富士見ファンタジア文庫

ハイスクールD×D 15  陽だまりのダークナイト (富士見ファンタジア文庫)
著:石踏 一榮 イラスト:みやま 零

『クソ!鞭で語る三者面談!そういうのもあるのか!教職は奥が深いぜ!』

2013年6月の新刊。約1ヶ月半週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
限定版にはオリジナルエピソードを収録したBlu-rayが付いてるんだけど、特に興味は無かったのでスルー。
表紙は魔法少女コスのレヴィアたん。限定版の表紙は同じく魔法少女コスのソーナ会長なんだけど、そっちの方が良かったな……。

さて、今回はドラマガ連載分を収録した短編集。掲載順じゃなくて、間に収録から零れたものの、リクエストが多かったため、収録することになった短編も含まれている。
いやいやいやいや、人気シリーズなんだから、ドラマガ掲載短編くらいは問答無用で全部収録してくださいよ!

単純に短編が収録されているだけでなく、各短編の間にはインターミッション的に本編が進行している。勿論、大きな動きは無いけども。
とはいえ、遂に前作の主人公、刃狗(スラッシュドッグ)、幾瀬鳶雄が登場。設定的に繋がってるのかは判らんが。

イッセーが契約相手として選ぶ魔法使いがルフェイになりそうな流れなんだけど、だから前巻のピンナップが彼女だったのかな。

書き下ろし短編は、朱乃さんと木場が、それぞれ部長の眷属になったときのお話。殆どダイジェスト風味なので、かなりアッサリしている。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ハイスクールD×D14 進路指導のウィザード(2013/01)
ハイスクールD×D16 課外授業のデイウォーカー(2013/10)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「神様が世界を捨てたなら━━私が世界を救います!」

原作1巻クライマックス。
替えのぱんつワロタ
アイは、しまぱん派だったのか……。

突如現れた、人喰い玩具を襲う死者達。そのリーダー格ヒコーツは人喰い玩具に憧れていた模様。
キャストは吉野裕行さんなんだけど、この人のイッちゃった演技好きだわぁ。
いきなり出て来て即退場したのが惜しいな。
え、アイって実は戦闘力、凄ぇ高いのか?銃弾を平然と避けてましたが……。

お互いに親子であることを知ったアイと人喰い玩具は絆を深めるが、それは人喰い玩具が不死でなくなることと同義だった。
ここが良く理解らないんだよなぁ。アイの墓守としての特性が働いたってことなのか。

そして1日だけ親子として過ごした人喰い玩具をアイは埋葬する。EDにまで本編が食い込んでたけど、サビの持ってき方が上手いな。ってか、凄ぇ最終回っぽいw

燃:C 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第2話「死の谷Ⅱ」
第4話「オルタスⅠ」

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

デート・ア・ストライク 3 (ドラゴンコミックスエイジ お 5-1-3)
原作:橘 公司 作画:鬼八頭 かかし キャラクター原案:つなこ

「私は今、とても幸せです!!」

2013年7月の新刊。
今回も表紙は折紙。いや、女の子いっぱい出てるんだから交代制でいこうぜ。ってか、折紙より美紀恵の方が圧倒的に出番が多いんですけど……。

扉絵は十香さんだけど、本編で全く出番無ーじゃねーか!もうちょっと本編とのリンクをですね……。

さて、明らかになるアシュクロフトの秘密。DEM社のえげつない陰謀が蠢いてるのが見えてきてるけど、どうも、この外伝で動いているのは主流派じゃないっぽいな。ウェストコットと敵対している派閥か。

大分重々しい話になってきたけど、この絵柄なら、もっと女の子達の、うふふきゃっきゃを描いた方が良いと思うんだけどなぁ。すっげー血生臭い展開だしな……。

巻末にはドラマガ掲載のショートショートも収録

燃:A- 萌:A 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
デート・ア・ストライク <02>(2013/03)
デート・ア・ストライク <04>(2014/03)

富士見ファンタジア文庫

デート・ア・ライブ アンコール (富士見ファンタジア文庫)
著:橘 公司 イラスト:つなこ

「俺、実はロリコンなんだ」

「近所の小学校に出向いて、女子小学生の体育風景を観察するのが日課でな。汚れを知らないつるぺたボディに、俺の〈鏖殺公〉は暴走寸前さ。まったく、小学生は最高だぜ!」

2013年5月の新刊。約2ヶ月半週間の積み。隔月刊行。
さて、シリーズ初の短編集。橘さんはファンタジアのお家芸、別タイトルで雑誌掲載分をまとめた短編集展開を自分の作品で出来たことが大層嬉しいらしく、著者紹介で大ハシャギである。

スレイヤーズ!』『魔術師オーフェン』『スクラップド・プリンセス』ときて、最後に『ストレイト・ジャケット』と、ちょっとマイナーに落ちてワロタ
多分、『ストジャ』ってアニメ化したとはいえ、マイナー寄りだよなぁ。

口絵は描き下ろしイラストは無いけど、デート準備をするヒロイン達の様子を描いた掌編が。

元々、本編はストーリーの構成上、一度目立ったヒロインは以降、活躍し辛いという問題があるので、そこを補うためでもある今回の短編集。
1話毎に描かれるヒロインが交代していく。十香、折紙、四糸乃、琴里、八舞姉妹といった具合で。

まとめて読むと、妙にをアピールする挿絵が目立つ気がする。ってか、濡れ浴衣姿の四糸乃がやたらエロ可愛いから困る。あと、神楽耶のブルマな。

描き下ろしは『狂三スターフェスティバル』。やだ、何かお洒落……。
あれ、狂三さんの魅力爆発じゃね?うっかり3巻のイカレっぷりを忘れそうじゃね?

でも、やっぱり最終的に狂三も救済するんだろうな。ってか、いくら描き下ろしとはいえ、ウェディングドレスを着せるのは優遇し過ぎでは……。まぁ、一番似合いそうな気もするが。

次は2013年9月に8巻、12月に9巻。

燃:C+ 萌:A+ 笑:B 総:A

シリーズリンク
デート・ア・ライブ07 美九トゥルース(2013/03)
デート・ア・ライブ08 七罪サーチ(2013/09)
デート・ア・ライブ アンコール <2>(2014/05)

富士見ファンタジア文庫

棺姫のチャイカVII (富士見ファンタジア文庫)
著:榊 一郎 イラスト:なまにくATK(ニトロプラス)

「出会ったばかりの婦女子の尻に見入ってる場合ではないぞ!」
「見入ってねえ!」
「匂いを嗅いでいる場合でもない!」
「嗅いでねえよ!」
「そんな馬鹿な!」
「馬鹿はお前だ!」

2013年7月の新刊。約1日の積み。半年振りの新刊。
まさかのアニメ化で新章開始です。世界に隠された謎が出るわ出るわで。

海底に沈んだと思しき遺体を捜すトール達は紅チャイカ一行と再会することに。一触即発となるかと思いきや、謎の亜人兵の乱入により、彼等はガズ帝国の秘密研究施設に上陸する羽目に……。

チャイカ達が棄獣かもしれないとは思ってたけど、まさか人間そのものが丸ごと8番目の棄獣だったとは……。
え、もしかして箱庭世界の設定まで『すてプリ』と共通するのか?ギイは、どうやら外側の存在っぽいけども。

となると、『すてプリ』の新装版を出して読み比べしようぜ!いや、電子書籍で全巻揃えられるみたいだけどさ。

どうもガズ皇帝自身も棄獣の第1世代っぽいな。自分達を捨てた存在に対し、諦観の感情しか持っていない他の棄獣とは異なり、反逆の意志があるのか……。

シリアスな展開の筈なのに、紅チャイカのお尻を強調した触手挿絵とかあるから困る。まぁ、なまにくさんの絵からは、あまり萌えを感じないのでアレなのだが。
あ、でも、フレドリカは可愛く思えてきました。

研究施設で出会った謎の少女ニーヴァ・ラーダ。その正体はガズ皇帝の遺した、生きている魔法機杖
『まじしゃんず・あかでみい』のファルチェ・ザ・ヴァリアブルワンド的なキャラキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
そう思ったのは俺だけじゃない筈。

一方、ジレットの死に衝撃を受け過ぎて、チャイカとして覚醒したヴィヴィ。うーん、ジレットは死んでないとは思うんだが……。

まぁ、そんな感じでアニメ化なわけですが。後書きでは、過去の実績を考えれば期待しても良いと書かれている。
となると、最有力候補は『すてプリ』アニメを制作したボンズか……?後は『ストジャ』のfeel.か。ただ、feel.は『アウトブレイク・カンパニー』作るしなぁ。ホントに期待して良いんだろうな……?
いや、そもそもヒットする未来が全く想像出来ないんだが……。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
棺姫のチャイカⅥ(2013/02)
棺姫のチャイカⅧ(2014/01)

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫,雑記,雑誌,GA文庫

色々買ってきました。ラノベは、

・生徒会の祝日 碧陽学園生徒会黙示録8
・ぼくのゆうしゃ
・棺姫のチャイカⅦ
・デーゲンメイデン 4.東京、崩壊

・冴えない彼女の育てかた <4>

それから買いそびれていた、

・クラスメイト・コレクション2 -僕のクラスには生徒が足りない-(GA文庫)

の計6冊。

コミカライズは、

・デーゲンメイデン

の計1冊。

あとドラマガ買ってきました。
メディアミックスの話はドラマガを読んだときに。

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「もうどうしようもなく大好きだ!愛してる!!」

さて、最終回。原作にOADが付くので、最終話扱いではないみたい。

琴里とのデートを楽しむ士道だったが、そこへ無断でホワイト・リコリスを持ちだした折紙が現れたことで、さあ大変。
ってか、ホワイト・リコリスごっついな!デンドロビウムみたい!

折紙を止めるため、十香と四糸乃も参戦。OPアレンジのBGMが格好良いな。ストーリーの都合上、敵を撃破して終わりじゃないから、ふわーっと終わってる感じがするけど、まぁそこはしゃーないか。

EDは『SAVE THE WORLD』に合わせて、エピローグ。十香さん、メインヒロインの面目躍如じゃないですか。

そして、今後登場するキャラ達のカットを見せて、2期制作決定の告知が。制作決定って、分割2期なんじゃねーかw
しかし、これで八舞姉妹が登場ということで、これで勝つる!

総評

ってなわけで、精霊をデートしてデレさせるファンタジア文庫原作『デート・ア・ライブ』分割2クール前半戦、全12話、ひとまず終了。

発表から放送まで、やたらと引っ張り、富士見書房40周年記念アニメと銘打った割には全然盛り上がらなかったな……。
やっぱり放送局の少なさが痛かったか……?いや、ZEXCS制作じゃなかっただけでも有り難いと思わなければならないのだが……。

OPの格好良さと女の子達の可愛さは評価されるべきだと思うんだけどなぁ。

2期は、もうちょっと放送局を増やしてくれると良いな……。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第十一話「カウントダウン」

シリーズリンク
デート・ア・ライブⅡ 第一話「デイリー・ライフ」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「何も理解んないまま生きちゃいけないよ」

うむ、絵は綺麗だが、何を言ってるのか理解らんw
突如、アイと人喰い玩具の間に乱入してきた男性ユリー。キャストは藤原啓治さんなんだけど、こんなに余裕の無いキャラは珍しいんじゃね?

早くもアイちゃんペロペロ(^ω^)アニメと化してきた気がしないでもない。あ、人喰い玩具とユリーの薄い本とか出そうですね。

今回も本編がEDに食い込むのか。食い込むのがデフォなのかしらん。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:A-

エピソードリンク
第1話「死の谷Ⅰ」
第3話「死の谷Ⅲ」

富士見ファンタジア文庫

デーゲンメイデン 3.後楽園、破砕 (角川ファンタジア文庫)
著:田口 仙年堂 イラスト:柴乃 櫂人

「俺は弱いかもしれないが━━俺たちは弱くない」

2013年2月の新刊。約4ヶ月3週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は練司と薄緑……かと思いきや、薄緑といすかでした。まぁ、こっちの組み合わせの方がラノベらしいけど。
って、クラウ・ソラスェ……。いや、本来の姿で出てるが。

さて、思わぬ形で、いすかと再会を果たした練司。しかし、お互いの立場や、いすかを狙うグングニルの存在が、2人を引き裂いていく。
時を同じくして、弁慶機関とロキの会合が行われることになって……。

クラウ・ソラスに弱いと言われ、落ち込む練司だったけど、いつの間にかハーレム宣言していたでござるの巻。
どういうことなの……。
練司さんの守りたい人達って女の子ばっかりじゃないですかー!やだー!

相変わらず、クライマックスで薄緑が剣に姿を変えるところが格好良いんだよなぁ。
あれよあれよと話が進み、あれ、これ常にクライマックス展開なんじゃなくて、単純に完結するんじゃね?と思っていたら、本当に次で終わりだそうです。

次は2013年7月に4巻にして最終巻『東京、崩壊』。

燃:A 萌:A- 笑:C 総:A

シリーズリンク
デーゲンメイデン 2.池袋、穿孔(2012/10)
デーゲンメイデン 4.東京、崩壊(2013/07)

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

冴えない彼女の育てかた~egoistic‐lily~ (1) (カドカワコミックス・エース)
原作:丸戸 史明 漫画:にぃと キャラクター原案:深崎 暮人

「最後には白濁まみれにしてもいいの?」

2013年7月の新刊。
アニメ化目前と思しきファンタジア文庫の人気シリーズのコミカライズ第1弾。少年エースで連載中。

作画の、にぃとさんはMF文庫J『まよチキ!』の本編コミカライズもやってるのか。あっちの単行本の表紙のイメージからロリっぽい絵柄なのかと思ってたんだけど、別段そんなこともなかった。

さて、本編とは異なり、このコミカライズはサブヒロインである筈の同人作家、英梨々にスポットを当てたシリーズとなる……筈なんだけど、1巻を読む限りでは、まだあんまり本編と違う部分は見えてきていないと思う。
ってか、元から英梨々ってメインヒロインっぽいじゃんと思わないでもない。

ビジュアル化されたことで、美少女ゲームネタが色々入ってるんだけど、専門外だから、メジャーなやつくらいしか判らんな。
皇国のゴライオン」って色んなものが混ざってるな。シルエットは電撃文庫『境界線上のホライゾン』だしw

本格的にオリジナルストーリーになるのは、これからだろうし、作画も悪くないし、取り敢えずは買い続けるか……。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
冴えない彼女の育てかた ~egoistic-lily~ <2>(2013/12)

原作リンク
冴えない彼女の育てかた(ファタジア文庫、2012/07)

コミカライズリンク
冴えない彼女の育てかた <1>(2013/08)
冴えない彼女の育てかた 恋するメトロノーム <1>(2014/04)

イラストリンク
不戦無敵の影殺師(ガガガ文庫、2014/03)