アルジャン・カレール ~革命の英雄、或いは女王の菓子職人~〈上〉
「わたしは無駄だらけの国を作りたい!無駄なことを楽しめる国を!」
ファミ通文庫2014年10月の新刊。約5ヶ月3週間半の積み。『ドレ僕』6巻からは連続刊行。上下巻同時発売です。ラノベでは上下巻同時発売はかなりの上位の人気作家の証みたいなもんだよな。
野村さんが売れてるご褒美なのか、またしても単発作品で登場か。
舞台は中世ヨーロッパ風の国フロリア。そこで菓子屋を営む美青年アルジャン・カレールの謎に、劇作家のオーギュストが迫っていく連作短編集。
雰囲気としては『ドレ僕』に近いか。
野村さんが単発で出してくる作品なので、勿論オーソドックスなラノベ的な内容とは180度異なるわけで。
パッケージングだけ見れば、ビーンズ文庫で出てそうw
本作の特筆すべきポイントは何と言っても、登場するお菓子の美味しそうな描写。あー、甘いもん食いてー。つまりダイエットとかを意識してる人は読まない方が良いと思います。
自分のお腹の出っ張りから目を逸らしつつ(ぉ
次は2014年10月に下巻、2014年12月に『吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる』3巻、2015年3月に『ドレ僕』7巻、4月に『吸血鬼』4巻、6月に新作『下読み男子と投稿女子 ~優しい空が見た、内気な海の話。』
燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A
シリーズリンク
・アルジャン・カレール ~革命の英雄、或いは女王の菓子職人~〈下〉(2014/10)
著者リンク
・〝葵〟 ヒカルが地球にいたころ……①(ファミ通文庫、2011/05)
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件(ファミ通文庫、2012/02)
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 <6>(ファミ通文庫、2014/09)
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる①(ファミ通文庫、2014/05)
・陸と千星 ~世界を配る少年と別荘の少女(ファミ通文庫、2014/06)
・親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰(ダッシュエックス文庫、2014/11)
・下読み男子と投稿女子 ~優しい空が見た、内気な海の話。(ファミ通文庫、2015/06)
・SとSの不埒な同盟(ダッシュエックス文庫、2015/07)
・晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と(講談社タイガ、2015/10)
・楽園への清く正しき道程 0番目は北国産のツンドラ王妃?(ファミ通文庫、2015/11)
・むすぶと本。 『外科室』の一途(ファミ通文庫、2020/06)
・記憶書店うたかた堂の淡々(講談社タイガ、2020/07)
・世々と海くんの図書館デート 恋するきつねは、さくらのバレエシューズをはいて、絵本をめくるのです。(青い鳥文庫、2020/10)
・三途の川のおらんだ書房 迷える亡者と極楽への本棚(文春文庫、2020/12)
・ストーリーテラーのいる洋菓子店 月と私と甘い寓話(ソフトカバー、2020/12)
イラストリンク
・ストライク・ザ・ブラッド1 聖者の右腕(電撃文庫、2011/05)
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