HJ文庫,スーパーダッシュ文庫,ファミ通文庫,角川スニーカー文庫,角川ビーンズ文庫,雑記

珍しくファミ通がフライングしなかったので、1日フライングのスニーカー、ビーンズとセットになりました。二日連続で書店に行く手間が省けてラッキーと言えばラッキー。
ちなみに買うものなかったけど、HJが1日フライングしてました。あれ、HJって今までフライングしてたっけ?
本日のブツは、

・まかでみックス ふぃふす ヒキコモリと呼ぶんじゃねえッ!
・世界の危機はめくるめく!
・ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc3
・レンズと悪魔ⅩⅠ 魔神集結
・東京皇帝☆北条恋歌 <3>
・ばけてろ 成仏って、したほうがいいですよね?
・あずけて!時間銀行 ご利用は計画的に
・少年陰陽師 祈りの糸をより結べ

まかでみックス ふぃふす ヒキコモリと呼ぶんじゃねえッ! (ファミ通文庫 さ 2-4-5)世界の危機はめくるめく!4ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc3 (ファミ通文庫 た 8-1-3)レンズと悪魔 XI 魔神集結 (角川スニーカー文庫 179-17)東京皇帝☆北条恋歌 3 (角川スニーカー文庫 183-8)ばけてろ 成仏って、したほうがいいですよね? (角川スニーカー文庫 182-51)あずけて! 時間銀行 ご利用は計画的に (角川スニーカー文庫 205-5)少年陰陽師 祈りの糸をより結べ (角川ビーンズ文庫 16-33)

の計八冊。スーパーダッシュ新刊の『アンシーズ』もネットの感想で気になったから買おうと思ってたんだけど、思いっきり忘れました。電撃買うときにでも買おうと思います。
スニーカーは『R-15』二巻の表紙の吸引力が尋常じゃなかったけど、何とか耐えました。サイン会が決定したらしいけど、そんなに売れてるの?
よく考えたら、藤真さんはほぼ同時期に挿絵担当のラノベが二冊出てるのね。

アンシーズ―刀侠戦姫血風録 (集英社スーパーダッシュ文庫 み 4-1)
R-15 こんにちは、ぼくの初恋 (角川スニーカー文庫 217-2)

『私の救世主さま。』の新装版が出ていてビックリしました。思わず買いそうになった。耐えたけど。

私の救世主さま (1) (角川コミックス・エース 126-12)

来月の新刊では第12回学園小説大賞大賞受賞作の『末代まで!』が気になる。内容云々以前に小説とイラスト両方を担当しているのが凄い。少女小説でそういう人が居た気がするけど、少年レーベルで居たっけなぁ。
それと『記憶の森のエリス』。イラストがこぶちさんなら取り敢えず買わなきゃ。そんなことするから積み本がですね……。

ビーンズでは『少年陰陽師』の初期三巻の新装版が出るそうな。カバーイラストはあさぎさん描き下ろし。まだ読んでないけど、新章からはカバーデザインが一新されてるんだけど、そのフォーマットに合わせるみたい。アニメ二期フラグだったりしないかなぁ。

また、応募券を集めると色々なグッズが貰えるキャンペーンが行われているらしいが、一番良い景品は『彩雲国』と『少年陰陽師』の書き下ろし小冊子。
おいおい、欲しいじゃねぇか、応募券何枚要るんだい?と思ったら、八十枚必要だそうです。集められるか!!
いくら期間が一年つったって一ヶ月に七冊くらい買わんといかんとか無理過ぎるw
よっぽどの強者しか無理じゃね?
若しくは古本屋のバイトをして応募券をかき集めるか。

HJ文庫,雑記

今月のブツは、

・死なない男に恋した少女 4.刹那のキズナ
・フラグの王子様 <3>
・空想/のべりずむ

死なない男に恋した少女4.刹那のキズナ (HJ文庫)フラグの王子様3 (HJ文庫)空想/のべりずむ (HJ文庫)

の三冊。HJが三冊ってのは多い方。普通は〇か一くらい。

HJ文庫,アニメ

アイドルマスターXENOGLOSSIA 伊織サンシャイン!+ (HJ文庫)

著:涼風   原作:矢立   イラスト:シコルスキー

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  キャラの!で連載されていた『アイマスXENOGLOSSIA』の外伝がようやく文庫化。タイトル通り、伊織が主役。彼女がプッシュされることにより、そのライバルキャラである真もかなり目立っている。

 春香と雪歩の空気っぷりは異常。モンデンキントアイドルチームにスパイが居ることは示唆されているけど、雪歩は最後まで普通に味方やしなぁ。

  物語は伊織がネーブラに会うために上京してくるという、本編の二年前から始まり、強引に本編最終話まで展開する。ちなみにドラマガの連載と同じで最終話は文庫書き下ろし。何でやねん!どういう意図でラストだけ文庫のみやねん!文庫を買わせようという作戦か?

  こちらもやはり必要最低限のキャラしか登場しない。春香が空気な所為で、千早は存在すらしていない。双海姉妹も居ないし、ロウ夫妻の名前も出て来ないな。朔も居なかったなぁ。無理矢理最後まで、やることなかった気もすんだけどなぁ。

  あと、一迅社のキャラ☆メルとかいう雑誌に載ったやよいの短編も収録。これは嬉しい。面白いかどうかは別にして(ぇ

燃:B  萌:B  笑:C  総:B

HJ文庫,コミカライズ

HJコミックス AKUMAで少女

原作:わかつき
ひかる 漫画:蒼月 しのぶ

 

「わーわわぁっ、おっきしたぁっ!」

 

 キャラの!で連載していた例のアレが単行本化。え、作画が蒼月さんだって!?なら買うしかないじゃないか!と勢いだけで購入。原作、人にあげたくせに……。

 

 取り敢えずストーリーには何一つ期待していなかったから良いとして、あれ、原作ってもっとエロくなかったっけ?俺の妄想?

 

 蒼月さんの描く女の子は文句無しに可愛いんだけど、あれ、可愛いだけ?あれ?

 

 キャラの!が連載中に休刊したため、最終話だけ描き下ろしという悲劇に。

 

 そういうわけで、一番印象に残ったのは、やたらと出てくる「こなた目」でした。何じゃそりゃ。

 

燃:C 萌:A+ 笑:C+ 総:B

HJ文庫

フラグの王子様2 (HJ文庫)

著:織田 兄弟 イラスト:きくらげ

「だから常盤さんにはちゃんと言ったよ!ちゃんと説明したんだってば!」
「な、何のこと?」
「だから――」
「――僕が一番好きなのは、モカだってことをだよ!」

LOVE!
約一ヶ月五日の積み。半年振りの新刊。二巻を出すのは難しいかと思われた本シリーズだが、いざ出てみれば普通に一巻のテイストを維持しつつ、かつLOVE寄せを大幅に増量という良作だった。

帯は相変わらずハーレムラブコメを匂わせるデザインなのだが、啓祐はやはり友香一筋で、でも他の人達に対しても誠実で非常に好感の持てる主人公。

神様の気まぐれでハードモードへと移行した啓祐の能力。新学期を目前に控え、更なる波乱の予感にwktkが止まりません。
ストーリー展開は実に堅実なんだよなぁ。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

HJ文庫

死なない男に恋した少女3.命のカタチ (HJ文庫)

著:空埜
一樹 イラスト:ぷよ

 

「……もういいや。桐崎、オレ、帰るわ」

「ちょっと待て。折角会ったんだから」

「会ったんだから?なに?」

「――ひ、久しぶりに、刺させて?」

「キスして?みたいなノリで言うな」

 

 おかしい、桐崎が可愛く見える……。

 

 約一ヶ月五日の積み。四ヵ月振りの新刊。順調に巻数を重ねて第三巻。てっきり二巻で登場したキャラ達と絡むんだとばかり思っていたが、全然そんなことありませんでした。

 また新キャラ登場。新、と言うよりゲストキャラと言うべきかもしれんが。

 

 で、水着でテコ入れなわけですよ。スク水が無いのが残念と言わざるを得ないが、りん可愛いよりん。

 

 相変わらずコメディパートのテンポは良いので、そこを大事にしてほしいな。

 

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A

HJ文庫

スクランブル・ウィザード (HJ文庫)

著:すえばし けん イラスト:かぼちゃ

「最初の質問の答え。だから、恨んでなんか、ないっすよ。俺、先生のこと大好きっすから」
「…………」
「大好きって――あの、そ、それはどういう意味で言ってるの?」
「……あ、今の顔、俺の知ってる、信乃先生だ」


脇役達のLOVEが!

中古。HJ文庫。第2回新人賞受賞作品だっけ?ヒロインが小学生と聞いて(ry
舞台は現代、才能のある者だけが魔法を行使出来る世界。魔法士の位置付けはスーパーダッシュの『パーフェクト・ブラッド』あたりに近いか。
主人公十郎とヒロイン月子の関係は一応、教師と生徒ということで『円環少女』形式。年の差は十歳くらいか?

一巻目ということで、十郎と月子が出会ってお互いを知っていく過程が描かれるの段階なので、LOVEっぽい展開には殆どならず。
加えて、ストーリー自体が中盤まであまり盛り上がらなかったので、どうかと思ったんだが、終盤で十郎の姉、一花(いちか)の生存の可能性が示唆されたりして、そこそこ盛り上がりました。

二巻も既に中古で確保してあるので、話はそれからですね。

燃:B+ 萌:B+ 笑:C 総:A-

HJ文庫大賞大賞リンク
命がけのゲームに巻き込まれたので嫌いな奴をノリノリで片っ端から殺してやることにした <1>(第9回、2015/12)

HJ文庫

放課後の世界征服 (HJ文庫)

著:わかつきひかる イラスト:歩鳥(ほとり)

「君は、世界の王になる人間である」

中古。HJ文庫2009年2月の新刊。『AKUMAで少女』で痛い目にあったのでスルーしていたんだが、発売から1ヶ月もしない内にブックオフで見付けたら、うほっ、良い中古!ってなって買ってしまうのも仕方がないと思うんだ。

目次で各章タイトルがラノベのパロディになってるのを見て、期待出来るかなと思ったんだけど、中身は今一つでした。

前シリーズがジュブナイルポルノでの執筆経験を活かして、エロに突き抜けていたのに対し、今回は大分ソフトな仕上がりになっている。
いや、エロ減らしたらアカンやろ!ストーリーが面白いんじゃないんだから!

TS要素も中途半端に入れなくても良いのに……。
読み易いのが救いだが……。
5月だったかに出る2巻は口絵次第ですね。

燃:C 萌:A- 笑:B- 総:B

著者リンク
恋愛負け組の僕に、Hなメイドが届きました。(このライトノベルがすごい!文庫、2014/01)

 

HJ文庫,雑記

 二月の新刊の折り込みチラシで知ったんだが、『たま◇なま』完結なのかよ!買うの止めた途端に完結するってどういうこと!?

 

 また第3回ノベルジャパン大賞一時通過者の中に、にのまえはじめって人が居るんだけど、これってスニーカーの『桜ish』書いてた人か?

 

 そして、『超鋼女セーラ』アニメ化の噂。『くじびき勇者さま』や『グロリアスドーン』を差し置いてか?

HJ文庫

彼女は眼鏡HOLIC3 (HJ文庫)
著:上栖 綴人 イラスト:トモセ シュンサク

「わたし……亞衣ちゃんの眼鏡になりたい」
「…………………………」
「良いわよ――それじゃあ、きちんと正しい位置で掛けないとね」

作者病気www

約2ヶ月1週間の積み。4ヵ月振りの新刊にして完結巻。
今回は思いっきりシリアス方向に話が進み、終盤までバトルに次ぐバトル。バトルは要らんわ……。いかにもな敵とか出されてもなぁ。

眼鏡への愛は相変わらず凄い。眼鏡はただ一人の主にために仕える騎士と同じとか。
メガネの錬金術師はしょうもなかったがw

オチは百合百合ん。
一応完結という形はとっているが、どうにも打ち切り臭い。急に設定をどばどば出したりしてるし。

総評

そういうわけで、『彼女は眼鏡HOLIC』全3巻これにて完結。これは間違っても眼鏡っ娘萌え小説ではない。眼鏡LOVE小説である。
眼鏡への愛が尋常ではない。
ストーリー自体はそれほどでもなかったが、その着眼点は面白かった。馬鹿小説はやり切れば凄いことになるという証明になっていると思う。

燃:B- 萌:A- 笑:B+ 総:B+