MF文庫J,アニメ

「強いて言えば、自分がなすべき事を探すことかな」

MF文庫Jの人気シリーズが満を持してアニメ化。正直、原作1巻の時点から狙っていた感ある。
何といっても原作絵師があの『IS〈インフィニット・ストラトス〉』のokiuraさんだからな。

しかもA-1 Pictures製作ということで威信を賭けてる感が凄い。
既に分割2クールであることが発表されており、後半戦は2016年春放送予定。
今までMFアニメにA-1 Pictures製作も分割方式も無かった筈だし、力の入れようが窺える。
タイトルの「学戦都市」は素直に「がくせんとし」と読みます。

OPカットで開始。
舞台は未曾有の大災害「落星雨(インベルティア)」によって激変した世界。主人公の天霧綾斗は新人類、星脈世代(ジェネステラ)は星導館学園への転入直後、ヒロインのユリスの着替えを覗いたことで決闘を受けることに……。
キャラデザは結構、原作絵に近い気がするがどうか。

綾斗とユリスの決闘では技名が画面に表示されるという好き嫌いの分かれそうな演出。ギャグとして認識されそうだけど……。
決闘を観戦してるモブがCGだったのが違和感バリバリだったけど大丈夫かしら。

最後にはOP映像をEDとして流して終了。結構、格好良いんじゃないでしょうか。
次回予告がまさかのLive2D使用で吹いた。既に発売が決定しているゲーム版のプロモーションも兼ねてるのか。ビックリしたわw

そんな具合で第1話でした。中二臭い専門用語がわんさか出て来る展開は凄く俺好みだし、あまり学園感が強くないストーリーになれば、うっかり原作買っちゃう可能性もある気がするぞ。

燃:A 萌:A 笑:C+ 総:A+

エピソードリンク
第2話「セル=ベレスタ」

MF文庫J,アニメ,コミカライズ

「あたしが敵だったら━━風穴空いてたわよ」

MF文庫Jの大人気シリーズのスピンオフコミカライズがアニメ化。タイトルの「AA」は「ダブルエー」と読みます。

電撃文庫『とある魔術の禁書目録』に対する『とある科学の超電磁砲』みたいなもん。
スピンオフコミカライズのアニメ化と言えば、他に『長門有希ちゃんの消失』があるけど、これからはそういうアニメ化も増えていくのかしら。

本編アニメの終了からは4年3ヶ月振りなんだけど、スタッフはキャスト以外総入れ替えっぽくて、最早別物と言って良いと思う。
製作は動画工房。ここって結構良いものを作っているイメージあるな。動画工房がMF文庫Jの関係作品を手掛けるのは初か。

舞台は武装探偵を育成する東京武偵高校。優秀な武偵、神崎・H・アリアに憧れる少女、間宮あかりは先輩に教えを請う制度、戦姉妹(アミカ)の申請をそのアリアに出すのだが……。
本編以上に女の子ばっかり出て来る作風となっている。

OPはスタイリッシュな感じで。きゃぴきゃぴ感は殆ど無いな。
今回は導入編といった感じで、あかりが隠している闇もちらちらと見せつつ、主だったキャラが総出演している。
本編側のキャラもアリアを始めとして、キンジ、白雪、理子、レキが登場。

更に高千穂麗や風魔、夾竹桃等、今後活躍するキャラもあれこれ登場。麒麟も出てたし、原作既読組としては嬉しかったですね。

初回ということもあってアクションシーンには結構力を入れている様子。確か、『アリア』のアニメの方では初回から、CG演出の所為でおや?と思った憶えがあるし、良いんじゃないでしょうか。

EDを歌うのはアリアとあかりか。
そんな感じで1弾でした。結構、丁寧に作ってありそうで面白くなりそうな予感でござる。

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A+

シリーズリンク
緋弾のアリア 第12弾「ブラド」

エピソードリンク
2弾「危険な関係」

原作リンク
緋弾のアリアAA <1>(2011/03)

アニメ,一迅社文庫

「あたしに庶民を教えなさい!」

一迅社文庫初のアニメ化は順調に巻数を重ねていた本シリーズでした。アニメ化にあたってタイトルを『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件』から変更されている。

原作のCMでもタイトルを『庶民サンプル』と略した形でしか言っていないので、恐らく「拉致」という単語がNGなんだと思われる。
「ゲッツ」にしたのは劇中に登場するから。OPのCDの宣伝にダンディ坂野が出てるけど、その内本編にも登場するんだろうか。

製作はSILVER LINK.。最近のSILVER LINK.は製作本数を増やしたためか、そんなに良いクオリティのものは出て来ないイメージがあるけど……。無難止まりというか。

閏月戈さんが挿絵を担当しているラノベがアニメ化されるのはMF文庫J『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』に続いて2回目か。

おおまかな内容としてはタイトルでほぼ全て説明されてますw
OPは電波ソングの類なのかな。繰り返し聴いていたら洗脳されそう。

今回は導入ということで、庶民サンプルとして選ばれた主人公、公人(きみと)がお嬢様達との価値観のギャップに翻弄される様子が描かれる。
お礼状をしたためる展開ワロタ

EDはOPに反してまともな曲
そんな具合で第1話でした。あまりにもカオスな内容だったら大ヒットワンチャンあるかと思ったけど、どうだろうな。筋肉の活躍に期待。

燃:C 萌:A- 笑:A- 総:A

エピソードリンク
第2話「麗子様は私たちの憧れですわ」

原作リンク
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件(一迅社文庫、2011/11)

アニメ,漫画

フルーツバスケット 3 [DVD]

「本田さんは人の気持ちがきちんと理解る人だよ」

透の親友であるうおちゃんとはなちゃんが草摩家へ襲来。十二支の呪いさえ発動させなければ問題あるまいと思いきや、凄い勢いでハプニングが起きちゃったでござるの巻。
うおちゃんの過去がちょろっと語られてるけど、その辺は原作の要素を先行公開してるんだな。

原作では確か僅か1話分だったと思うんだけど、よくアニメ1話分に引き伸ばしたな。その分、ちょっとサムいコメディになりつつあるけど……。

提供バックが製作風景から普通の次回予告映像になりましたね。何故今更変えたのか。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第五話・・・
第七話・・・

富士見ファンタジア文庫

デート・ア・ライブ アンコール (4) (富士見ファンタジア文庫)
著:橘 公司 イラスト:つなこ

そう。この世のキラキラしたものだけを人の形に集めたかのような神々しい姿。我らがゴッデス、ああっ、四糸乃さまっである。

2015年8月の新刊。約1ヶ月1週間半の積み。隔月刊行。『アンコール』は8ヶ月振り。『いつか世界を救うために』からは連続刊行。
表紙は琴里。〈ラタトスク〉の制服姿か。白琴里でも良かったのよ。

さて、今回はアニメ1期Blu-ray特典として書き下ろされた短編に書き下ろしを加えた構成。道理でドラマガ連載で見た記憶が無いわけだ……。

各ヒロインにスポットを当てた短編集となっており、十香、四糸乃、折紙、狂三、真那、琴里が登板。

『十香ワーキング』で十香が士道にプレゼントした髪留めって、もしかして士織のトレードマークになっているアレのことか。
士道さんが妄想した十香のバニーガール姿いやらし過ぎるだろ……。

『狂三キャット』では狂三がBATSUGUNのあざと可愛さを発揮。
『真那ミッション』では『デート・ア・ストライク』との繋がりなんかも。

書き下ろしはまさかの十香反転体降臨である。反転体って、よっぽど強いストレスに晒されないと出て来ないんじゃなかったのか?
こちらではアニメ1期の時系列では未登場の八舞姉妹、美九、七罪も登場している。1人だけ挿絵が無い美九ェ……。

次は2015年10月に13巻『二亜クリエイション』。

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A

シリーズリンク
デート・ア・ライブ アンコール <3>(通常版)(2014/12)
デート・ア・ライブ12 五河ディザスター(2015/06)
デート・ア・ライブ13 二亜クリエイション(2015/10)
デート・ア・ライブ アンコール <5>(2016/05)

著者リンク
いつか世界を救うために -クオリディア・コード-(2015/07)

MF文庫J

女騎士さん、ジャスコ行こうよ3 (MF文庫J)
著:伊藤 ヒロ イラスト:霜月 えいと

「うむうむ。やはり人間というものは、ゾンビが出るとモールに集まってくるものなのじゃな」

2015年5月の新刊。約4ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、今回は蛍育成事業と水神さんのお見合いの2本柱でストーリーが展開する。水神さん、挿絵の登場率高くて優遇され過ぎだろw

プロローグをオープニングコント言うなw
巻数を重ねれば、水神さんが俺達にも理解る美少女に変化するんじゃないかと思っていたけど、全然そんなことなかったな。
実は麟一郎と幼い頃に出会っていたとかいうベッタベタな事実が明らかになったけど、これはロングパス伏線なのかしら。

本当の自然とは何なのか、環境を守るとはどういうことなのかに鋭く切り込んでいく社会派ラノベと言っても過言ではない……かもしれないw

そして実は麟一郎の婆ちゃんがエルフで肉体年齢が10歳程度とかいう訳理解らん爆弾発言が飛び出した。どんな引きだよw
次は2015年9月に4巻。

燃:C 萌:A- 笑:A 総:A

シリーズリンク
女騎士さん、ジャスコ行こうよ <2>(2015/01)
女騎士さん、ジャスコ行こうよ <4>(2015/09)

アニメ,電撃文庫

「だったら、糸を燃やして最初からやり直すしかないじゃないですか」

いよいよ最終回、最早池袋を舞台とした騒乱は取り返しのつかない事態へと。あちこちで狂人達が動き出す。
帝人の壊れっぷりがアレだけど、結局は何をしたいんだろう。

最後は特殊EDでブツ切れエンド。また臨也がピンチになって終了する流れかw
まぁ、いつもヘラヘラしてる臨也がピンチだとクライマックス感はあるのだが。

総評

ってな具合で第2部『デュラララ!!×2 転』全12話でした。益々登場人物が増えて、人間関係がややこしいことに。
キャラが増えた分、お気に入りのキャラの出番が減るという問題に直面した人も多いのではなかろうか。

そういやEDで大きく出ているくせに、森厳とエミリアさんって殆ど出番無かったよな……。

次は2016年1月から第4部『デュラララ!!×2 結』です。

燃:C 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
第23話「同じ穴の狢」

シリーズリンク
デュラララ!!×2 結 第25話「袖すりあうも多生の縁」

このライトノベルがすごい!文庫

まのわ 魔物倒す・能力奪う・私強くなる 4 (このライトノベルがすごい!文庫)
著:紫炎 イラスト:武藤 此史

黒歴史とはすなわち青春の残影である。

2015年10月の新刊。約1日の積み。5ヶ月振りの新刊。献本を頂きました。有り難うございます。
刊行ペースがそんなに速くないのは、なろうの連載分の執筆と加筆修正で時間がかかるからなのかしら。

さて、今回はジーク王子の鍛錬を兼ねた黒岩竜討伐クエストです。何だあの、楳図かずおさんみたいな挿絵w

風音はジーク王子を異性として全く意識していないからベロチューが出来たって書かれてるけど、意識してないからって軽々と出来るもんじゃねーだろ……。
ってか、ジーク王子は惚れちゃった年上のお姉さんにベロチューされたことで、確実に人生という名の道を踏み外したよねw

ところで、これってソシャゲ化したら面白そうじゃない?マニアックなゴミスキルとか集めるの楽しそう。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:B

シリーズリンク
まのわ 魔物倒す・能力奪う・私強くなる <3>(2015/05)
まのわ 竜の里目指す 私強くなる(2016/03)

 

このライトノベルがすごい!文庫,角川スニーカー文庫,講談社BOX,雑記

献本を頂きました。有り難うございます。

・まのわ 魔物倒す・能力奪う・私強くなる <4>

の計1冊。

スニーカー文庫では『魔装学園H×H』がアニメ化決定。絵師が同じ電撃文庫『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』のアニメ化も決まってるからベストタイミングか。ただし、絵師のHisasiさんは死ぬかもしれんw

講談社BOXでは遂に『傷物語』の映画の公開日が決定。2016年1月8日。ただし三部作。みんな喜んでるのかと思いきや、分割形式だったことに不満がある模様。
うーん、別に原作を持っているわけじゃないし、テレビアニメもワクワクして視てるわけじゃないから劇場まで足を運ぶほどではないかな……。

富士見ファンタジア文庫

GOD W(`・ω・´)RLD 1  -ごっど・わーるど- (富士見ファンタジア文庫)
著:吉村 夜 イラスト:早川 ハルイ

気持ちいいっ!『設定』や『自分語り』や『勝利確定後の上から目線の種明かし』って、どうしてこう快感なんだ?たまりませんっ!癖になっちゃうっ!

ファンタジア文庫2013年12月の新刊。約1年9ヶ月1週間の積み。『RPG W(・∀・)RLD』15巻からは連続刊行。

『RPG W(・∀・)RLD』を大団円で完結させた吉村さんが新シリーズを始動。前作っぽいものでもう一発当てましょう感を隠す気ゼロだなw
章の構成も一緒だし……。

さて、異世界タイタンへと神として召喚された高校生、坂上大樹。彼は幼馴染みのカイネと共に様々な英雄やアイテムを創造し、世界を脅かす魔神との戦いに挑んでいく……というお話。

自分の考えた設定を好きに再現出来るの気持ち良い!というところがこのシリーズのミソなんだと思うんだけど、いまいち乗り切れないというか、大樹の中二設定が弱いというか……。もっと鳥肌が立つような二つ名とか技名とかあっても良かったのよ。

ヒロインの筈の幼馴染みカイネが可愛くないんだよなぁ。イラストは可愛いんだけど、性格が剛毅過ぎるぜ……。
パリエルの存在に刺激を受けて、一気にヒロイン化するかもしれんが。

正直、『RPG W(・∀・)RLD』の記憶がもうあんまり無いんだけど、世界観が繋がってたりするのかしら。

次は2014年4月に2巻、2015年10月に新シリーズ『自作ゲーム世界で俺が、神戦略で無双する』。

燃:B- 萌:A 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
GOD W(`・ω・´)RLD2 -ごっど・わーるど-(2014/04)

著者リンク
RPG W(・∀・)RLD1 -ろーぷれ・わーるど-(2011/07)
RPG W(・∀・)RLD15 -ろーぷれ・わーるど-(2013/11)