コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

なんとなく伝説の勇者の伝説 (角川コミックス ドラゴンJr. 139-1)

原作:鏡
貴也 漫画:とよた 瑣織

 なんとなく始まった公式絵師による四コマ漫画が遂に単行本一冊にまとまるほどの分量に。薄めとは言え、こんなに溜まってたんだなぁ。

 何で買ったかって、そんなのただの勢いに決まってんでしょーが。原作なんてまだ一冊しか読んでないのに。

 巻末にはドラマガの特集で掲載された四コマもモノクロではあるが、完全収録ということで痒いところに手が届く仕様。

 そして時々フェリスが可愛い件。一応分類としてはツンデレなんだろうなぁ。

 ついつい注文するの忘れるんだけど、既に本編コミカライズ一巻も出ている筈。こんだけガンガンメディアミックスやってるのに何でアニメ化されないんだろう……。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:B

特撮

「私も五代君の笑顔のために頑張ります!」

 

 よく見たら、OPカットが一部差し替えられてる?ゴ・バダー・バのカットが無くなって、血文字のカットが追加されてる臭い。

 さて、桜子さんの考察によると、九朗ヶ岳の殺害現場に描かれた血文字はクウガを示す文字と思われるが、そもそも戦士クウガを示すリント文字は他のリント文字とは一線を画す構造をしており、元はグロンギ文字だったのではいかとのこと。また、血文字自体は0号の署名である可能性も。

 また、五代は周囲の物体を武器に変化させるメカニズムがゴの力を似ていることに気付いていた。

 一方、東京では第四十三号ゴ・ザザル・バがゲゲルを開始していた。ルールはタクシー運転手を溶かすというもの。怖ぇええええぇえぇえええぇええぇぇええええ!!

 ピアスをかぎ爪に変え戦う。

 そして遂にズ・ゴオマ・グが動き出す。どこから手に入れてきたのか判らないが、0号のベルトの欠片を自らに埋め込み、パワーアップ。人間体はムキムキ頭モジャモジャ、怪人体も頭モジャモジャ。日光も大丈夫になった模様。

 ザザルに喧嘩を売って、渡り合っていたところからすると、かなりパワーアップしているのか?

 そこへクウガドラゴンフォームが乱入して続く。

燃:A+ 萌:B 笑:C+ 総:A

特撮

「大丈夫。理解り合えるよ。だって人間同士なんだから」

 

 九朗ヶ岳で三十四体もの死体を作ったのはどうやら第0号らしい。死体はどうもグロンギのものらしいことが判る。また、九朗ヶ岳でラ・バルバ・デの姿も目撃されているとか。

 殺害現場にはリント文字らしき血文字が。

 で、VSゴ・ジャラジ・ダ第二ラウンド。ターゲットを恐怖のドン底に叩き落としてから殺害する手法に怒りを抑えられない五代は憎しみをジャラジにぶつける。

 ビートゴウラムでジャラジを人気の無い場所まで運び、タイタンフォームにチェンジ。更にライジングタイタンでフルボッコ。

 憎しみに心を捉われ、普段の五代からはとても考えられないような戦い方。

ジャラジは倒せたものの、「続く」の画面も真っ黒になり、不穏な気配が漂う。

燃:A+ 萌:B 笑:C+ 総:A

特撮

「君達が苦しむほど楽しいから」

 

 OPの歌詞が二番になりました。ビートチェイサー登場に合わせてあるのか?

 さて、今回のグロンギは四十二号ゴ・ジャラジ・ダ。緑川学園の男子生徒のみを狙って殺害。大賞の頭部に武器を侵入させ、頭の中で形を変化させて、細胞や神経にダメージを与える。更に、ターゲットの葬式等に頻繁に姿を現し、彼等が怯える姿を見て楽しむ残忍な性格。

 その頃、九朗ヶ岳遺跡付近で謎の殺人事件が起きていた。

 また、ゴ・ガドル・バの怪人体が初登場。

 そしてジャラジと対決するクウガ。ドラゴンフォームで挑む。ってところで続く。

 EDの歌詞も二番に。

燃:A+ 萌:B 笑:B- 総:A

ドラマ,電撃文庫

「人生にもしもなんて無いわ」

 

 カンタロウとトマトの宝探しはクライマックスを迎える。二人の先生は彼等を追いかけるが、モモ達に邪魔されてしまう。って、モモとダニエル怖ぇよw

 つーか一歩間違ってたら、先生、車で生徒轢くとこだったんじゃね?

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:B

電撃文庫

ロウきゅーぶ! (電撃文庫)

著:蒼山 サグ イラスト:てぃんくる

「…………………………どきどきします。……いけないこと、してる」

うわぁあああぁあああああああぁぁあああああああああああああ!!

約一ヶ月半週間の積み。第15回電撃小説大賞銀賞受賞作。イラストがてぃんくるさんで、かつヒロインが五人の小学生だったら、買う以外に一体どんな選択肢が存在するというのだろうか。

先に理解り易い感想を述べると、

「俺の中のロリエナジーが臨界点突破だぜぇぇぇえええええええッ!!」

である。

まずタイトル。同レーベルの中堅タイトルに『C^3』ってのがあるのにも関わらず、このタイトル。良いんだろうか……?

表紙からして、既に萌え全開のイラストなんだが、口絵のピンナップがこれまたアレで、表はヒロインの一人、まほまほがメイド服のスカートを自分で捲り上げていて、その下が割れ目が浮き上がっている気がしないでもないスパッツ。

裏面がヒロイン五人のメイド服姿という、あれ、バスケは?というような構図。

さて、ストーリーは高校にスポーツ特待生の枠で入学したはいいものの、入部早々バスケ部が一年の活動停止に追い込まれて、途方に暮れていた主人公、昴がひょんなことから小学校の女子バスケ部のコーチをやることになる、というもの。

もう、てぃんくるさんのイラストがただただG・Jとしか言いようがない。って言うか、エロい。特にメイド服+ブルマが。いけない妄想をかき立てられるイラストばっかりですよ!お風呂のシーンなんて、まさかの見開き挿絵だしな!

挿絵はほんとに女の子ばっかりです。昴の後ろ姿が辛うじて出てるだけ。

こう書くと、何かただの萌え萌えノベルみたいだけど、ちゃんとスポ根しているから不思議。と言うか、ラノベでスポーツネタはなかなか当たらないから、こうやって萌えでコーティングしてやるのが正しい売り出し方とも言える。ぶっちゃけバスケパート要らないけどな!(酷

そうだ、みんな『スラムダンク』なんぞ読んでないで、これを読めば良いんだ!

そういうわけで、ヒロイン達が可愛過ぎる『ロウきゅーぶ!』でした。ライトノベル三大ロリヒロインの一角に食い込めるか!?

燃:A 萌:S- 笑:B 総:A+

シリーズリンク
ロウきゅーぶ!②(2009/06)

コミカライズリンク
ロウきゅーぶ! <1>(2011/04)

関連本リンク
びじゅあるロウきゅーぶ!(2014/03)

アニメリンク
ロウきゅーぶ! The 1st game「小学生がやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!」

著者リンク
天使の3P!(2012/06)
ステージ・オブ・ザ・グラウンド(2016/08)
ゴスロリ卓球(2018/09)
ぽけっと・えーす!(2019/11)

第15回電撃小説大賞リンク
アクセル・ワールド01 -黒雪姫の帰還-(大賞、2009/02)
隙間女(幅広)(電撃文庫MAGAZINE賞、2010/07)

電撃小説大賞銀賞リンク
ご主人さん&メイドさま 父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります(第17回、2010/02)
はたらく魔王さま!(第17回、2011/02)
勇者には勝てない(第18回、2012/02)
塔京ソウルウィザーズ(第19回、2013/02)
キラプリおじさんと幼女先輩(第23回、2017/03)
インフルエンス・インシデント Case:01 男の娘配信者・神村まゆの場合(第27回、2021/03)

特撮

「もしかして翔一君って農家の子だったりして」

「それはノーかな!」

 

 しょうもねぇw

 仮面ライダー三十周年記念作品。まだ『クウガ』視終わってないけど、諸事情により視聴開始。

 舞台は『クウガ』のパラレルワールドの二年後。これは『クウガ』の続編を望む声と、クウガが守った世界に再び危機が訪れるのは嫌という声の両方を聞いた折衷案らしい。

 サブタイトルは残念ながら無し。あった方が良いと思うんだけどなぁ。一応公式サイトや新聞のテレビ欄等には記述があったらしいが、作品内に表記されてないので書かないことにしました。

 OPカットで、沖縄に謎のオーパーツが流れついたところから物語は始まる。続いて、G3の性能テストのシーン。G3を開発したのは未確認生命体対策室ということで、この辺りから『クウガ』との繋がりを感じさせる。

 G3を装着するのは氷川という青年。何か滑舌悪くね?

 主人公、翔一は居候先の家主美杉教授に頼まれ物を届けるため、城北大学を訪れていた。その帰りに涼という青年とニアミス。涼の方は何かを感じとったようだが……。

 翔一は記憶喪失で、美杉教授に拾われたらしい。彼は美杉家で料理と家庭菜園を担当している模様。もう一人の居候、真魚との絡みのシーンが少し。この真魚は『電王』のナオミとして再登場しているわけですが、後半のハナさん退場により、実質ヒロイン枠に昇格してたよな……。

 涼は水泳選手で以前に交通事故に遭い、選手生命は絶望的と思われたが、復帰。しかも事故前よりも記録が伸びているという不思議。本人も違和感を覚えているようだ。

 その頃、巷では木の洞に死体を突っ込むという殺人事件が連続して起きていた。一人目は学生、二人はその父親。

 氷川は母親に事情を訊こうとするが、その直前に母親も同様の方法で殺害されてしまう。『クウガ』でグロンギの殺害方法が怖いと苦情が来たため、アンノウンは人間には不可能な方法で殺害を行うという設定になったそうだが、十分怖ぇよ!

 今回殺害を行っていたのは黄豹モチーフ、ジャガーロード・パンテラス・ルテウス。

 どうもアンノウンが活動を始めると、翔一と涼は頭痛を感じるようだ。

 ルテウスを発見した氷川はG3出撃を要請、Gトレーラーが発進する。装着シーンとか専用バイクのガードチェイサー発進とかは格好良かったが、ルテウスには専用武装も効かないし、攻撃を受ける度に何処かにエラーが発生するという、残念な結果に。

 絶対絶命かと思われたそのとき、アギトグランドフォームが姿を現す。アギトのモチーフは龍だそうな。この次が『龍騎』だったから二年連続で龍モチーフだったのか。

 アギトはすぐさまキックを放ち、ルテウスを撃破。キックの際、地面にアギトの紋章が浮かび上がり、角が展開。クウガのキックは今一つ派手さが無かったから、こういう演出を盛り込んできたんだろうか。

 ルテウスは超能力を発揮したときと死ぬ直前に頭上に天使の輪のようなものが現れていた。あれはアンノウン共通の特徴なんだろうか。

 そしてアギトの戦いを影から見つめるジャガーロード・パンテラス・アルビュス(雪豹)とパンテラス・トリスティス(黒豹)。彼等は「アギト……」と呟いた。

 つーかアンノウンの名前憶え難いよ!

 OPが無かったので、EDのスタッフロールが早い早い。次回予告も兼ねているので情報量が凄いことに。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「生きるためにしちゃいけないことなんてあるんですか?」

 

 ゴルネオによって、ようやくニーナはレイフォンがかつて天剣授受者であったことを知る。絶対的な考え方の差に戸惑うニーナ。

 その頃、廃都には狼面衆が現れていた。それを追いかけようとしたゴルネオはシャンテに襲われる。一瞬映ったのはハトシアの実か?

 つーか原作にこんな展開あったっけ?

 それから、シャンテの防護服ってしっぽみたいなの付いてない?

 一方、グレンダンではデルクが汚染獣に憑りつかれたガハルド・バーレーンと戦っていた。それに巻き込まれるリーリン。暗躍する女王と天剣授受者達。

 サヴァリスとカナリスが瞬間移動してたけど、何あれ?女王におちょくられるカナリスが可愛いです。

 そして何かにつけてレイフォンの脛を攻撃するフェリ可愛いよフェリ。

 EDはフェリバージョン。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

MF文庫J

この広い世界にふたりぼっち〈2〉人形カラシニコフ (MF文庫J)

著:葉村
哲 イラスト:七草

 

「さすが委員長、眼鏡をかけた野獣ね」

 

 野獣!?

 約二ヶ月二週間半の積み。四ヵ月振りの新刊。まさかの続刊が出るって知ってビックリしました。一巻で裏表紙の粗筋に使用されていたオリジナルマークはどこかへ消えました。

 北方の街へとやって来た咲希とシロは離れ離れになってしまう。え、咲希とシロのイチャイチャっぷりが見処なのに!ラストまで離れっぱなしですよ。

 ストーリー展開は相変わらず独特と言うか何と言うか……。やはり置いてけぼりでした。

 今月か来月に三巻出るけど、もう切りで。

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B

富士見ミステリー文庫

SHI-NO-シノ- 過去からの招待状 (富士見ミステリー文庫)

著:上月
雨音 イラスト:東条 さかな

 

「いや、お風呂の代わりに身体を拭こうとしてただけだよ」

「なるほど、ふきふきプレイですね」

「何言ってんの?ねえ、何言ってんの!?

 

 嗚呼、真白ちゃんに玩具にされたい<最低発言

 約二ヶ月二週間半の積み。五ヵ月振りの新刊。シリーズ第九弾。遂に『僕』と志乃ちゃんが再会したエピソードが語られるときがきた。一年前の物語と終わった筈の事件が再び起こる現在の物語が平行して語れていく。

 冒頭では新年会と称した鍋パーティの様子がちょろっと語られるのだが、これってファンタジアバトルロイヤルが存続していれば語られたかもしれないお蔵入りエピソードだったりするんだろうか。

 上巻に当たる今回はラストでキララ先輩が大ピンチに。慕っていた富樫さんは本当に死んでしまったのだろうか。

 ところで、『僕』は冷えた手足を志乃ちゃんの身体を使って温めることがあるそうですよ。そこについてkwsk

 さあ、今月の二十日発売の十巻で泣いても笑っても最終巻です。あれ、短編集は……?

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A