コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

デート・ア・ライブ (3) 十香デッドエンド (カドカワコミックス・エース)
原作:橘 公司 漫画:犬威 赤彦 キャラクター原案:つなこ

「知らないの?呪いのかかったお姫様を助ける方法なんて一つしかないじゃない」

2014年12月の新刊。
さて、十香編完結と言いながら、コミカライズそのものが完結です。何だよ、四糸乃編もあるのかと期待しちゃったじゃないか。

内容は順当に原作1巻を最後まで、それと0巻に収録された前日譚を最後に。描き下ろしならまだしも、わざわざ雑誌連載の最後を前日譚にしたのはどういう構成なんだ……。
単にコミックスの分量調整なのか。

総評

そんなわけで出直しとなったコミカライズ、ファンタジア文庫原作『デート・ア・ライブ 十香デッドエンド』全3巻でした。コミックスだけだと足掛け9ヶ月か。
作画が良かったので原作未読者へのアピールとしては正解だったのではないかと思う。

ただ、前コミカライズがトラブらなければ、『狂三キラー』くらいまではコミカライズでやれたんじゃないかと思うと残念でならないな。
映画のBlu-rayが出るくらいまで引っ張っても罰は当たらないんじゃないの?

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
デート・ア・ライブ02 十香デッドエンド(2014/05)

富士見ファンタジア文庫

オレと彼女の萌えよペン (2) (富士見ファンタジア文庫)
著:村上 凜 イラスト:秋奈 つかこ

「女に免疫のない童貞だと思ってたのに、幼馴染みの美少女なんて隠し球持ってるなんて……」

2015年1月の新刊。約1日の積み。3ヶ月振りの新刊。
表紙の構成は『オタリア』と同じく、メインヒロインと主人公を小さく、という構図で通すんだろうか。
今回は全編書き下ろしとなっている。

さて、見事連載権を勝ち取った泉と茉莉は自分達の漫画を連載用にブラッシュアップさせていく。
時を同じくして、茉莉は漫画家の活動に集中出来るように、通学に便利な泉の学校に転校してきて……。
まぁ、作劇的にも泉と茉莉を別の学校にしておく理由は無いわな。

今回は漫画の話は控えめで、茉莉が泉のクラスに溶け込めるようになるまでの過程が描かれている。
なので、創作ものというよりは普通のラブコメ寄りの展開か。
そのため、後書きでも触れられてるけど、時間の進行が一気に遅くなりました。

茉莉が巨乳のお姉さんが好きなのは理解るけど、そこでいきなり『ガンダムビルドファイターズ』のリン子さんが出て来るとかまぢ。
その後は泉の姉が居るって話に凄い勢いで食いついてるし……。いずれ出会うことになるんだろうか……。

1巻の親御さんとの対決というイベントに対して、今回は茉莉が暮らすに馴染むまでのエピソードということで、ちょっとスケールダウンした感は否めない。いや、当事者にとっては、どちもら重要なことではあるんだけど。

ムラサキさんは1巻だけの賑やかしではなく、ちょいちょい出て来てくれそうなので楽しみですね。彼女がいかにしてプロデビューしたのかは『オタリア大学生編』で語られるのだろうか。
そんなわけで次は2015年2月に『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!11 大学生編』。

燃:B- 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
オレと彼女の萌えよペン(2014/10)
オレと彼女の萌えよペン <3>(2015/05)

著者リンク
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!11 大学生編(2015/02)

富士見ファンタジア文庫

デート・ア・ライブ アンコール (3) (富士見ファンタジア文庫)
著:橘 公司 イラスト:つなこ

「私にも、かけて。━━士織の、とろとろ」
「言い方に悪意がありすぎる!?」

2014年12月の新刊。約4週間の積み。3ヶ月振りの新刊。『アンコール』は7ヶ月振りか。
今回はOVA付きの限定版があったんだけど買うほどではなかったのでスルー。

表紙は順当に狂三。やだ、普通のヒロインっぽい……。
今回も口絵はどこかで見たことのあるイラストに書き下ろしショートショートを付け足したもの。書き下ろし……だと思う。

今回収録分辺りから、ドラマガ連載時には読み飛ばしてる話になってきたか。基本、連載時は扉絵が描き下ろしで、文庫収録にあたって挿絵として使用されている。
大人モードの四糸乃がエロいので再登場希望と言わざるを得ない。
エクストリーム不純異性交遊で草。

アマゾン限定セットの購入者向け特典のショートショートを収録という隙の無さ。まぁ、特典目当てで買った人からしたらたまったものではないだろうけど。

書き下ろしは精霊全員登場と見せかけて、完全に狂三の魅力爆発回だったでござる。『アンコール』が出れば出るほど狂三が可愛くなっていくなw
何で狂三のミニスカサンタのイラストが無いのかと思ったけど、限定版の方で拝める仕様なのか。ぐぬぬ。

OVAも『狂三スターフェスティバル』だそうで、みんな狂三大好きだなw
それはそうと、士道さんお化粧に目覚めとるやないか……。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
デート・ア・ライブ アンコール <2>(2014/05)
デート・ア・ライブ11 鳶一デビル(2014/09)
デート・ア・ライブ12 五河ディザスター(2015/06)
デート・ア・ライブ アンコール <4>(2015/08)

アニメ,電撃文庫

「お礼」

早速、展開に置いてけぼりになりそうになった俺ですが、狂言回しっぽい新羅のナレーションで何とか耐えました。やたら展開を説明していたけど、それは単に新羅のキャラクター性によるところなんだろうか。
他のキャラのナレーション登板回もこんなのだったらアレだけどな……。

次々と登場する奇抜なキャラクター達。1期の人達が普通に見えるまである。
それにしても波江さんって、あんなにエロかったっけ?別にサービスカットがあるわけでもないのに俺の益荒男ゲージがぐんぐん上昇したんだが。

燃:C 萌:A+ 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第1話「百聞は一見に如かず」
第3話「泣き面に蜂」

MF文庫J,コミカライズ,スーパーダッシュ文庫,ダッシュエックス文庫,富士見ファンタジア文庫,文春文庫,雑記,電撃文庫,GA文庫

色々買ってきました。ラノベは、

・やがて魔剱のアリスベルⅤ 必殺の時刻
・青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる <9>
・異世界ラ皇の探求者 01.精霊王女はツルツルです!
・オレと彼女の萌えよペン <2>
・災厄戦線のオーバーロード
・できそこないの魔獣練磨師
・俺の妹を世界一の魔砲神姫にする方法
・オレのラブコメヒロインはパンツがはけない。
・パパのいうことを聞きなさい! <17>
・緋弾のアリアAA
・女騎士さん、ジャスコ行こうよ <2>
・魔剣の軍師と虹の兵団

の計13冊。

タイトルに「俺」入り過ぎwwwww
ファンタジアの話はドラマガを読んだときに。

一迅社文庫では『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件』のアニメタイトルが『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件』に決定。流石にアニメではそのままのタイトルでやるのは危険と判断したかw
製作は何とSILVER LINK.。これは大ヒットワンチャンあるか……?

ダッシュエックス文庫では新シリーズ『英雄教室』がいきなりウルトラジャンプでコミカライズ決定。
『クズと金貨のクオリディア』はさがら総さんと渡航さんの共著という一風変わったもの。レーベルを越えて広がるプロジェクトってどういう意味だろう。単にメディアミックスって意味なのかな。

MF文庫Jでは『盟約のリヴァイアサン』がドラマCD化決定。順調に巻数を重ねているようだし、アニメ化ワンチャンあるか……?
『女騎士さん、ジャスコ行こうよ』はコミカライズ決定。関連RT数1万超えって凄いのかそうでないのか、よく理解らんなw

一般は、

・定本 百鬼夜行 陰
・定本 百鬼夜行 陽

の計2冊。
コミカライズは、

・パパのいうことを聞きなさい! 路上観察研究日誌 <4>
・緋弾のアリアAA <Ⅸ>

の計2冊。

スーパーダッシュ文庫

パパのいうことを聞きなさい! 14 (パパのいうことを聞きなさい! シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)
著:松 智洋 イラスト:なかじま ゆか

「じゅーべー、じゅーべー……じゅーべー……ありがとう……ありがとう、じゅーべー……」

ジュウベエ……!

2013年10月の新刊。約1年2ヶ月3週間の積み。『オトメ3原則!』5巻からは隔月刊行。
表紙でひなを撫でているのは祐理さんか。

もうね、これまでの振りと今回のパッケージングでジュウベエ死亡がはっきりと判るというね。
涙腺爆発するって判り切っていたけど、案の定、爆発したわ。

日に日に弱っていくジュウベエ。裕太達はあの手この手を尽くしてジュウベエを元気にしようとするが……。

ジュウベエを心配して、色んな人が駆けつけてくれるんだよな。もう、頼もしい人達多過ぎんだろ……。
そんな中、ミキちゃんときみかが良い奴過ぎて困る。ミキちゃんはちょっと男にとって都合の良過ぎる存在な気がしないでもないが。

避けることの出来ない愛犬との別れ、ジュウベエのお葬式。そして、ひなは気付いてしまう。ジュウベエだけじゃない、大好きな両親にも、もう会えないことを。
くっそ、こうなることは判っていたのに、むご過ぎんだろ、この展開……。しかしジュウベエとの別れを経験したからこそ、両親との死別にも向き合えるようになったとも言えるか。
これは優先消化理由が無くても早く続きを読みたいな。

今回はなかじまさんからイラストの構成に関する提案があったらしく、雰囲気を考慮して見開き挿絵を使ったり、巻末の漫画は無しになっていたりする。やだ、細やかな気遣い……。

次は2013年12月に『3原則』6巻、2014年2月にこちらの15巻、6月に16巻、11月にダッシュエックス文庫から新シリーズ『はてな☆イリュージョン』、2015年1月に『パイコキ』17巻、3月に18巻。

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:S-

シリーズリンク
パパのいうことを聞きなさい! <13>(通常版)(2013/06)
パパのいうことを聞きなさい! <15>(2014/02)

著者リンク
オトメ3原則! <5>(2013/08)
オトメ3原則! <6>(2013/12)

MF文庫J

僕は友達が少ない 10 (MF文庫J)
著:平坂 読 イラスト:ブリキ

「ヒーローや魔法少女に憧れ、正義であることを望み、悪を憎み、愛や友情を美徳としながら!どうして貴様らは……どうして私たちは、人に優しくなれないんだ!!」

2014年5月の新刊。約7ヶ月1週間の積み。9ヶ月振りの新刊。
表紙は夜空と肉ということで、いよいよ大詰め。

生徒会との合宿で親交を深めることになった隣人部。その中で、夜空は姉、日向の勉強を見ることになり、そのままなしくずしに生徒会の主要戦力に。
ここにきて、遂に夜空の復活が描かれていく。その中には肉とのアツい友情シーンも。

このまま隣人部の面々はそれぞれに交友関係を広げて、大勝利ワンチャンかと思ったら、そうはならないのが『はがない』らしいところか。
めまぐるしく変わっていく状況なんだけど、後書きによると次はエピローグ扱いだそうで。え、どういうことなの……。

惜しいのは真面目なシーンでもデカいフォントで台詞を強調する演出を使っているところだよな。そんなの無くても十分盛り上がってるのに……。

絵師紹介でのブリキさんのコメントからも判るように、今回は表紙と口絵以外、イラストはありません。
キャラの位置関係を図で説明しているのって挿絵が無いのを誤魔化す意味もあるのだろうか……。
折角、ストーリーが盛り上がっているところで挿絵無しは痛いな……。

後書きでは作家キャラを書きたいってのが伏線とか言ってるけど、新シリーズの話なのかしら。
それと後書きが最後ぶつ切れてるんだけど、デフォルトなの?

燃:A- 萌:A 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
僕は友達が少ない⑨(2013/08)
僕は友達が少ない⑪(2015/08)

ファミ通文庫

吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(2) (ファミ通文庫)
著:野村 美月 イラスト:竹岡 美穂

「オレ、吸血鬼だから」

2014年8月の新刊。約4ヶ月1週間の積み。3ヶ月振りの新刊。『陸と千星』からは隔月刊行。
今回は詩也がちゃんと表紙に出てるのね。

さて、初公演を終え、演劇を頑張っていこうと決意した詩也。しかし、次のお芝居『マイ・フェア・レディ』のヒギンズ教授の役作りが上手くいかず。
そこへチーム・ベガのアイドル、凪乃との恋愛スキャンダルが持ち上がり……。

詩也自身は吸血鬼化してしまった自分と懸命に戦おうとしてるのに、時折出て来る吸血衝動が厄介だよなぁ。
開き直ってしまえば楽なんだろうけど、そういうメンタルは持ち合わせてないよな。

今回も吸血鬼になったことへの葛藤と演劇が上手い具合に絡んでる。新たなヒロイン、凪乃は今後も出番あるのかしら。

吸血鬼というテーマを扱っているからか、これまでの竹岡さんとのコンビシリーズの中では一番エロい。
直接的な言葉は使ってないけど、ビジュアル化したら結構過激なことをしてるんじゃね?てシーンがチラホラ。

次は2014年9月に『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』6巻、10月に『アルジャン・カレール 革命の英雄、或いは女王の菓子職人』上下巻、2014年12月にこちらの3巻。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる①(2014/05)
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる③(2014/12)

著者リンク
陸と千星 ~世界を配る少年と別荘の少女(2014/06)
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 <6>(2014/09)

アニメ,GA文庫

「俺は!俺から奪っていく奴を━━絶対に許さねぇぇええええええええッ!!」

GA文庫の人気シリーズがアニメ化。タイトルは「せいけんつかいのワールドブレイク」と読みます。
こういう有り得ない読みのタイトル大好きです(^q^)

製作はディオメディアか。ディオメディアと言えば『神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS』を作った会社じゃないか。

前世の記憶を持ち、超常の力を奮う救世主(セイヴァー)達の通う学園を舞台に、2つの前世を持つ少年、灰村諸葉(はいむら・もろは)の戦いを描く。

OPカットで開始。冒頭では、いきなり大バトル。やたらクオリティをつぎ込んだな……。
訳理解らんけど、取り敢えず掴みのシーンとしては良かったと思う。
どうやら本編の半年後のシーンらしいのだが、原作ではそこまで辿り着いてるのかしらん。

さて、入学初日。早速、実技の授業なんだけど、おいおい、何だよ女子達の格好……。1話から水着回とかトばしてるなぁと思ったら、これ、実技用の服装なのか……。うーん、スク水でもなければ競泳水着でもない、何とも微妙なデザインだな……。

ノリ的にはちょっとHJ文庫『はぐれ勇者の鬼畜美学』を思い出したわ。前世を持ってるなんて凄い設定が当たり前のことでしかない環境ってところが。

キャラデザは原作絵に近い方だと思うんだけど、これは近くない方がウケたのでは……。あまりアニメで再現するのに向いてる絵とも思えないのだが……。
おっぱいの筈なのに肋骨ゴリゴリワロタ

諸葉の覚醒と共にED代わりのOPが流れるんだけど、petit miladyの歌なのに物凄いALI PROJECTで草。
作詞作曲がALI PROJECTの人達なのね。

いやしかし冒頭のクオリティを、この覚醒シーンに持ってこれなかったのか……。まぁ、最近はアニメをいかに早い段階で切ったかをドヤ顔で語る奴が多いから仕方ない措置なのかもしれんけど。

燃:A- 萌:A- 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
2話「我が剣に宿れ魔焔 -The Swordbringer comes back-」

原作リンク
聖剣使いの禁呪詠唱(GA文庫、2012/11)