ガガガ文庫

絶対女王にゃー様 (ガガガ文庫)

著:J・さいろー イラスト:しろ

「にゃーしてみる?」

ガガ文庫〇九年九月の新刊。ドラマガのレビューを読んだら気になって買ってきました。
流石、ガガガ。変化球を出してくる。ラノベとしてパッケージングされてるけど、中身は歪んだ青春小説って感じか。
イラストを無くして、「にゃー様」の固有名詞とかを変えたら、普通に一般にありそうな内容。
未だかつてヴァーチャルセックスなんぞを扱ったラノベがあっただろうか。

特に盛り上がりがあるわけでもなく、淡々と進み、そのまま終わってしまった感じ。後書きによると、二巻の発売が最初から決定していたようだが。

こういうタイプの作品って滅多に読まないから、優れているのかそうでないのか、よく判らん。

しろさんの絵は相変わらず、何故人気があるのか理解らない。
今月二巻が出るので、一応チェック。モチベーション下がってたら買わんかも。

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:B

ガガガ文庫,雑記

今月創刊のメディアワークス文庫は16日発売だったが、そこまでがっついて欲しいものが無かったので、ガガガを買いに行くついでにしました。ブツは、

・シアター!
・ささみさん@がんばらない
シアター! (メディアワークス文庫)ささみさん@がんばらない (ガガガ文庫)

の二冊。あと、『ほうかご百物語』を一冊くらい買おうかと思ったら、既刊が全く無かったので、いつも通り、

・アスラクライン⑨ KLEIN Re-MIX(新装カバー)
アスラクライン〈9〉KLEIN Re‐MIX (電撃文庫)

を購入。

メディアワークス文庫はそれなりの売れ行きのようで、『陰陽の京』は売り切れ。『ケルベロス』はラス一。『すべての愛がゆるされる島』はどうだったかな。
陰陽ノ京 月風譚 黒方の鬼 (メディアワークス文庫)龍盤七朝 ケルベロス 壱 (メディアワークス文庫 ふ 1-1)すべての愛がゆるされる島 (メディアワークス文庫)

何にせよ、装丁のセンスの古さに愕然とした。BGBの仲間達も驚いていたので、オタに関しては共通認識と思って良いだろう。
折り込みチラシもすっごい地味なの。極力イラストを廃しようとしているみたい。

来月からは25日発売になるそうで。何……だと……?スーパーダッシュ大丈夫?
特に気になる新刊は無いかなぁ。

ガガガは相変わらずラインナップがカオス過ぎるw
そんな中、『とある飛空士の追憶』が映画化決定。何が怖いって、アニメ映画とはどこにも書いていないのが怖い。
『人類は衰退しました』は月間IKKIでコミカライズ決定。ああ、きちゃったか……。

今後の新刊予定としては、二月に『ラ・のべつまくなし』二巻が。続刊は難しいんじゃないかなと思っていただけに嬉しい。

今月も全プレあり。応募券二枚で目録。応募券一枚しかねぇええええええ!!と思っていたら、後輩のユッケが応募券を譲ってくれることになりました。何と素晴らしい後輩か。感謝感謝。

19日発売の一迅社はフライング無し。九月は同じ日程でフライングしてたんだけどなぁ。配本量が少ないからフライングしなかったのかな。

ガガガ文庫,雑記,電撃文庫,GA文庫

以前にお伝えしたver.Tの冬コミ用新刊の印刷に行って参りました。場所は大阪高槻市駅付近。
普段お目にかかることのないものの、興味はある分野なので、なかなかに面白うございました。
関係者の皆様、お疲れ様でした。

で、折角遠出したんだから、行ったことない本屋に乗り込むぜぐへへへへへへへへへへへ!!と企んでいたら、ますたが近くにアニメイトがあるというので、そこへ。
超判り難い場所にありました。

今月は15日が火曜だったので、もしかしたら土曜には出てるんじゃないかと思ったんですが、案の定ありましたよ。ブツは、

・おと×まほ <9>
おと×まほ 9 (GA文庫 し 2-9)

の一冊。素晴らしくテンションの上がらないラインナップだぜ。
あと、ドラマガのレビューを読んで気になっていたガガガ文庫の、

・絶対女王にゃー様
絶対女王にゃー様 (ガガガ文庫)

を購入。

続いて、高槻市駅の中にあった書店ダイハンに突撃。ぱっと見、最低限の品揃え臭かったんだが、ラノベコーナーに行くと、『アスラクライン』が棚差しながら、「新装カバー入荷!旧カバーの在庫は店員にお尋ねください」みたいなポップが付いていました。
店員さんの細やかな気遣いに俺ヘヴン状態!
テンション上がったので、

・アスラクライン⑦ 凍えて眠れ(新装カバー)
・アスラクライン⑧ 真夏の夜のナイトメア(新装カバー)
アスラクライン〈7〉凍えて眠れ (電撃文庫)アスラクライン〈8〉真夏の夜のナイトメア (電撃文庫)

の二冊を購入。後三冊だ……!

『ポリフォニカ』は今月無いどころか、来月もありません。『赤』キネ新作とGAマガジンで我慢しろってことか。

そういや、ゲーマガにやってほしいシチュエーションを送ると、それに沿ったイラストをカントクさんが描き下ろしてくれるらしい。今月号はサンプルイラストとして、へそ出しブルマのウリ坊が載っていました。流石に、描き下ろしイラストだけで買ってたらキリが無いしなぁ。
それはさておき『エイフォニック・ソングバード』の文庫化をですね……。

『織田信奈の野望』はまだ一巻しか出ていないのに、ドラマCDが出るそうです。どういうことだ……!?

ガガガ文庫

ラ・のべつまくなし (ガガガ文庫)

著:壱月 龍一 イラスト:裕龍 ながれ

「攻めとくれば、受け……これ腐女子」

約一週間半週間の積み。ガガガ文庫。『Re:ALIVE』でデビューした壱月さんの第三シリーズ。二作目『七夕ペンタゴンは恋にむかない』は一冊しか出てないが。

取り敢えずタイトルにラノベって入ってたら買わざるを得ない。しかもイラストがMF文庫Jの『桜野きらほ』シリーズでお馴染みの裕龍さんときたらもう購入しない理由が見付からない。

主人公の学(まなぶ)は純文学作家を目指していたが、出版社の部門消滅の影響を受け、気付けば売れっ子ラノベ作家になっていた。
そんな彼が自分の作品の大ファンである腐女子、明日葉に一目惚れするという筋書き。
ものすげー穿った見方をすると、作者の願望含みまくりの妄想乙となるわけだが、個人的にはクリティカルなシチュエーションでした。

ラノベでは主人公が作家というのも珍しけりゃ、社会人というのも珍しい。最近は主人公やヒロインが作家という作品がかなり増えてきたが。

メインは学と明日葉の恋物語なのだが、ラノベを要素として扱っているだけあって、そういったものの商業戦略的なところに言及しているのが興味深い。Twitterで小説を公開するってのは実例があったりするんだろーか。

学とその親友、圭介の友情にも注目したい。明日葉が興奮するほどの仲の良さだが、なかなかアツい友情。

ガガガっていうと、良い意味でも悪い意味でもキワモノ揃いという印象なんだが、これはストレートに面白かった。最後のLOVE寄せとかもうね、読者皆殺しですよね。
あれ、後書きは?

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

七夕ペンタゴンは恋にむかない (ガガガ文庫 い 1-3)
七夕ペンタゴンは恋にむかない (ガガガ文庫 い 1-3)

ガガガ文庫

うかつに復活!!邪神大沼 2 (ガガガ文庫)

著:川岸 殴魚 イラスト:Ixy

「ディ●ーゴー●ティーニ!」

約一週間の積み。四ヶ月振りの新刊だと思う。何ていうか、もう自由としか言いようがない。全体的に超適当でその適当さ加減が笑いを誘う。
説明口調部の部長、本部(もとべ)が出て来て一巻の内容を説明するとか適当にも程があるw

淡々とした展開が続くんだけど、時々ボケが気持ち悪いくらいツボにハマってクスクス笑いが止まらなくなるw

一応、女の子キャラを増やすという売れ線狙いをやってはいるけど、基本自由。って、冷静に考えたら結構女性比率高いのね。全然そんな気しねぇな。

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:B+

ガガガ文庫

されど罪人は竜と踊る 8 (ガガガ文庫)

著:浅井 ラボ イラスト:宮城

「泣くな」
「泣き顔には腹が立って殴りたくなる。殴った手が痛くて余計に腹が立つ。鼻血を出す顔も生意気で腹が立ち、さらに蹴りたくなる。蹴られて転がる動作も無様で腹が立って、殺したくなる。それがこの世界の現実で人間というものだ」

約四日の積み。隔月刊行。アナピヤ編下巻。あれ、何か今回ギャグスベってない?アナピヤで読者を萌えさせようとして失敗してる気がするなぁ。

ま、それはともかく、実際に娼館に行って女性をチョイスするところまで描くラノベってかなり珍しいんじゃね?つーかオンリーワンじゃね?知らんけど。

で、最後の絶望。アナピヤ死亡とかジヴとの別れとか絶望なんだけど、正直中盤の回想シーンが破滅的にグロかったので、最後の絶望が随分ソフトに思えてしまった。
だって、輪姦した後に拷問て。頭開いて脳味噌曝すだけで、十分グロかったのに、その後もっとえげつない描写があるんだもの。
でも、どんだけ拷問やっても咒式で生体機能を維持されて死なないという。
真剣に気分が悪くなっって、吐きそうになった。正直、ここまでやられると浅井さんの人格を疑わざるを得ない。いや、前から疑ってたけどw

拷問シーンの描写がやりたい放題過ぎて、レイプシーンがハートフルに見えてくるから不思議。

一方、今の世界が二巡目って、それ何て『アスラクライン』?こっちのほうが先か。

そういうわけで、もう踏んだり蹴ったりのアナピヤ編完結。これで長編は旧版に追いついた筈。
今更言うけど、ウォルロット編辺りで肌に合わないなぁと思っていた気がしないでもない。もう切ります。読むのしんどいw

燃:C 萌:C 笑:C+ 総:B+

アスラクライン (電撃文庫)
アスラクライン (電撃文庫)

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ガガガは何故か発売日が休みと被ると、遅くなるという不思議なあれがあって、三レーベルが一つの発売日に収まるというアレなことに。ブツは、

・RPG W(・∀・)RLD3 -ろーぷれ・わーるど-
・聖戦のレギオスⅡ 限りなき幻像群
・されど罪人は竜と踊る⑧ Nowhere Here
・うかつに復活!!邪神大沼2
・ラ・のべつまくなし ブンガクくんと腐思議の国
・ANGEL+DIVE CODEX 3.CLOSERS
・あかね色シンフォニア

RPG W(・∀・)RLD3 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫)されど罪人は竜と踊る 8 (ガガガ文庫 あ 2-8)うかつに復活!!邪神大沼 2 (ガガガ文庫 か 5-2)ラ・のべつまくなし (ガガガ文庫 い 1-4)ANGEL+DIVE CODEX 3 (一迅社文庫 し 1-8)あかね色シンフォニア (一迅社文庫 み 3-3)
聖戦のレギオスII 限りなき幻像群 (Style-F)

の七冊。『聖戦のレギオス』は普通にありました。何か、置く場所無かったのか他の新刊の上にぽんと二冊だけ置いてあった。どういう状態なんだ……。つーか折り込みチラシには20日発売って書いてあった……(´・ω・`)
ネットには19日発売って書いてあったのに……。

それと、以前から言っていたGA文庫の

・くりぽと すくすく☆魔法少女塾

くりぽと すくすく☆魔法少女塾 (GA文庫)

を購入。計八冊。

えっ、『かしこみっ!』完結なの!?一巻の後書きを読む限りでは、どう見ても打ち切りです。本当に有り難う御座居ました。完結出来ただけでも良いじゃない<何様

かしこみっ! 2 かみさまは片想い中ですが!? それが? (富士見ファンタジア文庫)

ガガガの折り込みチラシ、ガ報では四分の一を『邪神大沼』が占めていて吹いた。しかも芸人のTHE GEESEと長年の付き合いらしく、本にサインしてもらってるしw

一迅社は来月の新刊の『土属性はダテじゃない』が気になる。タイトルが。つーか買う。

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今月は18日が日曜だったため、ガガガ文庫の公式発売日がファンタジアや一迅社と被ってしまった。
バラして帰ると良いなーと思い、何かフライングしてないかと書店に向かう。どうせ、何も無くても『聖戦のレギオス』二巻が出てる筈だから楽勝だぜ!と思ったら、無かったorz
で、何一つフライングしてなかったorz

多分、金曜か土曜くらいには入荷してて、冊数少なくて売り切れたんだろうなぁ。

その代わりと言ってはなんだが、

・アニメ『灼眼のシャナⅡ』ノ全テ
・アスラクライン⑥ おしえて生徒会長!

DVD付き限定版 アニメ『灼眼のシャナII』ノ全テ(DVD付)

を購入してきました。『シャナ』の方は完全に今日が発売日であることを忘れていました。
で、今度行ったら買おうと思っていたGA文庫の『くりぽと』は店出てから思い出すワナ。視界に入ってたのに、全く思い出さなかったぜ!

くりぽと すくすく☆魔法少女塾 (GA文庫)

『アスラクライン』の新装カバーには遂に手を出しちゃいましたよ。九巻以降は新装カバーが並んでいた。どうも旧カバーが売れたら順次入れ替わっていくようだが、誰か前半巻買って行ってくれんかな……。

ガガガ文庫,一迅社文庫,雑記

ガガガ文庫目当てで書店に行ったんだけど、一迅社もフライングで出てました。今月は20日が日曜なので、公式発売日自体が19日、土曜効果で1日フライングってところか。
ブツは、

・RIGHT×LIGHT7 ~飢えし血鬼と夏夜の炎花~
・文芸部発マイソロジー <2>
・ヴァンパイアノイズム
・創黎のアリシア
・えでぃっと! -ライトノベルの本当の作り方?!-

RIGHT×LIGHT7 (ガガガ文庫)文芸部発マイソロジー 2 (一迅社文庫 は 4-2)ヴァンパイアノイズム (一迅社文庫 し 1-7)えでぃっと!―ライトノベルの本当の作り方?! (一迅社文庫 み 4-1)

の五冊。一迅はまさかの全買いでした。だって、このラインナップだったら仕方ないじゃない!

ガガガの『絶対可憐女王にゃー様』は見送りました。書評サイトの感想次第では買うかも。

絶対女王にゃー様 (ガガガ文庫 し 1-4)

今後の新刊で気になるのは11月の『コップクラフト DRAGNET MIRAGE RELODED』。著者は賀東さん。って、何してんだアンタ!!『フルメタ』を書け『フルメタ』を!!
これって、タイトルからすると、Z文庫で出てたアレですよね。

一迅の来月の新刊で気になるのは『死神のキョウ』三巻。内容が気になるんじゃなくて、一時期公式サイトで無期延期となっていたので、ちょっと気になる。つーか桐野さん、イラスト描き過ぎじゃね?
何で『渚フォルテッシモ』は変わったんだろう……。

それと瑞智さんの『あかね色シンフォニア』。『フォルマント・ブルー』に通じる部分がありそうで気になる。
また、杉井さんがゆでそばさんとコンビで新作を仕込んでいるらしい。つまり『さくらファミリア!』は完結したということか。

ガガガ文庫

されど罪人は竜と踊る 7 (ガガガ文庫)

著:浅井 ラボ イラスト:宮城

「とにかく、貴様には妖精が関わるような不思議な理由で死ぬことを薦める」
「ギギナが死ね。身体中に肛門ができる奇病で死ね」

約三週間半の積み。今回は完全真説版の長編アナピヤ編上巻。噂によると、このエピソードの結末はとんでもない絶望らしいが今からwktkが止まりません(ぇ

帯には暴力等の過激表現が含まれていることに対する注意書きが。それ、三巻四巻の時点でやっておくべきだったと思うんだ。

今回はガユス、少女性愛に目覚めるの巻ということで、ゲストヒロイン、アナピヤが登場。ラノベヒロインの年齢としては極めて普通なんだが、『され竜』は登場人物の平均年齢が高めだから、かなりのロリキャラに思えるワナ。

戦闘は相変わらず凄過ぎて何がどうなっているのか判らない。

今回は巻末にこれまでの表紙イラストのラフを一部収録。
また、遂に後書きらしきものが付きました。上から後書き書けという指令が来たそうです。そりゃラノベで後書き無かったらぐんにょりするもの。
担当さんとの対話形式になってるんだけど、相当嫌がった形跡がw

こういう捻くれたところをアピールすると、角川とのトラブルにしても、浅井さん側にも原因があるんじゃねぇかと邪推してしまうなぁ。

燃:B 萌:B+ 笑:B+ 総:B+