アニメ,電撃文庫

「「すいませーん!カツドゥーン2つ!」」

というわけで最終回。ラストはエピローグ的エピソード。勿論、ラブコメっぽい展開も忘れずに。

詐欺に引っ掛かって、真奥達は人間の恐ろしさを痛感するのだった。ってか、漆原って18歳で戸籍作ったのかよ。もっと若く見えるんだが……。

最後をカツドゥーンで落としてEDに入る構成が上手過ぎて吹いた。何、この綺麗な終わり方。
EDは今回だけのオリジナル曲で、いつも通りの日常が描かれる。ちーちゃんの弓道部設定って活かされるときあんの?

エピローグで、2期を示唆するキャラの先行公開でもあるかと思ったけど、恵美がデレただけでした。
潔いような物足りないような。

総評

ってな具合で、フリーター魔王様が繰り広げる庶民派ファンタジー『はたらく魔王さま!』全13話、ひとまず完結。
いやぁ面白かった。完全にダークホースだったわ。原作がどうでも良いとは言わないけど、やっぱり料理する人の腕も大事だよなぁ。

何といってもテンポが良く、締めるところは締めるメリハリのきいた展開が良かったのではないかと思う。
原作は、そんなにLOVE寄せが無いって聞いてたんだけど、普通にあったな。増量しているのか、これは少ない方という認識なのか。

ここまで売れれば2期は確実だろうな。原作のストックも山盛りあるしなぁ。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第12話「魔王、己の職責を果たす」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「狂三は変わらない、私と」

『狂三キラー』編クライマックス。
狂三が人を殺す現場を目撃してしまった士道は混乱するが、十香の言葉で狂三を説得する決意を固める。
そんな彼の呼びかけに揺らぐ狂三だったが、より擦り切れた心を持つ狂三が現れたことで、事態は一変する。

この絶望的な状況で、精霊の力を解放して、琴里が参戦してくるシーンは現状、本シリーズの一番の盛り上がりどころな気がする。
〈灼爛殲鬼(カマエル)〉って、あんなにゴツかったのか。かっけーな、おい。

燃:A+ 萌:A 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第八話「三重狂騒曲」
第十話「炎の精霊」

アニメ,GA文庫

「歩く不健全だろ、お前は」

原作7巻突入ということで、プールへとやって来た真尋達。ニャル子やクー子の水着姿より頼子さんの水着姿の方が興奮するよな。しっかり活躍シーンもあるし。
ってか、ホントお母さん可愛過ぎるだろ……。

どうでも良いが、こんなところでシロクロネクロなんて聞くことになるとは……。原作でも言ってたっけ?調べたら、言ってたみたい。
にしても、わざわざそんなマイナーネタを拾うとは……。

EDは珠緒バージョンか。え、そんなに目立ってなくね?どっちかっつーと、ルーヒーの方が……。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第6話「エンジテミル」
第8話「小さな恋のうた。」

MF文庫J,アニメ

「根っからの染まり切った変態なの?」

原作3巻突入。突如現れた陽人をお兄ちゃんと呼ぶ謎の少女エミ。彼女は周囲を凄い勢いで引っ掻き回し始めて……。

エミの所為で、学校の女子制服がスク水になってしまう。うーむ、旧スクは大変素晴らしいのだが、ここまで乱発されると有り難味が無くてなぁ。
もっと、こう描き込まれたスク水が見たいわけで……。

どうでも良いが、月子の食ってたパスタの量が尋常じゃない。ってか、麺が全部繋がってるのおかしいだろ。1本なのかよw

燃:C 萌:A 笑:B 総:A-

エピソードリンク
第7話「いつかはマイファミリー」
第9話「幸福な王子」

アニメ,電撃文庫

「何だ、あのシュールな絵面は……」

アニメになったら、聖天使神猫が予想以上にドぎつい絵面でワロタ
それでも黒猫可愛いからズルイですよね。

さて、順調に恋人としてのイベントを消化していく京介と黒猫。何、このイチャコメw

このまま幸せな日々が続くかと思われたが、黒猫のノートに刻まれた未来には不吉な言葉があって……というところで続く。
結構、黒猫編で引っ張るな。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第7話「俺が後輩と恋人同士になるわけがない」
第9話「俺の妹がこんなに可愛いわけがない!」

MF文庫J

おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その9 (MF文庫J)

著:葉村 哲 イラスト:ほんたに かなえ

「先日、我らが主が『アンダースコートを穿いていると思い込んでスカートたくし上げパンツ全開にしました』事件をきっかけに人化のスキルを手に入れました!」
「きっかけくだらねえ!」

2012年12月の新刊。約半年の積み。7ヶ月振りの新刊。『バロックナイト overture:幻想接続』からは3ヶ月振り。

表紙はリア。あれ、こんなに可愛いキャラだっけ?劇中でもメキメキと頭角を現し、その煽りを喰らってフェルの挿絵が激減するという。
一乃さん、キリカ、リリスの挿絵はいつも通りある。

内容的にはホントに、いつも通りなんだけど、今回は『煉獄』の新キャラ、ウサ子さんが登場。ん?あんまりナースっぽくなくね?
これから、どんどん人化していくんだろうか。マンボウの人化に期待だなw

リリスにお風呂でいたずらとか実にけしからん。もっとやりたまえ。

『バロックナイト』のときにも書いたけど、何でぬるぬる触手のシーンに挿絵が無いんだよ!おかしいだろ!

ページ数の関係で、後書きが0.5ページしかなくて吹いた。でも、『バロックナイト』の広告ページはあるという。
後書きよりも宣伝が大事なんかいw

次は2013年3月に『バロックナイト #2 Fallen Angel:歪曲天使』、6月に『#3 Memory of Baroque:幻象都市 』

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その8 ハッピーエンドプロローグ(2012/05)
おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その10 End of The Personal World(2013/10)

著者リンク
バロックナイト overture:幻想接続(2012/09)
バロックナイト #2 Fallen Angel:歪曲天使(2013/03)

ファミ通文庫

学校の外階段 (ファミ通文庫)

著:櫂末 高彰 イラスト:甘福 あまね

「知ってるか」
「あばらって、二、三本折れても命に別状ないらしいぜ。マンガで読んだ」
「それ、絶対信じちゃいけない情報!」

2012年3月の新刊。約1年2ヶ月2週間半の積み。『学校の階段の踊り場』2巻から1年5ヶ月振り、まさかの新シリーズ始動。
『夢魔さっちゃん、お邪魔します。』3巻からは半年振り。

こういう外伝的続編を出すことは当初からの予定だったのかな。それとも『さっちゃん』が奮わなかったから戻ってきたのか。
まぁ、思わせ振りなこと言ってたから、ある程度、見越してはいたんだろうけども。
イラストは引き続き、甘福さんなんだけど凄い雰囲気変わってるな……。

さて、監査委員会に所属する主人公、徹紀(てつき)は部費の不正流用問題を、星の女神様こと上原莉梨子と共に追うことに。
そんな中で、彼は色んなものに夢中になっている人々と出会っていく……というお話。
時系列としては、幸宏達が進級しているから本編から数ヶ月後といったところか。

てっきり徹紀が階段部に入部することになるんだとばかり思ってたんだけど、本作は、あくまでも何かに夢中になる人達を外から見る者の視点で描かれている。
タイトルの「外階段」ってのは階段部にとっての部外者って意味なのか。

このシリーズの本当の持ち味は階段レースではなく、熱血青春なわけで、そこはちゃんと引き継がれていて安心した。正直、電撃文庫『吸血鬼のおしごと』→『吸血鬼のひめごと』みたいな展開だったら、どうしようかと思った。

『踊り場』で大量登場した委員会の女の子達の一部は、こちらもで登場している模様。正直、全然記憶に無いが、徹紀の幼馴染みの克美は前から出ていたっぽい。
ってか、えだまめTシャツは一体……。
それと、敬語ツンな委員長可愛いれす。本編にもツン委員長、中村さんとか居たなぁ。
本編のキャラは、あくまでも引き立て役としての登場に留まっている。

ってな具合で、お茶濁しかと思われた番外編だけど、なかなかどうして良さそうじゃない。

次は2012年7月に『つり球SF -Short Films-』、8月に『外階段』2巻、11月に3巻。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
学校の怪談の踊り場 <2>(2010/10)
学校の外階段 <2>(2012/08)

富士見ファンタジア文庫

冠絶の姫王と召喚騎士II (角川ファンタジア文庫)
著:宮沢 周 イラスト:Current Storage

「俺の姫はおまえだけだ、オリカ。今さら他の姫なんかについたりしねえよ。俺はおまえを冠絶の姫王にするって決めたんだからな」
「ま、どこまでいけるかはやってみなくちゃわからねえけど、おまえを冠絶の姫王にするために、俺は全力を尽くすだけさ」

2013年2月の新刊。約4ヶ月半週間の積み。5ヶ月振りの新刊。あれ、刊行ペース、あんまり早くない……?

さて、今回は十三王家の1つ、世界一の富豪である龍家の姫メイファが現れる。彼女は、お金こそが絶対的な価値を持つものとだと思っていて……というお話。
表紙もそのメイファなんだけど、何なのこの人、常に下乳見せびらかしてるの?膝には、にくきうのようなものが……。

今回は本格的な冠姫聖戦は行われず、どちらかというと、メイファ達との出会いを通して、良護とオリカが絆を深めるといったエピソードか。
Ⅰ巻ではセイラも仲間にしてるし、いずれは集団戦の様相を呈するのだろうか……。

内容的にはラノベらしい王道展開。ゲストヒロインとイチャイチャしつつ、メインヒロインとの絆を深めて、ちゃっかりバトルに勝利するという。

そして、動き出す謎の敵。騎士を必要とせず、単身で戦っているらしき少女は一体……?
あれ、章タイトルの格好良さは、どこ行った……?
次は2013年6月にⅢ巻。

燃:A- 萌:A- 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
冠絶の姫王と召喚騎士(2012/09)
冠絶の姫王と召喚騎士Ⅲ(2013/06)

富士見ファンタジア文庫

「勘違いするな。私はシドーとデートしたかっただけだぞ」

迂闊なのか何なのか、十香、折紙、狂三と同時にデートすることになってしまう士道さん。〈ラタトスク〉のフルサポートで何とかタイトなスケジュールをこなしていくことに。

どのヒロインも、それぞれに魅力的だから困る。狂三とか触ったら火傷どころでは済まないのは分かり切っているのだが……。
最後には、いよいよ士道の前で狂三が本性を現して……。おいおい、さくっと人体に穴空いてたぞ……。

EDは『SAVE THE WORLD』で、映像は十香と狂三か。うーむ、味気ない絵面だな……。

燃:A- 萌:A+ 笑:B 総:A

エピソードリンク
第七話「来訪者達」
第九話「狂乱の悪夢」

アニメ,電撃文庫

「どんだけ、そのパンツを信用してんのよ!?」

さて、サリエルとの決戦。人々の恐怖を魔力として得た真奥は本来の姿を取り戻す。服を破るわけにはいかないと脱衣。ぱんいちに靴と靴下だけとか、完全に変質者の格好でワロタ

しかし、サリエルを圧倒する魔王の格好良さといったらない。ギャグのノリは本来の姿になっても変わらないのが面白いな。

そして、覚醒したのにマント取りに帰っていて戦闘に間に合わなかった芦屋ェ……。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第11話「勇者、己の信念を貫く」
最終話「魔王と勇者、真っ当に仕事に励む」