【漫画】フェンリル １巻【感想／ネタバレ】

原作：赤松 中学　漫画：大西 実生子（みおこ）

「この星を統べよテムジン。そして妾との約束を果たせ。星を━━掴め！」

2019年11月の新刊。
『緋弾のアリアＡＡ』終了後、赤松さん原作の新しい漫画がスタート。

一見、これまでの作品とは全然関係無い風を装っているが、『アリア』シリーズと同じ世界観となる。

舞台は12世紀のモンゴル大草原。テムジンという青年がフェンリルを名乗る女性との出会いをきっかけに草原の、世界の覇者となり上がっていく様を描く。
このフェンリルという女性が、どうも璃璃色金っぽいんだよな……。

現状では硬派な戦記ものという雰囲気で、テムジンが少しずつ仲間を増やしていく様子が描写されているけど、最後にはがっつりページを割いて源義経も登場したので、群像劇っぽくなっていくのかしらん。
義経の傍にいる女も超常の存在のようだけど、こちらも色金絡みなんだろうな。

帯には元朝秘史×北欧神話との記述が。今のところフェンリルという名前くらいしか北欧神話感無いように思うけど、これからもっと色々出て来るのかな。

これはやっぱり『アリア』の世界観を解説するガイドブック的なものを早く刊行してほしいですねー。

燃：A-　萌：A-　笑：B-　総：Ａ

シリーズリンク
・フェンリル ２巻（2020/05）

スポンサーリンク

フェンリル(1) (ビッグガンガンコミックス)