富士見ファンタジア文庫

いつか天魔の黒ウサギ8 魔女と花火と女学校 (富士見ファンタジア文庫)
著:鏡 貴也 イラスト:榎宮 祐

「そこにしゃがんでるのは私の友達なんだけど……あんたたち、死にたいの?」
「……うーわー、なにそれ」
「まっさかヒメちゃんが私の王子様だったとわ~」

2011年7月の新刊。1ヶ月3週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。長編は半年振りか。『大伝説の勇者の伝説10 英雄と悪魔』からは隔月刊行。

表紙はヒメアとテンペロン・クローリーの璃依音。これまた綺麗な表紙である。
今回はテンペロン・クローリーのキャラがぽんぽん出て来たけど、もしかして『いつか天魔を斬る魔女』とリンクしてんのかな?

そんな璃依音達の襲撃を受けた泉だけど、機転を利かして、無事持ちこたえることに成功。
ヒメアが泉を友人だと思っていたとか胸熱。

口絵の見開きがえらい格好良いことになってる紅兄弟は《預言》を打ち破るために力を合わせることに。
美雷の母スクラルドの協力も取り付けて、持ち札が一気に強力に。
だってのに、全然《預言》をどうこう出来る気がしねぇぜ……。

一方、大兎は遥に隠された真実に近付きつつあった。しかし、それでもまだ判らないことは多い。
ああだこうだと押し問答をしている内に遥は消え、大兎に記憶にさえ残っているのは「シグレハルカ」という固有名詞だけだった。
遥、切ねー。遥が救済される結末が想像出来ん。

次は2011年9月に『紅月光の生徒会室』4巻、12月に9巻『世界創生の冬休み』。こちらはDVD付限定版あり。

燃:A- 萌:A 笑:C 総:A+

シリーズリンク
いつか天魔の黒ウサギ7 二学期でさよなら(2011/01)
いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室 <3>(2011/04)
いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室 <4>(2011/09)
いつか天魔の黒ウサギ9 終末を嘆くカラス(2011/12)

富士見ファンタジア文庫

RPG W(・∀・)RLD9 ‐ろーぷれ・わーるど‐ (富士見ファンタジア文庫)
著:吉村 夜 イラスト:てんまそ

ぷよぷ○が落下段階ですでに二個ひと組になっているのは、きっと運命の相手と赤い糸で結ばれているからにちがいないんだよね。

2011年7月の新刊。1ヶ月3週間の積み。3ヶ月振りの新刊。
命懸けの戦いは恋の炎を燃え上がらせ、ショウとエルのイチャラブはアレな領域に突入するのであった。
ショウの調子乗りっぷりがうぜぇw

ランダルは無事、ダーヴァインとの同盟を締結、仲間達も合流し、一気にアークを大撃破!と息巻くユーゴ達だったが、最後の最後で、最悪の災厄、魔神グモンの力を宿したダイスが現れる。
更には、魔神イグニッツァまでもが復活。ゴーデスナイトの力でも立ち打ち出来ない圧倒的な強さ、そして石化されていく仲間達。
王女様のお靴ぺろんぺろんとか言ってる場合じゃねぇ!

目指した勝利の先にあったのは絶望のドン底だった。ってところで続く。うぉぉおおおおおおおおおおおおお!!盛り上がってきやがったぁあああああああああ!!

後書きによると、次はリサポン達の話になるとか。ユーゴ達を救うために動くことになるのかな。
また、13、4巻くらいで完結予定だそうで。アニメ化には辿りつけないかな……。

巻末の『RPG M・∀・NIA』の宣伝イラストのワクワク感は異常。
次は2011年12月刊行予定。

燃:A+ 萌:A 笑:B- 総:S-

シリーズリンク
RPG W(・∀・)RLD8 -ろーぷれ・わーるど-(2011/04)
RPG W(・∀・)RLD10 -ろーぷれ・わーるど-(2011/12)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「これでも教師ですから」

あれ、原作4巻をすっ飛ばして5巻『夏休みカタストロフィ』に入った?思わせ振りな手エントリオ兄弟のカットは何だったの?
とか思って、原作の感想見返してたら、益々判らんようにんってしまったわ。

さて、黒須の号令で強化合宿を行うことになった生徒会。ここで泉が加入です。
海に来たのに水着にならないとか有り得ない!と言わんばかりに美雷のスク水姿が拝めます。
ほんと、原作は何で水着がビタイチ出て来ないんだろう。
ヒメアのワンピース姿も可愛いです。

厳しい特訓の合間に休息を楽しむ大兎とヒメア。だが、そこへ何を思ったか黒須が遥を連れてきて……まさか修羅場の予感?
時系列入れ替えで、こっから3巻の展開に突入するんだろうかね。

EDは美雷バージョン。いや、『空蝉』が聴きたいんですが……。

燃:C 萌:A+ 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第7話「抜き打ちテストの新任教師」
第9話「波打ちぎわの黒ウサギ」

富士見ファンタジア文庫

調停少女サファイア1 (富士見ファンタジア文庫)
著:瀬尾 つかさ イラスト:優木 きら

「そもそも竜が司った調停とは、悪いものとより悪いものを比べて、被害が比較的少ない方を選ぶという行為なの。妥協の積み重ねなの。そこに正しいものがあるとしたら、関係者がおおむね満足できることなの。竜の役割は、他人を満足させることなの。だったらエオンは、今回、みんなを満足させているの。だからエオンが満足できないのは、ただしくないことなの」

ファンタジア文庫2011年6月の新刊。約2ヶ月2週間半の積み。瀬尾さんが『白夢』の4巻完結から11ヶ月振りに復活して送る新シリーズ。
ドラマガのお試し短編がちょっと面白かったので買ってみました。
瀬尾さんは最近は一迅社で、ちょこちょこ単発ものを書いてたりする。
イラストはファミ通文庫『ガブリエラ戦記』でお馴染みの優木きらさん。

さて、舞台はヒューマンを始めとした様々な種族が共存する世界。そんな世界を旅するヒューマンの少女サファイアと竜の最後の生き残りエオンが、種族間のイザコザを調停する……というお話。

冒頭にはドラマガに掲載された短編がそのまま収録。その後は普通の長編になってます。

調停という要素にスポットを当てているのが面白い。バトルは二の次。
最後もサファイアの活躍の背景でバトルしてるしなw
調停の終わりに、さくっと勝利したし。

今思えば、富士ミスがあれば、そっちから出たんじゃないかって気もするな。更に、今思い出したが『武官弁護士エル・ウィン』がかなり雰囲気近いんじゃないかな。って、『エル・ウィン』とか超懐かしいな。

LOVE寄せも多少あります。ホントに多少だけど。
あとは、メジャーとかモードとか、およそファンタジーらしからぬ単語が時々出て来るんだけど、これは意図的なのか、単に語彙が足りないのか。

ってなわけで、『調停少女サファイア』1巻でした。
あくまでも調停がメインというスタンスを崩さなければ面白くなるんじゃないでしょうか。

ランクは期待ageです。
次は2011年9月。様子見かな。

燃:B- 萌:B+ 笑:C 総:A

シリーズリンク
調停少女サファイア <2>(2011/09)

著者リンク
宇宙をかける少女 上巻(一迅社文庫、2009/06)
スカイ・ワールド #01(2012/04)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「うし!ニャン吉に決めた!」

2度とヒメアを悲しませないため、力を求める大兎は代償を受け取る代わりに欲しいものを与えてくれるエデルカの元へ向かう。
何気に、この作品、モンスターデザインが結構グロいよな。

エデルカから強くなるための知識を大量に与えられた大兎だったが、膨大な情報量に脳が融解して頭が爆発。
原作ではさらーっと書かれてるけど、結構ショッキング映像だな、おい。勿論、規制されてますが。

この後、大兎はヒメアの協力もあり、ニャン吉と契約することに。ニャン吉、良いマスコットになりそうだな。
って、中の人はユークリウッド・ヘルサイズ殿なのか。こんな声だったんだ……。

一方、月光キュンの前には《軍》から派遣されてきた黒守が現れる。よく考えたら、この人、ミラン・フロワードじゃねぇか。あっちよりも陰険さが前面に出てるけど。

燃:B 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第6話「すれ違いの《課外》授業」
第8話「全員補習の生徒会室」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「ヒメア、今から俺とデートしよう!」

原作3巻『神隠しの通学路』編に突入ということで、新たに黒守と泉が登場。ちょろっとだけリィルも登場。
街中に仕掛けられたふざけた呪詛を破壊するために奔走する月光。クレーンゲームに失敗してショックを受けてる月光キュン萌えと言わざるを得ないわ。

一方、大兎はデートをせがむヒメアの対処に困って泣かせてしまうが、自分の馬鹿さ加減に気付き、夜の校舎でヒメアとデートするのだった。
デートシーンに合わせて、ヒメアのキャラソンが流れるんだけど、何か美少女ゲームのEDみたいだな。

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A

エピソードリンク
第5話「そして天魔が、歌われる」
第7話「抜き打ちテストの新任教師」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「心配させるな、雑魚が」

月光キュン、格好良過ぎて濡れるわ。

さて、『《月》が昇る昼休み』編クライマックスです。正直、この段階では謎が多過ぎて何のこっちゃ理解らんよな。取り敢えず、1クールで話が畳めなさそうというのは何となく理解ってきたがw

途中からヒメアは何故全裸になったし。原作でも全裸になってたっけなぁ?

警告に現れた天魔も退け、何とかなったのも束の間、今度は大兎達の知らないところで、遥の前に日向が現れていて……。
更に、それを見つめる封・解呪師(スペルブレイカー)の2人……というところで続く。

EDはヒメアのキャラソン。いや、通常のEDが聞きたいのですが……。

燃:B+ 萌:A 笑:B- 総:A-

エピソードリンク
第4話「いまだ天魔は歌われない」
・第6話「すれ違いの《課外》授業」

コミカライズ,メガミ文庫,一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記,電撃文庫

特にフライング等も無く、公式発売日に発売と思われ。ブツは、

・フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生?
・フルメタル・パニック!アナザー <1>
・鋼殻のレギオス18 クライング・オータム
・H+P⑩-ひめぱら-
・Re:5 バカは世界を救えるか?
・ニート吸血鬼、江藤さん <2>
・変態先輩と俺と彼女 <1>
・全滅なう
フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生?フルメタル・パニック! アナザー1 (富士見ファンタジア文庫 か 3-4-1)鋼殻のレギオス18 クライング・オータム (富士見ファンタジア文庫 あ 1-1-18)H+P(10) ‐ひめぱら‐ (富士見ファンタジア文庫 か 5-1-10)Re(アールイー):5 バカは世界を救えるか? (富士見ファンタジア文庫 や 3-2-5)ニート吸血鬼、江藤さん2 (富士見ファンタジア文庫 す 1-4-2)変態先輩と俺と彼女1 (富士見ファンタジア文庫 や 5-2-1)全滅なう(仮) (一迅社文庫)

の計8冊。

ファンタジアは『デート・ア・ライブ2 四糸乃パペット』以外購入対象とか、どういうことなの……。
その『デート・ア・ライブ』は帯に何故か電撃文庫『アクセル・ワールド』『ソードアート・オンライン』の川原礫さんの推薦文が。
どういう繋がりなのか。
また、コミカライズが決定。
デート・ア・ライブ2 四糸乃パペット (富士見ファンタジア文庫 た 4-2-2)

『オーフェン』の新装版が出るらしいけど、ファンタジアから出るんじゃないのね。

それから、注文していたコミカライズを引き取ってきました。

・いつか天魔の黒ウサギ 高校編 紅月光の生徒会室 <01>
・アクセル・ワールド <01>
・アクセル・ワールド <02>
・ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! <01>
いつか天魔の黒ウサギ高校編 紅月光の生徒会室 (1) (角川コミックス・エース 340-1)アクセル・ワールド 1 (電撃コミックス)アクセル・ワールド 2 (電撃コミックス)ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! (1) (ファミ通クリアコミックス)

の計4冊。

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「苦しいよ、大兎……」

ヒメアの中の人格バールスクラが現れる。見るまで、バールスクラの名前以外の設定、全部忘れていたことは秘密。
この作品、次々と謎が重なっていくから、どんどん訳理解らんことになるんだよな。
アニメは設定のおさらに最適(ぉ
触手に絡め捕られているヒメアはエロかったですね。

一方、遥に隠された謎が見え始めた。これは素敵な絶望フラグ。
EDはやっぱり『空蝉』の方が良いですね。もう美雷バージョンはいいかな……。

燃:A- 萌:A- 笑:C 総:A-

エピソードリンク
第3話「《月》が揺れるプールサイド」
第5話「そして天魔が、歌われる」

いつか天魔の黒ウサギ 2 (ドラゴンコミックスエイジ あ 4-1-2)
いつか天魔の黒ウサギ 2 (ドラゴンコミックスエイジ あ 4-1-2)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「お前は猿並だと思っていたが訂正しよう」
「はぁ!?」
「ミジンコ並だ」

原作2巻『《月》が昇る昼休み』編に突入。原作では、まだやったことのない水着回……だと……?ゴクリ
原作では、海に行ってもヒロインが水着を着ないという奇蹟を起こしてるっていうのに。

というわけで、スク水!スク水!何故ヒメアは白スクなのかと小一時間スタッフを問い詰めたい。

お弁当を作って来る遥は可愛いが、今後控えている絶望展開を思うと、素直に喜べないよなぁ。

《軍》のことを説明してくれたエロい眼鏡のお姉さんって、設定説明のために用意されたアニメオリジナルキャラか?
《軍》の人間っていうと、黒守くらいしか記憶にないんだが。

日向を撃退した月光は、日向が両親を生贄にして姿を眩ましてからの9年間を振り返る。
だが、日向はまだ死んではいなくて……。

EDはいきなり美雷のキャラソンです。あれ、本編のノリと合ってなくね?

燃:B+ 萌:A+ 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第2話「900秒の放課後〈後篇〉」
第4話「いまだ天魔は歌われない」

いつか天魔の黒ウサギ2 《月》が昇る昼休み (富士見ファンタジア文庫)
いつか天魔の黒ウサギ2 《月》が昇る昼休み (富士見ファンタジア文庫)