ガガガ文庫,一迅社文庫,雑記

ガガガ文庫目当てで書店に行ったんだけど、一迅社もフライングで出てました。今月は20日が日曜なので、公式発売日自体が19日、土曜効果で1日フライングってところか。
ブツは、

・RIGHT×LIGHT7 ~飢えし血鬼と夏夜の炎花~
・文芸部発マイソロジー <2>
・ヴァンパイアノイズム
・創黎のアリシア
・えでぃっと! -ライトノベルの本当の作り方?!-

RIGHT×LIGHT7 (ガガガ文庫)文芸部発マイソロジー 2 (一迅社文庫 は 4-2)ヴァンパイアノイズム (一迅社文庫 し 1-7)えでぃっと!―ライトノベルの本当の作り方?! (一迅社文庫 み 4-1)

の五冊。一迅はまさかの全買いでした。だって、このラインナップだったら仕方ないじゃない!

ガガガの『絶対可憐女王にゃー様』は見送りました。書評サイトの感想次第では買うかも。

絶対女王にゃー様 (ガガガ文庫 し 1-4)

今後の新刊で気になるのは11月の『コップクラフト DRAGNET MIRAGE RELODED』。著者は賀東さん。って、何してんだアンタ!!『フルメタ』を書け『フルメタ』を!!
これって、タイトルからすると、Z文庫で出てたアレですよね。

一迅の来月の新刊で気になるのは『死神のキョウ』三巻。内容が気になるんじゃなくて、一時期公式サイトで無期延期となっていたので、ちょっと気になる。つーか桐野さん、イラスト描き過ぎじゃね?
何で『渚フォルテッシモ』は変わったんだろう……。

それと瑞智さんの『あかね色シンフォニア』。『フォルマント・ブルー』に通じる部分がありそうで気になる。
また、杉井さんがゆでそばさんとコンビで新作を仕込んでいるらしい。つまり『さくらファミリア!』は完結したということか。

ガガガ文庫

されど罪人は竜と踊る 7 (ガガガ文庫)

著:浅井 ラボ イラスト:宮城

「とにかく、貴様には妖精が関わるような不思議な理由で死ぬことを薦める」
「ギギナが死ね。身体中に肛門ができる奇病で死ね」

約三週間半の積み。今回は完全真説版の長編アナピヤ編上巻。噂によると、このエピソードの結末はとんでもない絶望らしいが今からwktkが止まりません(ぇ

帯には暴力等の過激表現が含まれていることに対する注意書きが。それ、三巻四巻の時点でやっておくべきだったと思うんだ。

今回はガユス、少女性愛に目覚めるの巻ということで、ゲストヒロイン、アナピヤが登場。ラノベヒロインの年齢としては極めて普通なんだが、『され竜』は登場人物の平均年齢が高めだから、かなりのロリキャラに思えるワナ。

戦闘は相変わらず凄過ぎて何がどうなっているのか判らない。

今回は巻末にこれまでの表紙イラストのラフを一部収録。
また、遂に後書きらしきものが付きました。上から後書き書けという指令が来たそうです。そりゃラノベで後書き無かったらぐんにょりするもの。
担当さんとの対話形式になってるんだけど、相当嫌がった形跡がw

こういう捻くれたところをアピールすると、角川とのトラブルにしても、浅井さん側にも原因があるんじゃねぇかと邪推してしまうなぁ。

燃:B 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

ガガガ文庫

されど罪人は竜と踊る 6 (ガガガ文庫)

著:浅井 ラボ イラスト:宮城

「ギギナ、直立歩行する糞と話す気分を知っているか?」
「今の気分だが?」

約四ヵ月三週間の積み。二ヶ月振りの新刊。やべー、放ったらかし過ぎた……。これ、七巻にキャンペーンの応募券が付いてなかったら、もっと放ったらかすところだったんだぜ……?

今回も短編集です。これで過去編以外のザスニ掲載分は収録出来たんだろうか。
長編に含まれている要素をバラして、それぞれの短編に凝縮したような印象。

『雨にさらして』では痛烈なラノベ批判が書かれていてぐんにょりした。
でも、エピソードのオチは珍しく救いがあって驚きました。落とすとこまで落とすのが浅井さん流だと思い込んでます。

取り敢えず言えることは『され竜』の挿絵にニーソはいた女の子が出て来たら物凄い違和感ということですね。

次は八月。既に積み本の山に埋まってる気がするけど、気のせいだよ!

燃:B 萌:B+ 笑:A- 総:B+

ガガガ文庫,雑記,電撃文庫

今月の購入物は、

されど罪人は竜と踊る⑦ Go to kill the Love Story

されど罪人は竜と踊る 7 (ガガガ文庫 あ 2-7)

の一点。
『ハヤテのごとく!』のアンソロの執筆陣が築地さん、水城さん、新井さん、七月さん、長野聖樹さんとなかなかに豪華。長野さんはどういう立ち位置なんだろうか……。

ハヤテのごとく!SS 超アンソロジー大作戦!! (ガガガ文庫 つ 1-4)

来月の新刊出で気になるのは『絶対女王にゃー様』。
再来月は『ラ・のべつまくなし ブンガクくんと腐思議の国』が気になる。ラノベネタの作品なんだろうか。

また、書評サイトの感想を見て気になった電撃文庫の

・鷲見ヶ原うぐいすの論証
・神様の言うとおりっ!

鷲見ヶ原うぐいすの論証 (電撃文庫)神様の言うとおりっ! (電撃文庫)

の二冊を購入。結局、今月の電撃の新刊は七冊買ったことになるな。はいはい積み本積み本。

ガガガ文庫

RIGHT×LIGHT―空っぽの手品師と半透明な飛行少女 (ガガガ文庫 つ 2-1)

著:ツカサ  イラスト:近衛 乙嗣

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

第1回小学館ライトノベル大賞期待賞受賞。
魔法ありの典型的なボーイ・ミーツ・ガールです。タイトルからはビックリするくらい内容の想像がつかんが。

目新しい要素は無いが、ガガガにしては安定していて良かったように思う。そんなにガガガ読んだことないけど。ただ、帯のコメディタッチってのは嘘だろ。

そして、ラストでアリッサと未由のどっちがメインヒロインか判らなくなる件。どう考えても、アリッサの方がメインの筈なんだが……。最後の見開きイラストは未由だしなぁ。

燃:B  萌:B+  笑:C  総:B+

ガガガ文庫

今日もオカリナを吹く予定はない (ガガガ文庫)
著:原田 源五郎 イラスト:x6suke

まずはブルマからスタート。そこから昇進しスク水へ。そしていずれは神。
神。
俺は神になる。
神になる男だ。

ガガガ文庫2009年7月の新刊。約4日の積み。小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作品。イラストは『狂乱家族日記』で御馴染みのx6sukeさん。イラストの段階では特に興味を惹かれなかったんだが、粗筋を見たら、ブルマが飛び交うと書いてあったので、釣られました。
って、別に飛び交ってないじゃん!ああ、ブルマという単語が飛び交うという意味か。

ストーリーは人間の寿命を奪う謎の存在「死角」と戦う少年少女を描く学園異能バトルものに分類出来ないこともない。
戦闘は基本的にさくっと終了し、日常を描いたコメディパートがメイン。このコメディパートがなかなかにクセモノでストレートな笑いじゃないと言うか何と言うか。独特の雰囲気が漂っているように思う。

『邪神大沼』といい、本作といい、笑える新人作品が出て来るのは良いことですね。

燃:C+ 萌:B+ 笑:A- 総:B+

シリーズリンク
今日もオカリナを吹く予定はない <2>(2010/01)

第3回小学館ライトノベル大賞リンク
やむなく覚醒!!邪神大沼(審査員特別賞、2009/06)

小学館ライトノベル大賞優秀賞リンク
下ネタという概念が存在しない退屈な世界(第6回、2012/07)
弱キャラ友崎くん Lv.1(第10回、2016/05)
ドスケベ催眠術師の子(第17回、2023/08)
嫉妬探偵の蛇谷さん(第18回、2024/09)

ガガガ文庫,雑記

 今回のブツは一点。

・今日もオカリナを吹く予定はない

 今日もオカリナを吹く予定はない (ガガガ文庫)

 ガガガが一点というのはごくごく普通。

 ガガガって、典型的な美少女絵の表紙もあるけど、結構硬派っぽい表紙の比率も高いんだよな。

『とある飛空士の追憶』のコミカライズがゲッサンで連載スタートらしい。ガガガはコミカライズ発表の場をゲッサンにするつもりなんだろうか。スーパーダッシュと同じ手法だな。

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い)

ガガガ文庫

やむなく覚醒!! 邪神大沼 (ガガガ文庫)

著:川岸 欧魚(おうぎょ) イラスト:Ixy(イクシー)

「オ前!隠レテナイジャン!オモクソ居ルジャン!ウケル!」

オモクソてw

第3回小学館ライトノベル大賞・審査員特別賞受賞作。「はさんで・あげちゃう」フェアの応募券が一枚足りなくて、じゃあまあ新人さんの作品でも、と思い購入。

ある日、何故か邪神として覚醒してしまった少年、大沼は自覚の無いまま、邪神としての日々を送ることになるという、シュールなんだか何なんだかよく理解らないコメディ。
深く考えずに、淡々としたギャグを楽しむのがコツなのか。
最初は何じゃこりゃって感じなんだけど、ジワジワ効いてくるw
特に、終盤で登場する天覚童子(てんかくどうじ)が良い味出してる。

そして、ようじょ天狗かえではガチ<何が

そういうわけで、『やむなく覚醒!!邪神大沼』でした。ガガガってことで、ハードル低めにしてたんだけど、そこそこ楽しめました。ただ、イラストは著しく残念です。

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:B+

シリーズリンク
うかつに復活!!邪神大沼2(2009/10)

著者リンク
人生(2012/01)
シスターと触手 邪眼の聖女と不適切な魔女(2024/04)

イラストリンク
ぼくこい(角川スニーカー文庫、2010/05)
なれる!SE 2週間でわかる?SE入門(電撃文庫、2010/06)
天使ラノベエルは働いたら負けと思ってる(メガミ文庫、2010/09)
ヒャクヤッコの百夜行(このライトノベルがすごい!文庫、2013/10)

第3回小学館ライトノベル大賞リンク
今日もオカリナを吹く予定はない(優秀賞、2009/07)

小学館ライトノベル大賞審査員特別賞リンク
俺、ツインテールになります。(第6回、2012/06)
夏へのトンネル、さよならの出口(第13回、2019/07)

ガガガ文庫

ブック×マーク! 2 (ガガガ文庫)

著:桧山 直樹 イラスト:さくや 朔日

「お願いです、そのことは誰にも言わないで……ください。私があんなことを言ったなんて、あまりにも恥辱です。恥ずかしくて、死にそうですわ」

「え?あ、ああ。わかったよ。言わない」

「でも、そこまで恥ずかしがることでもないと思うよ。けっこう、心の奥にそういう願望を持ってる女性って、意外といるんじゃないのかな?」

「君みたいにきれいな女性なら、なおさら、ね」

真は天然タラシですね、分かります。

約三週間の積み。半年振りの新刊。一巻が一応、彩メインの話だったので、今回は典型的なお嬢ツンデレ、白雪のターン。なのに、新たに今後レギュラー化するであろう女性キャラが二人も新登場。ちょ、まだ初期の四人ですらロクにイベントやってないのに、これ以上増やすとか……。

意図的に美少女ゲームの配置にしてるのかなぁ。ここまで女性比率が高いと不自然で気になるなぁ。異界司書には感受性の強い女性の方が抜擢され易いみたいな説明があれば、ある程度は納得出来るんだが。もしかして俺が読み飛ばしてただけだったりして。

口絵のピンナップではヒロイン六人の水着姿が。嬉しい反面、二巻で水着とか出て来ると物凄いテコ入れ臭を感じる……。

何にせよ、彩がスク水だったので満足しました。本文中には「スク水に似たおとなしいワンピース」という恐ろしく微妙なことが書かれていました。普通にスク水で良いじゃない……。

さくやさんのイラストのクオリティが高いが、もうちょっと枚数が欲しいと思うのは贅沢か。

そんなイラストの中でもイシちゃんこと図書館の意志のナース姿がかなりのエロさですよ。完全にただの釣りですが、これが釣られずに居られるかッ!

そういうわけで、二巻でした。ストーリーは大して盛り上がるわけではないが、やはり読み易いというのは圧倒的な武器だなぁ。

どうでも良いが、現在行われているフェア「はさんで・あげちゃう」って何かエロくね?

燃:B- 萌:A+ 笑:C+ 総:B


ガガガ文庫

樹海人魚 2 (ガガガ文庫)

著:中村 九郎  イラスト:羽戸 らみ

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

   一巻から十ヶ月。まさかの続巻ですよ。もう切ろうと思ってたんだけど、羽戸さんのイラストに釣られて、買っちゃうんだよなぁ。

  で、内容がしょんぼりで、後悔するんだ。ダブルヒロイン制度で、もっとラブコメれば面白くなりそうな気がしないでもないけど、そうなったらなったで中村さん作品ではなくなる気もする。

 

燃:B  萌:B  笑:C  総:B