特撮

「お前がシンケンジャー六人目の侍だ!」

 

 源太は丈瑠の幼馴染みだった。彼の家は寿司屋で志葉家の近所に店を構えていたが、夜逃げをして、それっきりだったらしい。

 

 丈瑠は源太と別れる前に、烏賊折神と秘伝ディスクを渡していた。それを頼りに、源太は独自に電子モヂカラのシステムを作り上げ、ようやく形になったので、参上したんだそうな。

 

 最初、丈瑠は源太を巻き込みたくないと拒絶するが、彼の覚悟を知り、六人目の侍として認めることに。

 ゴールドの力も加わり、アヤカシ、ヒャクヤッパの一の目を撃破。イサギツネの昔馴染みって設定に何の意味があったんだろう……。

 

 二の目は侍武装イカシンケンオーで撃破。名前はともかく、デザインはなかなか格好良かった。楯と槍のデザインがイカす。

 

燃:A 萌:B+ 笑:B+ 総:A

アニメ

天体戦士サンレッド 第5巻 [DVD]


 遂に最終回。冒頭のヴァンプ様の夢がクオリティ高過ぎて吹いた。レッドがちゃんとヒーローしていてカッコ良かった。ファイアーバードフォームをちゃんと使ってたし。

 

 かよ子は友人にレッドとのことを相談するが、偶然居合わせたフロシャイムの面々の助けも得て、自分の想いを再認識することに。

 その帰り、彼女はスーツを着て、就職活動に取り組むレッドを目撃して、何だかんだでハートフル展開になるから困る。

 

 翌日にはいつも通り、というオチがついて、主題歌を流してEDへ。最後にヴァンプ様がクリスマスケーキを作ってるとかハートフル過ぎて困る。

 

 締めがまさかの『ソドムとゴモラ』で吹いた。前回、部屋に二人とも居なかったけど、ガイマの部屋に居たのかよ!

 

総評

 そういうわけで、アニメ『天体戦士サンレッド』全二十六回でした。原作が基本的にはショートエピソードの連作集なので、一回十五分にして、ニコニコで配信という形態にしたのは良かったと思います。

 

 原作の雰囲気を上手く再現しつつ、かつアニメでなければ出来ない手法を盛り込み、一見低クオリティと思わせながらも、大変質の良い作品に仕上がっていたと思います。

 特にOPの最終版の映像の格好良さは異常。

 

 二期の作成は決定しているけど、また同じ放送形態なのかな。

 

燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:A

天体戦士サンレッド 8 (ヤングガンガンコミックス)
天体戦士サンレッド 8 (ヤングガンガンコミックス)

電撃文庫

境界線上のホライゾン2〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

著:川上 稔 イラスト:さとやす(TENKY)

「━━おっと残念だったな。そいつは俺の"リアル派"だ」

約三日の積み。いや、実際は買ったその日に読み始めたんだけど、読み終わるのに時間がかかりました。
今月は十日が水曜だったため、上手いこといけば四日フライングの可能性があったが、ところがどっこいフライングを一切しませんでした。電撃がフライングしないなんて、記憶にある限りでは初めてのことです。

八ヶ月振りの新刊。『終わクロ』のときは大体五ヵ月スパンだった川上さんがこんだけ間を空けるということは恐らく……と思っていたら、案の定900ページという阿呆みたいな分厚さで吹いた。千円近いという値段が公開された時点からwktkが止まりませんでしたよ。
同時発売の『学園キノ』と並んで物凄い高さ詰まれていたけど、冊数は『キノ』の三分の一くらいしかないんだろうなぁ。
『Ⅰ』の下巻は二十四時間以内に売り切れたが、今回は入荷数が多くなったためか、十三日の昼前でも残っていました。土日で全滅しそうな気もするけど。

表紙には武蔵の誰かが来るものとばかり思っていたが、三征西班牙(トレス・エスパニア)の誾さんでした。ちゃんとカバー裏のキャラ設定説明も健在。
キャラ紹介はその流れなのか、三征西班牙の総長兼生徒会長フェリペ・セグンドと副会長フアナということで、ずっと三征西班牙のターン!!
ストーリーの流れから言って、下巻は英国のキャラが出ることになるだろうし、武蔵の面子が紹介される日は遠そうだ……。
『終わクロ』では上巻で味方サイドのキャラ、下巻で敵サイドのキャラという印象があったんだが。

口絵の最後、八ページ目はオチ担当という慣習があったが、今回は八ページ目からは何と各国の制服紹介です。電撃文庫MAGAZINEに掲載されたものを収録という形を採ってはいるものの、総計十六ページ相当という『キノ』や『シャナ』でもやったことないんじゃなかろうかという分量。

今回の大まかな筋は武蔵が英国に向かい、大罪武装や末世などを巡って、物語が進むわけだが、そこへ英国とのアルマダ海戦を控えた三征西班牙が絡んでくるので、登場人物紹介がえらいことに。
何せ、前回は宗茂と誾さんくらいしか出番の無かった三征西班牙の総長連合及び生徒会の面子が一気に登場。英国なんて全員新キャラ。
総計新キャラ二十二人て……。武蔵の学生だけでも二十五人居るのに……。川上さんもさとやすさんも化け物としか思えねぇ……。
用語解説ページも健在。使い回しではなく、一部の用語が差し替えられている。
で、こんだけキャラ紹介や設定説明にページを割いても、まだまだ本編中で説明することがあるという。

本編の感想に入ってすらいないにのに、この時点で既にワード一ページ分使いました。

ここから本編の感想です。のっけからエンジン全開で、いきなり腹筋割れるかと思った。ゲロの下りとか最低過ぎるw
東とナルゼの絡み、それに続くミリアムとの掛け合いも相当に酷かった。皇族に怒られるぞw
でも東に翻弄されるミリアム可愛いよミリアム。まだ挿絵無いけどな!

これだけキャラが多いと、当然主人公とはいえ、トーリがずっと登場しているわけではない。しかし、この主人公、登場シーンの八割くらいが全裸という。
フアナに自ら局部を掴ませにいったりと、とにかくフリーダム。挿絵もあるよ!なのに何故ミリアムには挿絵が無い……(´・ω・`)

現段階で、武蔵サイドでスポットが当たっているのはナルゼ、ネシンバラ、点蔵あたりか。ナルゼとネシンバラはともかく、点蔵なんて完全に脇役だと思ってたよ……。
つーか一番目立ってるの点蔵じゃね?英国の"傷有り(スカード)"と良い雰囲気だし。
この"傷有り"は人物紹介に載っていないあたりからすると、メアリ・スチュアートと何かしら関係が有りそうな予感。
下巻では点蔵と"傷有り"の濡れ場があるに違いない。

『終わクロ』のときの獏など、可愛いマスコットもシリーズ全体を通しての特徴だが、今回は犬鬼(コボルド)が登場。可愛いけど、舐めてかかると股間が大変なことになりますw

『Ⅰ』のときからそうだったけど、やたらとネイトが萌えキャラとしてプッシュされているような気がする。餌付けされるネイト可愛いよネイト。

驚くべきなのはイラストの多さとそのクオリティ。各章扉には必ず挿絵があり、それだけで三十枚オーバー。通常の挿絵も十分数あり、その内、迫力の見開き挿絵が三回。特に温泉のシーンに見開き挿絵があるのはG・Jと言わざるを得ない。アサマチエロいよアサマチ。
そう言や、『ロウきゅーぶ!』一巻のお風呂シーンにも見開き挿絵があったな。まさか担当さんが一緒だったりするんだろうか……。

つーわけで、『Ⅱ』の上巻でした。分量から考えたら仕方ないのかもしれんが、誤字脱字が散見されたのが少し残念でした。
各地で始まる戦闘。今後の方針を定めるためのトーリとホライゾンのデート。開催された学園祭。全ての決着は下巻へと。

表紙は"傷有り"。値段は『終わクロ』最終巻と同じということで、つまりページ数は……。これはもう三巻の下巻で自己新記録を樹立するフラグとしか……!
更に川上さんは秘密の企画を仕込んでいるらしい。まだ何か同時進行するっていうの!?

燃:S- 萌:A+ 笑:S- 総:S

反復リンク
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅡ〈上〉(2009/06)

シリーズリンク
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅡ〈下〉(2009/07)

アニメリンク
境界線上のホライゾンⅡ 第1話「朱の場の部員達」

講談社BOX,雑記

『刀語』のアニメは大河アニメと銘打って、毎月発売のOVAになるようです。

 良かった良かった。視なくてすむ。

 

 

 履歴書の書き方の例っていうので、特技の欄に立ち読みって書いて忍耐強さをアピールみたいなのがあったんだけど、それってまぢでありなの?ただの迷惑な輩でしかないと思うんですが……。

アニメ,電撃文庫

「若いな。憶えておくがいい、少年。それでは誰も救えない」

 

 アニアは姉クルスティナと再会するが、彼女が自分の意志で加賀篝に協力していることを知ってショックを受ける。

 クルスティナは《薔薇輝》から副葬処女である琴里を切り離す分離機(スプリッタ)を作っていた。この装置の発動には街全体の悪魔を生贄に捧げる必要がある。

 

 アニアは分離機を破壊しようとするが、イングリッドに阻まれる。触手!触手!

 

 智春達は応戦するが、魔神相剋者の力の前に大苦戦。そこへGDのマロ眉が駆け付ける。マロ眉かっけぇぇぇぇえええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!

彼女の機巧魔神《亜鉛華(あえんか)》が初登場。他の機巧魔神に比べてスリムな印象。

 

 分離機の破壊には成功したものの、加賀篝達は逃走。智春はいずれ彼と再会することを予感する。

 

 今回はみんなぐりんぐりん動いていて大変見応えがありました。

 

 次回予告はいつものテンションなのに、何やらおかしな単語が色々聞こえてきた気が……。

 

 エンドカードの用語紹介は分離機

 

燃:S- 萌:A+ 笑:B 総:S

アスラクライン〈4〉秘密の転校生のヒミツ (電撃文庫)
アスラクライン〈4〉秘密の転校生のヒミツ (電撃文庫)

角川スニーカー文庫

ヒミツのテックガール ぺけ計画と転校生 (角川スニーカー文庫)

著:平城山
工(ならやま・こう) イラスト:とりしも

 

「え、何!?死ぬの!?

 

 約一ヶ月一週間半の積み。第11回角川学園小説大賞奨励賞受賞作。イラストはとりしもさんだって!?なら買うしかないじゃないか!!

 

 舞台は女子高専。理系女子達が巻き起こすカオスな大騒動を描く。

 ネタのチョイスは面白いと思うけど、ストーリーが……(´・ω・`)

 

 キャラも今一つで、とりしもさんの無駄遣いとなってしまっている。主人公ハルミのビジュアルなんか、かなりエロくて良いと思うんだけど、キャラがなぁ。

 

 そんなわけで、地雷認定。スニーカーの新人賞にはよくあることです。

 

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B

MF文庫J

緋弾のアリアIII (MF文庫J)

著:赤松 中学 イラスト:こぶいち

「……あ……アリア……」
「……キン、ジ……」
「…………た、す、け、て…………!」
「 言 う の が 遅 い !! 」

約二ヶ月二週間半の積み。三ヶ月振りの新刊。サブタイトルは「ハニートラップ」と読みます。表紙は順当に理子。

二巻からの直接の続きで始まるプロローグ。のっけから何だかエロいです。凄いあざといんだけど、理子エロ可愛いよ理子。
エロ可愛いと言うか、今回はずっと理子のターン!!アリアとか白雪とかレキとかもサービスシーンあるんだけど、どうにもしゃーなしで盛り込んでる印象。白雪なんか、サービスシーンの後、実家に帰るって言って退場したしな。あんまりいっぱいキャラを同時に出すと、混乱するから懸命な判断だと思うけど。
いやでも、白雪のキャラで黒の下着はいただけないと思うんだ<何様

クライマックスでは理子の本音が少しだけ聞けたり、キンジのヒステリアモードが良いタイミングで発動したりで、なかなかの盛り上がりを見せました。冷静に考えると、『ONE PIECE』のアーロン編でナミがルフィに「助けて…………!!」って言う下りと似てるんだけど、まぁアツいから問題無い。

ラストではキンジの前に彼が探し求めていた兄が女装した姿で現れる。このお兄さんは女装した自分自身に性的興奮を覚えることで自由にヒステリアモードに切り替われるらしい。それってただの変態なんじゃ……。
つーか、また引っ張るんかい!

後書きではアリアが「文庫本の中だけじゃ狭い」と言いそうと書かれているが、もうコミカライズくらいは決まってるのかな?『聖剣の刀鍛冶』は確か四巻発売時にアニメ化告知だったから『アリア』も続いてもおかしくはないと思うが……。

四巻の表紙はレキかな。

燃:A- 萌:A+ 笑:B 総:A

アニメ,角川スニーカー文庫

涼宮ハルヒの憂鬱 5 限定版 [DVD]

「やっぱり孤島と言えば事件よねー!」

 

 さて、SOS団夏合宿の巻。

 

ハルヒが古泉を褒めるときに二階級特進とか言っていて吹いた。BGBは時代を先取りしていたわけですね。

 

 無理矢理ついてきたキョン妹は確か原作ではいなかった筈。髪下ろしてた方が可愛いです。

 

 ハルヒは船上でバケモノイカがどうのこうのと言っているが、つまり触手ということですね、分かります。

 

 SOS団を迎えにやって来たのは機関メンバー、新川さんと森さんだった。新川さんは既に第5話で登場済み。キョンが乗せられた車の運転手でした。

 

 そして、まさかの殺人事件発生というところで続く。ああ、麻雀やりてー<関係無い

 

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)
涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)

角川スニーカー文庫

ダンタリアンの書架3 (角川スニーカー文庫)

著:三雲
岳斗 イラスト:Gユウスケ(グリーンウッド)

 

「いいからさっさとシリーズの続きを寄越せ、このグズ!」

 

 ダリアンの罵られたい踏まれたい(ぇ

 

 約一ヶ月一週間半の積み。四ヵ月振りの新刊。いつも通りにダリアンが可愛いです。

 

どうやら当初はこの巻で終わる予定だったらしく、ザスニでの連載も一度終了したとか。しかし、予想以上に人気があったため、連載も再開し、文庫の方も続くことになったとか。ロリヒロインパワー恐るべし。

 ザスニでは連載再開の号で表紙に登場するなど、かなりの人気の模様。まぁ、他に表紙を飾れるだけの作品が無いってオチかもしれんが。

 

 いつも通りのノリですが、第四話『魔術師の娘』のオチが酷かったw

 

 で、またしてもダリアンの声が水橋かおりさんに脳内変換されます。

 

燃:B- 萌:A 笑:B 総:B

漫画,雑記

 ふと思ったんだけど、まさか西尾維新アニメ化プロジェクトに『めだかボックス』が組み込まれているなんてオチはないだろうな……。