角川スニーカー文庫

聖断罪ドロシー02 魔神と少年とかわいそうな魔法使い (角川スニーカー文庫)
著:十文字 青 イラスト:すぶり

「えろいえろいとは、よく言われますけどねぇ。気がついたらこういう身体になっちゃってたので、ちょっとしょうがないのかなぁ、エルチネさんの運命なのかなぁって、思ってはいますけど。ふふっ」

2012年12月の新刊。約6ヶ月3週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
見切り発車で2巻を押さえたら、1巻で既に切るレベルの内容だったよ!やったー!というわけで、しぶしぶ読むことに。
買った以上、読まないという選択肢は存在しない。流し読みはするが。

逃避行の途中で、カルアとドロシーが出会ったのは、グラマラスな魔法使いエルチネ。成り行きで共闘することになる彼等だったが……。

うーむ、相変わらず『薔薇のマリア』を水で薄めたような内容というか……。もっと、ぶっ飛んでるキャラを出しても良いのよ?
何か、最近MFが乱発してる美少女ファンタジーみたいなノリになってしまってる気がする。

次は2013年4月に『薔薇のマリア 18.光の中できみが笑う今は遠くて』、7月に『聖断罪ドロシー03 きみへと続く長い道』。
流石に、こっちの続きはもう買いません。

燃:C 萌:B- 笑:C+ 総:B

シリーズリンク
聖断罪ドロシー01 絶対魔王少女は従わない(2012/08)

著者リンク
薔薇のマリア 18.光の中できみが笑う今は遠くて(2013/04)

電撃文庫

C3‐シーキューブ〈14〉 (電撃文庫)
著:水瀬 葉月 イラスト:さそりがため

「呪いを解くためならいくらでも手伝うって、言ってましたよね、春亮くん。そんなことを言った以上……覚悟してもらいますよ。このわたしの呪いも、なんとかして、くださいね……?」

2012年7月の新刊。約11ヶ月3週間半の積み。7ヶ月振りの新刊。
表紙は帯を外すまでもなく何だか嫌らしい感じの寝巻姿のフィア。ネグリジェ……なのか?例のごとく、本編とは何の関係も無いよ!

さて、前巻が短編集だったので、シリーズ初の鬼引きから9ヶ月振りの本編進行となる。
竜島/竜頭師団の第二位ニルシャーキに、このはを奪われた春亮達は蒐集戦線騎士領の騎士リリィハウルと一時的に共闘することに……。

春亮にとっては、このはは姉であり、母であり、幼馴染みであり、そして……という感じで、登場人物の中では、ぶっちぎりでデカイ存在なんだよなぁ。乳的な意味でなく。
何だかんだ言いながらも、今までの戦いは温かったんだと思わされる。

ようやく春亮と、このはの出会いが明らかになるが、よく考えたら、結構長い期間、春亮は年上のエロいお姉さんと一つ屋根の下状態だったんだな。けしからん。実に、けしからん。

そして満を持しての、このはの告白シーン。このタイミングということは、このはエンドの可能性は潰えたっぽいけど、これはグッとくるな。

こんなシリアス展開だというのに、しっかりサービスシーンも入れてくる根性は流石。
緊縛されてるフィアがエロ可愛けしからんので、もっとやりたまえ。

そして、遂に帰ってきた父、崩夏は何と美女で……?というところで続く。え、何、叙述トリック的なことだったりするの……?

次は2012年10月にⅩⅤ巻、2013年3月にⅩⅥ巻『episode CLOSE/the first part』、6月にⅩⅦ巻『episode CLOSE/the last part』、9月に新作『鮎原夜波はよく濡れる』。

燃:A 萌:A+ 笑:B- 総:A+

シリーズリンク
C^3 -シーキューブ- ⅩⅢ(2011/12)
C^3 -シーキューブ- ⅩⅤ(2012/10)

アニメ,ガガガ文庫

「同じ阿呆なら踊らにゃー!?」
『シンガッソーンっ!!』

文化祭実行委員を頑張り過ぎて倒れてしまったゆきのんをお見舞いに行く八幡と結衣。
ゆきのんの部屋着が可愛過ぎて、眼球消し飛んだ。ああいうのが、俺のどストライクなので皆、憶えておくように<どうでも良い

実行委員会で、最高に皮肉をきかせる八幡さんかっけー。かっけー、自ら悪になることで周囲の団結力を高める八幡さんかっけー。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
⑩「依然として彼らの距離は変わらずに、祭りはもうすぐカーニバる。」
⑫「それでも彼と彼女と彼女の青春はまちがい続ける。」

アニメ,ノベライズ,講談社ラノベ文庫

おジャ魔女どれみ17 ドラマCD付き限定版 (講談社ラノベ文庫 と 1-2-1)
原作:東堂 いづみ 著:栗山 緑
 イラスト:馬越 嘉彦

「も~っと!魔女見習い、バージョンじゅうなな!」

2013年7月の新刊。約2日の積み。7ヶ月振りの新刊。
遂に表紙が、おんぷちゃんのターン!!これで勝つる!!しかも今回はドラマCD付き限定版もあるぜ!やったー!

さて、タイトルからも判る通り、17歳になったどれみ達。ハナちゃんの妹ユメちゃん捜しに、それぞれの将来に向けての活動で毎日が大忙し。
だから、こいつらもモチベーション高過ぎだろ……。もっと、ゆる~く遊んでも良いのよ?

今回は挫折と再起の1冊という感じで、皆が雌伏の時といった具合。っていうか、現実厳し過ぎだろ……。
もうちょっとフィクションらしいご都合主義な展開があっても良いんだぜ……。

極めつけは、はづきちゃんの家が、あわや借金塗れになる寸前までいくという。あの家、お父さんが婿養子だったりと、ただのお金持ちに見えて、実は結構複雑だからな……。
ばあやとのお別れは涙無しには語れない。※死んでません。

そんな中、どれみを国立に連れて行くと宣言する小竹さんの格好良さよ。
今思えば、サッカーのシーンで後半戦の挿入曲は『10秒数えて』しかなかったと思う。

小竹のエピソードの絡みで、木村君とまりなちゃんもちょろっと出番があるんだけど、まりなちゃん、美少女になり過ぎだろ……。
こりゃ伊集院さんとかも凄いことになってそうだぜ……。

ドラマCDの感想は別で。
次巻もハッピーラッキー、みんなに届け!

燃:B 萌:A+ 笑:B 総:A+

限定版リンク
ドラマCD おジャ魔女どれみ16

シリーズリンク
おジャ魔女どれみ16 TURNING POINT(2012/12)
おジャ魔女どれみ17 2nd ~KIZASHI~(2013/10)

アニメ,GA文庫

「遠いよ、どんだけ前の伏線だよ!」

復活したクー音は、真尋達の通う学校を占拠して、好き勝手の限りを尽くす……と思ったら、犯人は全然関係無い奴だったでござるの巻。

ニャル子が原作通り、メダジャリバーを取り出して吹いたw
タトバキックもやってたしな。

で、クー子のヒロインっぷりが堪らない。もうクー子がメインヒロインで良いんじゃないかな。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

エピソードリンク
第8話「小さな恋のうた。」
第10話「ユゴス・アタック!」

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「愉快にケツ振りやがって、誘ってんのかァ?」

一方通行さんの名台詞出タ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

サブタイは勿論「アクセラレータ」と読みます。
さて、加速する美琴の絶望。樹形図の設計者が破壊されても止まらない実験に、彼女は最終手段を採るしかないことを知る。

一方、上条さんもまた、えげつない絶対能力進化計画の一端に触れていた。流石に血液逆流シーンとかは上手いこと隠してあるけど、それでもえげつないよな。
原作ではリバースしてなかったっけ?描写がグロかっただけだっけ。

燃:A- 萌:A- 笑:C+ 総:A+

エピソードリンク
#12「樹形図の設計者」
#14「約束」

MF文庫J,アニメ

「人生からも退部しろ!!」

短編集だった原作4巻をすっ飛ばし、原作5巻に突入。ここからは原作読んでないので、未知の領域に。まぁ、原作読んでた部分も内容を全然憶えてなかったが(ぉ

陽人に想いを寄せる少女達の中で、自分が彼と出会ったのが一番早かったことを心の支えにする月子だったけど、どうやら、それが間違いだったと気付き落ち込んでしまう。

月子って無表情だから、あんまり目立たないけど、結構、行動はエキセントリックだよな。バーバラさんの臓物を引きずり出して、代わりに自分が入ってみたりと。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第9話「幸福な王子」
第11話「筒隠さんの家の中」

アニメ,電撃文庫

「御鏡さんマジパネぇ!!」

OPがブリジットが歌うメルルの歌に。しかしテロップでは何故かED扱いされている不思議。
そもそも、わざわざOPとして流す意味が理解らなかった。

撮影が押してしまい、メルルのイベントに行けない桐乃を痛チャリで迎えに行く京介。
チャリのホイールの絵柄が規制されていてワロタ
白い光を放ってんじゃねーかw

今回は、あやせの出番が多くて俺得と言わざるを得ないな。あやせたんに罵られたい踏まれたい(ぉ

EDは、いつものOP。どういう構成なんだ……。

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A

エピソードリンク
第9話「俺の妹がこんなに可愛いわけがない!」
第11話「一人暮らしの兄貴の部屋に妹たちが押しかけるわけがない」

ノベライズ,特撮,講談社キャラクター文庫

小説 仮面ライダークウガ (講談社キャラクター文庫)
著:荒川 稔久(なるひさ)

「あいつはただ、好きだったんだ……誰かの笑顔が……だから守ろうとした」
「それは正義じゃない。もっと単純なことだ」
「だから……あいつは苦しかったんじゃないかと俺は思ってる」

2013年6月の新刊。積んでない!!ドン!
著者の荒川さんはテレビシリーズのメインライター。

当初は平成ライダー小説化プロジェクトのファーストラインナップに名を連ねていたのに、あまりにも延期を重ねるから、どこかからストップがかかったただの何だの憶測が飛び交っていたが、ようやく発売。
ちなみに同時発売の予定だった『龍騎』は延期しました。どんだけスケジュール狂うねんw

さて、今回はテレビシリーズの13年後を描くというストーリー。パラレルとか、そういったお茶濁しではなく、ガチで続編です。

ン・ダグバ・ゼバの死により、全てのグロンギは滅んだと思われていた。しかし、まるで何かのルールに則って犯行を行っているとしか思えない殺人事件が発生。一条さんは故夏目教授の娘、実加を相棒として、グロンギを再び追うことに……というお話。
かつての登場人物達の、その後も色々と判るようになっている。

主役は一条さんで、特撮的要素は非常に少なく、実にストイックな展開となっている。テレビシリーズでやったらガチで怒られるレベル。
絵的に地味な分、心理描写はきっちりやっているので満足度は高い。

ファンの思い出を壊さないためか、重要な役回りではあるものの、五代の出番は僅かしかない。
まぁ、その方が賢明という気もする。
個人的には、もうちょっと明確にハッピーエンドっぽい終わり方の方が好きなんだけども。
次は2013年7月に『電王』、8月に『龍騎』の予定。

燃:B+ 萌:A- 笑:B- 総:A+

本編リンク
仮面ライダークウガ EPISODE FINAL「雄介」

シリーズリンク
小説 仮面ライダー響鬼(2013/05)
小説 仮面ライダー電王 東京ワールドタワーの魔犬(2013/07)

このライトノベルがすごい!文庫

アニソンの神様 score.02 (このライトノベルがすごい! 文庫)
著:大泉 貴 イラスト:のん

「タイアップ曲にだって、アニメ愛に満ちた曲がたくさんあります!タイアップ曲はアニソンじゃないと差別するほうがわたしは間違いだと思います。『メリッサ』を聴くたびに、両手をパンと叩きたくなるのはわたしだけではないはずです!」

このライトノベルがすごい!文庫2013年7月の新刊。約2日の積み。10ヶ月振りの新刊。
献本を頂きました。有り難うございます。でも、俺、1巻読んだことないんですけど……(´・ω・`)

著者の大泉さんは『ランジーン×コード』でデビューした人か。
イラストののんさんは、電撃文庫『安達としまむら』やファミ通文庫『僕の学園生活はまだ始まったばかりだ!』なんかの挿絵を描いてる人か。

ドイツからの留学生の少女エヴァは、アニソンバンド〝レーゲン・ボーゲン〟を結成し、文化祭でのライブを成功させた。
次なる彼女達の目標は、ライブハウスでの演奏で……というお話。

帯では、水木のアニキが推薦文を書いているが、間違っても、そういう系統の話ではない。
基本的に本作に登場するのは、知らずに聴けばアニソンとは判らないようなものばかり。

いやいや、ちゃうやろ。何はともあれアニソンってのは知識ゼロで聞いても、アニソンと判るようなもんだろ。
いや、オサレ系アニソンも好きですけど、オサレ系だけ出してアニソンやで!(ドヤァってのはどうかと……。
そういう話が既に1巻でされてたらすいません。
そうだ、1冊丸ごとロボットアニソンだけの巻を出そう(提案)

聖母のような敬語ヒロイン、エヴァがちょっと可愛いから困る。あー、これは勘違いするわー。俺が弦人の立場だったら3秒で勘違いするわー。

構成としてはベタべッタで、オタク趣味を持ってる奴の人格まで否定するのがどーたらこーたら何やかんや、アニメだろうと何だろうと素晴らしいものは素晴らしい云々かんぬんというアレ。
オーソドックスだけど読み易いのは読み易い。

後は劇中で使用されている曲を知っているかで、読んでいるときのテンションが大分左右されそう。

ラストはバンドのメンバーの1人、琴音の抱える問題が浮上してきて……というところで続く。
大した引きでもないし、今巻は今巻で綺麗に終わっておいた方が良いと思うのだが……。

にしても、これはカラオケに行きたくなるな……。

燃:B+ 萌:A- 笑:B- 総:A

著者リンク
東京スピリット・イエーガー 異世界の幻獣、覚醒の狩人(2014/01)