ガガガ文庫

されど罪人は竜と踊る 5 (ガガガ文庫)
著:浅井 ラボ イラスト:宮城

「ギギナとは、久しぶりだな」
「そうだったか?よく街でガユスを見かけたが、ああ、あれは犬の糞か」

犬の糞てwww

約2ヶ月4日の積み。4ヶ月振りの新刊は新装版短編集。スニーカー時代には無かった書き下ろし短編2本とショートショートを1本を加えての登場なので、短編集なのにビニールカバーが掛かりませんw
帯には声優の谷山紀章さんと松風雅也さんの推薦文が。どういう人選やねんって思ったら、ドラマCDのキャストなのか。

人物紹介ではギギナが「ガユスの相棒である可能性がある」って書いてあって吹いた。前巻まで普通だったのに。
各短編には見開きの章扉が付いています。

1本目『翅の残照』のテンションが全くもって長編と同じだったので、全部のエピソードがそんな感じなのかと思ったら、そうでもなく、コメディ臭いエピソードもあって安心した。まぁ、いかにも浅井さんっぽいコメディだったけど。

次は4月。って言うか、もう出てるよ!

燃:B 萌:B 笑:A- 総:B+

アニメ,角川スニーカー文庫

涼宮ハルヒの憂鬱 2 限定版 [DVD]

「お察しの通り、ガチホモ超能力者です。そう呼んだ方が良いでしょう」

 

 長門のSF設定説明をかわぎりに、朝比奈さん、古泉が次々と自分が普通の人間でないことをキョンに打ち明けていく。

 そういうことで、SOS団最後の面子、古泉が登場です。

 気をつけて、声聞いただけで妊娠するよ!

 

 ※しません。

 

 ハルヒはどこからか調達してきたメイド服を朝比奈さんに着せることに。以降、朝比奈さんはメイド服がノーマル装備になるので、さようなら制服の朝比奈さん。

 いやしかし、改めて視ると、朝比奈さん滅茶滅茶可愛いな。不思議探しのときのフェミニンな格好が堪らん。

 

 不思議探しのときと言えば、キョンが長門を連れて図書館へ行くシーンがあるわけだが、ここでキョンが手に取った本が電撃文庫の『学校を出よう!』二巻なんだよな。作者繋がりとは言え、細かいところに仕込んでくるなぁ。

 

燃:C 萌:A+ 笑:A 総:A

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

角川ビーンズ文庫

わが王に告ぐ―エヴァリオットの剣 (角川ビーンズ文庫)

著:高殿   イラスト:椋本 夏夜

 過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  中古。角川ビーンズ文庫。高殿さんはティーンズルビー文庫でデビューしたようなのだが、デビュー後、『銃姫』までに書いていた作品は全て同一世界観で、しかも『プリンセスハーツ』とも繋がっているということで、なら読むしかないじゃないか!

  ティーンズルビーで出たものに関しては、新装版がビーンズから出ているらしいので、取り敢えずビーンズで出た順に読んでみようかと。

  この本の前にティーンズルビーで二冊あるので、結構判り難いところがある。つーか誰が主人公なんだ。この巻に関しては、アンナマリアなのかな。

  で、宝剣エヴァリオットの精、エヴァが幼女なのに、出番が殆ど無い件。幼女が出てくれば、ランク上がったかもしれないのに(ぇ

  それから無性体(ヘスペリアン)という、とんでもない設定がさらっと出て来てびっくりした。何という腐女子向け設定www

  いや、ビーンズなんだから、そういう設定があっても不思議じゃないんだが。

  そして椋本さんのイラストの発展途上っぷりが凄い。今と全く違うのな。

燃:C  萌:B  笑:C  総:B

GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ メモワーズ・ブラック (GA文庫)

著:大迫 純一  イラスト:BUNBUN

 

「あたし、マティアのこと、好きだ」

 

  何という百合帯(ぇ

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  さて、『ポリ黒』第七弾はキネティック版第二エピソード、シェリカとの出会いの焼き直し。『ビキニング・クリムゾン』のような大幅加筆修正を期待したのだが、プロローグとエピローグ以外には目立った変更点は無し。大迫さん自身は大幅に加筆・修正したって言ってるけど。

  本編については、特に言うことは無いんだが、エピローグでシェリカがマナガ達が済んでいるアパートに引っ越してくるところは超重要。しかもトルバス神曲学院に入学したらしいですよ?


  凄いのは、キネティック版のCG使い回しが無いこと。多分。挿絵の枚数も十分数あるしな。BUNBUNさん、仕事早いなぁ。

  次は『ジェラス・クリムゾン』。


燃:B  萌:B  笑:B  総:A

富士見ファンタジア文庫

火の国、風の国物語6 哀鴻遍野 (富士見ファンタジア文庫)

著:師走 トオル イラスト:光崎 瑠衣

「行け。早く」
「は、はい」
「あ、あなたはどうするのですか、騎士さま」
「決まっているだろう」
「無法者どもを、なぎ払う」

約二日の積み。五ヵ月振りの新刊。「哀鴻遍野」は「あいこうへんや」と読みます。
全然空いている気がしないのはドラマガで二ヶ月に一回は読んでいるからか。
表紙は何とパンドラメインです。背景にミーアが居るけど、存在感は薄い。今後、表紙は女性キャラ一人を目立たせる構成でいくのかな。

前巻の後書きでは『哀鴻遍野』前編と言っていたが、いざ出てみれば普通に一冊にまとまっていました。
口絵四ページ目はまたしてもサービスシーン。今巻はエレナ。って、またイメージイラストなのかよ!

さて、北のレアニールの侵攻により、一時的にとは言え、共闘することになった王国軍と解放軍。遂に二大英雄が並び立つことに。
その一方で、新キャラ、商人のヴェリックがアレスの道案内役になるまでの過程が丁寧に描かれる。ヴェリックのシーンが非常に多く、やっぱり今回も分厚くなっております。

アレスはやはりチートとしか思えない戦闘力で敵を蹴散らしていくわけだが、今回はクラウディア様がミーアの衣装を着ている姿を妄想したり、ミーアのぱんつを見てしまったりとムッツリ助平っぷりを発揮。

レアニールの侵攻も大きな危機だが、クラウディア様の前にはアレスと寝たとか寝言をぬかすベアトリスが登場し、LOVE的な意味でも大ピンチです。
クラウディア様の顔の崩れっぷりがw

注目したいのはいつの間にか連載第三期で絶賛登場中のメリステルが解放軍の仲間になっているということ。その辺は今後の連載で語られるのかな。

そしてラストで登場するレアニールの姫巫女。何、あの夢衣装w
次は七月、『双姫憂愁(そうきゆうしゅう)』。

燃:A- 萌:A  笑:C+ 総:A

コミカライズ,GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン 3 (Flex Comix)
原作:榊一郎/ocelot 漫画:緋呂河とも

「あくまで音楽(クラシック)の勉強に行くだけなんだから!変なこと言わないでよね!」

アヤキ委員長について更にkwsk

2009年4月の新刊。
さて、ようやく第3巻。もう9ヶ月スパンは覆らないのか……(´・ω・`)

今回はキネ2話前半部分を収録。それよりも閑話休題のオリジナルエピソードの方が気になる。名前の判らないアヤキ委員長の友人にも是非再登場願いたい。

もう一つの注目ポイントはトルバス神曲学院の夏服。キネではずっと冬服だったよな?女子の夏服自体は『ジェラス・クリムゾン』で登場しているが、男子の夏服がまともに出て来たことって無かったんじゃないかなぁ。
レンバルトが着ているので確認出来たわけだが。フォロンは移行期間だったためまだ冬服です。

学生編は様々な媒体で語られているが、ドーリスラエって殆どまともにビジュアルが出て来たことってないよな?キネでもCGがあるわけでもないし、アニメでもちらっと出て来ただけだったと思うし。

そしてバルゲスがえらい可愛い件。萌えた。

燃:A- 萌:A+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <4>(2010/01)

シェアード・ワールドリンク
神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルとイドラの魔術師(GA文庫、2009/04)
神曲奏界ポリフォニカ アドレイション・ブラック(GA文庫、2009/05)

富士見ファンタジア文庫

伝説の勇者の伝説〈2〉宿命の二人三脚 (富士見ファンタジア文庫)

著:鏡 貴也 イラスト:とよた 瑣織

「別に、父親や母親がいなくたって、不幸とは限らないだろ。子供は誰かに自分が愛されてるってわかってりゃ、強くなれるし、元気なもんだ」

中古。新装版の表紙はフェリス。

長編第二巻の舞台はネルファ皇国。勇者の遺物の情報を求めて旅をするライナとフェリス。そこへシオンも公務でネルファへとやって来て三者が一箇所に集まることに。

また、ミルクやフロワードという今後もメインキャラクターとなる面々も登場。クラウとカルネも初登場だっけか。
ドラマガからの知識で中途半端に知ってるから、混乱するなぁ。

内容は相変わらず、超軽い文体に重い展開です。

後書きでは最年少作家の話が出たときに伊澄優希さんの話が出ていてビックリした。伊澄さんと言えば、文庫1冊出した後、龍皇杯に参加するも全然振るわず消滅したあの人じゃないっすか!

燃:B+ 萌:B- 笑:B 総:A-

MF文庫J

神様家族Z―仮免天国 (MF文庫J)

著:桑島 由一  イラスト:ヤスダ スズヒト

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  延期すること約三ヶ月。このまま発売中止になったりせんかなと思っていた『神様家族Z』が遂に発売。そんな風にまで思うんなら買うなよと自分でも思うが、シリーズまるごと処理すんのもどーかなー、ヤスダさんのイラストは良いしなーとか考えてしまって、結局買っちゃうんだよなぁ。

  さて、舞台は前作から数年後。一度、この世界を離れた神山一家だが、結局戻ってくることに。神山家以外の人間が成長した姿で登場するのは感慨深いものがあるな。

  ギャグのテンションは一時期の落ち込み具合からすると、大分復活した模様。意味不明展開は相変わらずだったが。後書きで著者自身、「好きな人と受け付けない人が分かれる」って言ってるし。

  つーか、『神様家族』の続きより、『南青山少女ブックセンター』の続きを書いてほしいんですが。

 

燃:C  萌:B  笑:A  総:B

角川ビーンズ文庫

思いやれども行くかたもなし―少年陰陽師 (角川ビーンズ文庫)

著:結城 光流  イラスト:あさぎ

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  通算二十巻、短編集第四弾。表紙が綺麗。太陰可愛いよ太陰。

 

『百鬼夜行の蠢く場所は』

  何だかんだで、とっしーが好きな俺が居る。

 

『思いやれども行くかたもなし』

  表題作。まさかの玄武のターン!!そろそろ変わった切り口をということで、十二神将を主役にした短編第一弾。って、思い至るの遅ッ!?

  ゲストヒロイン、汐姫と軽いラブコメみたいな状態になった玄武だけど、今後も出てくるんだろうか、汐姫。そもそも外見は汐姫と殆ど変わらん玄武だけど、年齢は相当いってるわけで、こういう場合はロリになるんだろうか<どうでも良い

 

きこと嵐の如く』

  ようやくやって来た太陰のターン!!太陰可愛いよ太陰。

  こちらも玄武に続いて、軽くラブコメみたいなことになりかけたが、そういう展開になる前に終了。『思い~』と、この短編は、その後の展開が非常に気になるな。

 

『それはこの手の中に』

  前二本がラブコメっぽいなぁとか思っていたら、それどころじゃないくらいラブコメなワナ。

  珂神編の後日談。ずっと、りっくんと風音のターン!!昌浩空気w

  風音のことになると、発言が暴走しだす守護妖達が好きだ。

 

  さあ、次からは新章突入だ。


燃:B  萌:A  笑:A  総:A

電撃文庫

タロットの御主人様。〈3〉 (電撃文庫)

著:七飯 宏隆  イラスト:YUKIRIN

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  表紙は"運命の輪"、三崎美咲。YUKIRINさん、スク水描くの上手くない……orz

  さて、水着でテコ入れ。二十二枚もタロットカードを集めんといかんのに、凄いゆったりとした展開です。今回は秋人の親友、猪熊の妹操が加入。カードは"月"。この一枚のみ。一巻毎に二枚くらいは封印していかんと、しんどいじゃね?

  それはそうと、この操、小学生なのに、ぺたんこでないとは、何とけしからん……!

  ただ、今後タロットに憑依されそうな女性キャラはちょこちょこと見受けられる。こういう風に予めキャラ紹介だけやっとくって方が良いかもしれんな。

  意外と燃える敵タロットとの戦闘。持ち札を駆使して戦うってのが良いな。まぁ今回は美咲しか戦ってないけど。いや、それ以前に"運命の輪"強ッ!?

  エピローグで姿を現した新キャラ。秋人と会うのは五年振りとか。


  そして次巻、遂に男のタロットが登場。封印のキスもちゃんとするんだろうか……。激しくどうでも良いなw

燃:B  萌:A  笑:B  総:A