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映画プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!【特装版】 [Blu-ray]

「希望はずっと、私達の中で輝いてるんだからぁぁあああああ!!」

取り敢えず、この時点で既に尺が足りなくなってきていることが判った。

概要

恒例となった春の映画『オールスターズDX』シリーズ第2弾。2作目にして、早くもお決まりのパターンのようなものが出来つつある。

舞台は海上に建設されたフェアリーパーク。シプレとコフレに招かれたつぼみとえりかはそこで自分達以外にもプリキュアが居ることを知り……というお話。

5代目だけ大幅にキャラデザの雰囲気が違うため、歴代の各々方にすり合わせた作画になってるんだろうけど、違和感が凄ぇw

導入

突然姿を消したシプレとコフレが残したしょぼい地図を頼りに、フェアリーパークへと向かうつぼみとえりか。
えりかがツッコミに回るショートコントが妙に楽しい。

フェアリーパーク

1000年に1度目覚めるというレインボージュエルをお祝いするために建設された……のか?
ナッツとココが王の姿で客をナビしたりしてるので、どうもパルミエ王国全面協力のようだ。

従業員は基本的に妖精で、これまでの劇場版に登場した妖精達も軒並み登場している。『GoGo!』の4国王も出ているという隙の無さ。オールスターなのはプリキュアだけじゃない。
にしても、タルトとシフォンの浮きっぷりが……。
タルトは他の妖精と比べて2倍近いサイズ差があるし、シフォンは服着てるから違和感があるのね。

一般の方々も妖精が居ることをガチスルーなのだが、そういう設定なのか、単によく出来た機械か何かだと思っているのか。

クリスタルミラクルライト

今回もやはりナッツ制作なのだろうか……。

レインボージュエル

プリキュアの力の源。これを奪われると、プリキュアは戦う力を失ってしまう。なら、フェアリーパークなんぞ作ってアピールせんと、こっそり隠しておけばEじゃNAI!と思わないでもないが、それは言わないのが、ぼくとわたしのお約束。

懐かしい人達

モブには、各シリーズに登場した脇役達がうじゃうじゃ居る。キャストがメインキャラと被っている人は台詞まであるというサービスっぷり。この時点では脇役扱いだったいつきとゆりさんも出てます。

また、トイマジンと化していたテディベアも登場。

先輩との遭遇

5代目が最初に出会うのは4代目。出会う瞬間の演出が、前作で4代目と3代目が出会うときと殆ど同じw

設定は前作から引き継いでいるようで、4代目以前の人達は面識がある。

深海の闇ボトム

レインボージュエルを狙う謎の存在。『オールスターズ』の敵は何やよく理解らんけど、とにかく強大な敵ってイメージだな。

闇の底からプリキュアに倒された幹部達を復活、手駒とするが、その復活幹部のチョイスは何なんだろう。ダークフォールからはドロドロン以外の4人が登場してるのに、ドツクゾーンからはウラガノスだけしか出ていなかったり。中の人の問題か?
敵もオールスターで嬉しい限りだが、いつの間にか皆さん退場された?撃破シーンあったか?

カレハーンがアラクネアにカレーパンとか言われていて吹いた。懐かしいネタ拾ってきたな。意外と咲と気が合うのかもしれん……。

作画が張り切り過ぎた所為で、皆さん、物凄い悪人面。特にノーザさんパネぇですw

『ハートキャッチプリキュア!』チーム

プリキュアになって日が浅いということもあり、中盤までは先輩達に助けられっぱなしという印象。
しかし、当代なだけのことはあり目立ちっぷりは一番。

何故、一瞬だけキャラデザ準拠の作画になったし!

『フレッシュプリキュア!』チーム

先代は準主役扱いということで、目立つ目立つ。通常の変身シーンに加え、ピーチとパッションは固有必殺技のバンクもあり。
更に、2回目の登場では完全新規作画での変身と優遇っぷりパネぇ!

なぎさ、咲、のぞみ、ラブでアホの子シンクロするシーンは必見。つぼみはボケの方向性が違うからなぁ。

『ふたりはプリキュアMaxHeart』チーム

流石に均等に目立たせることは人数的に苦しくなってきたか、出番少なめ。名乗りのシーンがあるだけで、必殺技どころか変身シーンさえ無い。
これは後述の2チームも同じ。

しかし、まさかのシャイニールミナス活躍シーンは衝撃。マスコット抱き係で終わるのかと思いきや。ハーティエルアクションって凄い技だったんだな……。

『ふたりはプリキュアSplash☆Star』チーム

殆ど初代と同じ程度の扱い。復活怪人的には恵まれた世代。

『Yes!プリキュア5GoGo!』チーム

2代目と4代目の中間くらいの活躍具合。アクア&ローズVSハデーニャさんは因縁の対決といった感じで燃える。
ローズがミルクに戻って、ハデーニャさんの攻撃を回避した上、耳でぶっ叩いて、またローズに戻るというトリッキーな戦法を使用。これが噂のオープンゲット……!

CG戦闘

何なの、4代目の映画でやって味をしめたの?凄い違和感あるんだけど……。EDのCGは完全に感覚麻痺したから、もう気にならないけど、やっぱり本編でやるのはなぁ。
5代目の映画ではなかったけど、きっと『オールスターズDX3』では、またやるだろうな。

キュアレインボー

ミラクルライトの力でパワーアップしたプリキュアの総称。既に上位フォームがある人はそれに若干のデザイン変更。全く無い人は完全新規のパワーアップ。
だというのに、出て来たと思ったら合体攻撃を発動させて、即戦闘終了で、勿体無いにも程があるだろ……。

特に勿体無いのがブライティブルームとウィンディイーグレット。ここにきて、まさかのダブルスピリットエボリューションだと……?
是非、次回作ではもっと長時間、その姿を拝みたいものだが。

エンディング

主題歌メドレーに乗せて、CG作画によるプリキュア17人のダンス。まさに圧巻。
うららさんはライブ自重したようです。

まとめ

これでようやく、『プリキュア』の映画コンプリート。長かったぜ……。

流石にプリキュア17人、妖精15匹が登場するとなると、脚本的にも尺的にも、しんどいものがあるか。
おいおい、どーすんだよ。今度の大集合は21人だぜ……。
やっぱり最後ってのは本当で、今後は戦隊みたいに当代と先代のコラボとかにするのかなぁ。

最後っていうんなら、変身と名乗りと必殺技がノーカットで見たいです、先生!欲を言えば、ファイブエクスプロージョンが見たいです!

燃:S- 萌:A+ 笑:A 総:S

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映画フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!?(初回限定版) [DVD]

「あったかいね、ラブのハート」

概要

最早恒例となった10月から11月にかけての映画。
時系列はラッキークローバー・グランドフィナーレが普通に使われているので、37話より後。と思ったら、矛盾する設定があるそうで。どこだ……。

ガイダンス

本編開始前にタルト、シフォン、カオルちゃんが登場し、ミラクルハートライトの使い方を懇切丁寧に説明。
やたら自己主張するから、まさか本編に出番無しなのかと思いきや、全然そんなことなかったんだぜ。

OP

テレビシリーズの映像を使いつつ、新規カットを追加。何故、この映像、テレビで使わなかったし!?

ウサピョン

ラブの自室のクローゼットに仕舞われていたぬいぐるみ。おもちゃの国の人間界への侵攻を止めるためにラブ達プリキュアに助けを求めることに。

映画に先行して、テレビシリーズ26話に登場していたらしい。

ウサピョンと言えば、5代目でいつきがお気に入りにしてたアレもウサピョンだったな。デザイン、全然違うけども。

おもちゃの国

前年の映画『お菓子の国のハッピーバースディ』で登場したお菓子の国が子供達の夢の具現化だったのに対し、こちらは実は子供達に捨てられたおもちゃの行きつく先という設定。
こちらもやはりテレビシリーズで何度か登場。こういう形でリンクさせてくるのは面白い。

というわけで、今回のテーマはおもちゃを大事にしようってところか。

トイマジン

おもちゃを捨てた子供達に復讐するために動き出した怪人。ラビリンスとは一切無関係。
つまり、これまでの映画ではテレビシリーズの敵と何らかの接点があったが、今回は一切無し。上述のガイダンスにウエスターさん達がちょろっと出てるくらい。

ファーストバトル

バラバラに分断されたプリキュア達はそれぞれ戦闘に突入。

ピーチはカンフー人形をどうやって倒したんだ。明鏡止水ってことなのか?

美希タンの宇宙服は誰特コスプレなんだよw

ブッキー可愛いよブッキー(ぉ

せつなのディーラーコスは明らかな贔屓。
パッションさん、戦闘にアカルンの能力使うのはアカンやろ……。チート過ぎるやろ……。

VSトイマジン

久し振りに見たラッキークローバ・グランドフィナーレはやっぱり格好良かった。
問題はその後。グランドフィナーレでも倒しきれなかったトイマジンが他のおもちゃ達と合体して巨大化したところで、何故か3Dになる不思議。
しばらくは3Dと通常の作画が切り替わりながら展開されるのだが、違和感が凄いw
3Dで作った方が安く出来るのかなぁ。

ミラクルハートライト

何と劇中に登場せず。ただ、ラブとウサピョンによるライト振ってアピールが物凄い。
そう考えると、5代目映画のミラクルライト蔑ろっぷりはつくづくパネぇ。

子供達のおもちゃを大切に想う気持ちをシフォンが白いピックルンに変換。その力でラブはキュアエンジェルに変身。
前年のシャイニングドリームに続く主人公独壇場っぷり。他の3人は見てるだけっていう。

このパターンは何とかならんものかなぁ。この時点で全員キュアエンジェルになれば良かったのに。

浄化されたトイマジンは元はクマのぬいぐるみだったことが判る。このときのキャストは坂本千夏さんなんだけど、この人、5代目でおばあちゃん役で出てるじゃん。『オールスターズDX3』で共演あるか?

でも浄化されたのに、次の映画では敵として復活するんだよな。これいかに。

エンディング

自分の席限定とはいえ、踊ることが許されるという凄いエンディング。テロップが流れる横で、ラブ達が踊るときの注意事項を列挙していく。
そこまでして、ちびっこを躍らせんでも……。まぁ、ダンスをテーマの1つに掲げている以上、理解らんではないのだが。

ED映像はテレビシリーズのものにタルトとシフォンを追加したもの。え、要る?

まとめ

今までの中で一番子供受け要素が強かった気がするな。舞台、テーマ、ギミックが。

これで秋の映画は全部観たけど、やっぱり5代目の出来がダンチだな。何があったのと思うほどの差がある。
いや、本来はこういう内容の方があるべき姿なんだろうけどさ。

燃:A- 萌:A+ 笑:B 総:A

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映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合! [Blu-ray]

「だって、みんな同じ空の下に居るんだから!!」

概要

前年の『お菓子の国のハッピーバースディ』と同時上映された短編映画を再編集して、1本分の尺にしたもの……らしい。
短編のウケが良かったから作ったのか、予定調和なのか。『仮面ライダーディケイド』の影響もあるんだろうか。

舞台は主に横浜みなとみらい21。ダンスコンテストに参加するために、そこを訪れたラブ達4代目は力を欲する謎の存在フュージョンに襲われて……というお話。

時系列

初代から3代目まではどうなってんだ。パワーアップ具合である程度判るが、テレビシリーズ終了後と考えてもいいのだろうか。
基本的にシリーズ終了時に変身能力失った人は居なかった筈だし。

『フレッシュプリキュア!』チーム

テレビシリーズが放送中ということで、彼女達がストーリーの軸。先輩達に支えられて……という展開はスーパー戦隊のVSシリーズに通じるところがある。

冒頭で3代目とニアミスするが、それ以降は終盤まで孤独な闘いが続く。

妖精達

12匹も居ると、まさにウジャウジャという表現を使いたくなる絵面。会議だったためか、シフォンは呼ばれず。ミルクはミルキィローズとしての立場があるからか、やはり会議に出席せず。

ココとナッツがパルミエ王国に皆を招集し、強大な闇が近付いていることを示唆する。
この事態に対抗するため、ナッツはレインボーミラクルライトを開発したと言う。ナッツさんの技術力、マジパネェっす。
そう言や、ミルキィノートとかもナッツ作なんだよな。
ライトの開発には鏡の国やお菓子の国の技術を応用してるんだろうか。

まさか本編中にミラクルライトの使用法が入るとは思わんかったわw

フュージョン

全てを一つにするため、光、闇関係無く力を欲する謎の存在。キャストは子安さんということで、またお前か!
なぎさのお父さん、スコルプ役で出てるので、3回目じゃないっすか。

既に各闇の勢力は取り込み済みで、そこから力を抽出して、復活怪人を作り出すことが可能。ザケンナー、ウザイナー、コワイナー、ホシイナーはテレビシリーズで登場した個体が多数登場で燃える燃える。
一部、本作のオリジナルが居たが。

『ふたりはプリキュアMaxHeart』チーム

美味いチョココロネの噂を聞きつけ、咲の実家PANPAKAパンを訪れる。しかし、咲達は出掛けており、遭遇は無し。

トネリコの樹の下でチョココロネを食べようとしたところ、ムープとフープと出会うことに。

久し振りに見たら、キュアブラック、マジ男前だったわ。
シャイニールミナスが中盤までマスコット抱き係だった件。

『ふたりはプリキュアSplash☆Star』チーム

こちらはナッツハウスへ。遭遇するのはココ、ナッツ、シロップ。変身に噛んでるマスコット以外は別シリーズのプリキュアと出会っていく展開は上手く出来てる。

このシリーズは何かにつけて精霊の光を放つから綺麗です。

『Yes!プリキュア5GoGo!』チーム

TAKO CAFEへ。出会うのはルルン。相変わらず、のぞみがアホの子で安心するw
4代目から見て、直近の先代だからなのか、若干他の代より出番が多め。

ミルキィローズも終盤まえマスコット抱き係w

奇跡の全員大集合

各チーム登場時に主題歌流す演出考えた奴誰なの?『プリキュア』って滅多に本編で主題歌流さないから、流れたときのテンションの上がり具合が尋常じゃない。

しかも前半とは比べ物にならないクオリティの戦闘でえらいことになってる。
このタイミングで復活ザケンナー達が出て来るのも良い。

全員集合してから、もう一度名乗りがあるんだけど、ここはもうしつこいくらいがっつりバンク祭りにすれば良かったと思うの。全員がきっちり名乗ったら、物凄い時間かかると思うが。

ラストバトルは全体的に見所だらけだけど、ブルームとイーグレットからブライトとウィンディへのスライド変身は必見。確か1回もやったことなかったよな?

初代と4代目は設定の都合上、攻撃が派手じゃないからどうしても見劣りしちゃうな。

ミラクルライト発動

シフォンがファインプレーでミラクルライトを持ってきたため、妖精全員で振り回すことに。変身に必須なメップル達も一時的にプリキュアから分離して、ライトを手にする。

そして劇場版の主題歌と共に必殺技同時発動。4代目はここだけのオリジナル合体攻撃プリキュアトリプルフレッシュを使用。テレビシリーズでも似たようなのは使っていたけども。

脇役達

本編中にも少しだけ登場しているが、最後のダンスコンテストの観客の中にいっぱい居ました。懐かしいなぁ。

エンディング

フュージョンを倒した後もプリキュア達の交流は続きましたよ、という話。だから、うららライブすんなw

まとめ

結局、同一世界観なの?という疑問が残る。まぁ、設定的にツッコむような内容でもないのだが、がっちり同一世界観って設定してくれた方が燃えるわけで。
特に次元を越えたりしてる描写は無かったから、同じ空の下で暮らしてるのか。

何にせよ、歴代プリキュア大集合というコンセプトはどう見ても大きいお友達向けの内容です。本当に有り難う御座居ました。

あれ、OPにしかない映像なかった?短編で使われたものかな。

燃:S- 萌:A 笑:B+ 総:S

アニメ,映画

「困っているなら力になりたい。それだけです!」

生きていること、そして

『ハートキャッチプリキュア!』という

作品と出会えたことを神に感謝する

レベルの面白さだった。

経緯

例年、『プリキュア』の映画と言えば、観たい観たいと思いながら、映画化に足を運ぶ勇気が持てず、涙をのんでいたのですが、先日『牙狼』を観に行ったときに、公開中の看板を観たら、丁度本編が神展開続きだったことも相俟って、物凄く観たくなってしまいました。

冷静になれよ、ボーイ。つぼみが言っていただろう?「私、変わります。チェンジするんです!」と。
なら、俺も自宅で映画観たいお!と言っていた自分からチェンジするしかない!(キリッと思い、行動開始。

流石にキモオタ1人で行くのは辛かったので、女子も交えた頼もしいBGBの後輩達を召喚しました。正直、「それは引くわ」的リアクションが返ってくることを覚悟していたら、声を掛けた4人全員が即答でOKでした。みんなメンタル強いな!

このことを知ったBGBの面子は、俺なら体面を気にせず1人で行けると思っていやがるそうです。
俺の変態っぷり過大評価され過ぎワロタ

何にしても、同行してくれたコタ、ますた、aco、有り難うございました。君達マジ英雄。512階級特進な。
日程が合わず、来られなかったユッケにも感謝。

観る前に頑張ってパンフレット買ったんだけど、どうもレジのお兄ちゃん、入りたてのバイトだったらしく、俺が勇気出して「プリキュアのパンフレット残ってますか?」って訊いてんのに、「はい、あります」って答えるだけで出してくれないの。いや、欲しいから訊いてんだっつーの。
しかも500円だったから、1000円冊出したら、そのままレジにしまい込まれて終了しそうになった。いやいやいやいや、お釣り500円とレシートは?ってことで恥ずかしさとか吹っ飛んで、苦笑しちゃいました。

そら、ええ年こいた男、しかも子供も居なさそうな奴がプリキュアのパンフレットなぞ買い求めたら混乱するわな。だが私は謝らない<何なんだ

ちなみにパンフレットは平成ライダーのパンフがガチなインタビューとか載っていて結構大人向けの内容だったので、プリキュアもそうなのかと思いきや、こっちはガチで子供向けでした。
ただ、表紙と裏表紙がメチャ可愛いので満足。
つーか、最後の最後までストーリー書いてあるんだけど、良いのかアレ……。

公開日から1ヶ月以上経っており、また夕方の上映だったこともあって、ガッラガラでした。これくらいなら1人でも何とかなりそうだと思わないでもないが、公開直後とかだと判らんからなぁ。

上映前の『忍たま乱太郎』の宣伝が面白そうでした。主題歌に合わせてってのが格好良かった。

概要

『プリキュア』映画シリーズ第9弾。今作の舞台はフランスの首都パリということで、実在する外国を舞台とするのは初めてのこと。
劇中では明言されていないが、えりかのお母さんがファッションショーを行うことになり、オープン記念のショーに、つぼみ達も参加するため、パリにやって来たという設定。

サブタイトルが疑問形なのは、つぼみにとってはパリは花の都という認識しかないからかと思われ。

そこで砂漠の使徒の幹部サラマンダー男爵と謎の少年オリヴィエと出会ったことから物語は動き出す。

えりかの両親はあちこちに連れて行ってくれるので、比較的登場回数が多いな。あまり出番の無い花咲夫妻……(´・ω・`)

OPはプリキュア達がコーラスとして参加する特別バージョンです。

時系列

普通にスーパーシルエットが登場しているため、38話より後であることは確定。
また、季節は秋。

花咲つぼみ/キュアブロッサム

元々可愛いとは思うけど、映画では、つぼみさんマジ戦うヒロイン状態で、無茶苦茶可愛かった。オリヴィエにお姫様抱っこされてたしな。
ラストバトルではブロッサムに変身してる状態で髪がほどけるという珍しいシーンも。

ギャグ、シリアス問わず涙目になるシーン多し。これがまた可愛いんだな。

嬉しいのはブロッサムの単独変身シーン。テレビシリーズで最後に流れたのって、確か3話じゃないか?
改めて見ると、すげー格好良い。

正直、オリヴィエ絡みで3度目の失恋になるんじゃないかと思ってましたw

来海えりか/キュアマリン

いやもう書くまでもないことだとは思うが、それでも敢えて言おう。

椅子から落ちて転げ回りそうになる

くらい可愛かったッ!!

ニーソだったりポニテだったり三つ編みだったり、萌え殺されたわ。

にしても、えりかの声って劇場で聞くと、ものっそキンキンすんのな。だが、それが良い<気持ち悪い

ブロッサムの単独変身が嬉しかったのと同様に、こちらはいつきとセットという珍しい組み合わせでの変身シーンが嬉しい。基本は2人の変身シーンが交互に映るだけだが、ココロパフュームをかざすカットだけは新たに用意されていたみたい。つぼみの手を除外しただけだとは思うが。

それにしてもマリンインパクトの使い勝手の良さは異常。

明堂院いつき/キュアサンシャイン

何となく仄めかされてはいたけど、いつきの一人称が「僕」である理由が明言された。いや、それは本編でやれよ!とも思う。
逆に考えれば、本編で語れなかった部分を映画で補完しているとも考えられるが。

EDでは変身シーン以外での、いつきのロングヘアーが拝める。エクステ付けてたのか。

月影ゆり/キュアムーンライト

何か、この人、常にプレッシャーを放ってね?

いつきと同じく、この人もテレビシリーズでは1回しか言っていないお父さんの話をさらっとしちゃう。しかもフランスで行方不明になったって新情報じゃね?
まぁ、フランス云々ってのは、ゆりさんを参加させるための理由付けかもしれんが。

史上初の高校生プリキュアだけあって、可愛いというより色っぽいですw

最初の戦闘で1人だけ参加しなかったから、もしや……とは思ったが、案の定中盤でムーンライト無双入りました。

妖精達

妖精まで全部パンチをやり出すとは……。

オリヴィエ

サラマンダー男爵と行動を共にする謎の少年。つぼみに感化されていく彼の姿には心和む。

その正体は男爵によって狼男としての能力を付与された孤児。パンフによると、赤ん坊のときに捨てられたらしいが、ウィキペディアでは違うことが書いてある。どっちなんだ……。

本名は不明。男爵からはルー・ガルーと呼ばれていたし、オリヴィエというのは彼のこころの花から、つぼみがつけた名前だし。

男爵の封印を破ったことから、彼と共に旅に出ることになるが、そもそも何で封印破れたんだろうなぁ。プリキュアの封印ってのは聖なる力なら簡単に破れるもんなのか。

最後の最後で勝利の鍵となる展開はお約束。

正直、えりかの腕にホールドされてるときは代わってほしいと思った(ぉ

サラマンダー男爵

サラマンダー男爵になら抱かれても

良い。

だって、キャストは藤原啓治さんなんですもの!格好良過ぎんだろ!

400年前に封印された砂漠の使徒の最初の幹部……だそうな。心を持ってしまったため、デューンに見放された挙句、キュアアンジュによって封印されてしまう。

その行動はいかにもな悪役って感じなんだけど、どこか哀愁のようなものを漂わせていた。
最後はオリヴィエとまた旅に出たのだろうか。

彼が従えるのはコウモリスナッキー。もしかして幹部によってスナッキーの形状が違ったりするんだろうか。

キュアアンジュ

サラマンダー男爵を封印した初代プリキュア。撃破ではなく封印だったのは、それだけ男爵の力が強かったということなのか。

その姿を銀の鎧をまとった戦乙女のようだが、この人の像ってプリキュアパレスにあったのかな。

イメージ映像の中には着物のような格好のプリキュアが居た。和風デザインってメインモチーフとしてやってみたら面白いんじゃね?

プリキュア・スーパーシルエット

巨大なドラゴンと化した男爵を倒すために変身。映画の公開日が10/30だったため、テレビよりも1日早い登場となった。

スーパーシルエットのまま戦ってくれるのを期待していたのだが、速効でハートキャットオーケストラを発動。
と思ったら、クイーンオブハートキャッチ(仮称)で殴る、という無茶戦法で吹いたw
確かにデカい相手と戦うには、便利なのかもしれんが。

ミラクルフラワーライト

このままドラゴンを押し切れるかと思いきや、そうは問屋が卸さなかった。押し返されるプリキュア達。イケメンモードのコッペ様が駆け付けるとか、サプライズ過ぎるw
すぐに消耗して、変身解けちゃったけど。

そこで、いきなりミラクルライトですよ。
これまでのシリーズでは上映前にライトの説明があったらしいのだが、今回は無し。更に、この取って付けた感、もしかしてこれは上からねじ込まれたのか……と思わされた。
コッペ様がぶっ倒れながらライト振ってたのは面白かったがw

で、みんなのこころの花の力を借りて、なんかもう凄いことになったハートキャッチオーケストラ。
迫力あり過ぎ。

エピローグ

EDも、みんなのコーラス付きの特別バージョン。それに合わせて、ファッションショー。普段見られない髪型とか見れて、凄く良いEDだった。コタ曰く、リアルにあっても可愛いと思える服のデザインだったそうで。流石、ファッションをテーマの1つに掲げているだけのことはある。

コッペ様が当然のようにイケメンモードでショーに参加しているのが納得いかないw
もも姉とかに何て説明したんだよw

まとめ

ハイクオリティどころじゃない映像、本編を加味しつつ、普段出来ないことをやるシナリオと、ムッチャクチャ面白かった。可愛く、アツく、面白く。正直、俺の中で神格化されてしまった。数年に一度しか出ないランクつけちゃうわ。
本当に観に行って良かった。やっぱりスクリーンで見ると、迫力が段違いだわ。
俺の外見がようじょなら、こんないちいち思い悩まなくても観に行けるんだがなぁ。

唯一、引っ掛かるところがあるとすれば、つぼみとオリヴィエ達は何語で会話してたのさってところ。モブはフランス語喋ってたから、男爵とオリヴィエは共通語みたいなのを喋っていたのかもしれん。

そう言えば、誰も決め台詞言わなかったな。
CMで流れてたマリンが高所から落下して「嘘でしょー!?」って叫ぶシーン無かった?

次は2011年3月19日『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来に届け!世界をつなぐ☆虹色の花』。
本当にオールスターズラストとなるのか。多分、観に行きます。

燃:S+ 萌:S+ 笑:A 総:SS-

反復リンク
2回目
3回目
4回目

エピソードリンク
第37話「強くなります!試練はプリキュア対プリキュア!!」
第38話「プリキュア、スーパーシルエットに変身ですっ!!」

映画リンク
映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?(2009/10)

映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花(2011/03)
映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪(2011/10)

映画,特撮

「本当に大切でかけがえのない人をホラーになど出来るものか!!」

概要

大人向け特撮『牙狼』が映画で復活。パチンコが当たったから復活出来たって聞いたけど、どこまで本当だろうな。
僕が知らなかっただけで、結構色んな媒体で展開してるのね。ノベライズとかゲームとか。

近場で上映するなら観に行こうかなくらいの気持ちだったんだけど、日本初の全編フルデジタル3Dということで、じゃあ観とかんといかんかなぁ、と。
本当は公開初日に行くつもりだったんだけど、台風が来るかもしれんというので断念。2週目は他に用事あるしなぁとか思って先延ばしにしていたら、3週目になっちゃいました。
ただ、パンフレットの販売が制作の都合で遅れたため、結果的には遅く行って良かったとも言える。

3D眼鏡の防犯ゲートなんてあるのな。まぁ、そりゃ持って帰られたら迷惑だろうが。

ちなみにPG12指定です。グロ方面かとwktkしていたらエロ方面だった件。いや、グロの方もそうなのかもしれんが。ってか、おっぱいモロ出しはPG12で良いのか。

導入

7体居る使徒ホラーの1体、魔鏡ホラー・カルマを追って、とある街へとやって来た鋼牙。そこにはアカザ、シグト、列花が拠点としいる街だった。
鋼牙は彼等と協力してカルマを討とうとするが、列火は個人的な怨みをカルマに抱いていて……というお話。
使徒ホラーなんて設定初めて聞いたわ。

登場人物

テレビシリーズやスペシャルからは随分と間が空いていることもあってか、既存キャラは鋼牙とザルバのみが登場。カオルでさえ名前しか出て来ない始末。
個人的にはもっと懐かしの面々が見たかったんだが。

冴島鋼牙/魔戒騎士ガロ

言わずと知れた主人公。相変わらず生身でのアクションシーンが大変そうである。
ガロの変身時間制限は設定としてはちゃんと残ってるみたいだけど、そういった描写は一切無かった。心滅獣身見たかったなぁ。
列火炎装も登場せず。ただ、鋼牙が剣に緑の炎を宿らせて振るっていたシーンはありました。
既存のガロの装備で出て来たのは轟天だけか。それも途中で退場しちゃったけども。

魔戒法師 列花

今回のヒロイン。女に生まれたため、魔戒騎士になることが出来なかった少女。一人称は「俺」。の割にはやたら女性的な格好をしているなと思う。つーか、谷間と太股があざと過ぎると思うの。

最後は確実にフラグが立ったと思うんだが、鋼牙さん、カオルを放ったらかしといて良いんですかw

魔戒法師シグト

この人、タイムグリーンらしいです。あの頃と全然雰囲気違うじゃん。中性的な美少年じゃなかったっけ?

ホラー

相変わらずデザインのグロ格好良さが凄い。特にクルス。
予算があるもんだから、もう必要以上に気持ち悪いの何の。

全編3D

3D映画を観るのは『仮面ライダーW』に続いて2回目だけど、3D具合がダンチだった。割れた窓ガラスが画面に向かって落ちてくるシーンなんかはビクッ!ってなりました。

奥行きがはっきりと感じられて、シーンによっては舞台を見ているかのようだった。

ラストバトル

もうね、予算の大放出っぷりがね。カルマに倒された魔戒騎士の英霊が列花の鎮魂歌と共に現れるところは良いシーン。英霊の中にはカルマに殺された列花の父親の姿も。ここでちょっと泣きそうになる。

ここまでは映像は凄いけど、シナリオは後一歩って感じかなぁと思ってたけど、一気にガッと来た感じ。
どうせなら主題歌を流してラストバトルしてほしかったけど、そういうテンションの作品ではないかなとも思う。

まとめ

そういうわけで、劇場版でした。クオリティを除けば、テレビシリーズ上の1エピソードといった内容で、これからいくらでも続きを作れる終わり方。「GARO PROJECT2010」とか言ってるし、まだやりそうだな。

燃:A+ 萌:B+ 笑:C 総:S-

シリーズリンク
呀<KIBA> ~暗黒騎士鎧伝~

アニメ,映画

映画Yes!プリキュア5GoGo!お菓子の国のハッピーバースディ♪【初回限定版】 [DVD]

「キスで起こしてほしかった?」

久し振りにココ見たらイケメンっぷり眩し過ぎるわw

概要

プリキュア映画第5作。アニマックスで放送されたので視聴。

のぞみの誕生日

『プリキュア』で誕生日のエピソードなんて、この人くらいのもんじゃないかという気がする。
唯一、時間がループしてるシリーズでってのは皮肉だなw

ブンビーさん乱入

映画にテレビシリーズの幹部が登場するのは初。ブンビーさん、快挙じゃないかw
今回はエターナルと関係無しのアルバイト。なのにホシイナー使って良いのかよ。りんさん達が作った誕生日ケーキをホシイナーの素体にした上、撃破された後はケーキを奪ったまま逃走。

この後、のぞみ達はデザート王国の騒動に巻き込まれ、ケーキどころではなくなってしまう。
結局、最後までケーキを取り返さなかったから、どうなったんだと思っていたら、EDでブンビーさんが食べようとしていて吹いた。

プリキュア5登場

どうも映画は序盤と終盤で変身を1回ずつというのが基本パターンらしい。久し振りに変身BGM聴いたけど、滅茶苦茶格好良いな。
ミルキィローズは登場せず。

チョコラ

デザート王国の王女。ココとナッツとは知り合いらしい。

デザート王国

あらゆるものがお菓子で出来ているという一部の人には夢のような国。いくら食べても太らず、美味しいという気持ちだけが溢れるらしい。ってことは、偽りの満腹感でヤヴァいことになるのでは……。

住人達は犬耳のようなものが全員付いている。かといって、ココ達のように人化しているわけではないようで。単に外見の差別化のためなんだろうか。

ムシバーン

どんなにお菓子を食べても満たされない、美味しくお菓子を食べたいという理由でプリキュア達をお菓子にしようとする。
この頃のプリキュアの敵って基本、いかにも怪人って感じのデザインが多かった気がするけど、この人、外見はダンディなおじ様です。

劇場版の敵がテレビシリーズの敵と全く関係無いのは今回が初めてか。ブンビーサンを雇っていたのはともかくとして。

ビター&ドライ

ムシバーンが手下として操っていたデザート王国の住人。何故、偽りのケモノミミを付けていたのかが理解らない……!
ドライのキャストは石田彰さん。先日、『ハートキャッチ』にコロン役で登場したのが記憶に新しいですね。

ダーク小々田

ムシバーンに操られたココがサングラス装備で、ドリームの敵として現れる。その外見で気付きそうなもんだが、ドリームはサングラスが取られるまで、その正体には気付かなかった。何でやねん。

ココは黒いフルーレを装備して襲ってくるが、どうもこのフルーレはパルミエ王国の力らしい。戦闘力はムシバーンから付与されたもののようだが。

ドリームはココの目を覚ますためにキスを。まさかプリキュアでキスシーンを見ることになるとはな……。
冒頭の眠り姫の話は伏線だったわけね。普通に流してたわ。
いやしかし、ココがお姫様の側なのかよw

ミルキィローズ

やはり、プリキュアの名を冠さない戦士は扱いが悪いのか、変身は1回だけ。それもムシバーンの足止め役。
メタルブリザードを放った後、力付きてミルクに戻ってしまい、その後活躍の場無し。

つーか、プリキュア5もローズもココとナッツの承認無しに強化必殺技発動してね?いや、シーンがカットされただけとも考えられるが。

想いを咲かせる奇跡の光シャイニングドリーム

ミラクルライトの力でパワーアップしたドリームの劇場版限定上位フォーム。大きな白い翼によって飛行能力は得るわ、スターライトフルーレでムシバーンと壮絶な剣戟を交えるわと、独壇場です。

まぁ、ムシバーンのサイズが人間大のままだったので、5対1の構図はやり難かったんだろうが。

必殺技プリキュア・スターライト・ソリューションは圧巻。最早スーパーロボットの必殺技みたいになってるw

よくよく考えたら、シャイニングってレモネードと属性被ってんじゃねぇか。同シリーズ内で被るのってアリなの?
何にせよ、これで劇場版では限定上位フォームってのがお約束になったよね。前作のスーパープリキュアはデザインの変更具合が微妙だしね。

エピローグ

デザート王国で、のぞみの誕生日パーティを行うことに。ケーキはチョコラが作りました。

EDはそのパーティのカット集みたいになってるんだけど、うららライブすんなw

まとめ

そういうわけで、映画第5作でした。盤石のクオリティ。欲を言うならば、こまちとナッツの絡みが欲しかったと。
ちゃっかりミントに抱っこされてるナッツさんは流石としか言いようがないが。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:S-

アニメ,映画


「俺達は」
「私達は」
「「理解り合うことが出来た」」

凄過ぎて、どうにかなりそうだった。

観終わった後、こんなに消耗するなんて……ってなりました。

導入

テレビシリーズ最終回の最後に告知されてから、1年半、遂に公開されました。『ガンダム』の映画って、ちょくちょくやってるっていう印象があるんだけど、新規カットを追加した総集編でない完全新作は実に19年振りなんだそうで。

本当は公開初日の9/18に行きたかったんだけど、その日は生憎『ポケモンBW』の発売日だったので断念。その1週間後も、まだまだポケモンを楽しみたいから見送って、公開3週目を選択。

パンフレット

通常版の他に4人のガンダムマイスター仕様の特別版があるってどういうことなの?専用の表紙と、キャストインタビューが収録されてるんだとか。
「ガンダムのパンフレットください」って言ったのに、どのバージョンが訊かれなかったってことは既に売り切れだったんだろうか。

待ち時間

早めに着いたから、シアターの前の椅子に座って読書してたんだけど、前の上映が終了間近になると、シアターの扉が開けられて、クライマックスシーンが聞こえてきたんですが……。
駄目じゃねーかw
アホか、MOVIX京都。

来場者特典

裏面にショートショートの掲載されたキャラカード。フェルト率が異常に高かった模様。カード繰ってないんだろうな。

舞台

テレビシリーズ終了から2年後。地球連邦は新政権の元、軍縮し、融和政策を押し進めていたが、小さな不和は世界中に依然として存在していた。

映画『ソレスタル・ビーイング』

政府がアロウズが全部悪いというイメージを市民に植え付けるための娯楽映画。見ていると、少しずつ劇中劇と判ってくる仕組み。
何故か、アロウズのボスはアレハンドロさんになっており、まさか今更ハイクオリティでアルヴァトーレやアルヴァアロンを見ることになるとは……。

ガンダムマイスターの中に、あからさまなロリ美少女が入っていて吹いた。

刹那・F・セイエイ

グラハムが少年少年呼んでいたが、もう20歳になってるよね。
大分、精悍な顔つきになったか。

ロックオン・ストラトス

活躍してたんだけど、他のマイスターに比べて、あまり印象に残っていない。他はここぞ、っていう見せ場があったと思うんだが……。

アレルヤ・ハプティズム

メカアクションだけでなく、生身のアクションシーンにも恵まれていた人。あまりにも生身で、別の映画かと思うw

ふと思ったんだけど、アレルヤとハレルヤが入れ替わりながら、マリーとエロいことする同人誌ありそうですね。

ティエリア・アーデ

エルスの出現に際して、再び肉体を得て復活。まぁ、すぐにラファエルの自爆で肉体消し飛んだけども。

最後のホログラムのミニティエリアがギャグに見えて仕方がない。

ソーマ・ピーリス/マリー・パーファシー

アレルヤと共にガンダムハルートに搭乗。人格的にはマリーなんだろうけど、マリーって呼んでるのはアレルヤだけなのか。
他は大体ピーリスさんって呼んでるのね。出撃のときにアレルヤはソーマ・ピーリスと言っていたわけで、どうにもややこしい。
キャストにもピーリスと書いてある。

フェルト・グレイス

2年の間に心境の変化でもあったのか、ショートカットに。前の方が可愛かったと思うんだが。

のっけから、せっちゃん好き好き光線が出過ぎていて吹いたw
しかも終盤では目覚めたせっちゃんの手を握っているという超ヒロインっぷり。ここで誰もが姫の完全敗北を悟ったことだろうw
この後に満塁さよならホームランが待っているとは誰が思っただろうか。

ミレイナ・ヴァスティ

2年で外見が一番変わったのはこの人。大人の女に脱皮中らしいが、まずはその喋り方を直さんとなぁ。

沙慈・クロスロード&ルイス・ハレヴィ

PTSDで入院しているルイスの元に通いながら、仕事をする沙慈。仕事場ではルイス関連で結構わがままを聞いてもらっている様子。彼の愛の深さに涙。
物語初期のラブコメっぷりはなりを潜め、今では落ち着いたカップルの風情。

ルイスはまた髪を伸ばし始めたのね。

グラハム・エ―カ―

連邦でまともに軍人やることにしたらしい。グラハムらしい台詞はあったけど、迷言っぽいものが無かったのが残念と言えば残念か。
にしてもブレイヴかっけー。

ビリー・カタギリ&ミーナ・カーマイン

何故かラブコメしているこの2人。最初、何でネーナがおるねんと思って、ビックリしたけど、どうも遺伝子提供元がこの人みたい。殆どネーナと一緒です。
ビリーに付きまとうようになった経緯が激しく気になるわw

パトリック・コーラサワー&カティ・マネキン

何で結婚したのに名字そのままなんだろう。つーか、コラ沢さんはいつまで妻を間違った階級で呼ぶんだろうかw

死にそうで死なないのは最後までコラ沢さんらしくて実に良いわ。

クラウス・グラード&シーリン・バフティヤール

相変わらずの人達。つーか、シーリンの子供はどうなったんだよw
全く触れられてねーじゃねぇか。居たら居たで、姫の方に懐いちゃう、とかありそうだが。

デカルト・シャーマン

せっちゃんに続く、純粋種のイノベイター。トランザムバーストの影響で人々はイノベイターとして覚醒し始めたらしい。
目覚めたために、研究材料にされちゃった可哀想な人。
かなり屈折した性格の持ち主っぽかったんだけど、何と中盤でさくっとエルスにやられて退場

最後にエルスに取り込まれたデカルトとせっちゃんが対峙するシーンがあると思っていたのは俺だけではない筈だ。
正直、これでは登場した意味が全く理解らない。

イノベイドいっぱい

あちこちにイノベイドが登場している。未だにイノベイドは増え続けているんだろうかね。

ダブルオークアンタ

戦闘のためではなく、トランザムバーストを最大限、有効活用するための機体なんだそうで。そのためか、あまり派手な活躍は無かったか。超重要な機体ではあるんだろうが。

オーライザーが無くなったため、大分すっきりした印象。頭部はぱっと見、1ガンダム系列に見える。
ツインドライヴに用いられているのは新開発されたGNドライヴ2基。イノベイドとの戦いで2基失われている筈なので、旧GNは残り3基。サバーニャとハルートで、後1つは何処行ったんだ?
プトレマイオス2に付いているのか、外伝組が持っているのか。
調べたら、セラヴィーに積まれていたものもイノベイドとの戦いで大破したそうな。

ガンダムサバーニャ

装備品が増えたからなのか、大分いかつくなった印象。終盤の乱れ撃ちは燃えざるを得ない。
ハロは2体搭乗がデフォルトになったのか。ホルスタービットの処理に必要なのか。

また、デュナメスリペアが登場したのは嬉しいサービス。

ガンダムハルート

アリオス+GNアーチャー、みたいな。コクピットは複座式になっており、アレルヤとマリーが登場。
かなりのボリューム。また、マルートモードでは6つ目になる。本性を出すと、禍々しくなるのはキュリオスと共通か。

ラファエルガンダム

型番が他のガンダムと違うのはティエリアがソレスタルビーイングの中で建造していたから。そのため、搭載しているのは疑似太陽炉。赤い粒子撒き散らしてたし。
ヴァーチェ、セラヴィーとガッチリ体型の機体から一転、ラファエルはナドレやセラフィムに近いスマートな体型。

デザインはモロにガデッサ系列からの発展。ガルムガンダムが深く関係してそうだな。
上に乗っかってるユニットを初めて見たときは他の新機体がいかつかったこともあって、遂に合体かと思ったが、繰り返し見る内に分離して、もう1体のガンダムに変形するか、ラファエルが着込んで重装甲ガンダムになるかのどちらかになると予想するようになっていた。
蓋を開けてみたら、ユニットが丸ごとセラヴィーガンダムⅡに変形するという仕掛けでした。だから、セラヴィーからの機体流用となっていたわけか。
操作はティエリアがの脳量子波を使って行うそうで。

ラファエルのHGキットではセラヴィーⅡへの変形機構はオミットされているらしいが、改造し易いようなパーツデザインになっているらしい。
まぁ、セラフィムのときみたいに後発でキット出るんだろうけど。

仲間の危機に颯爽と駆け付け、エルスに飲み込まれそうになるせっちゃんを救出するという重要な役割を担ったものの、まさか中盤で大破して退場とは……。

相手がヴェーダと関係無いので、トライアルシステムの出番は無し。積んでいるとは思うが。

ヴェーダ&外宇宙航行艦ソレスタルビーイング

連邦が所有していたとは……。ただ、2年経った今でも解析が済んだのは7割程度ということで、連邦に持たせておいた方が管理が楽って理由で預けられてそうだ。
実際、ティエリアはこっそりラファエルを作ってたわけだし。

ただ、ヴェーダを手にしたお陰なのか、連邦にもしっかりとトランザムとツインドライヴシステムが配備されている。どんどん力のインフレが……。

エルス

突如、人類の前に現れた金属知性体。本来、イオリアの言っていた来るべき対話とは、人類が外宇宙へ進出してこそのものだったが、予想外の形で実現してしまうことに。

『ガンダム』という作品において、地球外生命体が登場するのは初。
絶対に叩かれるの判り切ってるのに敢えてやるのが凄いと言うべきなのか……。
個人的には、全然構わんのだけども。予想外ではあったが。

彼等の目的は侵略などではなかったわけだが、会話が出来ないことに加えて、接触の手法がホラー染みていたため、戦いに発展。
確かに銃で撃たれても全く怯まずに、淡い笑みを浮かべ、両腕を広げて、無言で近寄ってこられたら怖いわなw

リボンズ再登場かと思われたシーンはリボンズのオリジナルが木星探査船に乗っていたため、その容姿が利用されただけでした。何だそりゃ。

接触したものをどんどん取り込んでいくんだが、その様は『ガオガイガー』のゾンダーを思い出させる。また、MSなのに禍々しさを感じるという点ではデビルガンダムっぽい雰囲気も。

最終決戦

ミレイナがいきなりティエリアに告白して吹く。よくよく思い返してみれば、テレビシリーズでティエリアがセラヴィーのメンテに疲れて、格納庫で眠っているミレイナに毛布を掛けるシーンとかあったけど、まさかこんなLOVE寄せが仕掛けられているとは……。

おやっさんとリンダの温度差がまた面白い。
お母さんの中では告白=恋人関係成立のようですが、ティエリアのリアクション無かった気が……。

せっちゃんの夢の中に現れるニール、リヒティ、クリスティナ。初代ロックオン登場はままある展開なので、別に驚きは無いのだが、リヒティとクリスティナをちゃんと出してくれる脚本に愛を感じる。
この2人見ると泣きそうになるわ。

で、モレノさんがハブられた件について。台詞無しでも良いから、ワンカットくらいは欲しかったぜ……(´・ω・`)

アンドレイは人類を守るため、華々しく散る。挿入曲も相まって、凄く盛り上がりました。そうか、アンドレイ死んじゃうか……。
セルゲイ大佐の死に方が死に方だけに、その志を継いでいって
ほしかったけどなぁ。

グラハムはせっちゃんの道を切り開いて死亡。アンドレイの死が盛り上がり過ぎて、若干のインパクト不足は否めない。
そもそも劇場版が無かったら、テレビシリーズで死んでたんじゃないかな
とさえ思う。

エピローグ

50年後、人類の4割はイノベイターとなり、外宇宙への進出が始まろうとしていた。イノベイターと一般人の間に確執とかありそうだけど、どうなんだろうか。
その辺で一悶着あったと思うが。やったらやったでナチュラルVSコーディネイターになっちゃうかもしれんが。

外宇宙航行艦の名前がスメラギなんだけど、スメラギさんが何か噛んでるのかな?ビリーが命名したんじゃね?ってネットでは言われてたけど。

そのスメラギの周りを飛んでいたMSがトリコロールカラーに見えたけど、もしかしてジンクスの発展機なんだろうか。
世代が進む度にガンダムに近くなっていってたから、ないではないかなと思うけど。

スメラギの艦長にはクラウスが就任していた。すっかりおじいちゃんだな。
エルスとの共存によって老化しない身体を手に入れた者も居るようで。イノベイターである時点で普通の人間の倍近い寿命があるらしいけども。

そして、老いて隠居生活を送る姫の元にせっちゃんがやって来る。彼はエルスとの理解の果てにそうなったのか、メタリックな身体になっていた。歩く度に金属音してたしな。
姫は視力を失ってた
けど、せっちゃんの姿に驚くとか、このシーンにおける余計な情報をカットするためなのかな。

まさか最後の最後で姫がヒロイとして立ち場を確かなものにするとはなぁ。
飾られていた写真からすると、誰かと結婚したみたいだね。

せっちゃんが乗って来たダブルオークアンタはもしかして、更にパワーアップしてた?
ティエリアはせっちゃんについていかず、ヴェーダに戻ったんだろうか。

E・A・レイ

エピローグの回想シーンで登場したリボンズの塩基配列のオリジナルと思われる人物。
名前がかなりギリギリな気がするw
キャストはもう隠す気が無いのか、古谷さん名義
になっている。

まとめ

そういうわけで、完結編でした。クライマックスに相応しい物凄い盛り上がりっぷりだったと思います。

完結編と言っても、まだまだ外伝でやることいっぱいありそうだけどな!
最後くらい、外伝キャラを登場させてくれても良かったと思うの。

結局、告知時の、木星で光るGNドライヴって何だったんだ?

流石に、ここまでやると、もうテレビシリーズで続編は無理かなと思う。精々、劇場版でやるくらいしか。『コードギアス』の例もあるし、これで本当に終わりとは迂闊に信じない方が良いと思うw
外伝のアニメ化とかやりかねん。

いやぁ、半端無いクオリティと物凄い情報量で面白かった。この間買ったノベライズは寝かせようかと思ってたけど、超優先消化しよう。

燃:S 萌:A 笑:A- 総:S+

反復リンク
2回目

ノベライズリンク
機動戦士ガンダムOO -A wakening of the Trailblazer-

シリーズリンク
機動戦士ガンダムOO セカンドシーズン #25「再生」

MF文庫J,アニメ,ゲーム,ハヤカワ文庫JA,映画,漫画,雑記

今月は1日フライングで24日発売と言いたいところだが、各書店の在庫の減り方からして、もしかして土曜に出ていたのでは……と思わざるを得ない。うーむ、ズボラせずに電話確認するべきだったか。ブツは、

・きゅーきゅーキュート! <12>
・緋弾のアリアⅦ 火と風の円舞
・かぐや魔王式! 第8式
・ダブルアクセス <3>
・この中に1人、妹がいる!
・ちがたり。
きゅーきゅーキュート! 12 (MF文庫 J の 2-21)
緋弾のアリアⅦ 火と風の円舞 (MF文庫 J あ 5-10)かぐや魔王式! 第8式 (MF文庫 J つ 1-20)ダブルアクセス 3 (MF文庫 J ひ 4-7)この中に1人、妹がいる! (MF文庫 J た 5-11)ちがたり。 (MF文庫 J か 7-4)

の計6冊。

まず、会社近所の書店に行くと、新刊コーナーに『機巧少女』3巻ががっつり置いてある。だから、あ、まだ出てないのかと思ったんだけど、よく見たら、その両サイドは新刊。なんだ、あるじゃなーいと思ったら、俺の欲しいものの中で『アリア』と『きゅーきゅーキュート!』が無いワナ。
カウンターの中に思いっきりストックあったし、店員さんに訊こうかと思ったんだけど、店長っぽい男の人以外だと、まともに話が通るかどうか怪しかったので、次は京都駅の三省堂へ。
もしかしたらと一縷の望みに賭けたんだけど、案の定糞なラインナップでした。『アリア』だけ新刊台に置いて、あとは既刊台という不親切極まりない構成。『あそびにいくヨ!』は既刊台に置けよ……。
この時点でかなり心折れそうになっていて、『アリア』だけ確保して、どうせ25日はメディアワークス文庫買いに行くから、『きゅーきゅーキュート!』は諦めようかと思ったんだが、何でそこで諦めるんだよ!まだまだいけんだろまだまだ!と思い直して、行きつけの書店に寄ったらありました。流石。やっぱり頼りになるわ。
ただ、その書店、24時間営業じゃなくなるそうで。うーむ、出版不況の風がこんなところにもきたのか……。

『アリア』はヤングガンガンでコミカライズ第2弾『緋弾のアリアAA(ダブルエー)』が開始予定。ストーリーは赤松さん書き下ろしだそうで。
また携帯ゲームもあるそうな。
アニメはTBSが確定。少なくともBS-TBSではやってくれると信じたい……。つーか、先にアニメ化確定した『アリア』より『IS』の方が情報出るの早いんですが。

新シリーズ『ツイてない! 悪魔のしもべはサキュバス男子』はスルーしました。最近下火になってきたTSものかな?
ツイてない! ~悪魔のしもべはサキュバス男子~ (MF文庫 J み 3-4)

『みにくいあひるの恋』は4巻で完結だそうな。日日日さん、MFではコンパクトに終わらせるよな。
『ゴミ箱から失礼いたします』も4巻完結っぽい。表紙がそれっぽいなぁとは思っていたが……。
え、『パラケルススの娘』も完結かな?
みにくいあひるの恋 4  (MF文庫 J あ 2-16)
ゴミ箱から失礼いたします 4 (MF文庫 J い 3-4)パラケルススの娘 10  (MF文庫 J こ 2-10)

完結と言えば、『タバサの冒険』と『かのこん』のコミカライズが完結。
『ゼロ使』の方は『シュヴァリエ』と『ゼロのちゅかいま よーちえんnano!』が同時発進。
仕方ないなぁ、のび太くんはという気持ちで買います<意味不明
ゼロの使い魔 外伝 タバサの冒険⑤(完) (MFコミックス アライブシリーズ)
ゼロの使い魔 シュヴァリエ ① (MFコミックス アライブシリーズ)ゼロのちゅかいま よーちえんnano!1 (MFコミックス アライブシリーズ)かのこん 9 (MFコミックス アライブシリーズ)

『えむえむっ!』のアニメはやっぱり自宅で映りませんでした……orz
太郎のキャストがルル山ワロスとか思ったけど、よく考えたら、この人、ラノベ原作アニメなら、『いぬかみっ!』と『アキカン!』という変態代表作が既に2本もあったわw

『IS』は放送局TBSとBS-TBSが確定。開始時期は2011年1月からっぽい。制作はサテライトから分裂したらしいエイトビット。PVは良い感じでしたが……。キャラデザが原作絵を保ってそうだった。
問題は弓弦さんがブログで死にそうな発言をしていることですね。

『けんぷファー』がプロジェクト再始動ってどういうことなの。
それに合わせて、また文庫出そうだ……。

みんな大好き森田季節さんはハヤカワ文庫JAから9月下旬に『不動カリンは一切動ぜず』という作品を出すようです。色んなところに出現するな。

第6回MF文庫Jライトノベル新人賞では冬木冬樹さんという方が佳作を2本同時受賞しています。何か見たことある字面だなぁと思ったら、今度GA文庫からデビューする(厳密にはもうしてる)人じゃないですか。最近、同時受賞ってパターンが増えてきたな。


『NARUTO』の映画のCMって何であんなに毎年面白そうなの?
内容全然知らんのに、観たくなるから困る。


『ポケモンBW』楽しみ過ぎて発狂しそう。特に休日は他のことが手に付き難い。

そこで個体値厳選はじめました。『ダイヤモンド・パール』内で、あらかじめ個体値マックスのポケモンを探しておこうと。
これでポケモンを遅れはするけど、個体値の概念ががらっと変わるからリセットだよ!とか言われたら爆発するな。
新技や新特性はあることが確定してるから、迂闊にポケモン育てるわけにもいかんしなぁ。

で、発売日が迫ると必ず夢に見るんだよなぁ。今回なんて、もう既に2回見たんだぜ。
発売日にゲーム屋の前に並んで、よし、今日学校サボろう!って決意しましたよ。

それと、名前違うだけで、外見全く同じポケモンが出て来る夢とか。

映画,特撮

忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE [DVD]

「理屈は理解んねぇけど行くぜ!」
「銀河超越三神合体!天雷旋風神、推参!!」

昔にKBS京都で放送されたことがあるんだけど、酷いカットの嵐だったので、ケーブルテレビで放送されるのを機に観てみました。
奇しくも監督が『ゴセイジャー』の劇場版と同じなんだよな。

当時はCGすげーと思って視てたと思うんだけど、技術の進歩ってすげーのな。今改めて見ると、結構ちゃっちく思えてしまう。

今の戦隊+ライダーの映画を夏公開って流れとしては2作目だけど、この作品だけ、劇場版オリジナルロボが出てないんだよな。
その代わり、天雷旋風神が先行登場。

これは劇場版に登場したトライコンドルを参考に、改めて地球製のトライコンドルが開発されたってことなんだろーか。

EDでは主要キャラがOPのアレンジバージョンに合わせてダンスするんだけど、タウザント様まで歌っていて吹いたw
このダンスは好評だったらしく、しばらく劇場版での恒例となったそうな。

やっぱり戦隊の方はエンターテイメント重視って感じがするな。

燃:A- 萌:C+ 笑:C+ 総:B+

映画,特撮


「どうやら切札は、いつも俺のところに来るらしいぜ?」

面白過ぎて爆発するかと思った。

概要

『ダブル』出演の映画としては3本目。公開時期的に『ダブル』の集大成とでも言うべき内容となっている。
タイトルがテレビシリーズのサブタイトルを意識したものになっているのが心憎い。
それに加えて、ダブルの専用メモリのドーパントが出て来るとなれば、楽しみじゃないわけがない。

時系列としては44話45話の間のエピソード。判り易く構成されている上に、パンフにも明記されてます。

翔太郎

今回はフィリップメインの話だの、今年の主人公は2人で1人だの言いつつも、やっぱりどちらが主人公かと問われれば、翔太郎と即答せざるを得ない活躍っぷりでした。特に後述する仮面ライダージョーカーに変身してからが。

彼が風都に散らばったT2メモリを探すときにガジェットを総動員するシーンが。デンデンセンサーとかフロッグポッドとか最早存在を忘れていたぜ……。

フィリップ

実の母親だと判明したシュラウドが姿を消した直後なので、ナイーブに。そんなときに自分のピンチを救う形で国際特務調査機関の捜査官マリア・S・クランベリーと出会ったため、彼女に母親の姿を重ねるように。

マリアの見せる母性に戸惑いを隠せないフィリップきゅん萌えと言わざるを得ないなw

仮面ライダーダブル

最近はすぐエクストリームになるので、なかなかハーフチェンジが拝めなかったわけだが、今回はチェンジしまくりでテンション上がるの何の。
冒頭のVSバイオレンス・ドーパント&アイスエイジ・ドーパント戦で、ヒートジョーカーでアイスエイジをぶっ飛ばして、ルナジョーカーで超接近戦型のバイオレンスから距離をとって戦うところで早くもテンションゲージ振りきれそうになったわ。

テレビシリーズで登場しなかったルナジョーカーとサイクロントリガーのマキシマムドライヴは劇場版で初披露。もう使う機会無いだろうけど。
気になるのはサイクロントリガーのときに〈サイクロン〉をマキシマムスロットにセットしてマキシマムドライヴを発動していたこと。これまでのマキシマムはボディメモリを使っていたのに何でだろう。

亜樹子

大体いつも通りだが、後半のヒロインっぷりが凄ぇ。つーか亜樹子から照井への想いは半ばギャグ混じりの一方通行かと思いきや、そうでもないという。いやいやいや、『Rの彼方に』の凪さんはどうなるんですか。

照井

亜樹子がヒロインとして引き立てるのは翔太郎ではなく、この人。何でやねん。しかし、それもあって、いつもより更に格好良い。
終盤で、エンジンブレードを手に生身で戦う姿が勇まし過ぎる。

ビートルフォンってワンセグ機能あんのかよ!!

仮面ライダーアクセル

序盤ではVSナスカ・ドーパント&ウェザー・ドーパント戦を繰り広げることに。
エンジンブレードに〈エンジン〉をセットしてマキシマムドライヴ、更にアクセルドライバーに〈エンジン〉をセットして、バイクモードでマキシマムドライヴ。ここでまたテンションゲージが(ry

ガイアウィスパーが連続して聞こえるだけでもテンション上がるのに、それがこれまで見たことない組み合わせだったりすると、もう大変なことに。

T2ガイアメモリ

シュラウドが開発し、財団Xが完成させた次世代ガイアメモリ。デザインはダブルやアクセルのものと近くなっており、端子の色が異なる。
メモリブレイクされても壊れず、また適合者に対しては自ら体内へと入ったりもするという驚愕の性能。
何故アルファベット26種に割り振ったのかは謎。その方が格好良いけども。

テレビシリーズでまともに出番が無かったのは〈エターナル〉〈キー〉〈オーシャン〉〈クイーン〉〈ロケット〉〈ユニコーン〉あたりか。画面にチラっと映るくらいはしていたかもしれない。

復活ドーパント

フィリップは倒した筈のドーパントが再び現れたことに驚いていたようだけど、別にメモリが1点ものってわけでもあるまいし、新たに製造されたものが出回っている可能性はあるんじゃないのかなぁ。

再登場を果たしのはバイオレンス、アイスエイジ、ナスカ、ウェザー、あとルナ・ドーパントの力で生み出された幻のマスカレイド・ドーパント。
もっとドバっと出て来ても良かったと思うの。ただでさえ、今年は再生怪人的なことやってないし。

傭兵集団〈NEVER〉

その正体は化学薬品とクローニングによって蘇生した死者達。
〈NEVER〉の由来はネクロオーバーの略だそうで。
彼等の目的は風都の人々を自分達と同じネクロオーバーにすること。

かつてはミュージアムと財団Xの投資先の座を争ったらしい。以前に加頭が財団の投資先がミュージアムだけではないと言っていたところにも掛かってくる話。細かいところで本筋と絡めてくるのが面白いな。

大道克己/仮面ライダーエターナル

〈NEVER〉のトップ。ネクロオーバーの力は伊達ではなく、ダブルを圧倒。更には〈エターナル〉のマキシマムドライヴで旧世代のメモリを使用不能にしてしまう。

加えてマキシマムスロットを26個備えており、同時発動が可能とか、どんなチートなんだよw

そもそも大道がロストドライバーを何処で入手したんだって話ですよ。T2メモリを奪取したときに一緒に奪ったのか?シュラウドから技術提供受けてんだから、財団がロストドライバーを開発していてもおかしくはないと思うが。

マリア・S・クランベリー/サイクロン・ドーパント

国際特務調査機関の捜査官。と言うのは表の顔で、その正体は大道の母にして、ネクロオーバーの技術を生み出した張本人。
フィリップに優しくしたのも最初は、彼の運命の子としての力を利用するためだったらしい。

サイクロンの頭部デザインがライダーの要素を内包しつつ怪人っぽく仕立ててあって格好良い。

泉京水/ルナ・ドーパント

ムキムキなオカマ。沢山キャラが居る中で、よくこんだけキャラ立て出来たもんだ。正直、テレビシリーズのレギュラーでも良かったレベル。

ルナって敵に回すとこんなに厄介なメモリだったんだな。

羽原レイカ/ヒート・ドーパント

正直、色っぽ過ぎてどうしようかと思う<どうもしなくて良い

泉と並んで強烈な印象を残した人。ジョーカーの噛ませになった挙句、無残に消滅したのが惜しまれる。

芦原賢/トリガー・ドーパント

上2人に比べて存在感が薄い。寡黙なのが災いしたか。一応、変身時に「ゲームスタート」という口癖が用意されていたが、上2人の所為で霞んでる感は否めない。

どっかで見たことある気がするなと思っていたら、ボウケンシルバーかよ!懐かしいな、おい。

堂本剛三/メタル・ドーパント

この人も霞んでた側。正直書くこと無いわ(ぉ

ミュージアム

全員登場するも、今回は本筋には絡まず。つーか旧世代メモリが使用不能になったってのに、何でこの人達落ち着いてるんだw
若菜にしても、〈NEVER〉が好き放題暴れてるのが気に入らないだけで、ドーパントに変身出来ないこと自体に焦っている様子は見れなかったし。

エクストリームに至ったダブルが負ける筈が無いと思ってるんだろうか。

仮面ライダースカル

母の面影を求めて揺れるフィリップに相棒として、どう向き合うか悩む翔太郎の前に現れたライダー。
これで翔太郎が答えを見付けるだけだったら、単なる幻で済むんだけど、ロストドライバーを置いていくっていう謎展開。おやっさん生存説が浮上したかと思うんだけど、消え方が完全に幻なんだよな……。理解らん……。

ディケイドが『MOVIE大戦2010』の最後に登場した別の世界のスカルを連れてきたとでも思っておこう。

仮面ライダージョーカー

翔太郎がロストドライバーとT2〈ジョーカー〉の力で単独変身した姿。マキシマムドライヴはライダーキックとライダーパンチ。任意に選択可能らしい。
パワーはサイクロンジョーカーに劣るものの〈ジョーカー〉の特性が究極的に高められているそうで、展開補正もあり半端無い強さを発揮。
ヒートとメタルを撃破したしな。

見た目はディケイドのファイナルフォームライドによって登場したジョーカージョーカーにかなり近いが中心線の色が違うそうで。

T2〈ゾーン〉と〈ユニコーン〉

〈ゾーン〉という意外なメモリが活躍。〈エクスビッカー〉に26個のT2メモリをセットするためにマキシマムドライヴが使用された。瞬時に複数の物体を転移させる力とかか。
ネットムービーでは「変なのキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」とか言われてるし、何気に好待遇だなw

また、エターナルは〈ユニコーン〉のマキシマムドライヴも発動。普通の攻撃技だったみたいだけど、詳細は不明。
よく考えたら、近々テレビシリーズで出て来る〈ユートピア〉で良かったんじゃないかと思わないでもない。

火野映司/仮面ライダーオーズ

『ディケイド』のときみたいに、いきなり現れて、敵をフルボッコにして去っていくのかと思っていたら、何と変身前の姿も登場。
変身時には本当に簡単な歌が流れました。発想が奇抜過ぎるぜ。

基本はタトバコンボで、メダルチェンジしてたっぽいんだけど、展開早過ぎて何がどうなってんのかよく判らんかった。

ルナを撃破したが、『ディケイド』のときのシャドームーンのような(´・ω・`)な感じではなかったので、ほっとしました。

何故、『ダブル』の世界にオーズが居るのかというのは考えちゃ駄目なんだろうな。

友情出演の人々

テレビシリーズでゲスト出演した人達が大量に登場。こういうのは、これまでの積み重ねが活きてくるわけで、良い演出だと思う。
映画撮影時点で終了していたエピソードから殆どのゲストキャラが登場してるんだな。バッドエンド気味だった人達は居なかったが。

ラストバトル

最後の変身前に1話の変身時を彷彿させる台詞を入れてくるとか上手過ぎるわ。
また、ダブルのハーフチェンジ9種を凄まじい勢いで切り替えていく戦闘が燃える燃える。

仮面ライダーダブルサイクロンジョーカーGX(ゴールドエクストリーム)

風都市民の祈りと風の力で更なるパワーアップ。細かい理屈はともかく、ここで主題歌流してパワーアップとか、もうね、燃えなかったら嘘なわけですよ。
演出的には昭和ライダーのオマージュかな。
6枚翼は『剣』のジャックフォームを思い出すわけだが。
一切事前情報が無かったので、かなりのサプライズでした。もしかしたら関東では46話のOPでバラされてたりするのかもしれんが。

テレビシリーズでも最終回くらいにはサプライズ登場なのかな。

パンフレット

ネットムービーに出てるからって理由で霧彦さんのインタビューが載っていてビックリしたw

まとめ

1年間の集大成として映画をやるのは初めてだけど、このタイミングでやるのアリだな。ほぼ出尽くしている要素を全部ぶっ込んでるから見応えが半端無い。
ダブルのフォームも全て登場したし、シナリオもスカルとオーズの部分を除けば完璧だったと思う。

どうなんだろう、例えば、例年通りの中盤時点での映画公開だったら、ここまで面白い作品にはなっていなかったのかな。

そして2D版では本編終了後に『仮面ライダー×仮面ライダーW&OOO MOVIE大戦2011』が冬公開であると告知されたらしい。
何故2Dだけで告知したし……!

ってことはガチで2作品の世界観は共通なのか?まぁ、『ダブル』の物語が風都内だけでの出来事だとするなら成立するんだろうけど。

燃:S 萌:A 笑:B+ 総:S+

ディレクターズカットリンク
仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ ディレクターズカット

エピソードリンク
第44話「Oの連鎖/シュラウドの告白」
第45話「Kが求めたもの/悪魔のしっぽ」

仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル

映画リンク
仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド MOVIE大戦2010(2009/12)
仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ(2010/06)
仮面ライダー×仮面ライダーOOO&W feat.スカル MOVIE大戦CORE(2010/12)
・劇場版 仮面ライダーOOO WONDERFUL 将軍と21のコアメダル(2011/08)

ネットムービーリンク
ネット版 仮面ライダーW FOREVER AtoZで爆笑26連発

仮面ライダーW(ダブル) 変身ベルト DXロストドライバー
仮面ライダーW(ダブル) 変身ベルト DXロストドライバー