HJ文庫

はぐれ勇者の鬼畜美学XI (HJ文庫)
著:上栖 綴人 イラスト:卵の黄身

「皆さん━━どうかあの人に『中出し』されて下さい」

おいおい、格好良い台詞をチョイスしようとしていた俺の気持ちをどうしてくれる。
2013年3月の新刊。約4ヶ月1週間の積み。5ヶ月振りの新刊。遂に追いついたぞ……。

さて、新章本格始動。第二部にあたるそうで、今までのって全部第1部だったのか……。アレイザード編くらいで第2部かと思ってたわ……。
あれよあれよという間に時間が過ぎ、物語は一気に2年後へ。

暁月が立ち上げた第3勢力ノア。正式なお披露目に続いて、早速コクーンとの交渉という難事が……。

まさかの強制お漏らし再び。そうか、第2部始動ということで初心に帰ろう!ってことだな。
美兎達が、お漏らしくらい普通とかいう認識になっていて吹いた。完全に感覚が麻痺してんじゃねーかw

ひとまずコクーンというかレティアに一泡吹かせた暁月は、セシルとのお楽しみタイムに。
しかし、彼を待っていたのは新たなる勢力『OZ(オズ)』の襲撃だった……というところで続く。
どうも剛毅が朱の黄昏を抜けて、創った組織っぽいけど……。さあさあ、スケールがデカくなって面白くなってきましたよ。

次は2013年8月にⅩⅡ巻。

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅹ(2012/10)
・はぐれ勇者の鬼畜美学ⅩⅡ(2013/08)

富士見ファンタジア文庫

冴えない彼女の育てかた 3 (富士見ファンタジア文庫)
著:丸戸 史明 イラスト:深崎 暮人

「ファンってのはなぁ、控えめであるべきなんだよ!」
「メールを送るにしても返事を期待しない。イベントやライブの常連になっても気安く声を掛けない。たとえ相手が親しげに話してくれても決して勘違いしない。高価なプレゼントなんてもってのほか。知り合いや友達やそれ以上を目指すなんて愚の骨頂。いつもただただ作品を見守って、本やグッズを買うだけで満足する。そういうファンに、俺はなりたいんだ……っ!」

2013年3月の新刊。約3ヶ月3週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は新キャラ、後輩系ヒロイン、出海(いずみ)。とは言っても、別に倫也のサークルに参加するわけでもないし、むしろ敵側になりそうな気配。

まぁ、加藤は途中で表紙に出られても困るよな。出すとしても最終巻までは待たないと……。

さて、今回は出海メイン回と見せかけて、英梨々メイン回です。出海の登場で、アイデンティティの揺らぎまくった英梨々は冷静では居られなくて……。
って、やっぱり英梨々も倫也大好きじゃないですかー!やだー!あれ、これ、加藤エンドとか有り得なくね?そうだったら鬼畜過ぎじゃね?

ラブコメはラブコメで大いに結構なんだけど、どっちかっつーと、もっとこう創作的にアレでナニな話が読みたいと言いますか……。
まぁ、出海の同人誌を売り出すシーンは、そういう感じだったけど、そこをもっとがっつり読みたかったんだよなぁ、という気持ちがないではない。
次は2013年7月に4巻。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
冴えない彼女の育てかた <2>(2012/11)
冴えない彼女の育てかた <4>(2013/07)

コミカライズ,ファミ通文庫

犬とハサミは使いよう -2 (カドカワコミックス・エース)
原作:更伊 俊介 漫画:大庭 下門(おおば・かもん) キャラクター原案:鍋島 テツヒロ

「メンタル何で出来てんの?アダマンタイト?」

2013年6月の新刊。
原作1巻後半戦。アニメよりも細かいネタをちゃんと拾ってる印象。原作1冊をコミック2冊で終わらせる尺は、まあ順当なところか。

作画のクオリティが、そこそこあるので登場人物が増えて賑やかになれば、また違った面白さが出るかもしれないとは思う。
鈴菜がどんなことになるのか楽しみである。

描き下ろしのエピローグがハートフル過ぎて辛い。

燃:B 萌:A- 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
犬とハサミは使いよう <1>(2013/01)
犬とハサミは使いよう <3>(2013/08)

アニメ,ガガガ文庫

「キョロ、いきなり第2形態でいけ。出し惜しみすんな!」

1つ学園が上がって、サブタイ通り新入部員、環が登場。それに伴い、OPのカットも大幅差し替え。
最初からあった環のカットが新しくなるだけでなく、その他のカットも修正されている。これは地味に凝ってる。

さて、メンバーが増えても、基本的にやることは変わらず。ブラッシングとマッサージは、そこはかとなくエロいシーンになるから困る。
紫音さんの黒ストに包まれたおみ足で踏んでいただけるなんて!<落ちつけ

EDはGJ部女子メンバーで歌に。あれ、環だけハブられてね?

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第6話「妹が4人いる!?」
第8話「シスターズ・アタック!」

ファミ通文庫

犬とハサミは使いよう6 (ファミ通文庫)
著:更伊 俊介 イラスト:鍋島 テツヒロ

「春海和人さん。これは、何ですか?」
『女の子だよ!』
「成程、女の子型のアトラクションということですか、初めて見ました。それで、これはどこから入るのですか」
『入らねぇよ!生きている人間だよ!!』

2013年1月の新刊。約5ヶ月2週間の積み。5ヶ月振りの新刊。本編進行は8ヶ月振り振りか。

さて、夏野さんと春海の暮らすマンションに越してきた姫萩紅葉と愉快な仲間達。紅葉は春海に自分を監獄島から連れ出した責任を取ってほしいと言い出してきて……というお話。

今回、夏野さんは、ほぼ置いてけぼりで、紅葉とマキシがメインとなるエピソード。おいおい、新キャラ達が頭角を現し過ぎだろ……。
まぁ、春海のボケ→夏野さんの折檻っていう流れをやり過ぎると、すぐさまマンネリ化するからかもしれんが。

相変わらず話の方向性が見えねぇw
最後の方、ちょっと良い感じのバトルものみたいになっていてワロタ
合体奥義じゃねーよw

夏野さんと紅葉は何で犬相手に普通のラブコメみたいなことしてんの?ってか、そもそも春海は、いずれ復活出来るんだろうか……。

次は2013年6月に7巻、8月に『Dog Ears』3巻。

燃:A- 萌:A- 笑:A 総:A

シリーズリンク
犬とハサミは使いよう <5>(2012/06)
犬とハサミは使いよう Dog Ears <2>(2012/09)
犬とハサミは使いよう <7>(通常版)(2013/06)

アニメ,ガガガ文庫

「材木座クラッシャぁぁぁぁああああああッ!!」

最終回は、原作者である渡さん自ら脚本を手がけたアニメオリジナルエピソードで体育祭編。
これ、普通に文化祭編前に挿入すれば良かったのでは……と思わないでもない。
千葉県のマスコットキャラクター、チーバくんも友情出演。

城廻先輩からの依頼で、体育祭を盛り上げることになった奉仕部。内容的に彼等の専門ではないと、材木座と海老名さんの協力を仰ぐことに。
まさかの材木座と海老名さんのコラボレーションに吹いた。この2人、相性良かったんだなw

2人が提案したのは、大将達が西洋風っつーか『Fate』風の甲冑を着込んだ女子騎馬戦と男子棒倒し。
棒倒しとか、普通の競技なのに、海老名さんが提案したというだけで、一気にいかがわしく思えてくるから凄いw

それにしても、ここ最近物凄く空気だった材木座の大活躍っぷりときたら。材木座クラッシャーが無駄にアツいw

EDはライブバージョンで、これまでのシーンダイジェストか。無難なところだな。

総評

そんなわけで、ぼっちあるある満載のガガガ文庫原作『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』全13話、これにて終了。
文化祭編までやれば良い感じに最終回を迎えられる構成になるとは思っていたけど、まさか本当に辿り着くとはな……。

綺麗に終われたのは良いけど、原作既読組としては、色々エピソードがカットされてるのが惜しい。まぁ、かと言って2クールやれるほどの分量は無いんだけども。

キャラデザ初見のときは、あまり思わなかったけど、いざ動いてみると、ゆきのんの可愛さよ。ゆきのん可愛いよゆきのん。

それと、八幡役の江口拓也さんのやさぐれた演技が実に良かった。ファミ通文庫『四百二十連敗ガール』ドラマCDと合わせて、最近、俺の中で江口さんの評価が鰻登りな件。

2期はどうだろうな。現状ストックが無いという問題はあるけど、原作完結直前に最終巻までアニメ化するという手はあるよな。

燃:A 萌:A+ 笑:A 総:A+

エピソードリンク
⑫「それでも彼と彼女と彼女の青春はまちがい続ける。」

シリーズリンク
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-続- #01「何故、彼らが奉仕部に来たのか誰も知らない。」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「これぞチラリズム!発想の勝利だ━━━━!!」

琴里の意識が精霊に呑まれるかどうかの瀬戸際だってのに、こんなタイミングで水着回だぜいやっほぉぉぉおおおおおおおおお!!

みんな、それぞれに似合っていて可愛いんだけど、琴里の白ビキニ姿から感じるエロスは何なんだろう。
お色気系のキャラでもないのに……。

忘れてはならないのが、令音さんの水着姿だよな!ビキニ+白衣が予想外にエロい。
正直、令音さんのダウナーなエロさに気付けただけでも、アニメ化した価値はあったな!(ぉ

燃:B+ 萌:A+ 笑:B 総:A

エピソードリンク
第十話「炎の精霊」
・第十二話「譲れないもの」

アニメ,ガガガ文庫

「ぼっちの収斂進化の結果だ」

いよいよ文化祭はクライマックスへ。実行委員長の役目を放棄した相模を連れ戻すため、一肌脱ぐことになる八幡。
かっけー、敢えて悪役になることで事態を収拾させる八幡さんかっけー。

一方、ゆきのん達は相模が戻って来るまでの間、ぶっつけ本番でバンドを結成。やはりライブシーン的なシーンは良いものであると。
ポニテのゆきのん可愛いな!
ところで声効果で三浦さんも可愛く見えるマジック。

八幡を気遣ってくれる平塚先生が素敵過ぎて困る。何故、結婚出来ないのか……。

結局、どこまで行っても彼等の青春は間違っているのだった……ということで物凄い最終回っぽいんだけど、後1回、番外編があるよ!どういう構成なの……。

原作を読んだときにアニメの最終回でやったら盛り上がると書いたけど、まさか本当に、それに近い構成になるとは……。もうちょっと丁寧にやれたら、なお良かったのだが。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
⑪「そして、それぞれの舞台の幕が上がり、祭りは最高にフェスティバっている。」
番外編「だから、彼らの祭りは終わらない。」

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「お前のやり方じゃ、お前が救われない。だから━━退かない」

お姉様を信じて待つとシリアスな雰囲気を漂わせるクセに、すぐ変態の本性を露わにする黒子自重しろw
そこへ上条さんがやって来て……。

何の見返りも無しに、ミサカ妹達を助けようとする上条さんに、美琴は弱音を漏らす。
あー、上条さん格好良過ぎるわー。これは更に惚れてしまうわー。ZOKKONだわー。

EDは今回も特殊バージョンか。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
#13「一方通行」
#15「最弱」

GA文庫

異能バトルは日常系のなかで 4 (GA文庫)
著:望 公太 イラスト:029

「これは……あ、あれだよ!涙じゃなくて……えっと、ザーメンだよ!」

そうそう、これもある意味、顔射……って、どやかましいわ!!

2013年7月の新刊。約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は勿論、彩弓さん。おっぱいと黒ストがががががが。

さて、今回は、やはり表紙通り、彩弓さんのウエイト大きめで、文芸部員達が異能に目覚めた直後の出来事が語られる。

っべー。今巻も、のっけからネタ満載でニヤニヤが止まんねーわ。
心か」をわざわざ1ページ使って、やってんじゃねーよ。前のページの時点で、透けて見えてんだよw

平成ライダー変身ポーズメドレーが超楽しそうな件。しかも主役ライダー以外も含むとか漲らざるを得ない。

で、彩弓さん可愛いな!風邪で弱ってる彩弓さん無防備可愛いと言わざるを得ない。
文芸部は完全に安藤のハーレムと化してしまいましたね。まぁ、安藤かっけーから、しゃーない。

ラストでは、相模が不穏な発言をしてるんだけど、読者ってのは一体どういう意図の発言なんだ。
桐生さんは全然動いてる気配無いし、話が進むのかそうでないのか、よく理解らんな。

次の表紙は誰だろう?1順して灯代に戻るか、はたまた表紙フォーマットが変わるか。流石に安藤は無いよなぁw

そういや、俺、コンプエースで本編連載した上でアニメ化したラノベって無いと思い込んでたんだけど、同レーベル『織田信奈の野望』がそうだったわ。
ってことは、これもワンチャンあるんじゃね……?

燃:A 萌:A+ 笑:A 総:A+

シリーズリンク
異能バトルは日常系のなかで <3>(2013/03)
異能バトルは日常系のなかで <5>(2013/11)