著:赤松 中学 イラスト:こぶいち
「ジャンヌ。君がもし重荷を背負う事に疲れたなら……ためらわず、俺に分けていいよ」
「━━『女の荷物を持つのは男の義務であり名誉』、なんだろう?」
やだ、イケメン……。
2013年8月の新刊。約7ヶ月3週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙はこのタイミングで孫か。でも出番全然無いよ!相変わらず表紙に抜擢されるタイミングがよく理解らない……。
サブタイは「コンステラシオン」と読みます。
さて、香港編が終わったと思ったら速攻、ドイツの『魔女連隊』の奇襲を受けるキンジ達ということで、気の休まる暇が無い。
以前にキンジが一般高に通っていた頃に関わった萌と菊代が案の定、武偵高へ転入してきましたね。
正直ヒロインが増え過ぎて、今後まともに活躍の機会があるのか判らんけども。
様々な勢力の思惑に絡め取られていくキンジ。その結果、一時的にキンジはジャンヌのチームの修学旅行の補講に付き合うことに。
また、美少女だらけのチームじゃねーかw
ジャンヌのチームということはつまり中空知さんが居るということで。やった!中空知さんと一緒に行動出来る!これで勝つる!と思っていたら、中空知さん達他のチームメンバーは極東戦役には関係無いからということで、別行動だったでござる。どういうことなの……。
しかし、ちゃっかり単独で挿絵に登場するなんて、流石俺達の中空知さんやで!
すると、今度は残ったジャンヌが凄い勢いでヒロイン力を発揮してきた件。仲間になってからというもの、じわーっと扱いの良かった彼女だけど、ここにきて一気に最前線に出て来た感じですね。
これはグッとくる。
そしてキンジの前に姿を現す謎の男━━《妖刕》。うぉぉおおおおおおお、『アリスベル』にはアリアが現れ、こちらには静刃が乱入してくるのか!
後書きによると『アリスベル』の方で、未来のキンジが静刃にやり返しに行くらしいし、『アリア』の未来に『アリスベル』があるってことかしら。
にしても相変わらず引きがえげつない。ってか、段々どっちも読んでることが前提になりつつある気が……。いや、その方が面白くて好きですけど。
次は2013年12月にⅩⅥ巻『星の砦の人狼』、2014年4月にⅩⅦ巻『緋弾の叙唱』。
燃:A- 萌:A+ 笑:C+ 総:A
シリーズリンク
・緋弾のアリアⅩⅣ 招かれざる海霧(2013/04)
・緋弾のアリアⅩⅥ 星の砦の人狼(2013/12)
世界観リンク
・やがて魔剱のアリスベルⅢ 熾る不死鳥(電撃文庫、2013/05)
・やがて魔剱のアリスベル ヒロインズ・アソート(電撃文庫、2013/09)