特撮

「ちっぽけだから、守らなくちゃいけないんだろう!」

 

 サブタイトル上手いと思うけど、一体どう読むんだ……。

 

 タクミはオートバジンをちょっと戦わせ、タイガーオルフェノクが怯んだ隙に由里を連れて逃走。

 海東はインビジブルで姿を消し、撤退。ひとまず戦闘終了。

 そう言や、結局ディケイドってインビジブルは使ってないのか。

 

 一瞬の隙を突かれて、ディケイドライバーを海東に奪われた士。その瞬間、鳴滝の世界へと取り込まれてしまう。場所移動はキバーラの特権じゃなかったのか。

 鳴滝はリュウガを召喚。普通に喋ったけど、声は晋司じゃなかったな。じゃあ喋らせなくて良かったのに!何故わざわざ叩かれるようなことを……。

 

 変身出来なくて大ピンチな士だったが、そこへ海東が現れ、ディエンドに変身、リュウガと激突する。

 ディエンドはキバを召喚、更にファイナルフォームライドでキバアローに変形させ、ファイナルアタックライドでファイナルベントごとリュウガを撃破。リュウガが噛ませ犬過ぎて泣ける……(´・ω・`)

 ディエンドのライダー召喚でも「キバっていくぜ!」って言うのね。

 海東はキバもリュウガも化け物って言ってたけど、彼にとっては各世界のライダーはその程度の存在なのかな。

 いやしかし、ディエンドが主役ライダーのカメンライドやFARのカード持ってたら、ディケイドに殆ど優位性無いんじゃ……。

 

 士を助けてくれたのは鳴滝に利用されたのが不満だったからなのかな。

 鳴滝はディケイドとディエンドは相入れないと言うが、一体どういう意味なのか?

 

 ラッキークローバーはファイズの正体を知ったため、学園内で暴れ放題。タクミはウルフオルフェノクに変身し、立ち向かうが多勢に無勢。

 そこへ士が駆け付ける。ファイズ関連のカードが力を取り戻すのはお約束だが、興味深いのはオートバジンのアタックライドカードも力を取り戻したカードの中に含まれていたこと。これは1話で一度使ったカードだからなのか?

 

 続いて駆け付けた海東と共にタクミも変身。三対三の構図に。

 ドラゴンオルフェノクとロブスターオルフェノクは一度倒されるが、タイガーの力で復活。三体でディケイドとファイズに襲いかかるが、FARファイズブラスターでさくっと倒される。オリジナルにもあった武器の名前と同じFARは初めてじゃないか?名前は一緒でも形は全然違うけど。

 

 由里はタクミに自分が写真集を出すまで付き合えと言ってめでたしめでたし。でもスマートブレイン学園が存続するかどうかは怪しいな。

 

 海東はファイズギアは手に入れられなかったものの、瓦礫の中からオーガギアを発見してほっくほく。更にサイガギアにデルタギア、ライオトルーパーのギアまであったっぽい。

 今後、オーガが出て来るなんてことはあるんだろうか。でも変身条件にオルフェノクであることってのが入ってるからなぁ。

 

 今回は栄次郎さんのドジ無しで世界を移動。海東が何か仕掛けていったようにも見えたが……。

 今までは世界を移動したときには次の世界のライダーがちょろっと出て来て続いていたが、今回はアギトは登場せず。

 

 今回、海東がキバーラと接触したときに、彼女の正体を知っていると言っていたが、やはりただのキバット族の雌ではないのか。クオリティは低いままです。

 

 そして次回、まさかのキバガルルフォーム登場です。もしかしてディケイドはファイズにカメンライドしないの?

 

 以下ネタバレ

 電王世界ではモモタロスがソードフォームのまま戻れなくなり、それをFARで元に戻すらしい。どんな展開だよw

 

 また、夏の劇場版では昭和ライダーが数名参戦との噂が。無いではないと思うが……。

 

燃:A+ 萌:B+ 笑:B 総:S

特撮

「そう、そうやってたっぷり泣くのがお前の仕事」

 

 放送開始前のジャンクションでまさかのトラシンケンオーネタバレ吹いた。早過ぎるわ!

 

 さて、巷では結婚式で花嫁が神隠しに遭う事件が頻発していた。犯人は薄皮太夫。花嫁の嘆きで打ち掛けを作るのが目的。昔に何かあったらしいが……。

 

 シンケンジャーは花嫁達が三途の川へ連れて行かれたのではないかと危惧するが、三途の川は人間には入れないらしい。じゃあ、最後はあの船ごと、外道衆が人間界へ出て来るんだろうか。

 

 茉子と流之介が花嫁になりすまし囮に。早くも毎年恒例の女装ネタがw

 シンケンジャーを罠に嵌めたと思って高笑いをする薄皮太夫を逆に罠に嵌めることに成功。

 いつもみたいに並んで名乗るんじゃなくて、太夫を囲んでいきながら名乗っていくのが格好良過ぎる。

 

 毎年のことながら、幹部クラスが初めて戦いの場に出て来るときはゾクゾクするよね。

 

 意外と善戦し、兜五輪弾を放つが、突如現れた不破十蔵に軽く弾かれてしまう。彼ははぐれ外道衆でドウコクの指揮下には入っていないらしい。

 十蔵は太夫を連れて、オオナナシを召喚して撤退。

 

 一気にカブトシンケンオーへと合体して戦うが、危うくフルボッコにされそうになったのでカジキシンケンオーへとチェンジ。カブトの方が一対多に向いてると思うけどなぁ。

 

 EDは何故かこのタイミングで二番になりました。

 

燃:A+ 萌:B 笑:B 総:A

画集

BUNBUNイラストレーションズ

『薔薇のマリア』が収録されるとなったら買うしかないじゃないか!と、つい勢いでehonクリックですよ。

 

 表紙は主だったシリーズキャラが総登場なんだけど、アジアンが居てビックリした。『薔薇マリ』で一番重要な男性キャラってトマトクンじゃないのかw

 

 内容は、流石に今までのイラストを全点収録するわけにはいかないので、適当に抜粋って感じか。

 何で『薔薇マリ』のモノクロ絵が未収録なんだ……(´・ω・`)

 これはアニメ化したときに画集を出すためなんだよ!と超希望的観測をしてみる。

Ver.3』と『Ver.4』の口絵の四ページ目が対になっているってのは感動した。全然気付かんかった。

『カレとカノジョと召喚魔法』のモノクロイラストも無いってことは単に版権の問題なんだろうか。カラーとモノクロの差が理解らんが。

 

 インタビューではお姉さんが超有名アニメーターだと判明。

 そのお姉さんと一緒に出した同人誌のイラスト見ると、物凄く白身魚さんのイラストに見えるんですが、気のせいですか?

 と思ったら、京アニの堀口悠紀子さんらしい。また、確定ではないものの恐らく堀口さん=白身魚さんだと。やっぱそうだよね。

 

 そんなわけで、BUNBUNさんの画集でした。BUNBUNさんが好きなら買って損は無いかと思います。

 取り敢えず至る所で存在感を主張する牛は自重してください。

 

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

アニメ

「心に迷いがあるからネルヴァルにつけ込まれる!」

 

 前回の大騒ぎの結果、地球へと落下してしまった秋葉達。帰る手段を探しながら、まさかの水着回です。

 

 ひとまず、秋葉達はカークウッド地球領事館を目指す。そこはいつきが生まれた場所でもあった。既に廃墟と化しており、徒労に終わったかと思ったそのとき、原住民らしき人々の襲撃が。

 彼等の額にはネルヴァルの紋章が。どうも一度ネルヴァルの呪縛から解放された人のよう。

 

 彼等はほのかを火あぶりにして、仲間達の仇を討とうとする。この時点で大分理解らんのだが、そこへ更にほのかそっくりの幻影が沢山現れる。ほのかはその幻影をイグジステンズ、姉妹達と言った。

 彼女は原住民?から悪魔の手先とも呼ばれていたが、ネルヴァルに操られて何かやったということなんだろうか。

 

 もう十分訳の理解らん事態だというのに、今度はテラアブダクションが起こる。原住民達はイグジステンズ達に赤い箱を被せられ、どこかへ連れて行かれる。

 それは以前にいつきの回想シーンに出て来た風景と同じだった。

 テラアブダクションって宇宙で起きるもんだと思ってたけど、そういうわけでもないんか。

 

 桜がボアシップで駆け付けため難を逃れた秋葉達。突如姿を現した戦闘機の発進先を目指して進んだ先には、フォンという老人が待ち受けていた。

 ほのかは彼を裏切り者と叫び、飛びかかっていく。

 フォンの喋り方や、中の人が一緒ってところからすると、レオパルドのAIのモデルになったのが彼っぽいな。

 また、ほのかが身体に異変を感じる描写があったりもして、彼女絡みの謎がどんどん増えていきます。

 

 一方、ベンケイとつつじも地球に落ちて来ていた。つつじは急に『うる星やつら』のラムちゃんのルックになって原住民にメシアと呼ばれちゃったり。つつじさん!?

 

 そう言えば、そろそろOPEDが変わるそうですね。

 

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A

コミカライズ,GA文庫

おと×まほ 1 (Flex Comix)

原作:白瀬
修 キャラクター原案:ヤス 漫画:すえみつ ぢっか

 

「大丈夫よ。ニーズはあるわ♪」

 

 期待していない作品は発売が早いでござる(ぇ

 

 というわけで、GA文庫で何故か大人気、トランスセクシャルな魔法少女モノのコミカライズが順調に登場。年内にはアニメ化発表くるかな……。

 

 相当ハードルを下げていたからか、意外と普通に読めた。文章で読んだら全然面白くないアクションシーンがちゃんと描かれてるからかな。

 かなたVSグレイス・チャペルとか、ただのバトル漫画になってるしな。

 

 ストーリーは元がアレなので何にも期待していません。しかし、ちょこまかと動き回っているモエルが可愛い。

 

 毎話、web連載時に扉がカラーなのって凄くね?Flexのコミックで全部そうだっけ?

 

 カバー下では作中作品「魔法少女ミリオンベル」のコスプレをしているかなたの姿が。何、あの邪道スク水。

 何気にミリオンベルって初のビジュアル化なんじゃね?

 

 アンケート葉書にはそこかしこにイラストが挿入されており、凝った作り。

「本書をお買い求めの動機は?」の解答郡の中に「魔法少女とか好きだから!ムッハー」ってあって吹いた。

 

燃:B- 萌:B+ 笑:B- 総:B

ファミ通文庫,雑記

 先日のファミ通文庫三月の新刊の配本をもって、キラしおり配布キャンペーンが終了した。

 

 最初の半年こそ、配本と一緒にキラしおりも店舗に送られてきていたのだが、終盤の数ヶ月は配送が遅れるということが度々あった。

 

 なかなか良い素材を使っている上に、イラストが全て描き下ろしならコンプリートするしかないじゃないか!ということで、鬱陶しがられるのを理解っていながら、「しおり、まだですか?」って店長さんに訊きまくっていたら、何も買ってないのに貰えるようになってしまいました。有り難う御座居ました。

 

 また、コンプリートに協力してくれたぶぎょう氏に感謝します。

 

 最終月である三月の新刊を買ったときは新人の店員さんがわざわざ栞を入れておきますと断ってから入れていました。

 いちいち断ってからおまけを入れる、そういう時期が僕にもありました。


 で、店員さんはそっちに気をとられて、一緒に買った漫画のスリップを抜き忘れるっていう。

 返しに行った方が良いのかな?後で持って来られて何かの役に立つのかって話だよなぁ。発注したことないし、あの店の発注形態も判らんしなぁ。ま、こっそり店長さんに返すか。

 

 では、どういったキャラが栞に登場したのか振り返ってみましょう。

 

4月→『まじしゃんず・あかでみい』のタナロット

5月→『吉永さん家のガーゴイル』の双葉

6月→『バカとテストと召喚獣』の姫路さん

7月→『狂乱家族日記』の凶華様

8月→『"文学少女"』の琴吹さん

9月→『学校の階段』の九重部長

10月→『吉永さん家のガーゴイル』の梨々?

11月→『"文学少女"』の遠子先輩

12月→『まかでみックス』のクフィール

1月→『バカとテストと召喚獣』の美波

2月→『狂乱家族日記』の月香

3月→『学校の階段』の美冬姉さん

 

 というわけで内訳は、

『まかでみ』…………2回

『ガーゴイル』………2回

『バカテス』…………2回

『狂乱』………………2回

『"文学少女"』……2回

『学校の階段』………2回

 でした。

 

 各シリーズ二回ずつ登場して、キャラ重複は無し。当然のように、全員女性です。

 人気どころを集めたら、こんな感じになるのは判るけど、中堅どころも入れてほしかったなぁ。『トゥインクル☆スターシップ』とか『鋼鉄の白兎騎士団』とか。

 

 また選ばれた六シリーズの中で映像化がされていないのは『"文学少女"』と『バカテス』だけ。『バカテス』は来年一月からアニメって噂だし、やはり『"文学少女"』もくるか!?

アニメ

FIGHT.29「アントキラー死の決意!!

FIGHT.30「唄う謎の生物」

 FIGHT.29はアントキラーさんウゼぇw

 

 FIGHT.30は天井がまさかのキャラソン熱唱。サンレッドの歌なのに、最後は何故か天井賛歌w

 アレって何だよ。

 

燃:B+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

伝説の勇者の伝説1 (角川コミックス ドラゴンJr. 140-1)

原作:鏡
貴也 作画:長蔵 ヒロコ キャラクターデザイン:とよた 瑣織

 

「私は――…美人だ」

 

 富士見ファンタジア文庫の人気ファンタジーのコミカライズがようやく登場。遅ぇよ!一体今まで何やってたんだよ!

 何かの勢いで買ってきちゃいました。

 

 取り敢えず表紙のフェリスの無駄に露出度の高い格好の意味が理解らん。原作でこんな格好したことあるんだろうか。

 

 ストーリー構成は第0話として、短編一発目のエピソードを配置。その後、長編の流れに入るという、ちょっと工夫の入った展開。

 

 作画はまぁ悪くないんじゃね?といった感じ。高望みさえしなければ十分楽しめるレベル。

 

 結論、続きを積極的に買おうと思うほどではありませんでした。中古で見付けたら買おうかなって程度。若しくは原作がべらぼうに面白かったらとか。

 

燃:B 萌:B- 笑:B 総:B

角川ビーンズ文庫

篁破幻草子 宿命よりもなお深く (角川ビーンズ文庫)

著:結城
光流 イラスト:四位 広猫

 

「未来よりも大事なものが、ここにあるんだ……」

 

 中古。粗筋に新シリーズ登場とか書いてあるけど、実質三巻です。一、二巻はルビー文庫の新装版だから、こう書いてあるんだろうけど紛らわしいなw

 って二巻読んでから十ヶ月以上経ってるのか。

 

 前二冊に比べたら、面白くなったかなという印象だが、やっぱりそれでも今一つだなぁ。

 

 鬱展開なのは『少年陰陽師』と共通。

 

 後書きによると、一時期、篁でタイムパトロールとか考えてたらしい。想像つかねぇ……。

 

燃:B 萌:C+ 笑:C 総:B

電撃文庫

トリックスターズC〈PART2〉 (電撃文庫)

著:久住
四季 イラスト:甘塩 コメコ

 

『いつまでも、みんなと友達でいられますように』

 

 中古。さて最終巻。『PART1』からなるべく間を空けないようにしたつもりだが、それでも一ヶ月半くらいは空きました。案の定、内容を忘れかけている件。

 

表紙の黒髪ロングの女性はもしかして周か?と思ったら、口絵に表紙登場キャラが誰か明記されていてビックリした。

 

 謎解きは全くもっていつも通りか。ただ、一つ解答を示して、それを覆すって展開を繰り返すのはちょっとクドかったかな。

 

 そして周はアレイスターに付いていくことを決意し、第一部完。佐杏冴奈編が終わって、A・クロウリー編が始まるって明記して終了。ちょ、自分で首絞めてる!

 

 巻末にはクロスワードが付いていて、これを解くと次回作のキーワードが判る仕組みのようだが、問題が『トリスタ』関連だったため全く解らず放棄しました。多分、『ミステリクロノ』のことを指してるんだろうから、「時間」とか「天使」とかそんな感じの単語が出て来るんだろうけど。

 

総評

 まだ完全に完結したわけではないけど、『ミステリクロノ』も打ち切られたっぽいし、こっちの第二部が始まる気配も無いし、取り敢えず、まとめ書いておきます。

 

『ミステリクロノ』が面白かったから、こっちにも手を出したわけだが、不思議設定を取り込んでのミステリーという試みが面白かった。それが一般受けするかは別として。

 

 キャラ小説としては微妙かな。名前が奇抜なだけで特にどうということも。周と凜々子の百合っぷりも減衰したしなぁ。

 

燃:C 萌:B- 笑:C+ 総:A