特撮

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー ディレクターズカット版 [DVD]

取り敢えず俺の世界は俺が方を付ける。だから、大ショッカーは俺が潰す!!」

公開前は本当の完結編と言われていた夏の劇場版。ところが蓋を開けてみれば、全く完結していないという。
これを観ていれば、冬の完結編が理解し易くなるかと言えば、全くそんなことはない。

時系列

士達が初めて大ショッカーの存在を知るので、シンケン世界とRX世界の間の出来事と思われる。

士の世界

撮った写真がピンボケしないので、ここが士の世界だという判断。妹の小夜という少女も現れ、いよいよ旅の終着点か。

世界消滅の原因

それぞれの世界に生まれたライダー達の力が引き合うため、世界が融合しようとしている。止める方法はただ一つ、ライダー同士で戦い、最強のライダーを決めること。

ライダーバトル

ユウスケもノリノリだし、スポーツマンシップに乗っ取った戦いなのかと思いきや、ガチの殺し合いだったワナ。何で、ライダーみんな承諾してんだよw

で、主役級ライダーだけの戦いと見せかけて、イクサが混じってる不思議。もう訳理解らん。

要は引き合う原因のライダーが死ねば、世界消滅しなくなんじゃね?という考え方。士はそのライダーバトルを行うため、各世界を渡り歩いて、ライダーが集合出来るようお膳立てをするのが役目だった。
士が居ない間、小夜の面倒をみていた月影という男の話。

ファイナルアタックライド後にイリュージョンで分身するのはズル過ぎると思うの。

大ショッカー首領門矢士

特に劇的なシーンがあるでもなく、さくっと記憶を取り戻す士。彼が首領になっているのは月影に担ぎあげられたからのよう。

何でか知らんが世界を渡れる力を持っていた士→目を付けた月影が大ショッカーの首領として士を担ぎあげる→士の力を研究し、ディケイドライバーとディエンドライバーを開発→ディケイドライバーを持たせて士をライダー討伐の旅に送り出す→士、何らかの原因で記憶喪失になりドライバーを失くす、という流れか。

大ショッカーとしては世界を渡れるなら、ライダーを始末して、全ての世界を征服しちゃおう!ってことか。

死神博士

いきなり本性を現す栄次郎爺ちゃん。まさかガイアメモリの所為だったとはなぁ。
イカデビルの姿になった後、ライダー達と戦い大爆発してるんだけど、EDでピンピンしてる不思議。どうなってんだ。

究極の闇

小夜のペンダントの地の石によって、クウガはライジングアルティメットへと強制的に進化させられ、大神官ビシュムとなった小夜に操られる。
え、そんな理由でパワーアップするの!?正気を取り戻してもパワーアップしたままってズルいな。

って、ライジングアルティメット、単身で活躍してなくね?士をボコった後はシャドームーンにやられてるシーンしかなかった気が……。

そもそも血の石って何なのさ。

鳴滝

夏みかんを大ショッカーの怪人から救うシーンに登場。結局、このおっさんは元大ショッカー所属で、ディケイドの危険性に気付き、離反して別行動してるってことなのかなぁ。それなら、何とか説明がつく……か?
冬の完結編で大ショッカーに居たことも納得……出来る……筈……?

ディエンドライバーの出所

海東が大ショッカーからおパクりあそばされたものと明言されました。でも、となると、ドライバーのある世界へどうやって渡って来たのかって話ですよね。
きっと海東のことだから、大ショッカーの設備に忍び込んで、世界を渡る装置を使ったりしたに違いない……と勝手に思うことにしとこう。まさかエピソードイエローで語られたり……はしないか。

結城丈二

Gackt演じるキャラクター。全てを失って落ち込む士を励ます役どころ。ライダーマンに変身するのかと思ったら、全然そんなことなかったんだぜ。
結局、サプライズ登場以上の意味は無かったのか。

一応、この映画の主題歌のPVがリンクしているとか。

仲間を集めろ

大ショッカーに対抗するため、主役級以外のライダーも集めようとする海東と夏みかん。で、声を掛けたのが王蛇とキックホッパー。何でやねん。どう考えてもワーストチョイスです。本当に有り難う御座居ました。
この2人は声のみの出演ながらオリジナルキャストです。

ラストバトル

大ショッカーを潰すことを決意したディケイドの元に集うオールライダー。貴様ら死んだ筈では!?という驚きに対して説明一切無し。ヒーローは不死身ですね、そうですね。

ライダーと怪人入り乱れての戦闘は迫力があって良い。電王をファイナルフォームライドさせてキバアローを持たせるというのは面白い組み合わせ。

VSシャドームーン

月影が変身したシャドームーンとの戦い。乱入したダブルにボッコボコにされるシャドームーンマジカワイソス
こちらも声のみだが、オリジナルキャスト。
サイクロンジョーカーだけでなく、ヒートジョーカー、ヒートメタルも登場。まだ、演出が定まり切ってない感じ。

いやしかし、マキシマムドライヴ無しでシャドームーンを圧倒とか初登場補正があるにしてもえげつねぇw

で、世界の壁を越えて消えていくのかと思いきや、普通にハードボイルダーで走り去るという。サプライズ要素とは言え、gdgdだなぁ。

オールライダーキック

ダブルの攻撃によって、大ショッカー要塞の壁にめり込んだシャドームーン目掛けて全員でライダーキック。最早いじめの域。

キングダーク

崩れた要塞から姿を現した巨大怪人。ディエンドがカメンライドしたJで対抗。更にディケイドをFFRさせて、ジャンボディケイドライバーに。こいつをJの腰に巻いてディケイドコンプリートフォームジャンボフォーメーションに。

全てのライダーがカードになり、それを突き抜けてのディメンションキックは大変格好良かった。でも巨大化してやる意味あったの?

去りゆくライダー達

海東がアマゾンにギギの腕輪を返却するシーンがあるけど、この下り要るか?

ここで、南光太郎と津上翔一がちょろっとだけ登場。こういうサプライズは凄く良いと思うんだがなぁ。

まとめ

映像的にはサービス利いていて凄く良いと思います。カメンライド、アタックライドしまくりのディケイドの戦い方は燃える。
しかし、やはりよく理解らないシナリオ。完結編と謳っておいて、完結しないのはどうなんだ。

結局、世界崩壊の本当の理由もキバーラの正体も不明なまま。消化不良だ……。
だから、細かい設定とかを匂わせないで、はっきりお祭り作品だと言ってくれれば気持ち良く観れるんですよ!

燃:A+ 萌:B 笑:B 総:A+

反復リンク
劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー(2回目)

特撮

「すっかりウチもガイアメモリ駆け込み寺ね」

シュラウドから貰った設計図でメモリガジェット、デンデンセンサーが完成。侵入者等を探知出来るガジェット。
早速、お役立ちということで、透明化している有名マジシャンの孫娘リリー白銀を発見する。
このリリーさん、舞台衣装のまま依頼に来てるんだけど、その格好のまま翔太郎や照井に馬乗りになったりしてます。最近、『ダブル』のエロスへのチャレンジっぷりがパネェと思うの。

彼女は〈インビジブル〉のメモリが抜けなくなり、透明化を制御出来なくなってしまっていた。また、メモリを刺しても怪人化しない。フィリップはメモリにバグがあるのではないかと考えるが、上手いこと予算削減してきましたねw

一方、若菜は力を抑えられなくなってきていた。『レディオでQ』以降見せていなかった舌打ちもやってたし、感情の方も大分黒くなってきている様子。琉兵衛が危惧していたから、大事には至らないと思うが……。

リリーにメモリを渡した人物を調べる中で、簡単に井坂に辿り着く。更に、照井が彼を家族の仇と知るところまで一気に。
すぐさま戦闘に突入。ウェザー・ドーパントの姿が明らかになる。彼はダブルとアクセルを圧倒した後、リリーを連れて、逃走。

井坂の目的はドーパントして様々な力を手に入れることだそうで。彼自身もメモリを人々に配り、生気を吸いつくしたメモリを吸収し、自分の力とすることが出来るとか何とか。それはつまり、誰かが一定期間使用したメモリでないと取り込めないってことなんだろうか。

リリー相手にはメモリブレイクが使えないらしい。彼女自身を殺してしまうことになるのか。

VSウェザー第2ラウンド。ダブルはアクセルと共闘しようとするが、アクセルは冷静さを欠き、ダブルを邪魔者扱いして斬りかかる始末。
ウェザーは気象関係の属性を全て持っているので、ダブルのフォームチェンジが追いつかない。
Fの残光』で戦ったアームズ・ドーパントのときもそうだったけど、あれの比じゃないな。

圧倒的な力。照井の涙。翔太郎は禁断のツインマキシマムを決意する。ヒートトリガーでトリガーマグナムに〈トリガー〉を、腰のスロットに〈ヒート〉をセットし発動。
身体にとんでもない負担がかかる!ってところで続く。
そもそも今までソウルメモリでのマキシマムドライヴって、やったことないんだよな。

次回、『Dが見ていた/決死のツインマキシマム』。このサブタイは燃えざるを得ない。あれ、「D」って何のことなの?

ところで、4月から深夜に『龍騎』の海外リメイク『KAMENRIDER DRAGONKNIGHT』のファーストシーズン全14話が放送開始だそうで。
それは俺が春から視る番組が多いことを知っての狼藉か!

燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:A+

仮面ライダーW トリガーマグナム
仮面ライダーW トリガーマグナム

特撮

「大丈夫。飛べないのなら、走れば良い!」

あれ、みんな服装変わってる?ジャケット以外はちょいちょい変わるのか?

今回の敵は韋駄天のヒドウ。更にはデレプタがまたもや現れる。まだ6回目なのに、幹部の出撃率高ッ!ほぼ毎回出張ってきてるんじゃね?

アラタはepic1でデレプタから受けた傷が完治していなかったが、根性でデレプタと激突。
一方、ハイド達はヒドウのスピードに追いつくための修行を得て、対抗策を生み出していた。
ブルーが召喚したシーイックブラザーのヘッダーをゴセイブラスターにセットして、シャークヘッダーを合わせてシーイックブラザー攻撃。成程、こういう風な使い方も出来るのか。

巨大戦ではヒドウのスピードに追いつくため、飛ぼうとするゴセイグレートだが、レッドの負傷のため、飛行不能に。そこでランディック族が奮闘。ダッシュでヒドウを追い掛ける。2人の諦めない心に応え、ランディックブラザーが現れる。ティラノヘッダー、クワガヘッダー、サイヘッダーという構成。

スネークとタイガーのヘッダーがやはり膝に移動して、右足にサイヘッダー、左脚にティラノヘッダー、頭部にクワガヘッダーがドッキング。ランディックゴセイグレートの誕生である。
ビクトリーチャージはライダーキックっぽかったな。

アラタの奮闘に感化された望は逆上がりの練習に取り組むようになる。最後に都合良く出来ちゃわないのが俺好み。

この勢いで、次回スカイックゴセイグレート登場かと思いきや、そうでもないという。
CDのプレゼント告知ではテンソウダーのスロット部分にCDがセットされていて吹いた。

燃:A 萌:C+ 笑:C+ 総:A

天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ ランディックブラザーセット
天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ ランディックブラザーセット

特撮

ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー超(スーパー)スピンオフ [DVD]

「大切なのは全身の筋肉に、ぷるぷる震えるまで無駄な力を入れることだ!」

2009年夏、『ディケイド』劇場版と連動してネットで有料配信されたスピンオフネットムービー。「超」は「スーパー」と読みます。
『キバ』の年からやってるけど、これ、毎年やるんだろうか。

基本的には、士、夏みかん、ユウスケ、海東が喋り、別の場所で実況の鈴村さんと解説の鳴滝が裏設定などの説明をする、というもの。
媒体が媒体だけに殆ど子供喜ばせる気ゼロ!裏設定やスーツアクターの話や蔵出しエピソードなかが好きな人には堪らない内容。

タックルがどうのとか、夏みかんが変身したいとか、こっそり完結編に繋がってるようなところも。偶然かもしれんが。

変身ポーズ講座見てたら、一緒にやりたくなってくるから困る。
あ、あと夏みかんが可愛かったです。

燃:B- 萌:A 笑:A 総:A+

映画リンク
劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー(2009/08)

ネットムービーリンク
ネット版 仮面ライダー裏キバ 魔界城の女王
ネット版 仮面ライダーW FOREVER AtoZで爆笑26連発

映画,特撮

劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦 コレクターズパック [Blu-ray]
忘れんなよ。契約じゃなくて、約束だったな」

2009年の春に公開された新たなるシリーズ『超・電王』の1本目。当時、放送中だった『ディケイド』の14、15話とリンクしている。
あくまでも『ディケイド』はおまけで、『電王』の方がメイン。

謎の地震の所為で過去と未来が繋がった。それを利用して、室町時代からオニ一族のミミヒコが半分に分たれてしまった鬼の切り札を求めて現れた。
オニ一族の出現により、時間が歪み、その影響を受けた良太郎は子供サイズに。侑斗に至っては存在が消滅という事態に。
時間の歪みを元に戻すための鬼退治が始まった、という導入。

縮んだ良太郎

時間の歪みの所為で縮んだと言われているが、最後まで縮んだまま。
『俺、誕生!』では変身しても縮んだままだったのに、今回は変身すると通常サイズになる不思議。
特撮は役者の問題がネックだよなぁ。

ユウ

切り札の半分を持っていた少年。その正体は誰あろう、過去の桜井侑斗であった。
彼のドラマに結構時間を割いている印象。良太郎や幸太郎は最早脇役扱いだよなぁ。

侑斗役の中村さんが撮影期間を取れなかったための処置なんだろうけど、そんなことで今度公開されるエピソードレッドは大丈夫なんだろうか。

イマジンズ

いつも通り。時間の歪みの所為で、色んな時間に跳ばされていた。昭和10年に跳ばされたウラ、キン、リュウは何故か、『キバ』の次狼、ラモン、力に取り憑いていた。
この時代にアームズモンスターが存在していたことは別に問題無いと思うんだけど、この映画に出した意味がよく理解らないんだよなぁ。

当時は『ディケイド』におけるキバ世界とは別にオリジナルのキバ世界があるんだよっていう証明なのかと思ったんだけど、『ディケイド』がそういう展開にはならなかったしなぁ。
まぁ、途中でストーリー変わったらしいしな……。

昭和10年

何故ある光写真館……。中にはジークに取り憑かれた士の姿が。そういや、ユウスケ居なかったな。
袴姿のコハナが可愛い件。

オニ一族&仮面ライダーゴルドラ&シルバラ

これは一体どういう扱いなんだろう。時空の歪みにより変身能力を得たって設定らしいけど、それは単なる偶然なのか、それとも誰かが彼等に力を授けたのか。

配下の戦闘兵はミラーモンスター、ゲルニュート。公開当時は今後、各ライダー世界の要素が入り乱れそうでwktkだったんだろうけど、今となってはただの予算削減にしか思えないなぁ。
世界を渡り歩く能力を持っている誰かがクニヒコとミミヒコに配下として授けたと考えることも出来るが……。

ディエンド乱入

いきなり現れて、G3とコーカサスと王蛇をカメンライドして撤退。戦場を混乱させて、その隙にオニ一族のお宝でも奪うつもりだったんだろうか。
コーカサスはちゃんと青い薔薇を持ってました。

コラボ変身

モモさんが士に憑依して、ディケイドに変身。ディケイドが電王の動きしてると不気味だなw
それを見たウラ達はカメンライドされたライダーに憑依。武器は自分のを使ってたけど。どんどん何でもアリになっていくな……。

NEW電王ベガフォーム

自分も本気で戦いたいと思ったデネブはテディを押しのけ、NEW電王に憑依。NEW電王にそのままゼロノスベガフォームを重ねたようなデザイン。
デンガッシャーが薙刀になってる?
とは言え、こういうバリエーション変身はワクワクするのでもっとやってほしいな。NEW電王ロッドフォームとか。

超クライマックスフォーム

ウイングフォームから変身したため、そのままジークが残り、まさかの5体同時憑依。変身直後のコントが面白過ぎるw
阿呆みたいなノリで戦ってるけど、何気に飛行能力が付いたのは大きいと思うんだ。

鬼ヶ島の戦艦

映像的には迫力あるけど、やっぱり巨大戦要るかなぁと思う。

内部に突入してからの俺の超必殺技、要するにライダーキックはイカス必殺技だと思います。

まとめ

そういうわけで、『超・電王』1発目でした。もっとシリーズものっぽく、あからさまな謎を残して続くのかと思ったら、そうでもなかったという。
気になる部分は色々あったけど、恐らく平成ライダーお約束の放ったらかし部分だろうしな。
何だかんだ言いつつも、毎回新しい映画の情報が出るとwktkすんだよなぁ。

燃:A+ 萌:B+ 笑:A+ 総:A

特撮

「たとえ相手が人形でも泣いていてほしくない。あいつはきっと、そういう奴なんだ」

亜樹子の怒りと2人のライダーに追い詰められたパペティアー・ドーパント。このままメモリブレイクかと思われたが、ウェザー・ドーパントが生み出した霧の所為で取り逃がす。<ウェザー>のメモリ音声が聞こえただけで、姿は登場せず。

井坂はパペティアーに若菜を操らせ、鳴海探偵事務所を襲撃させる。たまたまフィリップしか居ないときに襲われたから、相当ヤバいんじゃないかと思ったが、〈ファング〉とガンナーAのお陰で大した問題にはならなかった。
ガンナーAの攻撃で一度粉々になったクレイドール・ドーパントは正気を取り戻し、撤退。
え、フィリップも若菜もお互いのことに気付いてないのか?フィリップはいきなりの襲撃のショックで、若菜は操り人形にされた怒りで、それぞれそれどころではなかったのかもしれんけど、ちょっと不自然な気がするなぁ。
「あのドーパントは……若菜さん……?」、「ここって、フィリップ君の……?」くらいの反応はあって然るべきだと思うんだが。
と言うか、未だにダブルの拠点が鳴海探偵事務所だとはバレてないのだろうか。

怒るクレイドールを止めようとするタブー・ドーパント。しかし、クレイドールは易々とタブーを吹っ飛ばす。急激なクレイドールのパワーアップに驚く冴子。それは井坂が若菜のドライバーを改造し、直差しと同様に強く感情の影響を受けるようにしたためだった。彼は言う。ドライバーはドーパントとしての進化を阻害する、と。
このまま若菜は負の感情に取り込まれていくのか。

VSパペティアー第2ラウンドでは完成したばかりのフロッグポッドが活躍。これもメタルシャフトとトリガーマグナムとの連動ギミックがあるのだろうか。
とどめはサイクロンメタルのマキシマムドライヴで。確か初めてじゃなかったっけ。

結局、フィリップの考察によると、亜樹子にだけ見えたリコという少女はパペティアーが人形を操ったことで現れた影響だったのではないかとのこと。

さて、これでほぼ半分が終了した『仮面ライダーダブル』。そろそろ伏線の回収を始めないといけない頃合いだと思いますが、例年通りgdgdになるのか、ちゃんとまとめ切れるのか。

そして新作映画が発表された。タイトルは『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー』。黄金週間公開かと思ったら、5月後半から。
80分程度の尺の映画を2週置きに公開していくという、はっちゃけた興行形態。業界初だそうで。
ゼロノスメインのエピソードレッド、NEW電王メインのエピソードブルー、ディエンドメインのエピソードイエローという順に公開されていくらしい。
脇役ライダーにスポットを当てるってことなのか。と言うか、ディエンドがイエローって、もしかしてパワーアップでもするんだろうか。
って、やっぱり『ディケイド』終わってないじゃんか!

3本は独立した内容となるのか、お互いにリンクし合うのか。
で、まさかの『ダブル』無しっていう。夏に『ゴセイジャー』とセットになるのか。

それから、この間『キバ』の劇場版を見た関係で、ウィキペディアを見たんだけど、渡と太牙って生まれた直後に入れ替えられた可能性があるらしいな。渡と先代キング、大河と音矢の髪質がそれぞれ似てるとかで。

燃:A+ 萌:B 笑:C+ 総:A+

特撮

「怒濤のシーイックパワーを見せてやる!」

今回の敵は流感のウチュセルゾー。こいつの撒き散らすウイルスによって、子供達が賢くなる天才風邪に罹患。
自分の子供達を賢くしようと、進んで罹患させる親が続出。だが、それは子供達を魔虫兵ビービへと変化させる悪魔のウイルスだった。
何気に、奥の深い一手だな。

ワクチンを作るにはウチュセルゾーの体液が必要ということで、ハイドとアグリが奮戦する。
で、ハイドの奮闘に応えて、シーイックブラザーが現れる。ハンマーシャークヘッダー、ソーシャークヘッダー、マンタヘッダーという構成。
シャークヘッダーとフェニックスヘッダーが膝のジョイントに移動し、右手にソーシャーク、左手にハンマーシャーク。
ゴセイグレートの頭部が引っ込んで、代わりに出て来るジョイントにマンタが合体。何故か翼が展開して、シーイックゴセイグレートが完成する。思ってたよりも格好良いな。特に眼帯を意識した頭部のデザインが。

どうもゴセイグレートの各形態に対して、専用のビクトリーチャージカードがあるらしいな。カードの絵柄がこれまた格好良かった。

ウチュセルゾー、撃破されるときに「シエーッ」って……。

ゴセイヘッダーは地球上にいっぱい眠っているらしい。果たして、番組終了時にはどれくらいの数になっているんだろうか。
ふと思ったんだけど、全てのヘッダーがゴセイブラスターと連動するのか?

近年の流れからすると、全部まとめた合体があると思うんだけど、基本のヘッダー5つと各ブラザーのヘッダー3×3で、合計14のジョイントがゴセイグレートにあるようには見えない。データスとの合体でジョイントが増えるのかな。

今回、気になったのはエリのスカートが白になっていたこと。エピローグでは通常のものに戻っていたけど、一体どういうことだ?他のメンバーはいつもの格好だったしなぁ。

これからは2話おきくらいのペースでブラザーが出て来るのかと思いきや、次回、もうランディックブラザー出て来るのかよ!

燃:A 萌:B- 笑:C+ 総:A

映画,特撮

劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王 [Blu-ray]

「何だあれは。おケツが丸見えではないか。素晴らしい時代だ!」

ようやく観ました劇場版。前年の『電王』の劇場版ががっつり本編とリンクしていたが、この年はまた例年通りにパラレルワールドに。
先に結論を述べておくと、やはり映像面でのクオリティは高い。でも、シナリオはgdgdもいいところでした。

かつてキバによって封印されたレジェンドルガが甦った。圧倒的なその力を前に、渡達は親子の絆を武器に立ち向かう、というのが大まかな筋なんだが、とにかく説明が足りない。
正直、悪い奴等が出て来たから、やっつけるぞ!くらいしか説明されてない気がする。
メインシナリオライターの井上脚本とは思えん。

以下は箇条書きで。

高校生、紅渡

民生委員の指示で高校に通うことになった渡。劇場版ではテレビシリーズやらないことをやろう、みたいなコンセプトなのかもしれんけど、そんなん要らんから最低限の説明をしてくれよ!

ロッククライミング

嶋さんがやってたロッククライミングの施設って、もしかして『ダブル』の15話に出て来たアレ?

レジェンドルガ

仮面ライダーアークを筆頭に、4体の怪人が。劇場版とはいえ、平成ライダーの映画でテレビシリーズとは違う敵勢力が出て来るのは初めてか。
何で渡はレジェンドルガの出現を感知出来たんだろーか。

もしかしてマスターもレジェンドルガだったりするのかな。

仮面ライダーレイ

3WAという組織が開発したライダーシステムを用いて、白峰天斗が変身した姿。ライダーシステムって言ってたけど、イクサのような機械的な雰囲気は一切無く、キバ側に近い存在に見える。のは3WAが魔族の力をフィードバックする技術を持っているからだそうで。
レジェンドルガに協力していたので、そちら側の力も得ていると思われるが、最後まで白峰の目的は不明。
名護さんイクサにやられる直前にレジェンドルガを攻撃してたから、裏切る気満々だったんだろうけど、何がしたかったんだろうな。
レイの存在をばっさりカットしたら大分すっきりすると思う。

白峰役をこなすのはテレビシリーズでも太牙役で登場した山本さん。髪型違うだけで、もう全然判んねぇw

ちなみにレイキバットの声は若本さん。存在感あり過ぎるw

時空を超える扉

キャッスルドランの中にある超展開用設備。せめて何かしらのデメリットがあるべきだと思うんだよなぁ。
しかも紅親子の夢の共演や麻生母娘のイクサ変身は劇場版だけのお楽しみかと思ったら普通にテレビシリーズでもあったしな。

やっぱりタイムスリップは劇場版だけの1回限りにとどめておくべきだったと、つくづく思う。

ブロンブースター

テレビシリーズでは確か1回しか使われなかったんだっけ。

アームズモンスター

えっ、こいつら、普通に外出れたっけ?キバの武器としてしか外へは出れないんじゃなかったっけ?
パラレルワールドだからと言われれば、それまでだけど。

キバ飛翔態

だから何で何一つ説明が無いんだよ!!あれだと、アークの洗脳で変身したみたいじゃねーか!!しかもキバット無しで変身したってことは飛翔態への変身にキバの鎧は必要無いってことなのか。

エピローグ

普通に大勢の人の前でステージに立ち、バイオリンを演奏する渡。あれ、対人恐怖症は……?

友情出演

『電王』の人達出過ぎワロタ
「僕に詰まれてみる?」で吹いた。
『電王』の劇場版の撮影のついでとかかな。

まとめ

説明不足。その一言に尽きる。勿体無い。ディレクターズカット版なら、もっとちゃんとしてるのかなぁ。と思ったら、これがディレクターズカット版だったでござる。

燃:A 萌:B- 笑:B+ 総:A-

反復リンク
劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王 ディレクターズカット版(2回目)

特撮

「呪いの人形なんかじゃない。きっと……ドーパントだ」

「少女と人形の家」という小説を酷評した著名人が次々と人形に襲われる事件が発生。
時を同じくして、亜樹子の前に彼女だけに見える少女リコが現れ、「人形の声を聞いて」と懇願する。

人形自体がドーパントの可能性があがるが、事実はパペティアー・ドーパントの仕業だった。ちょ、パペティアーのデザインの予算の無さ……(´・ω・`)
首から下、ほぼ人間そのままじゃねーか。
近々出て来るらしいウェザー・ドーパントに予算持っていかれたのか。

捜査で活躍しているのは照井ばっかりで、最近翔太郎の立場が……。

今回、事務所にフィリップ宛にフロッグポッドのギジメモリと設計図が届けられた。フィリップはシュラウドの名前を呟いたが、どこまで知ってるんだろう。というか、今まで使っていたメモリガジェットも出所はシュラウドなのか?

一方、冴子は井坂に若菜の治療を依頼。彼女は若菜を自分のために戦う道具に仕立て上げようとしているようだ。
だが、井坂は若菜に催眠のようなものをかけ、ドライバーを渡すように指示していた。ドライバーを使って、ウェザーになるのか?

燃:A+ 萌:C+ 笑:B+ 総:A+

特撮

「風よ、エリの歌を世界に運べ!」

天知家の掃除をするアラタ達は謎の箱型物体を発見する。それは緊急時のために地球で眠っていたデータスハイパーだった。こいつはマスターヘッドと連絡が取れたり、ウォースターの出現地点の予測が出来たりと、サポート役として便利な奴。
ただ、眠ることがあるらしく、肝心なときに眠ってるって展開もありそうだ。
天知家にあったのは、博士がどっかから拾ってきたんだろうか。
データスの上部には6枚のカードがセットされており、その内1枚はブランクになっている。ここにゴセイナイトのカードがセットされるんだろうか。

今回の敵はミューズィックのマズアータ。音波攻撃によって、風に敏感なスカイック族のアラタとエリはダメージを受けてしまう。
ジャーマネ扱いでブレドランも出撃。今年はえらい早く幹部クラスが前線に出て来るな。デレプタあたりは途中退場しそうだ。

マズアータの音波攻撃はエリの歌をアラタがゴセイカードで世界中に拡げることで対抗する。
ブレドランにはブルー、ブラック、イエローのゴセイウェポンを合体させたランドシーイックバスターで撤退へと追い込む。
5つのウェポンを必ずしも合体させる必要は無いわけか。

次回はシーイックブラザー登場回。最初にスカイックブラザーが出て来るのかと思っていたが。

燃:B+ 萌:C+ 笑:C+ 総:A-