富士見ファンタジア文庫

或る異生物使い(デイスパレイト・ハンドラー)のこと―ディスパレイト!〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)

著:榊 一郎  イラスト:増田 メグミ

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

 「異生物使い」は「ディスパレイト・ハンドラー」と読みます。


  連載分をまとめた短編集が登場。表紙でテレスが見切れてる件。いくら女性向けとはいえ、何という酷い扱い……(´・ω・`)

  収録話数は九話。書き下ろし無しとか……orz

  一部ドラマガ掲載順と収録順が異なるらしい。つーか、昔のドラマガを引っ張り出してきて、それを調べていたら衝撃の事実が。第一話の冒頭でエニーネが眼鏡を掛けているという描写があるぞ!な、なんだってー!?トルクと被るから止めたのかな。

  あれ、別に順番違うところが無いんですけど……。

  文庫でまとめて読むと、エニーネが結構良いツッコミをしていることに気付く。周り全員ボケやからなぁ。ギルクリストはともかく。

  そして、やはり合間合間にちょこちょこと出てくる御説教がたまらない。

燃:B  萌:B  笑:A  総:A

アニメ,GA文庫

「君は何のために演奏しているのですか」

 

 アバンの「ミルク飲んで」を聞いて最低なことを連想したのは俺だけではない筈だ。

 

 さて、第二回。キネティック一話前半戦といった内容。ただ、結構改変されている部分や先行登場している要素も見受けられる。

 今回も箇条書きで挙げたいと思います。

 

    専門課程の学生が基礎課程の学生にガチで授業を行っている。また、授業が一時限目に行われている。原作では午後だったと思う。

    コーティもプリネシカも黒ニーソになってる。

    四楽聖の名前が早くも出ている。

    ダングイスの髪の色が灰色っぽくなってる。髪型も違う?

    フォロンがコーティのリボンで、零した飲み物を拭いてしまっていたが、リボンって物質化したものじゃないの?

    エレインドゥースが登場。

    ミゼルの初登場シーンも変わってたと思う。

 

 等々。

 

 今回はフォロンが何のために神曲を奏でるんかと自問するところまでだが、元気なときのコーティは完全にナギ様のテンションです。

 

 初見のEDはあまり動きがなくて、ちょっとしょんぼりした。ダンスだったら面白かったんだが……。

 

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

電撃文庫

断章のグリム〈10〉いばら姫〈上〉 (電撃文庫)

著:甲田 学人 イラスト:三日月 かける

 

「早く終わらせて、帰って、白野さんに会いたいですねー」

「…………何でその名前が出てくるのよ」

 

 約四日の積み。四ヵ月振りの新刊。積み本の消化ルールに変更を加えて、最近買った新刊も消化出来るようにしました。

 

 さて、気付けば二桁の大台に突入ですよ。今回は夏休みに突入。夏と言えば夏休み!夏休みと言えば海!海と言えば水着の美少女!!とはいかないのが『断グリ』クオリティ。

 開始早々事件が起こって、ハッスルグロ展開ですよ。上下巻なんだから、もうちょっと日常シーンがあっても良いじゃないか……。

 蒼衣と雪乃さんの日常エピソードとか読んでみたいんだけどなぁ。

 

 後書きでは『輪環の魔導師』で御馴染みの渡瀬さんが『ドラクエⅧ』の主人公の名前に「レタス」とつけたというエピソードが語られている。雪乃さんのネーミングの由来ってそんな超適当なもんだったんだ……。

 

燃:C 萌:A 笑:C 総:A

雑記,GA文庫

 みかきみかこさんのブログによると、『神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード』にリプレイのメンバーがゲスト出演するそうな。

 着々とその存在感を増しつつあるな……。

雑誌,電撃文庫

電撃文庫MAGAZINE (マガジン) 2009年 05月号 [雑誌]

『アスラクライン』

表紙。操緒と奏っちゃんなんだが、何で奏っちゃんの方が前なんだ……。二人のヒロインとしての力関係を暗示してるっぽくて切ねぇ……。

アニメは三話で原作一巻終わるみたいですね。

短編『BACKSTAGE』は扉で完全に背景扱いのひかり先輩に全俺が泣いた。でも何で『P(ポータブル)』じゃないんだろう。
あれ、紙ラジオは?

『狼と香辛料』

アニメ二期放映に合わせて、またDSでゲームが出るそうです。前作のシステムを踏襲しつつ、今度はホロともう一人ヒロインを連れて旅が出来るという大変けしからん内容になっている。原作好きだったら絶対買っちゃってるよ……。

短編集第二弾のタイトルは『狼と香辛料ⅩⅠ SideColorsⅡ』。タイトルの決め方、ド下手糞か!!

『乃木坂春香の秘密』

アニメ二期はどうやらガチで『炎髪灼眼の討ち手』VS"頂の座"になりそうです。

『とらドラ!』

ゲームのテーマソング『プレパレード(男汁MAX VER.)』が著しく気になる件。

『れでぃ×ばと!』

二ヶ月も焦らしておいて、まさかのドラマCD化でした。そんなもんさくっと告知せんかい!!紛らわしいわ!!
ただ、キャストが生々しいので『禁書目録』と同様、このままのキャストでアニメ化が控えていると思われ。具体的に言うと、

・朋美…………吉田さん、ローラ・スチュアート
・セルニア……羊飼いのノーラ
・薫……………シャナ、大河、サバトちゃん
・早苗…………ホロ
・ピナ…………乃木坂美夏

何という電撃ヒロイン祭りw

イラストストーリーは相変わらずクオリティが高い。これ書籍化しないかなぁ。

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

企画とは電撃G’smagazineで連載中の『Baby Princess』とのコラボでした。『Baby
Princess』の姉妹達の日記に桐乃も混ざるんだとか。

『蜻蛉迷宮』

何の説明もなく、一挙二話掲載。
今更気付いたが、この作品ってトーン使ってないのね。

『神のまにまに!』

第15回電撃小説大賞選考員奨励賞受賞作の前日譚。取り敢えず、しまぱん。
主人公が二十四歳で社会人ってのはラノベとしては結構珍しいケースと思われる。

『境界線上のホライゾン 補習教室』

オッパイ!オッパイ!!

ページめくったら、これが目に飛び込んでくるっていう。

今回は『Ⅱ』で活躍する三征西班牙の設定を解説。
つーわけで、ようやく『Ⅱ』が六月七月と二ヶ月連続刊行決定です。表紙はまさかの誾さんでした。下巻が誰かなんて予想もつかねぇ。
値段はまだ公開されていませんが、きっと愉快な分厚さになっていることでしょう。

『アクセル・ワールド』

特集のみ。黒タイツとしまぱん(ぇ

『断章のグリム』

オーディオドラマ化決定。遂に雪乃さんの「うるさい。殺すわよ」が声で聞ける日が!

『森口織人の陰陽道』

え、ドラマCD化ってどういうことなん!?

『神様のメモ帳』

ドラマCD化決定。『れでぃ×ばと!』だけが前振りしていたのはやっぱりアニメ化が控えているからだと信じたい。

『電撃コラボレーション 4月、それは――××××』

今回は文庫付録で。コラボは文庫の方が読み易いので有り難い。
表紙はのいぢさん。後は口絵に電撃イラスト大賞受賞者さん達のイラスト。
小説は上記のテーマに加えて「サクラ」「秘密」「ぶっちぎり」「初めて」「プヨプヨ」という単語を盛り込まなければならない。

時雨沢さんはどう見ても『キノの旅』です。本当に有り難う御座居ました。
古橋さんは先輩可愛いよ先輩。
鈴木さんは素直にラブコメ書いてたら面白いのになぁ。何で文庫はあんな残念なことに。フキ可愛いよフキ。
入間さんは全くもっていつも通りです。誰にでも敬語の先輩が素敵です。
渡瀬さんは阿呆モード全開でした。一回で良いから、このテンションで文庫書いてくれへんかなぁ。
藤原さんは内臓系作家の何に恥ないアレでナニな内容。
水瀬さんは大変良質なラブコメでした。

キャンペーン

十五周年記念でお祭り騒ぎな一年が終わったと思ったら、今度は電撃文庫累計一億冊突破キャンペーンだそうですよ。
今度は応募券を十五枚集めると、オリジナル押印入り電撃文庫一年分が当たるらしい。考えた奴、阿呆だろwwww
当選者には毎月発売日に新刊が送られてくるそうな。

第一次締切が七月末で、賞品が変わるそうなので、今後どんな阿呆なものが登場するかが楽しみだ。

新刊情報

まずは五月。『タロットの御主人様。』が好調な筈の七飯さんが新作『放課後限定勇者さま。』で登場。え、まさか打ち切りじゃないよね……?
他にも気になる新作が三本。

六月も気になる新作があるなぁ。

燃:B+ 萌:A+ 笑:A- 総:A

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「覚悟なんかしないんだから……絶対に……」

 

 リーリン可愛いよリーリン。

 

 さて、『コンフィデンシャル・コール』編クライマックス。バトルに次ぐバトルなんだが、盛り上がらねー。

 レイフォンとハイアの激突って、原作でもこんなサクッと終わってたっけ?

 

燃:B 萌:A 笑:C+ 総:A

富士見ファンタジア文庫

まぶらほ 凜の巻 (富士見ファンタジア文庫 99-26)

著:築地 俊彦  イラスト:駒都 え~じ

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  さて、『まぶらほ』第四のシリーズはヒロイン毎にスポットを当てた中編集。トップバッターは一番人気の凜。つーか、他のヒロインの本は出るんだろうか。これ一冊きりな悪寒が物凄いするんですが。どうせなら五人とも出してほしいよな。いや、いっそ「和樹の巻」とか。絶対売り上げ、いつもより少ないやろうけどw

 

『遠州悪霊退治』

  そう言や神城家は退魔の家系だったなぁ。上手いことすりゃスピンオフで別シリーズ出来そうだよな。

 

『剣豪少女演劇不始末』

  B組と絡んで、サービス要素ありのハチャメチャエピソード。

  B組の面々の暴走っぷりはやはり楽しいが、『凜の巻』なんだから、もっとサービスシーンがあっても良かったんではないかと思う。つーか肝心のラブコメ相手の和樹が殆ど出てねーじゃん。

  いやしかし、SKHNSHSO(沙弓様に身体中ハチミツで塗りたくられて森林に放置されたまま生涯を終えたい)には吹いた。

 

『復讐血刀』

  何故か、これだけメイド編の世界の話。リーラがゲスト出演。一本目と同じく、これも真面目エピソード。

 

  そんなわけで、『凜の巻』でした。凜ファンに対するサービスというよりは、築地さんが書きたい話を書いたという印象を受けた。いや、詰まらなかったわけじゃないんだけど、タイトルからすると、もっと萌え成分が多い方が趣旨に沿うかなと思うわけですよ。

燃:B  萌:A  笑:A  総:A

富士見ミステリー文庫

ROOM NO.1301―しょーとすとーりーず・ふぉー (富士見ミステリー文庫)

著:新井   イラスト:さっち

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

 短編集第四弾。表紙のウェディングドレス姿の蛍子が素敵です。

  さて、相変わらず独特の価値観が飛び交う作品です。それは良いんだが、最早人間関係が入り乱れ過ぎていて、誰と誰が遭遇済みで誰と誰がそうでないのかが全然判らん。

  折込みチラシには短編集ラストと書いてあるが、本文中にはそういう記述は一切無し。まぁ、そう言われれば確かにそんな感じするな。

  そして、後書きが自由過ぎる。作者不在で、千夜子とツバメとあざのさんと師走さんが会話するという構成。最早、後書きなのかもよく理解らんw

燃:C  萌:A  笑:C  総:A

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス 1 (1) (角川コミックス ドラゴンJr. 122-1)

作画:深遊  原作:雨木 シュウスケ

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  挿絵担当の深遊さん自らがコミカライズなんて、なら買うしかないじゃないか!!

 

  一話毎の掲載ページ数が意外と多くて驚いた。少なくとも、三十ページはある。クオリティもいつもの挿絵並のものを維持しているから凄い。純粋に「漫画」として楽しめるコミカライズって、貴重なんじゃね?

  掲載話数は三話。前後編である一本目二本目はニーナメインの真面目な話。彼女の危機にギリギリでレイフォンとシャーニッドが駆けつけるシーンがアツい。

  うぉう、とか思ってたら、三本目が自由過ぎて吹いた。空気読めなくて狙撃されるハーレイが可哀相過ぎるwww

  いやぁ、全体的にクオリティが高くて素晴らしかった。


燃:A  萌:A  笑:A  総:A

コミカライズ,電撃文庫

わたしたちの田村くん 3 (3) (電撃コミックス)

作画:倉藤   原作:竹宮 ゆゆこ  キャラクターデザイン:ヤス

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  半年振りの新刊。カバーの折り返しにしか描いてもらえない田村君マジカワイソス

  連載を二本抱えている上に、挿絵の仕事もしているのに、このペースは速いと誉めるべきなのか。

  さて、ドロドロしてきた第三巻。今更ながらの感想だが、倉藤さんの作画って結構ムラがある気がする。時々、相馬さんがズルいんだよなぁ。

  そんな『田村くん』も次で完結です。

燃:C  萌:A  笑:B  総:B