MF文庫J

Re:ゼロから始める異世界生活1 (MF文庫J)
著:長月 達平 イラスト:大塚 真一郎

「つまり、これはアレだな」
「━━異世界召喚もの、ということらしい」

MF文庫J2014年1月の新刊。約6日の積み。
遂にMFからも「小説家になろう」サイトの投稿作が出版されるように。どこも、こぞって出し過ぎだろ……。

とは言え、粗筋を見たら気になったので買ってしまいました。
イラストは電撃文庫『ダーク・バイオレッツ』のイラストなんかを描いていた大塚さん。『サモンナイト クラフトソード物語』のキャラデザと言った方が通りが良いだろうが。

引きこもりの主人公スバルはある日、突然異世界へと召喚される。そんな彼を救ってくれた少女の力になろうとするが、彼が手に入れたのは死んでも、時間を巻き戻して生き返れる能力だけで……。

この何回も死んで、死なないルートを模索していくってストーリーに惹かれたんだけど、スバルに全然感情移入出来ないんだよなぁ。
いきなり異世界に召喚されちゃったのに、全然動じてる感じがしない。最近だと、講談社ラノベ文庫『巡ル結魂者』も同じ理由で受け付けなかったなぁ。
あと、ボケが凄いサムい。しかも真面目なシーンでもボケるし……。

展開自体は好きなんだけどなぁ。前までの周回での経験を活かして、詰まないルートを模索するのは楽しいんだけど、いかんせん主人公がなぁ。

人間関係が毎回リセットされるから、どのキャラがどれだけ情報を持っているかってのを把握するのが大変そうだな。

ちなみに今後も、なろうサイトでの閲覧は可能だそうな。最近は書籍化してもweb掲載を取りやめないものが多いみたいだな。
まぁ、うっかり掲載を止めると、ファンを敵に回すからな……。

次は2014年2月に2巻、3月に3巻だけど、もう買いません。

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:A-

アニメリンク
Re:ゼロから始める異世界生活 第1話「始まりの終わりと終わりの始まり」

 

MF文庫J

ひきこもりパンデモニウム2 (MF文庫J)
著:壱日 千次 イラスト:うすめ 四郎

「久遠、おまえは、ついに……ついに、黒ストにおける無我の境地、0デニールの世界に入ったか……」
「素足です!?」

2014年1月の新刊。約3日の積み。5ヶ月振りの新刊。
さて、頑張って再び学校に通うようになった久遠。妹の成長を喜ぶ春太だったが、彼女に告白しようとする生徒が現れて気が気でなくて……。

って、完結なんかい!!

あれ、2巻目にして、もう引きこもってないぞ?と思ったら、これだよ。ほらー、だから引きこもりを維持したまま長く続けるのは難しいって言ったじゃないですかー。

でも打ち切りって雰囲気でもないんだよなぁ。MFはどんなクソでも3巻まで書かせてもらえると思うし……。
あれか、いくら面白くてもギャグだけでは引っ張れないのかしら。

かと言って、本当にシリアスやらバトルやらを追加すると、その他大勢の中に埋没しそうだしな。
個人的には、このギャグセンスはアニメ化ワンチャン狙えると思うんだけどなぁ。まぁ、同じくそう思っていたファミ通文庫『四百二十連敗ガール』は打ち切られましたけど何か?

春太の黒ストに対する執着心をもっと見たかったよな。って、黒ストの出てる挿絵が2枚しかねーじゃねーか!どういうことだ!!
うーむ、せめて後1冊読みたかったよなぁ。次のシリーズにも期待したいところだが……。

燃:C 萌:A 笑:A 総:A

シリーズリンク
ひきこもりパンデモニウム(2013/08)

著者リンク
魔剣の軍師と虹の兵団(2015/01)

HJ文庫,MF文庫J,オーバーラップ文庫,コミカライズ,ファミ通文庫,メディアワークス文庫,特撮,雑記,電撃文庫

色々買ってきました。ラノベは、

・ひきこもりパンデモニウム <2>
・Re:ゼロから始める異世界生活 <1>
・閃虹の機巧美神 <1>
・犬とハサミは使いよう <8>
・四百二十連敗ガール <4>
・パナティーア異端2 熱砂のレクイエム
・黒き英雄の一撃無双2 -恥辱の魔女-

それから見送っていた、

・僕の学園生活はまだ始まったばかりだ(ファミ通文庫)

の計8冊。

MF文庫Jでは、来月に『朽ちた神への聖謡譚』Ⅳ巻が登場。3巻打ち切りじゃない……だと……?ゴクリ

『ノーゲーム・ノーライフ』アニメはマッドハウス制作で4月から。
よく考えたら、一気にアニメ化が発表された5作品の著者の内、MFからデビューしてるのって志瑞さんだけなんだな。
ってか、富士見書房から脱出してアニメ化を果たしたのが2人居るなw
ついでに言えば、『機巧少女は傷つかない』の海冬さんも富士見から脱出してアニメ化だな。

ボーダーは、

・ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~

の計1冊。
コミカライズは、

・ビブリア古書堂の事件手帖 <3>
・ポケットモンスターSPECIAL <49>
・アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン <03>

の計3冊。


4月から『牙狼』がまた新シリーズをやるそうな。テンポ早過ぎだろ……。
今度は雨宮監督が復帰して、主人公は鋼牙の息子らしい雷牙になるそうな。じゃあ、流牙はどうなるんだと思ったら、彼が主役の劇場版が予定されてるとか。

更に、絶狼を主役に据えたスピンオフやら、アニメ版の制作も進んでいるらしい。正直、ついていけねぇわ……。

MF文庫J,アニメ

「行くぞ、タカシ!冒険の始まりだ!」

かつて魔法使い達の戦争によって、2つに分かれた世界。崩壊世界と呼ばれる、戦争の被害を大きく受けた世界へとやって来た武達は六の通うすばる魔法学院へ転入することに。

だから、決断するの早過ぎだろ……。一応、武の家族が転入のことに言及するシーンはあったけど、息子を心配しているというよりは面倒臭がっているようにも見える。

今回は設定説明回みたいな感じだけど、やだ、凄く俺好みの設定……。偉大な15人の魔法使いとか、化身(アスペクト)とか。

化身とは魔法を使用する際に、媒介となる道具。
武が化身に選んだのは、トワイライトと呼ばれる剣。他者の魔力を弾に込めて、装填することが出来るとか何とか。やだ、格好良い……。

で、五十島さん可愛いな!良い感じにツンツンしてる。
どうでも良いが、ウィキペディアの六と五十島さんの説明文の量に差があり過ぎだろwww

っべー、原作読みたくなってきたわー。っべー。

燃:B+ 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
1話「真夏の魔法少女」
3話「魔法学院と恋占い」

MF文庫J,アニメ

「溶融(と)け堕ちろ!メルトプロジェクション!!」

やだ、格好良い……。
MF文庫Jの人気なんだか何なんだか、よく理解らないシリーズがアニメ化。MF5作品一挙アニメ化発表の中でトップバッターとなる。
制作はマッドハウスだけど、ここがMF文庫のアニメを作るのは初めてか。

第2弾は4月からの『ノーゲーム・ノーライフ』で、こちらもマッドハウス制作。まさか5作品全てがマッドハウス制作だったりして……?

さて、主人公、七瀬武はある日、魔法使いの少女、六(むい)と出会い、自分も魔法使いとして目覚めることになる。
彼の友人達も次々と魔法使いとして覚醒し、彼等の運命は変転する……というお話。
予備知識一切無しの視聴です。

OPは曲はともかく、サビで全然動きが無いどころか、カットの切り替わりも少ないというのはどうなんだろうか……。

典型的なボーイ・ミーツ・ガールなバトルものなんだけど、武達は状況に適応し過ぎじゃない?
しかも武は竹刀1本で、敵に立ち向かってるし。いや、発現した魔法のお陰で戦えてるみたいだったけどさ。

固有名詞が結構、俺のツボに刺さる。あれ、これ面白いんじゃね?原作読みたくなってきたぞ?
特にメルトプロジェクションが俺の中二心をくすぐるわー。

あれ、サブタイでは魔法少女って言ってるけど、魔法少女か……?
ヒロインの1人、五十島さんが強気ヒロインって感じで可愛いですね。おっぱいけしからん。

EDはお洒落な感じで。
そんな具合で思いの外、面白そうな『魔法戦争』スタートです。武の家族にも何やらありそうだな。

燃:A 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
2話「もうひとつの世界」

MF文庫J

ひきこもりパンデモニウム (MF文庫J)

著:壱日 千次 イラスト:うすめ 四郎

「詫びとして、二十五デニールの黒ストを毎日穿き続け、遭遇するたびに引きちぎらせる権利を俺によこせ」」

MF文庫J2013年8月の新刊。約4ヶ月2週間の積み。
デビューシリーズ『社会的には死んでも君を!』を3巻で完結させた壱日さんが1年11ヶ月振りに復活。
ギャグセンスが俺の好みだったので購入。

さて、最強の退魔師、日高見久遠は倒すべき敵が居ないため、周囲からその力をおちょくられ、ひきこもりなっていた。
兄の春太は妹を何とか学校に行かせようと腐心するが、そんな折、魔界からサタンが侵攻してきて……。

退魔師とかいうから、中盤まではコメディでも終盤でバトルとかしちゃうのかとハラハラしたけど、バトルは添えもの程度で、LOVEとギャグメインだったので安心しました。

表紙の時点で良い黒ストだったんだけど、内容的にもガチで黒スト推しだったので大変宜しいかと存じます。
交番の前で黒スト引きちぎろうの下りで吹いた。

前作のギャグセンスが全くそのまま本作にスライドしてきているので嬉しい。つまり前作が合わない人は今回も合わないということですね。

更に、義妹萌えをベースとしつつ、幼馴染みやら義姉もヒロインとして登場で。
お姉ちゃんが変化球じゃなくて、もっとお姉ちゃんらしいお姉ちゃんだったら、なお良かったのだが……。

会話のテンポが良くて楽しいので、5巻くらいまでは読みたいけど、引きこもりを維持したまま長く続けるのは難しそうだな……。
次は2013年1月に2巻です。

燃:C 萌:A 笑:A 総:A

シリーズリンク
ひきこもりパンデモニウム <2>(2014/01)

著者リンク
社会的には死んでも君を!
社会的には死んでも君を! <3>(2011/09)
魔剣の軍師と虹の兵団(2015/01)
三千世界の英雄王 厨二じかけの学園都市(2016/07)
バブみネーター(2017/09)
魔法塾 生涯777連敗の魔術師だった私がニート講師のおかげで飛躍できました。(2017/10)
俺のお嬢様と天使と悪魔が生徒会で修羅場ってる!(2018/10)
勇者よ、たのむからオレでなく魔王さまに惚れてくれ! 絶体絶命の魔軍参謀(ファミ通文庫、2018/10)
朝日奈さんクエスト センパイ、私を一つだけ褒めてみてください(ファミ通文庫、2020/04)
転校してきた北欧美少女が、肉便器になることを想定して備えている(カクヨム、2020/09)
五人一役でも君が好き(МF文庫J、2021/07)

MF文庫J

ただし、彼はヤンデレにさえモテません2 (MF文庫J)
著:伊藤 ヒロ イラスト:ゆき恵

宇佐美は見た目が幼女だからな。『あっ、子供に乳首をコリコリさせてる児童ポルノだ、おまわりさん!』って警察呼ばれそうで怖いんだよ。サチは妖怪っぽいから『なんだ、乳首をコリコリする妖怪か』で済むけどさ。

済むかwwwどんなジャンルの妖怪だwwwwww
2013年12月の新刊。約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙から主人公であるシンイチは消滅し、代わりにたんぽぽが登場。
サチは何で上履きなんぞ持ってんだと思ったら、本編で出て来るのかよw

さて、今回はシンイチ達のクラスメイト、岩井九頭子(くずこ)さんが登場。凄ぇ名前だな……。
彼女を巡って一騒動が起こる。

うーむ、1巻の時点でそれなりのキャラ数が居たんだから、せめて2巻くらいは新キャラ無しでやっても良かったと思うんだけどなぁ。
長政姉弟なんか存在が霞みまくってるじゃねーか。

サチのシンイチ調教ネタは1つずつ増えていくのだろうか。今回は乳首抓りに加えて、上履きの匂い嗅がせが追加されたが……。
ってか未だかつて、ここまで乳首をコリコリされたラノベ主人公が居ただろうか。

岩井さんの説明の「萌え系四コマ漫画によく出てくるような、本当はただ背がデカくて目つきが悪いだけで、不良と誤解されているせいで皆から避けられて困っている、みたいな人」って表現で吹いた。確かに、よくあるけどw

そして動き出す秘密結社。本当に結社あるのかよwwwwww
その首魁はどうやら、シンイチが憧れる山田あんじぇさんのようで……。

これ以上キャラは増やさないでほしいなぁ。もっとサチとイチャイチャしてほしいなぁ。
しかし、最悪3巻終了の可能性があるというアレ。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
ただし、彼はヤンデレにさえモテません(2013/08)

著者リンク
女騎士さん、ジャスコ行こうよ(MF文庫J、2014/09)

MF文庫J,角川文庫,雑記,電撃文庫

色々買ってきました。ラノベは、

・男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。Ⅰ -Time to Play-〈上〉
・城ヶ崎奈央と電撃文庫作家になるための10のメソッド

それから注文するのを忘れていた、

・ただし、彼はヤンデレにさえモテません <2>(MF文庫J)

の計3冊。

電撃文庫では『ソードアート・オンラインⅡ』がテレビアニメ化決定。予想通り過ぎて全然サプライズ感無ぇなw
むしろ発表が思った以上に遅かったことに驚くレベル。

でも構成どうすんだろうな。『ファントム・バレット』やることは確定だけど、2クールやるならもたないよなぁ。かといって、締めに『マザーズ・ロザリオ』を持ってくると盛り下がるし……。
川原さん原案のオリジナルエピソードでも突っ込むか?
ってか、『アクセル・ワールド』の2期はどうなってんだよ!

一般は、

・角川文庫版 幽談

の計1冊。
あと、関連本が届きました。

・彼女がフラグをおられたら 公式同人誌 FLAG 04

の計1冊。

MF文庫J,アニメ

「雷真の変態。強姦魔」

変態はともかく、強姦魔は酷過ぎるw
OPカットで最終回開始。

さて、〈十三人〉級の人形遣い2人を難無くあしらうシンに苦戦する雷真達だったが、何とか隙を見付けだす。

OPをカットしたから、挿入歌として流れるワンチャンとか期待したら負けだろと思ってたら、ホントに流れて吹いた。やっぱり戦闘シーンとの相性がBATSUGUNに良いなw

最後はしっとりBGM+テロップでエピローグをやって終了。これから雷真が激突することになるキャラがワンカットずつ登場するようなサプライズがあるかと思ったけど、そんなことは全然なかったんだぜ。

総評

ってなわけで、MF文庫J原作のシンフォニック学園バトルアクション『機巧少女は傷つかない』全12話でした。

何はともあれEDの出来の良さよ。OPも良かったけど、EDは映像を含めて出来が完璧過ぎる。
なのに12話中、9回しか流れてないんだよな。

本編は順当に原作3巻までだったな。順当過ぎてアレだったけど。一応、3巻がちょっとラストっぽいエピソードだったから、それっぽく終われたけども。
2期は流石に無理だろうなぁ。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第11話「Facing “Elf Speeder” Ⅲ」

MF文庫J,アニメ

「獣姦しない?」
「しねーよ!」

シンの圧倒的な強さに苦戦する雷真の元に駆けつけたのはロキだった。彼の「俺は謙虚で寛大だ」って決め台詞、何回も聞いてたら好きになってきたわw

主人公を倒すのは自分だと、戦いに乱入してくるライバルとか、やだ、凄く少年漫画チック……。

で、このシンが常に両腕を腰の後ろで組んだまま脚だけで戦っていて、強キャラ感が尋常じゃない。
今回の最後の方で腕も使ってたけど。

そして、いよいよタイトルにある神性機巧(マシンドール)の単語が出たところで最終回へ続く。
ラストへの引きとしては良いんじゃないでしょうか。

燃:A 萌:A- 笑:B 総:A

エピソードリンク
第10話「Facing “Elf Speeder” Ⅱ」
最終話「Facing “Elf Speeder” Ⅳ」