角川スニーカー文庫

子ひつじは迷わない 回るひつじが2ひき (角川スニーカー文庫)
著:玩具堂 イラスト:籠目

「…………その、ファンシーなのに厳しい表情をした黄色い生き物はなんなんだ……?」
「オム神様です」

約4ヶ月2週間の積み。3ヶ月振りの新刊。
今回の生徒のお悩みを解決する連作短編集です。ただ、相談者の3人中2人が学校の生徒じゃありません。
これは今後、どんどん生徒以外の相談者が増えていくのか、たまたま今回だけなのか。

話の展開のさせ方が上手いのか、さくさく読めるんだよなぁ。トリックを考えながら読むと詰まりますが。
前巻のラストの台詞の伏線の回収タイミングが意外なところだった。と言うか、あれ伏線だったのかよw

今回もイラスト良いな。特に佐々原さんが可愛いです。

今回も次回への展開を匂わせて続く。次は2011年6月に第3巻『泳ぐひつじが3びき』。このサブタイで水着回じゃなかったら絶対に許さない。
今月末にはコミカライズも出るよ!

燃:C 萌:A 笑:B 総:A-

シリーズリンク
子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき(2010/11)
子ひつじは迷わない 泳ぐひつじが3びき(2011/06)

角川スニーカー文庫

子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)
著:玩具堂(がんぐどう) イラスト:籠目

「なんか姉がブラを着けているのですが、なんででしょう?」

約1ヶ月3週間の積み。角川スニーカー文庫2010年11月の新刊にして、第15回スニーカー大賞大賞受賞作品。応募時タイトルは「なるたま~あるいは学園パズル」。MFならサブタイを取って、「なるたま」で出版すると思うが、スニーカーはちょっと捻ったタイトルにするんだな。

いくら大賞だからと言って、1巻発売と同時にコミカライズとドラマCD化決定って早急過ぎじゃね?スベったら、さらっと無かったことにするつもりなのか。

ネットの感想見て気になって買ったんだったと思うが、なかなか1巻が見付からなかったんだよなぁ。品薄だったのかな。

さて、生徒会が設立した悩み解決相談会「迷わない子ひつじの会」。時折、持ち込まれる不可思議な相談事を解決するために、書記の成田真一郎(なるた・まいちろう)は隣の部屋で読書に耽っている少女、仙波の力を借りることに……というお話。

基本的には、生徒の悩み事を解決する日常系ミステリな連作短編集。古き良き富士ミスの雰囲気を思い出すな。
キャラは良い感じに捻くれてそうだし、あとはどれだけ話にバリエーションを持たせられるか、かなぁ。

ちょくちょく「ゑ」という文字を使っているのが印象的。意外とラノベで使ってる作品って少ないんじゃね?

見逃せないのはイラストが素敵ということですね。極端に萌え寄りってわけじゃないのが返って良いと言いますか。
ストッキングから目が離せない(ぉ

次は2011年2月。もう既に確保してあります。

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
子ひつじは迷わない 回るひつじが2ひき(2010/11)

コミカライズリンク
子ひつじは迷わない 子ひつじが1ぴき(2011/05)

著者リンク
好きって言えない彼女じゃダメですか? 帆影さんはライトノベルを合理的に読みすぎる(スニーカー文庫、2018/06)
探偵くんと鋭い山田さん 僕を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる(MF文庫J、2020/05)

イラストリンク
愛原そよぎのなやみごと 時を止める能力者にどうやったら勝てると思う?(ファミ通文庫、2017/03)

HJ文庫,ファミ通文庫,角川スニーカー文庫,雑記

今月は最終日の30日が土曜日、更に29日が祝日とあって、28日発売です。買うもん無かったけど、スニーカーも出てます。ビーンズはどうだったかな。ブツは、

・半熟作家と“文学少女”な編集者
・わたしと男子と思春期妄想の少女たち 2 外泊ですが何か?
・犬とハサミは使いよう <2>
・はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅴ
半熟作家と“文学少女”な編集者 (ファミ通文庫)わたしと男子と思春期妄想の彼女たち 2 外泊ですが何か? (ファミ通文庫)犬とハサミは使いよう2 (ファミ通文庫)はぐれ勇者の鬼畜美学 5 (HJ文庫 う)

の計4冊。

ファミ通は折り込みチラシのデザインが変わり、サイズも大きくなった。それに合わせて、B’s-LOG文庫も宣伝も載るように。

新シリーズ『夢魔(サキュバス)さっちゃん、お邪魔します。』はスルー。
夢魔さっちゃん、お邪魔します。1 (ファミ通文庫)

『“文学少女”』は5月発売の野村さんの新シリーズ『“葵” ヒカルが地球にいたころ……①』と合同キャンペーン。く、特別小冊子となったら、次も買うしかないのか。

HJでは新シリーズ『恋する妖狐と神炎の剣士』をスルー。
恋する妖狐と神炎の剣士 (HJ文庫 く)

来月の新刊で気になるのは新シリーズ『俺がヒロインを助けすぎて未来が有頂天』が気になる。タイトルだけでも惹かれるものがあるが、イラストが和狸ナオさんとなれば買う以外の選択肢は無い。


毎年恒例のBGB新歓に行ってきたお!
久し振りにミッチーに会ったら、ガチでユッケと間違われた件。おのれディケイド!

MF文庫J,コミカライズ,漫画,角川スニーカー文庫,雑記,雑誌,電撃文庫

電撃文庫MAGAZINE買ってきました。
電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2011年 05月号 [雑誌]

それから、漫画は、

・天体戦士サンレッド <12>
天体戦士サンレッド(12) (ヤングガンガンコミックス)

の計1冊。コミカライズは、

・緋弾のアリアAA <1>
・ダンタリアンの書架 <2>
緋弾のアリアAA(1) (ヤングガンガンコミックス)ダンタリアンの書架 (2) (角川コミックス・エース 84-4)

の計2冊。

メディアミックスの話なんかは電撃文庫MAGAZINEを読んだときに。

角川スニーカー文庫

それがるうるの支配魔術Game1:ルールズ・ルール (角川スニーカー文庫)
著:土屋 つかさ イラスト:さくらねこ

「《知ってるか?世界はルールで出来ている》」

約1週間の積み。角川スニーカー文庫。タイトルの「支配魔術」は「イレギュラー」と読みます。
デビューシリーズ『放課後の魔術師(メイガス)』を7巻で完結させた土屋さんが11ヶ月振りに復活。
何だか、びびっときたので購入。

ゲーム好きの少年、犬海丸(いぬかい・たまき)は高校入学早々、この世の理を操作する理操魔術の使い手の少女、るうると出会う。彼女の魔術を破ってしまった丸は本来有り得ない筈のその力に目をつけられ、るうるに付きまとわれることになってしまい……というお話。
確か、『放課後の魔術師』に出て来たのは論理魔術だったけど、理操魔術と関係あるのかな。

案の定というか何というか、非電源ゲームわっしょいな内容です。決して話の中心軸ではないが、かなり近いところに配置されている。結局、ゲームをプレイするシーンは無かったんだけども、欧州文化研究会の部室はそのテの人にとっては入室しだけでフルボッ〇ものに違いない。

ラノベで魔術って言うと、学園異能バトルの香ばしい香りがするもんだけど、これは何とバトらない。そこが良い。あくまでも理操魔術によって起こされる事件の解決という形をとっているところが取っ付き易い。

この理操魔術がなかなかに厄介な魔術で、ある意味洗脳よりも質が悪い。終盤のタネ明かしのシーンではZOKUZOKUしたわ。

ただ、るうるは強大な力を秘めており、一歩間違えれば鬱真っ逆さまな展開になりそうなので、そっち方向には振れないでほしいなぁ。
続刊前提だが、果たしてどうなるか。

また、さっぱりした可愛いイラストにも注目。和風美人の言乃(ことの)さんにツンツンされたいです(^q^)

ってなわけで、『それがるうるの支配魔術』でした。これは期待出来る新シリーズ。
次は夏頃だそうで。

燃:B+ 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
それがるうるの支配魔術 Game:2 リメンバランス・パズル(2011/08)

イラストリンク
レイヤード・サマー(電撃文庫、2011/01)
優等生以上、フリョー未満な俺ら。(GA文庫、2011/10)
恋人にしようと生徒会長そっくりの女の子を錬成してみたら、オレが下僕になっていました(一迅社文庫、2012/08)
mgmg! 先輩と俺の悩ましき日常(C★NOVELSファンタジア、2012/09)
超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!(GA文庫、2015/10)
一條明日菜の地球連合(ファミ通文庫、2016/05)

コミカライズ,角川スニーカー文庫

東京皇帝☆北条恋歌 (角川コミックス・エース 248-3)
原作:竹井 10日 キャラクター原案:要河 オルカ
漫画:綾見 ちは/云熊 まく(いぐま)

「じゃあ、指きりっ」
「ウソついたら国家反逆罪で禁固3年8ヶ月に処ーす」
「なんか生々しい!!」

東京こうていわ。
スニーカー文庫の人気シリーズがコンプエースでコミカライズ。キャンペーンも展開して、メディアミックスくるで!と思ったら、1冊で終了したでござる。

内容としてはオリジナルキャラを交えて、キャラ紹介も兼ねたベッタベタなラブコメといったところか。
原作の変てこな地の文が無いと、完全に無個性になるなw

当然のように、機動魔法兵は出て来ません。いつになったら機動魔法兵のまともなビジュアルは見られるんだろうか……。

これは素直に詰まらないですね……。完全に原作の宣伝用。

燃:C 萌:B+ 笑:B- 総:B-

角川スニーカー文庫

東京皇帝☆北条恋歌 7 (角川スニーカー文庫)
著:竹井 10日 イラスト:要河 オルカ

「一斗坊ちゃまは、今動くと、元気なマーライオンになると仰っています」
元気なマーライオンは凄い勢いで辺り構わず苦酸っぱいマーライオン液をまき散らす為、とても恐ろしい存在である。

まさかの2作品連続リバースかとオモタ

東京こうていわ。約5ヶ月半週間の積み。3ヶ月振りの新刊。表紙はりせ。この人、何巻から出てるっけなぁ。結構初期から居た気がするが。

もう既に締め切り過ぎてるけど、東京帝国民35万人突破を記念したフェアが行われていた。何か公式サイト、凄い放置されてるっぽいんですけど……。ミスコンとかどうなったんすか……。

口絵は折角のブルマなのに、何であんまりテンション上がらないんだろう。

さて、前巻でクライマックス過ぎる引きをしといて、今回はザスニ掲載短編をまとめた短編集です。おのれディケイド!
表紙がりせなのは書き下ろしの主役がりせだから。

短編集のため、シリアス一切無しなんだけど、同じ著者による一迅社文庫『10歳の保健体育』を読んだ直後だと物足りなく感じるな。
いやしかし、何やかんやはなんやかんやとスペースラナウェイ好きだな竹井さんw

次は2011年4月。この間出ました。

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:B+

シリーズリンク
東京皇帝☆北条恋歌 <6>(2010/08)
東京皇帝☆北条恋歌 <8>(2011/04)

HJ文庫,角川スニーカー文庫,角川ビーンズ文庫,雑記

いつも通り1日フライング。ビーンズ文庫は入荷量が多い店ではフライングしてるんじゃないかなぁ。ブツは、

・レイセン File:3 ワンサイド・ゲームズ
・東京皇帝☆北条恋歌 <8>
・ダンタリアンの書架 <7>
・それがるうるの支配魔術 Game1:ルールズ・ルール
・ブサメン王子とヤンデレ姫
レイセンFile3:ワンサイド・ゲームズ (角川スニーカー文庫)東京皇帝☆北条恋歌 8 (角川スニーカー文庫)ダンタリアンの書架7 (角川スニーカー文庫)それがるうるの支配魔術Game1:ルールズ・ルール (角川スニーカー文庫)ブサメン王子とヤンデレ姫 (HJ文庫)

新シリーズ『問題児たちが異世界から来るそうですよ? YES!ウサギが呼びました!』をスルー。
問題児たちが異世界から来るそうですよ?YES! ウサギが呼びました! (角川スニーカー文庫)

『ダンタリアン』のアニメは7月放送開始。主演は小野大輔さんとみゆきちということで、ほあっ!ほあー!超テンション上がっちゃう!
みゆきちがロリボイスで罵ってくれるとか、ご褒美過ぎるぜ!<気持ち悪い

同じく7月放送開始予定の『R-15』は既刊にコスプレ帯なるものを採用。これは文庫全体を覆う大きさで、表には描き下ろしのヒロインコスプレイラスト、裏には書き下ろしのコスプレ妄想エロ小説が!!
くそッ、何てあくどいことしやがる……。買っちまいそうだぜ……。また、よりにもよって帯でやるってのがやらしいよなぁ。今を逃すと入手困難になることは間違いないし。
勿論、新刊の表紙の吸引力も高い。
つーか、何で『ダンタリアン』と開始時期揃えちゃったんだよ……(´・ω・`)
R‐15いただきます女の子の秘密 (角川スニーカー文庫)

HJでは『超鋼女セーラ 黄金の楽章・超鋼女セーラ』が完結のようです。あれ、一時はアニメ化の噂もあったのに……。
あと、新シリーズ『龍刃機神と戦う姫巫女』をスルー。
超鋼女セーラ 黄金の楽章・超鋼女セーラ (HJ文庫)龍刃機神と戦う姫巫女 (HJ文庫)

アニメ,ゲーム,ノベライズ,角川スニーカー文庫

CANAAN (下) (角川スニーカー文庫)
原作:チュンソフト 著:杉原 智則 イラスト:関口 可奈味

「いいや」「マリアは、光じゃない」
「ほう、ならば何だ?」
「おまえにはないものさ」
「何?」
「ともだちだ」

角川スニーカー文庫2010年3月の新刊。ってなわけでカナンとアルファルドの戦いがひとまずの決着を見せる下巻です。
口絵のマリア可愛いな。

下巻も概ねストーリー展開はアニメと同じか。ただ、ハッコーの死因が変わっている。
確かアニメではサンタナを死姦しながらファクトリーの崩壊に巻き込まれて死亡だったと思うが、こっちではみのさんを庇って撃たれて死亡となっている。
何で、よりやんちゃ出来る小説でおとなしい死に方にしたんだろう。まぁ、こっちの方がなんぼか救いがあるけども。
とは言え、やっぱりサンタナの最期はえげつないわ。

ラストは、カナンとアルファルドの因縁は続いていくという形で終わってるけど、別に続編作るわけでもないなら、綺麗に決着させておいても良かったと思うの。

上巻に比べて、『428』とのリンクは少なかったかなぁ。

燃:C+ 萌:A- 笑:C 総:A-

コミカライズ,角川スニーカー文庫

ダンタリアンの書架 ダリアンDays (1) (角川コミックス・エース 221-4)
原作:三雲 岳斗 漫画:瀬菜 キャラクター原案:Gユウスケ(グリーンウッド)

「あー、それ!私が持ってきたスコーン!?まだ食べちゃダメだよー!!」
「口の中の水分が全部持っていかれるのです!とっととお茶をいれてこい、このウスノロ!!」

アニメ化を控えた角川スニーカー文庫の人気シリーズのコミカライズ第2弾。コンプエースで連載中。
少年エースで連載中のコミカライズが本編なのに対し、こちらはオリジナル展開。
幻書の噂を聞きつけたヒューイとダリアンはロードウィンダル学園に潜入することに。
そこでダリアンはプリシラという女生徒と仲良くなって……というお話。

というわけで、コンプエースカラーで萌え萌えきゅんきゅんに染め上げたスピンオフ。
一応、第一次世界大戦直後のイギリスっぽい世界観は維持しているようだが、そこかしこが萌え優先のデザインです。
何でブルマとかミニスカメイドとか出て来んねんw
御馳走様でした(ぉ
いつものゴスロリファッション以外のダリアンとか初めて見た気がするわ。

美少女成分だけじゃなくて、コメディ成分も高め。妄想SS50ページとか吹いたw

ってなわけで、本編コミカライズよりも今後が期待出来る『ダリアンDays』でした。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
ダンタリアンの書架 ダリアンDays <2>(2011/11)

コミカライズリンク
ダンタリアンの書架 <1>(2010/10)

ダリアンちゃんの書架(2012/08)