わない 子ひつじが1ぴき
・生徒会の一存 <05>
・とある魔術の禁書目録 <8>
・紅 <7>
おらくる☆ヒミコさん 1 (ガンガンコミックスONLINE)ラノベ部 1巻 (ガムコミックスプラス)子ひつじは迷わない ひつじが1ぴき (角川コミックス・エース 204-7)生徒会の一存 5 (ドラゴンコミックスエイジ と 1-1-5)とある魔術の禁書目録(8) (ガンガンコミックス)紅 kure-nai 7 (ジャンプコミックス)

の計6冊。

そして、

・スーパー戦隊 TOY HISTORY 35 1975~2011
・機動戦士ガンダムOON integrated G-ROOMS
スーパー戦隊ロボTOY HISTORY 35 1975-2011 (ホビージャパンMOOK 390)機動戦士ガンダム00N integrated G-ROOMS

というジャンル分けし難いのが2冊。

1回の買い物で1万突破するとか久し振りに見たわwwww

『図書館戦争』はアニメ映画化決定だそうで。『図書館革命』をやるのかなぁ。そもそもテレビ版とスタッフが一緒かどうかもまだ未定だと思うが。
演劇集団キャラメルボックスとのコラボPVはバカPVだったw

富士見ファンタジア文庫

火の国、風の国物語12 傑士相求 (富士見ファンタジア文庫)
著:師走 トオル イラスト:光崎 瑠衣

「なんだかジェレイド、最近妙に楽しそうに見えるのよね」
「……やはりそうなのか?私の目にもそう見えていたんだが」
「ふっふっふ、気のせいじゃないかもしれませんね。他人に責任を背負わせるというのがこんなに楽だったとは思いませんでしたよ」

2011年4月の新刊、約2ヶ月1週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。表紙は大集合1/2といった感じ。恐らく、次の巻とくっついて大きな一枚絵になるのだろう。
総扉のミーアがエロ可愛いです。

さて、クラウディアの助言でジェレイドの話を聞くことになったアレス。ここにきて、ようやく2人の主人公が手を組むときがきた。これこそが国を救う勝利の鍵か。
何かにつけて言われていた「ファノヴァール家が王家を望めば云々」というのが、ここで効いてくるとはな……。

ジェレイドは責任を全部アレスになすりつけて、随分元気になったなw
ここしばらくの鬱っぷりが嘘のようだぜ……。

次はいよいよ最終巻ですが、ラストということもあり、刊行月未定。夏か秋頃とは書かれているが……。

また、後書きでは、電撃での新シリーズ『僕と彼女のゲーム戦争』の宣伝が思いっきりされてます。
電撃でないと出せない理由とは一体……?

燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+

シリーズリンク
火の国、風の国物語11 王都動乱(2010/11)
火の国、風の国物語13 英傑雄途(2011/09)