スーパーダッシュ文庫

アキカン!〈7缶めっ〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:藍上
陸 イラスト:鈴平 ひろ

 

「禁断の…………高校生×小学生……」

 

 でも同レーベルの『紅』は本編がガチでそうなんだ……。

 

 約二ヶ月二週間半の積み。四ヵ月振りの新刊。表紙はぶど子。というわけで、ぶど子まさかの復活です。男屋の過去とか、ぶど子がかつて戦ったスチール缶とかきな臭い話を盛り込みながらの感動系エピソードです。

 

 結局、アキカンが少女化するのは人間に恋をしたらかという理解ったような理解らんような理由付けがなされて終了。何だかんだで、ぶど子完全復活です。

 

 後書きによると、次はメロン達がアイドルを目指す話になるそうな。まぁ、シリアスでなかったら何でも良いですw

 絵師後書きでは「今回の男屋さんは生理中なですね、わかります」とか書いてあって吹いた。鈴平さん、自重してください。

 

 次は四月予定だっけ?アニメ放映期間を見事に外しているのはわざとなのか?

 表紙はどうせメロンかなじみん辺りだろうなぁ。ミサキとかいうミラクルはないものか。あと木崎さんとか。要は重複さえしなけりゃ良いんですよ。

 

燃:B- 萌:A 笑:B+ 総:A

ファミ通文庫

戦嬢の交響曲6 (ファミ通文庫)

著:築地
俊彦 イラスト:赤賀 博隆

 

「帰ってくるんでしょう?あたしたちは待ってるから」

「ああ、もちろん」

「約束するよ」

 

 約二ヶ月二週間半の積み。半年振りの新刊。全然そんな気せんけど。

 

 さて、じわじわクライマックスに向けて進行しているが、案の定、年内には終わらんかったな。

 

 雪風は相変わらず意気消沈したまま。そんな中、雪風と佑鹿の武器が似ているとかいう話が出て来たりして何かしら隠し設定がある模様。

 

 で、どんどん佑鹿がモテモテになっていく件。しかし文体の所為なのか、どうにも淡々とした印象。

 

 後書きによると、結構設定を作り込んであるようで機会があったら別の作品にも使ってみたいんだそうな。もしかしてスピンオフクルー?

 

 いやそれよりも『ポリ青』をですね……。

 

燃:B+ 萌:B+ 笑:C+ 総:B

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「へけけ……へけけ……」

 

 エールさん!?

 

 OPの副題は「俺とお前と、アキカンと」。最早何々編ですらなくなったな。

 

 今回はアキカン達のオーナーが居ないときの日常風景。これってオリジナルエピソードか?

 メロンはいつもの服を洗濯機に放り込んでいるのが何だかシュールでした。

 ぶど子は髪をほどいたら誰や判らんな。

 エールは部屋に侵入してきたとんぼに気が行ってまさかの極端展開。

 

 EDはコーヒー(ブラック、無糖)バージョン。

 

 次回、まさかのオリジナルアキカン登場か!?

 

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ マージナル・ホワイト 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫)

「もちろん、僕はデイジーが一番好きだよ」

 

 約二日の積み。通算三十八冊目。三ヶ月振りの新刊。シリーズ七巻、キネティック後半戦『Endless Area』上巻。『クリムゾンS』三巻と同時発売です。コンスタントに刊行されているので安心。

 今回もカバー下のイラストは健在。デイジーとピースがプッシュされていて嬉しい限りです。

 

 本編は投獄されたマーヴェラスの前にエリュトロンが姿を現し、リシュリーが近づいていることを知らせる下りまで。やはり特に気になるポイントは無し。

 

『リトル・パーフェクトレディ』

 デイジーの初恋は誰だったのか?という話。どう考えてもピースだと思うんだが、未だ明言されず。

 

 何かデイジーって凄いヒロインヒロインしてる気がする。スノウは主人公ではあっても、あんまりヒロインって感じがしないんだよなぁ。

 

 次巻はいよいよ「炎帝の紋章」編ラスト。今のペースなら、六月刊行か。これなら年内新展開も夢じゃない!

 

 ところで、BUNBUNさんの画集が出るそうですが、どうせ『薔薇のマリア』以外だろと思ってたら、収録されてたーーーーーーーーーーーーーーーーー!!??

 嬉しいと言えば嬉しいけど、これはつまり暫く『薔薇マリ』はアニメ化しないってことですよね……。

 つーか、これは買わないといけない気がする。

 

 次は『チェイシング・クリムゾン』、『レオン・ザ・レザレクター』四巻、『ダン・サリエルとイドラの魔術師』。三冊同時刊行キトゥアアアアアアアアアアッ!!『赤』は落ちそうな気もするが。

 

燃:A- 萌:A- 笑:C+ 総:A

GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 3 (GA文庫)

著:榊 一郎 イラスト:神奈月 昇

「私だって先輩と一緒に歩きたいですもん。別に通行人さんの邪魔をしているわけじゃないんですからいいじゃないですか」
「何度も何度も何度も言うが!私の!私の邪魔になっているんだ!」

もうこの会話の下り、何回読んだかなぁ……。しかも似たようなシーンが多々あるから余計に。

今月は15日が日曜のため、土曜効果のフライングも合わさり12日発売。買った日に読み切ったので積んでない!

さあ1ヶ月延期の末に発売となったキネティック第2話後半戦に当たる『クリムゾンS』3巻です。通算37冊目。またしても隔月刊行。『マージナル・ホワイト』と同時発売。

表紙はプリネシカとレンバルト。何で!?何でコーティとプリネじゃないの!?法則性……orz
ちなみに2人とも表紙初登場。
こうきたとなると、次はユフィンリーとミゼルドリット、学院長とエレインドゥースあたりか?

本編では特に気になる記述は無し。ここまではPC版とPS2版両方やったから読み飽きてる部分があるんだよなぁ。目新しい記述も無いとなると。

<h1>『FAVORITE DISH』</h1>
物凄い読んだことある気がするなぁと思ったら、キネ完結編の初回特典冊子用の書き下ろし短編『エクストラ・クリムゾン』じゃねーか!!書き下ろしちゃうやん!いや、どこにも書き下ろしって書いてないけど!特別短編って書いてあるけど!

コーティの苦鳴のようなものについてkwsk

加筆部分はフォロンとコーティが同じ寮内の2人部屋に映ることになった経緯が語られる部分。いくら精霊とはいえ、若い男女が同じ部屋で寝食を共にするのは問題があるという意見が出たため、措置が採られたらしい。何を隠そう、その意見を出したのはコミカライズ発のアヤキ委員長です。コミカライズからの逆輸入キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

後書きによると、『エイフォニック・ソングバード』でトルバス神曲学院の女子制服のデザインが変わっているのは榊さんがカントクさんにチェックを描いてもらわなくてどうするのかと制服のモデルチェンジがあったことにしたかららしい。つまり『エイディング・クリムゾン』以降にモデルチェンジがあったということか。

このままキネ後半も一気に文庫化かと思いきや、来月『チェイシング・クリムゾン』なる文庫が刊行されます。同タイトルの短編がアニメ1期のDVD特典にあったらしいが、まさかこのタイミングで文庫化だというのか……?今のタイミングでやると、2期のDVDの売上が落ちると思うんだが。
若しくは同タイトルの短編を長編にリメイクしたとかかも。
単に榊さんが忘れててタイトル重複させただけってのもありそうで怖い。

ここで『クリムゾンS』を1回止めるってことはアニメではここまでしかやらないってことか?アニメは全12話って判明してるしな。分割2クールだったりするんだろうか。

アニメは1期同様、アニメシャワー枠。EDを歌うのはコーティら役の戸松さんらしいが、『こじか』や『乃木坂春香』みたいにヒロイン勢によるダンスだったりしないものだろうか。

ocelotのHPではキネティックの新作登場とか言って、シルエットが2種類出ている。その片方がどう見てもコーティということで、いよいよ新作クルー?

次は『マージナル・ホワイト』。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A

コミカライズ,トクマノベルスEdge

大正野球娘。 (1) (リュウコミックス) (リュウコミックス)
原作:神楽坂 淳 作画:伊藤 伸平

「いらぬという者にカネを貸す。コレ銀行家のキホンな」
「そんなバブリーな時代はあと61年はこないと思いますね」

アニメ化を控えて、コミカライズ1巻が登場です。絵を見たときは恐ろしくぐんにょりしたんだが、いざ読んでみると面白い。本編を膨らませる形で、ギャグやパロディも多く仕込んであり、存外楽しめた。

別に野球をしていなくても構わんのです。面白ければ、大正浪漫の香りが漂っていれば良いのです!
ただ、この絵面で乳首を描かれても反応に困る。

後書きは延々モーニング娘。の話で吹いた。誰が誰に対応しそうとか超どうでも良いw
アニメはTBS及びBS-iでの放映が決定しているが、もう発表されてから結構経ってるのに未だに開始時期が決まらない。どうなってんだ。春から始まると思ってたのに、違うみたいだし。
制作はJ.C.STAFFということでクオリティは保証されたようなもんか。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
大正野球娘。 <2>(2009/06)

コミカライズリンク
帝都たこ焼き娘。 大正野球娘。番外編(2010/11)

アニメ,電撃文庫

「……私がチョコレートあげたら、竜児は、嬉しいって思うのかな」

 

 バレンタインデーを巡って、様々な想いが交錯する。取り敢えず独身(30)可愛いよ独身(30)。

 体調を崩し、倒れたやっちゃんの代わりにバイトをすることになる竜児と大河。ちょ、ツインテ大河が可愛過ぎるんですが!!どこで拾えますか!?<落ち着け

 パッと見では穏やかに見える人間関係だが、その心の内はかなりアレなことに。そんな中、唯一、まさかの勝ち組の男、春田。名前忘れたけど、『スピンオフ』のあの人も登場。中の人は誰かが二人一役やってるっぽい。この声、誰だっけなぁ?

 物凄いイチャイチャしていて吹いた。

 そして、みのりんが大河に想いをブチ撒けろと迫る。フルスロットルクライマックスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

 大河の逃げ場を防ぐ北村とばかちーのコンビネーションが絶妙過ぎる。J.C.STAFFの本気炸裂で次回へ続く。あれ、原作九巻終わらなかったぞ……?いや、殆どは終わってるんだけど、これで最終巻は二話丸々使えませんね。

 竜児がやっちゃんにブチ切れちゃうところでEDに入った方が絶望感が際立って良かったと思うけどなぁ。

燃:A+ 萌:- 笑:B+ 総:

MF文庫J

きゅーきゅーキュート!〈3〉 (MF文庫J)
著:野島 けんじ イラスト:武藤 此史

「恋はひとりでもできますが、愛には必ずふたり必要ですのよ。だから、恋をあたためても、ふたり必要な愛にはなりませんわ」
「だ、だったら、なんになるってのよ」
「決意、ですわ。恋する想いを相手へ伝えるには、決意が必要でしょ?」

スイート、超良い事言った!

中古。なかなか見付からなくて苦労しました。わざわざ遠くのブックオフまで行った甲斐があったぜ、らっき!

さて、表紙は髪を下ろしたキュート。総扉は差分変化でウサミミキュート。キュート可愛いよキュート。

今回は六七女のゴルゴンゾラと六八女のパルメザンの双子姉妹の悪戯で封印庭(アーク)の中に閉じ込められた理刀達の騒動を描く。騒動ってつーか結構真剣にピンチだった気もする。
理刀の『混沌とした実在(カオティック・リアル)』の必要な魔法までもキャンセルするところなんかはまさに幻想殺しですね。

今回の主題は巴のフラグと百香の能力発現なわけだが、ヌルヌルベタベタなまさかのエロス展開に吹いた。あんまりそういうことしない作品かと思ったんだが……。と言うか、『H+P』とかやりたい放題の作品を知ってるから、超温く感じるw

ラストでは理刀の住んでいるマンションがアンダーレゾン学院に通う予定の女子生徒三十人が入居してきて事実上の女子寮化というミラクル。流石に完全に男一人ってきつくね

つーわけで、ちょっとマジ要素が多くて減速した三巻でした。って、口絵のメイドさんなヒロイン達ってイメージイラストなのかよ!
ところで、悪戯双子というと、『ハリー・ポッター』のフレッドとジョージを思い出します。

燃:C+ 萌:A 笑:B 総:B+

MF文庫J

らぶジェネ! (MF文庫J)

著:本田
透 イラスト:鶴崎 貴大(たかひろ)

 

「えー?男の子ってさぁ。おっぱいがでかいほうが嬉しいんじゃないのぉ?」

 もちろんだ!

 嬉しいに決まっているっ!!!!

 

 いや!

 一概にそうとも言い切れないっ!!!!<何なんだ

 中古。○八年十二月の新刊。最近、物凄い刊行スピードで本を出している本田さんがMF文庫Jに進出。発売時はベッタベタなラブコメっぽかったのでスルーしたんだけど、正月にブックオフに行ったら見付けて、え、まだ発売から一ヶ月も経ってないじゃん!らっき、取り敢えず買っとけ!みたいなノリで買っちゃいました。

 買って暫くしてから、イラストが『隙間女』の鶴崎さんであることに気付きました。

 取り敢えず表紙はぱんつはいてない。しかし表紙をめくると、総扉では差分変化で僅かにぱんつが見えている。

 さて、主人公の航(わたる)は黒歴史と化した中学時代を脱出し、高校デビューを果たそうとするが、彼の前にかつて恋した美少女ゲームのヒロイン、美羽が現れたから、さあ大変。

 え、何?二次元から三次元に現れる系のヒロインが流行っているのか?思いつくだけでも『ラブ★ゆう』『セキララ!!』『ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!』等々。古いのだと、『竹田くんの恋人』なんかもそうだっけ?

 で、航はリアル美少女の竜宮(たつみや)さんと美羽の間で揺れ動くことになるというベッタベタなラブコメです。勿論、MFが大好きなちょっと不思議設定も入ってるよ!

 ちょくちょくオタネタが入ってくるところが多少好き嫌いを分けそうな気もする。〈ザ・ワン〉って『アクマのミカタ』にそんな奴居んかったっけ?

 地方都市伝説を退治するとか巨乳風邪とかって、もしかして『ギャルゴ!!!!!』ネタなのか?

 また、京極堂って有名な名探偵なのかな?個人的にはそこまではメジャーじゃないというイメージがあるんだが。

 そして口絵の竜宮さんのおトイレシーンで髪飾りがトイレットペーパーに見えたのは秘密だ!

 つーわけで、『らぶジェネ!』でした。ベッタベタだけど好きな人は好きな筈。つーか鶴崎さんのイラスト補正もあるしね。次は四月だっけ?取り敢えず続投。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:B

イラストリンク
ふぁみまっ!(GA文庫、2010/04)
おお魔王、死んでしまうとは何事か ~小役人、魔王復活の旅に出る~(講談社ラノベ文庫、2020/12)

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

なんとなく伝説の勇者の伝説 (角川コミックス ドラゴンJr. 139-1)

原作:鏡
貴也 漫画:とよた 瑣織

 なんとなく始まった公式絵師による四コマ漫画が遂に単行本一冊にまとまるほどの分量に。薄めとは言え、こんなに溜まってたんだなぁ。

 何で買ったかって、そんなのただの勢いに決まってんでしょーが。原作なんてまだ一冊しか読んでないのに。

 巻末にはドラマガの特集で掲載された四コマもモノクロではあるが、完全収録ということで痒いところに手が届く仕様。

 そして時々フェリスが可愛い件。一応分類としてはツンデレなんだろうなぁ。

 ついつい注文するの忘れるんだけど、既に本編コミカライズ一巻も出ている筈。こんだけガンガンメディアミックスやってるのに何でアニメ化されないんだろう……。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:B