シロクロネクロⅣ

シロクロネクロIV (電撃文庫)

著:多宇部 貞人 イラスト:木村 樹崇

一見地味な造りだが、小さなフリルで縁取りされた、職人技の光る水色……FUOOOOOOOOO!NUGITATE!

2013年2月の新刊。約6ヶ月1週間の積み。1年振りの新刊。そんなに空いてたのか……。

さて、打ち切り完結巻っぽいということで取り敢えず読んどこうかと。
仮にも大賞受賞作品を打ち切りで終わらせるわけにはいかないから、無理矢理でも完結はさせるって噂を聞いたんだけど、まぢかな?

真の黒達が望む始祖の復活を阻止するため、決戦に臨む由真達。おいおい、そんなシリアス展開お呼びじゃねーんだよ、もっとこう、他にあることがあるだろうがよ……。

破暗帝との合体が、殆ど盛り上がらずに終了してしまったのが残念でならない。そこは挿絵突っ込んどくべきだっただろ……。

最後まで、後書きの後のおまけ要るかな?かなり蛇足だと思うんだけど……。
あ、笑い猫さんは可愛かったですね。

総評

ってなわけで、死んでもいいからえっちしたい電撃文庫『シロクロネクロ』全4巻、これにて打ち切り完結と思われ。足掛け2年か。

最初は、お馬鹿なスケベで良かったのになぁ。破暗帝と男破威は天才的なセンスだと思ったのに、どんどんシリアス方向に行っちゃうんだもんなぁ。

次は2013年7月に新シリーズ『断罪のレガリア -ソロモンの継承者-』。

燃:B- 萌:A 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
シロクロネクロⅢ(2012/02)

電撃文庫

Posted by お亀納豆