ドラマ,電撃文庫

「僕にとってのご主人様はモモだけなんだ」

 

 師から、彼がかつて仕えていた死神の居場所を聞き出し、その死神バラードを訪ねるダニエル。

 バラードは一人の少女との触れ合いの中で心を芽生えさせ、モモと同じく運命を変えてしまい、投獄されていた。

 彼は言う。決して心は無くならない、と。

 

 ダニエルは決死の覚悟でモモを説得。何やかんやでモモは心を取り戻す。

 

 中途半端なクオリティのCG使いまくって予算大放出とかモモの罪が軽過ぎるとか、突っ込みどころは色々あるが、割と綺麗にまとまっていたんではないかと思う。

 

総評

 そういうわけで、あちこちで黒歴史扱いされている実写版『しにがみのバラッド。』でした。モモの外見が違和感バリバリだが、三回くらい視たら感覚が麻痺するので無問題でした。

 

 ストーリーもべらぼうに悪いわけでもなく、エピソードによっては普通に楽しんでいた俺が居る。

 

 結論、言うほど酷い内容でなかったと思います。再放送の影響でラノベの実写化ブームがきたりは……しないか。

 

燃:C 萌:C+ 笑:B 総:B

角川ビーンズ文庫

少年陰陽師 彼方のときを見はるかせ (角川ビーンズ文庫)

著:結城 光流 イラスト:あさぎ 桜

「言いたかったこと、言えなかったことがたくさんある」
「だから、話をしよう。たくさん、たくさん。彰子に、聞いてほしいんだ」

約2ヶ月1週間の積み。4ヵ月振りの新刊。普通のペースに戻ったな。
通算25巻、玉依編第5巻にして完結巻。

さあ胃のキリキリが止まらなかった玉依編も遂に完結です。覚悟して読んだら、思ったほどの鬱展開ではなかったので、ほっとした。
鬱を次の長編までひきずったら、どうなっていたことか。

次は短編集ではなく、長編第6章だそうです。あれか、ザビでは晴明編をやっているから、短編のストックが無いとかそんな理由か?

また、そろそろ巻数が増えてきたから、次の章は新規読者が入り易いように明るめの話にすると言っているが、嘘だよね?

サブタイトルも言葉を使い回すと言っているけど、前もそんなこと言って結局被ってないじゃん。僕は結城さんを信じてる!

燃:B+ 萌:B+ 笑:C+ 総:B+

アニメ

神魂合体ゴーダンナー!!SECOND SEASON 2 [DVD]

「ファイヤーソウルブレイカァァァァアアアアアッ!!

 

 OPカットで開始。静流さんはゴーオクサーを乗りこなせなかった。乳が揺れ過ぎてギャグに見えます。

 

 記憶が戻ったものの、未だ本調子ではないミラだったが、新たなる擬態獣の出現に出撃を強いられる。

 今回出現した擬態獣は他の擬態獣を取り込み融合することでパワーアップする、これまでに出現したことのないタイプだった。

 この強敵にゴーダンナーTDは苦戦。ミラが気を失ってしまったこともあり、分離してしまう。

 

 この危機に、杏奈は静流さんと忍っちの協力を得て、ゴーオクサーで駆け付ける。

 ゴオとの罵り合いから合体、プラズマドライヴがレベル6以上になり、ゴーオクサーは暴走。

 ここからOPが流れだし、新規作画込みでゴーダンナーTDに合体。一気にファイヤーソウルウブレイカーまでぶっ放すシーンがアツ過ぎた。『ゴーダンナー』ってこんなにアツい作品だったっけ?

 

 放ったらかしにされたヒデ坊に合掌。

 

燃:S- 萌:A 笑:B+ 総:S

トクマノベルスEdge,ファミ通文庫,雑記

 二年前にファミ通文庫から『声で魅せてよベイビー』でデビューしたものの、一巻打ち切りを喰らった木本雅彦さんがトクマノベルスEdgeに登場していてビックリしました。

 生きてたんだ……。

コミカライズ,角川スニーカー文庫

涼宮ハルヒの競演 ハルヒコミックアンソロジー (角川コミックス・エース 116-2)

原作:谷川
流 キャラクター原案:いとう のいぢ 編:少年エース編集部

『ゼロ使』に続いて、『ハルヒ』にも公式アンソロジーが登場。

 

 表紙はのいぢさん絵を意識したぷよさんの絵。そう言われたら確かにそう見える。

 口絵には豪華執筆陣を揃えています。どう見ても釣りです。本当に有り難う御座居ました。ヤスさんって、どこにでも出て来るよな。

 

 各作品のクオリティは推して知るべしってところ。『ハルヒ』への愛があれば耐える。

 

 巻末には『天体戦士サンレッド』が載っていますwwwwwww

 これだけで買う価値あるわw

 

 描き下ろしかと思ったら、エースアサルト掲載だったのね。ってことはそうバンバン出るわけではないってことかな。

 

燃:C 萌:A 笑:A- 総:B

コミカライズ,角川スニーカー文庫

涼宮ハルヒの憂鬱 (8) (角川コミックス・エース 115-10)

漫画:ツガノ
ガク 原作:谷川 流 キャラクター原案:いとう
のいぢ

 

(なんてこった。俺はハルヒに会いたかった――――)

 

 表紙は『消失』編のハルヒ。前回が『消失』編の長門だったことを考えると、次はみくる(大)か?いや、期待させといて、思いっきり法則を無視してもっかいハルヒという可能性も考えられる。

 

 取り敢えず正統派文学少女モードの長門可愛いよ長門。作画のアレっぷりが気にならなくなるくらいの可愛さだぜ!

 すいません、嘘です。気になります。

 

 今回はエースアサルト掲載の番外編二本も収録。そりゃこんだけ描かせりゃクオリティも下がるわな……。

 

 初のキャラクターブックが出るのは結構ですが、超月刊ってどういう意味なんだ?

 またヤングエースというのが七月に創刊されるらしいが、コミックチャージってどこいったの?

 で、そのヤングエースに『ハルヒちゃん』からのスピンオフ『長門有希ちゃんの消失』が連載決定。どんだけwwwwww

 でも先行イラストの長門可愛いよ長門。

 

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:B

アニメ,ハヤカワ文庫JA

「彼はまるで――――まるで神のように強いわ」

 

 ハヤカワ文庫より刊行されている百巻超えの大長編ファンタジーが遂に衛星アニメ劇場でアニメ化。日曜の二十三時二十九分という恐ろしく視難い時間帯です。

 

 最近、映像化不可能と言われていた作品が映像化ってケースが増えてるけど、それって単にアニメにするものが無くなってるだけなんじゃ……。

 

 ラノベではないものの小説原作ということで気になったんで一応視てみました。

 

 って、製作、サテライトかよ!『しゅごキャラ』と『バスカッシュ』もあるのに大丈夫なの?

 内容は凄いNHKに相応しい内容でした。グインの格好がダサ過ぎてどうしようかと思った。一歩間違ったら変態だと思うんだ。

 

 あとは双子の姉の方、リンダがたくましいなぁと思った。

 

 三回くらいは視てみようかと思ったけど、どうせ何回も再放送するだろうし、取り敢えずは切りで良いか。

 

燃:B+ 萌:B- 笑:B- 総:B

特撮

仮面ライダーアギト VOL.5 [DVD]

「俺は何をしていいか分からないんだ」

 

 涼は完全に榊さんのストーカーと化しています。

 まあ、話を聞けたから結果オーライか。

 榊さん曰く、アンノウンは涼のような人間が増えるのを恐れているかのようだと。

 彼女は涼がギルス変身の影響で眠っている隙を突いて何者かに連絡。涼にはまた老化現象が起きていた。

 電話での会話でアギトとギルスが同質の力を持っていることが判明。謎の青年の発言でも推測出来たことだが。

 また、涼の生命が長くないことも判った。

 榊さんの発言等から、やはり手帳に名前が載っている人物はあかつき号に乗っていた人物であることがはっきりしてきた。

 

 アギト捕獲作戦が発動された。だが、先にギルスが出て来たため、捕獲対象をギルスに変更。

 捕獲まで後一歩というところまでいったものの、ギルスが暴走し、北條大ピンチ。そんな彼の危機を救ったのはG3を装着した氷川だった。

 ここで氷川はギルスと初遭遇か?

 軽く交戦して、ギルスは撤退。もしかして老化現象が発現するのって戦闘時にダメージを受けた部位だったりするのか?

 

 氷川に助けられた北條だが、このまま改心すると面白くないので、もう一悶着欲しいですね(ぇ

 

 ジャッカルロード・・スケロス・ファルクスはアギトフレイムフォームがさくっと倒していました。

 

燃:A 萌:B 笑:B- 総:A

雑記,電撃文庫

『アスラクライン』の折り込みチラシで知ったんだけど、電撃萌王で周ちゃんの新作『らぶちゅー!』が連載開始ってどういうことなん!?

 また、『龍鳳院麟音』とかと繋がってるんだろうか。

コミカライズ,電撃文庫

アスラクライン 1 (1) (電撃コミックス)

作画:あきづき
りょう 原作:三雲 岳斗 キャラクターデザイン:和狸
ナオ

 

「大丈夫!!智春(トモ)には操緒がついてるよ」

 

 電撃大王で連載中のコミカライズがアニメ放映開始直前にリリース。

 

 コミカライズ決定の告知を見たときは微妙な作画と思ったんだが、いざ読んだら、全然そんなことありませんでした。

 好き嫌いは判れると思うけど、『アスラクライン』の雰囲気をよく再現していると思う。何より操緒可愛いよ操緒。特に一話冒頭。

 奏っちゃんは胸が変にデカいので、どうかなぁと。

 

 基本的に原作の流れを踏襲しているので、特に目新しい展開は無しか。

 

 今回は智春が初めて《黑鐵》を呼び出すところまで。アニメでは恐らく一話に機巧魔神の戦闘シーンを入れて来ると思うので、ストーリーをどういじってくるか気になるな。

 若しくは単に時系列シャッフルで見せてくるか。

 

 そういうわけで、コミカライズ一巻でした。入門編として最適。

 

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A