アニメ,角川スニーカー文庫,角川ビーンズ文庫,角川文庫

「君が紳士なら、私は神かね」

短編集『GOSICKs -ゴシックエス・春来たる死神-』編に突入。
というわけで、イギリスからの留学生アブリルがやって来る。一弥に上手くやれと合図するセシル先生うぜぇw

原作では面白かった「大丈夫━━━━!?」の下りがカットされていたのは残念だったが、短編エピソードの方が面白い気がするな。ヴィクトリカ可愛いし。

1話につき1事件ではなく、解決次第、次の事件が発生するという構成のよう。今回だけで2つ解決しちゃいました。

そしてEDが好きになってきた。

燃:C 萌:A- 笑:B- 総:A-

GOSICKs ―ゴシックエス・春来たる死神― (富士見ミステリー文庫)
GOSICKs ―ゴシックエス・春来たる死神― (富士見ミステリー文庫)

HJ文庫,MF文庫J,アニメ,コミカライズ,スマッシュ文庫,角川スニーカー文庫,角川ビーンズ文庫,雑記,電撃文庫

今月は31日が月曜のため、1日フライングのところに日曜補正が働いて、土曜発売。ブツは、

・レンタルマギカ 魔法使いの妹、再び
・子ひつじは迷わない 回るひつじが2ひき
・少年陰陽師 仄めく灯とひた走れ
・はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅳ
レンタルマギカ 魔法使いの妹、再び (角川スニーカー文庫)
子ひつじは迷わない 回るひつじが2ひき (角川スニーカー文庫)少年陰陽師 仄めく灯とひた走れ (角川ビーンズ文庫)はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ)Ⅳ (HJ文庫)

それから、ネットで感想を見て気になった、

・彼女を言い負かすのはたぶん無理(スマッシュ文庫)
彼女を言い負かすのはたぶん無理 (スマッシュ文庫)

を購入して、計5冊。
スマッシュ文庫はe-hon使ってます。

『子ひつじ』は1巻も買おうと思ったんだけど、売り切れだったので、取り敢えず2巻だけ。
ドラマCDは前後変で出るわ、コミカライズの作画は煉瓦さんだわと、かなりのプッシュ具合ですな。

『涼宮ハルヒの驚愕』は上下巻+小冊子の初回限定版が5/25、通常版が6/15発売だそうで。
ここまでやったら、流石に出るのかなと思わないでもないが、土壇場になって延期で大騒ぎ、そしてネット炎上とか、ありそう過ぎて困るw

『少年陰陽師』はサブタイを若干変えて、角川文庫でも刊行が始まるようです。これはもしやアニメ2期フラグ……?
つーか、角川文庫から出してどーすんだよw

ビーンズは『身代わり伯爵』がいつの間にか『冒険』から『花嫁修業』になってる件。全然気付かなかったぜ……。
身代わり伯爵の花嫁修業 III 禁断の恋の手記 (角川ビーンズ文庫)

HJ文庫では新シリーズ『シュレディンガーの猫耳少女』をスルー。
シュレディンガーの猫耳少女 (HJ文庫)

来月の新刊で気になるのは『女神が部屋から出ない理由。』ですね。タイトルで気になるw

あとはコミカライズを色々と。

・姫宮さんの中の人 <2>
・らのべのへん! <1>
・灼眼のシャナ <Ⅸ>
・とらドラ! <4>
・コードギアス 漆黒の蓮夜 <1>
・機動戦士ガンダムOOI 2314
姫宮さんの中の人 2巻 (ガムコミックスプラス)
らのべのへん! 1灼眼のシャナ 9 (電撃コミックス)とらドラ! 4 (電撃コミックス)コードギアス 漆黒の蓮夜 (1)機動戦士ガンダムOOI 2314 (角川コミックス・エース 97-20)

の計6冊。何故1週間でこんなに溜まる……。

MF文庫J,特撮,角川スニーカー文庫

今月は公式発売日25日が火曜のため、デフォフライングで月曜。そこから日曜補正で土曜発売。ブツは、

・かぐや魔王式! 第9式
・神明解ろーどぐらす <4>
・おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その3
・黒のストライカ <2>
・変態王子と笑わない猫。 <2>
かぐや魔王式!第9式 (MF文庫J)
神明解ろーどぐらす4 (MF文庫 J ひ 3-10)おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その3 (MF文庫J)黒のストライカ2 (MF文庫J)変態王子と笑わない猫。2 (MF文庫J)

の計5冊。

『まよチキ!』のアニメは取り敢えずTBSが確定。ってことは多分、BS-TBSは追加されるだろうなぁ。
『緋弾のアリア』の方は主演がまんま『とらドラ!』コンビですw

それから注文していた、

・CANAAN(上)(角川スニーカー文庫)
・CANAAN(下)
CANAAN (上) (角川スニーカー文庫)
CANAAN (下) (角川スニーカー文庫)

を買ってきました。

あと、ネットで偶然知った、

・平成仮面ライダー英雄伝
平成仮面ライダー英雄伝

を購入。今年はラノベと無関係の本も購入記録つけるぜ!

角川スニーカー文庫

S RED ザ・スニーカー100号記念アンソロジー (角川スニーカー文庫)
著:吉田 直/安井 健太郎、三田誠、岩井 恭平、林 トモアキ、沖方 丁、森岡 浩之
イラスト:THORES柴本、pako、四季童子、あかつき、島田 フミカネ、日向 悠二

「あー、なんか世界とか救いてえ━━っ」

『BLUE』と同時発売。あちらが全てザスニ掲載作品だったのに対し、こちらはザスニ掲載以外の短編も含んでる。
表紙は『トリニティ・ブラッド』。

『トリニティ・ブラッド apocrypha Hard Rain』

著者の吉田さんが急逝した後、同レーベル『ラグナロク』の著者、安井さんが執筆した短編。吉田さんの死後に刊行された『トリニティ・ブラッド』の本に収録されていたそうな。

主人公のアベルがほぼ出て来ないので、これだけではどんな作品かよく判らないや。

『レンタルマギカ 魔法使いの祝祭』

アニメのDVD6巻の限定版に収録されていたもの。書き下ろし短編が付いているのは6巻だけの模様。
にしても、こんなところに収録するとはやり口があくどいと言うか何と言うか……。文庫化するだけでも有り難いと思うべきなんだろうが。
内容としては、要はクリスマスパーティー的な。久し振りに、穂波や猫屋敷さん、アディリシアさんの居る<アストラル>が見られたな。

『消閑の挑戦者 夏のドミノ』

ザスニ掲載。読むの初めてなんだけど、ヒロインの小槙が可愛いですね。主に四季童子さんパワーですが。

『パリエルがしがしいきましょう!』

ザスニ掲載。当然のように、『ミスマルカ』の短編だと思っていたら、全く関係無いワナ。読者参加企画用の短編なんだそうで。いや、これはアカンやろ。『ミスマルカ』が収録されてるから買ったって人からしたら詐欺ですよ。
一応、林さんの作品は全部世界観共通って縛りに入ってるのかな?絶対違うとは言い切れなそうだが……。

お話はまぁ、うん。

『オイレンシュピーゲル 三匹のタンタン・タカタカ・タンタンタン』

ザスニ掲載。『シュピーゲル』シリーズのプロトタイプの短編だそうで。あ-、この世界観、俺の肌に合わねーと改めて実感させられたわ。

『いつものように爽やかな朝』

ザスニ掲載。2006年に『時をかける少女』の公開に合わせた特集で書き下ろされたもの。同じタイムリープをテーマにしてるのに、こうも毛色が違うかと。つーか、最後の最後でなんちゅー後

味悪いものを仕込んでんねん。
もうちょっと他の短編との収録順を考えてほしかったぜ……。まぁ、作家のネームバリュー考えたら、致し方ないのかもしれんが。

まとめ

意外と早く読めちゃった『RED』でした。『BLUE』と比べて、どっちが上ってのはないかなぁ。どっちも今ひとつだったというか(ぉ
繰り返し言うが、企画自体は面白いと思うんだ。本としてまとめるのも結構手間だったと思うし。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B+

角川スニーカー文庫

レンタルマギカ 白の魔法使い (角川スニーカー文庫)
著:三田 誠 イラスト:pako

「答えは・・・・・・ある」
「答えはね、誰かが決めればいいんだ」

「今ここで、僕が決める!このくだらない戦いの終わりを、僕たちが決めればいい!」

約6ヶ月1週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。通算18巻。
どんどん、いつきの顔変わってきてんじゃね?と思わないでもない。
人物紹介のページなんて、今まで無かったよね?

さて、〈螺旋なる蛇〉の頂点が登場したりして、いよいよクライマックス間近という感じがひしひしと。
ヘイゼルのアドバイスを得て、〈協会〉と〈螺旋なる蛇〉を魔術決闘の場へと放り込んだ<アストラル>。
充分盛り上がってると思うんだけど、どうしても前巻のインパクトが強かったので、霞みがちかなぁ。
あと、やっぱり挿絵が少なくて、しょんぼり。

次は2011年2月。

燃:B+ 萌:B+ 笑:C 総:A-

シリーズリンク
レンタルマギカ 銀の騎士と魔法使い(2010/02)
レンタルマギカ 魔法使いの妹、再び(2011/02)

コミカライズ,角川スニーカー文庫

ミスマルカ興国物語 (2) (角川コミックス・エース 267-2)
原作:林 トモアキ 漫画:浅川 圭司 キャラクター原案:ともぞ

「選抜って・・・」
「そ、それはつまり、お、お、女の子の美少女勇者オンリー選んでもおーけーと!?」

原作1巻クライマックスと原作2巻の序章程度を収録。こちらもやはり、このペースなら原作全部をやりきることも不可能ではないかと思わせるな。
今回はストーリーが盛り上がりどころだから、というのもあるかもしれんが、演出が格好良かったように思います。
マヒロの声は何故かルル山で脳内されちゃう不思議。

それから、ちゃんとサービスシーンがあります。ここ重要。テストに出ます。
あとはゼンラーマンがちゃんと再現されるかですね。まさかカットはしないと思うが・・・・・・。

基本的に『マスラヲ』と『ミスマルカ』のコミカライズはほぼ同時発売なので、こちらも既に3巻が出ています。

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
ミスマルカ興国物語 <Ⅰ>(2010/01)
ミスマルカ興国物語 <Ⅲ>(2010/11)

コミカライズ,角川スニーカー文庫

戦闘城塞マスラヲ (2) (角川コミックス・エース 263-2)
原作:林 トモアキ 漫画:浅井 蓮次+ キャラクター原案:上田 夢人

「原初(アルファ)から終末(オメガ)までの全てをこの子は・・・!電子ウイルスなんてとんでもない・・・この子は神の雛形――」
「いや、ともすれば神になれるかもしれないんだよ!!」

原作を積むと、連動してコミカライズも積むのが、俺の積み方です<威張るな

さて、聖魔グランプリ開催直前の第2巻。このペースなら、無事完結までいけそうですね。
ウィル子可愛いよウィル子と言わざるを得ない。全体的に女性陣が原作より圧倒的に可愛くなってますよね。
クラリカが見た目、普通の美少女キャラでびっくりするw

積み過ぎて、実はもう既に3巻出てんだよなぁ。

燃:B+ 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
戦闘城塞マスラヲ <01>(2010/02)
戦闘城塞マスラヲ <03>(2010/11)

角川スニーカー文庫

ミスマルカ興国物語 VII (角川スニーカー文庫)
著:林 トモアキ イラスト:ともぞ

「今度交流会みたいな感じで、お互いの王宮のメイドを取っ替えませんか」
「そのまま帰ってこなくなりそうなのでお断りします」
「ではエーデルワイスをあげるのでフォル子さんを下さい」
「お断りします」
「じゃあフォル子さんを下さい」
「だめです」
「それならエーデルワイスを捨てます」
「どうぞ」

約7ヶ月1週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。『レイセン』1巻からは4ヶ月振り。
表紙は『お・り・が・み』の頃から登場しているクーガーとマリーチ。

さあ、ネタじゃなくて、ガチで第1部完結編です。
紋章集めも後僅か。神殿教団を訪れたマヒロ達を待ち受けていたのは聖戦だった。

何とかハッタリで窮地を切り抜けたかと思いきや、新教皇クラウディスに追いつかれ、大ピンチ。
更に、最低最悪の視姦魔人が復活して大騒ぎ。

それでもまぁ、何とか収まるところに収まったかと思えば、最後の最後で、さらなる急展開。
常に側に居てくれたお付きは、自分を支えてくれた人生の先輩は、友情を育んだ友は、全て帝国の人間だった。父王は死に、万策は尽きたかに思われた。
だが、それでもなおマヒロは笑う。“皇族”という最高のカードが手に入った、と。

えげつない展開だけでも鳥肌なのに、この状況でなお笑えるマヒロに戦慄した。
方々で面白かったと絶賛されてたいので、ハードル上がってたんだけど、それをものともしない圧倒的な第1部最終巻でした。

で、すぐ後書きでボケるっていう。シリアスにし過ぎて恥ずかしいの?w
次は2010年10月に『レイセン File2:アタックフォース』、2011年1月にこっちの8巻です。どっちも、もう出てるよ!

燃:A 萌:B- 笑:A- 総:S-

シリーズリンク
ミスマルカ興国物語Ⅵ(2010/01)
ミスマルカ興国物語Ⅷ(2011/01)

世界観リンク
レイセン File1:巫女とヒキコと闇少女(2010/02)
レイセン File2:アタックフォース(2010/10)

角川スニーカー文庫

薔薇のマリア 14.さまよい恋する欠片の断章 (角川スニーカー文庫)
著:十文字 青 イラスト:BUNBUN

「お前たちのおかげで、俺は何もかも手に入れた。俺にとっての世界ってものが何なのか、ようやくわかったんだ。俺は何一つ捨てるつもりはない。だから、俺を信じろ」
「うん」
「守らんとな」
「守ってみせるさ。何があろうと、な」

約5ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。表紙はマリアのみ。マリアが表紙に単身で登場するのって7巻以来か。

さて、今回は新章突入ではなく、最終章突入前の間章のような趣。サブタイ通り、恋のエピソード盛り沢山で、あちこちが極限愛です。
400ページと、そこそこに分厚いが、ショートショートが多いので、さくさく読めます。

また、恋の話だけでなく、ようやく、ようやくトマトクンという謎の存在誕生の秘密が語られ始めました。長かった……。それでも依然、僕達が今生きている現代との繋がりは謎のまま。

口絵にもなっているパジャマパーティーは注目すべきシーンですが、そもそもユリカとサフィニアってマリアの性別知ってんのか?
まさか中性です、なんてオチじゃないだろうな……。

それにしても、きゅーの可愛さ半端無い。一家に1匹欲しいです。

そしてサンランド無統治王国から遠く離れた地で動き出す事態。次巻からは長い終章が幕を開けるそうな。
つーわけで、極限愛だらけの14巻でした。

次は2011年1月、第15巻『愛も憎しみも絶望も』。この前出ました。
『ばけてろ』はどうなったんだ。1年くらい新刊出てないけど。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
薔薇のマリア 13.罪と悪よ悲しみに沈め(2010/04)
薔薇のマリア 15.愛も憎しみも絶望も(2011/01)

角川スニーカー文庫

S BLUE ザ・スニーカー100号記念アンソロジー (角川スニーカー文庫)
編:角川スニーカー文庫編集部
著:水野 良、谷川 流、十文字 青、長谷 敏司、日日日、火浦 功
イラスト:末弥 純(すえみ)、いとう のいぢ、BUNBUN、米田 仁士(ひとし)、エナミ カツミ、出渕 裕(いずぶち・ゆたか)

「拙僧は仲間内で、“髭”と呼ばれておるのだぞ。髭を剃ったらどうなるのだ。拙僧のアイデンティティは━━」
「髭に頼らなければ、お前はお前として存在できないのか!そんな自分ならやめてしまえ!この弱虫!」

約6ヶ月半週間の積み。ザスニ100号達成を記念して、ザスニに掲載されながらも文庫未収録だった作品をまとめた豪華アンソロジー。『RED』と同時発売。
面白い企画だとは思うけど、人気作品の短編をまとめるやり口はズルい気もする。
こちらの表紙は当然のようにハルヒ。やっぱり『ハルヒ』のお陰で売上上がってるのかな。

『魔王王国カストゥール 復讐の継承者(ファーラム)』

15年以上前の作品。まだザスニが野生時代の増刊号だった頃のもの。『ロードス島戦記』とかと世界観を共有する一連のアレ。

いかにもラノベ黎明期といった感じのファンタジー……だと思う。黎明期知らんけど。

『涼宮ハルヒ劇場 ファンタジー編』

いや、これは普通に短編集に入れろよ、と。まぁ、多少毛色が違うけども。

『薔薇のマリア エピソード0 百号』

『薔薇マリ』学園編。サフィニアとトマトクンのラブコメパートでお腹いっぱいな気もする。
と言うか、40ページくらいしかないのに、キャラ出し過ぎだと思うの。
バリアトーチャンは面白かったw

『トイ・ソルジャー』

長谷さんの著作『天になき星々の群れ フリーダの世界』と世界観を共有している。著しく鬱。

『アンダカの怪造学 恋愛錯戦』

『アンダカ』を読むのは初めてなんだけど、ごく普通の短編に見えるな。何で文庫に収録してないんだろう。
収録する隙間が無かったんだろうか。
内容的にはごく普通のラブコメっぽかたけども。
ネーミングセンスはいつも通りな感じ。

『未来放浪ガルディーン 大怒濤。』

これだけで100ページ以上ある。初出を見ると、実にザスニ8号分にもなる。収録量っていう意味で見ると、100ページは多いけど、8号分を合わせても100ページにしかならないと考えると、1回の掲載量がかなり少なかったってことか。

うーむ、個人的には合わないなぁ。ギャグのテンションが……。

まとめ

お祭り企画として考えれば、それなりには楽しめるか。ただ、収録分量はある程度均等にしてほしかったという気はする。
それと、後書きは欲しいです。
『RED』はまだ暫く積むと思います

燃:C 萌:A- 笑:B 総:B+