著:田尾 典丈 イラスト:有河 サトル
「思いっきり泣いていい。今、泣くのは恥じゃない」
文庫一巻が出で暫くした頃にFBonlineに掲載された書き下ろし短編。「エターナルイノセンス」のヒロイン達が一度消えて戻って来るまでのミッシングリンクを描く。まぁ、そんな大層な内容ではないが。
ゆうきが良いポジションです。
燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B+
ラノベやニチアサその他諸々の感想。改名しました。毎日更新!わんだふる~!
著:田尾 典丈 イラスト:有河 サトル
「思いっきり泣いていい。今、泣くのは恥じゃない」
文庫一巻が出で暫くした頃にFBonlineに掲載された書き下ろし短編。「エターナルイノセンス」のヒロイン達が一度消えて戻って来るまでのミッシングリンクを描く。まぁ、そんな大層な内容ではないが。
ゆうきが良いポジションです。
燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B+
著:田尾 典丈 イラスト:有河 サトル
「重要なのは今じゃねぇの?もしも、の話なんかして何があるんだよ」
一巻の頃が嘘だったかのように高橋さんが良い奴過ぎて格好良い。
約二ヶ月一週間半の積み。四ヵ月振りの新刊。順調に第二巻の登場です。表紙は春姉と夏海。でもこの二人は殆ど本編で出番がありません。本編の内容から考えるなら、理恵と恵奈がベストかと。
いや、二人とも可愛いから良いんだけどさ。
巻数の数え方が「disc」ってのは上手いな。
さて、『エターナルイノセンス』の世界観を現実に投影させたことでウハウハな日常を過ごしていた武紀。だが、そこに別のゲームが投影されたことで新たな波乱が巻き起こる。
今回は理恵とのドラマに比重が置かれている。武紀のリアル幼馴染みの出現により揺らぐ彼女のポジション。切り口としては面白かったが、前巻のような、こうなったら良いな展開の落とし穴要素っていうがの消えたので、そこがちと惜しかったか。
と言うか、美少女ゲームしか投影出来ないのだろうか。
二巻の粗筋を見たときは、「リア充乙」と思わざるを得なかったが、ラスト切ねぇええぇええぇぇえええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
注目しておきたいのは高橋さんが台詞から読み取れる外伝の存在。FBonlineで連載中の外伝のことを示唆していると思われる。
また、武紀の従姉妹というのもいずれ出て来そうではある。
つーわけで、一巻よりは熱血分が不足したものの、十分面白かった二巻でした。
次は九月だったか、十月だったか。
燃:B+ 萌:A 笑:B 総:A
著:櫂末 高彰 イラスト:甘福 あまね
「キてる、キてるよ!今年最後の大爆発!」
「聖夜に筋肉舞い降りているよ!神々しいよ!」
「子供たちへの楽しいプレゼント、グングン見せつけて!」
戦慄した!ラブコメすらも一瞬で粉砕する筋肉に戦慄した!!
過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。
コンスタントに出ている本シリーズとしては、五ヶ月空くのは珍しいな。
表紙は美冬姉さん。えっ、重複してるやん!他にも表紙に出れる女性キャラ居るやろ!希春姉さんとか、こなっちゃん先生とか、水戸野さんとか!!三島さんが出れたんだから、誰だって出れるだろ!一応、二巻のときはテニスウェアで、今回は制服姿という差異はあるものの、やっぱりキャラ自体が重複するのは美しくないよなぁ。特別、今回美冬さんがメインってわけでもないし。
それから、帯の「解き放て、宿命の呪縛――!」って、えらい大袈裟じゃね?つーか、バトルものか何かか。
さて、幸宏が生徒会長になってから、初めての長編。加えて、階段部、初のアウェー戦。まぁ、階段レース以外のところが面白いんだけどな。
で、幸宏がフラグを立てまくりな件。美冬姉さんが既に結構デレているわ、あやめのフラグも順調に立っているわと、どんどんアレ気なことになってるな。希春姉さんは、どう見てもお笑い担当だが。
そして、短編と関連する記述がちらほら。特に、『プリンはどこにいった?』で登場した生徒会役員の面々がところどころに登場している。一人も名前出てないけど。今後、出番はあるんだろうか……?何人かはフラグ立つんだろうなぁ。
燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+
著:舞阪 洸 イラスト:伊藤 ベン
過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。
表紙はセリノス、ノエルノード姉妹。
さて、新章突入。ガブリエラ達に後輩が出来ることに。って、またキャラ増えるのか……。今でも、結構あやふやなのに……。しかも、こんだけ女性キャラが居ても、萌えは殆ど無いという……。
でも、読むと、面白いんだよなぁ。不思議なことに。
ところで、FBonline掲載の4コマでアルゴラ様がいじられ過ぎな件。4コマも文庫に収録してくれないかな。
そういや、『まかでみ』はいつまで延期するんだろうなぁ。三月発売予定が今では早くても五月ですよ。
燃:B+ 萌:B 笑:B- 総:A-
今月は通常通り、1日フライングで29日発売。ブツは、
・鋼鉄の白兎騎士団Ⅸ
・学校の階段 <10>
・オトメな文具。 二重・想
の三冊。
来月の新刊で気になるのは葛西さんの新シリーズ『恋愛撲滅(仮)』。『キャラふる』の続きは無理だったか……(´・ω・`)
って、これネットでは既に一ヶ月延期されてなかったっけ?
原作:高崎 とおる 著:坂東 真紅郎 イラスト:奈月 ここ
「そうだよ、俺は【ライター】なんだ。生まれついての“書き手”なんだよ。たとえヘボだろうが、未熟だろうが、覚悟がすわってなかろうが。だったら、解決するにはこれしかない!うん、書き続けるべきなんだ!」
「ど、どうしたの?何を書き続けるの?」
「俺たちの未来をさ!」
約二ヶ月の積み。ファミ通文庫。憧れの女の子の人生のシナリオを書くという粗筋に惹かれて購入。
高崎さんと坂東さんと言えば、『リセットな彼女』のコンビ。結構間空いてるな。高崎さんが原作を担当している『オオカミは懐かない!?』が後一冊で完結ってところで、これが先に出るっていうのは一体……?シナリオは完成していて、あとは執筆者が書くだけって状態だったのかな。
で、憧れの少女、高城みなもの人生のシナリオを書くことになった森永昴。しかも彼女の恋愛相手が自分という設定を前提にみなもの一人称視点で書かなければならない。
これは恥ずかしい。まぁ、でも世のシナリオライターさん達は多かれ少なかれ、こういう恥ずかしさを覚えながら書いてるんだろうなぁ。
そういうわけで、一見、少し前に発売された同レーベルの『ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!』とネタが被っているように思われるが、あちらがユーザー視点の切り口なのに対し、こちらはメーカー視点の切り口と上手く差別化されている。
ストーリーも上手くまとまっており、素直に続きが読みたいと思える作品でした。二人のヒロイン、みなもとカナエルも可愛いし。
燃:A- 萌:A 笑:B 総:A
著者リンク
・今日も脱いでよ!二階堂さん!(オーバーラップ文庫、2013/09)
イラストリンク
・モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)(このライトノベルがすごい!文庫、2011/09)
「ちなみに話は変わるが、私はブルマに体操服をインする派だ」
「俺は……出している方が好きです」
「これがジェネレーションギャップか」
ファミ通文庫2009年3月の新刊。
約3ヶ月1週間半の積み。サブタイトルの「修復」は「リペア」と読みます。
『バトルフィールドは空騒ぎ!』を完結させた淺沼さんの新シリーズ。正直、スーパーダッシュの『天使の飼い方・しつけ方』が残念なアレだったので、どうかと思ったんだが、粗筋読んだら釣られちゃうよね☆
主人公、創治は少女へと姿を変える文具アニマテリアルズを修理する者リペアラーとなり、アンチクリエイトと戦う。これだけだとハーレム要素アリの学園異能バトルものかと思うわけだが、基本的には創治のエロい妄想がメインですw
とにかく、描写や台詞がいちいちエロい。「筆箱の中はただれた関係ばかりの淫獄」とか頭異常しいとしか思えねぇw
取り敢えず、淺沼さんは病院行こうか。
創治のハイテンションなエロス魂も十分おかしいが、校長の変態紳士っぷりも凄い。
というわけで、『オトメな文具。』でした。2巻は今月末。もっとエスカレートしていることに期待w
燃:C+ 萌:A+ 笑:A 総:A
シリーズリンク
・オトメな文具。 二重・想(2009/07)
著者リンク
・俺は彼女の犬になる!(MF文庫J、2011/09)
ファミ通文庫2005年6月刊行物。
やっぱり日日日さんだなぁ、という印象。可もなく、不可もなく。
男性キャラは比較的、愛着が湧くんだが、ヒロインの筈の凶華がびっくりするくらいに萌えキャラと思えない。萌えキャラじゃないのは良いんだ。萌やそうという意志が感じられるのに、全く萌えないのは問題なんじゃなかろうか。
燃:B 萌:B 笑:B 総:B+
著者リンク
・さくらコンタクト route B 真智ありす(このライトノベルがすごい!文庫、2014/04)
イラストリンク
・今日もオカリナを吹く予定はない(ガガガ文庫、2009/07)
・韻が織り成す召喚魔法 -バスタ・リリッカーズ-(電撃文庫、2014/02)
今月のファミ通文庫の発売日は二十九日。三十日が火曜だと一日早くなるんだろうか。よく判らん。
で、月曜が発売日ということで土曜には出ていました。今月は二冊。
・明るい家族砲計画っ!③
・命じて!服従フロイライン <2>
『耳刈ネルリ』の二巻が登場です。FBonlineでは巻頭特集が組まれており、もしかしてヒットの予兆なのか……?
夏コミではスペシャルアンソロジーが販売されるらしい。誰か買ってきてくれないかなぁ。
一月にアニメを視て以降、やりたくて仕方が無かったXBOX360ソフト『Chaos;HEAD
NOAH』。遂にアマゾンクリックしてしまいました。
と言うのも、駄目元で後輩にXBOX360貸してくれって頼んだら気前良く貸してくれたものですから。有り難うベベ。
ただ、物凄い重くて帰る途中で爆ぜそうになりました。こんな重いもん持って来てくれたのか……。有り難うベベ……。
箱開けてビックリしたんだが、ACアダプタでかッ!
ワイヤレスコントローラーは使ってみるまでは要るかな?と思っていたんだが、ワイヤレス便利過ぎて吹いた。まず目の前に何も無いというのが良い。
ゲームのプレイ中って殆ど同じ姿勢で居るから、ケツが痛くなるんだけど、姿勢も変えやすいし、手も自由に動かせる。
これ、多分、攻略本とかを脚の上に置きながらプレイするときに快適に出来るんじゃね?今まではコードのポジションを気にしながらやらないといけなかったからなぁ。
後は電池の消費速度がどのくらいかだが……。
まぁ、ただ一つ確実に言えることは、ただでさえ最近滞りがちな積み本消化速度が更に落ちるということですね。
「健児のくれた命だもの……。それに不老不死でしょ。女の子の憧れじゃないの」
「でも完全な不老不死じゃないぞ。俺が死んだら、梅花(もいか)も死ぬんだ」
「別にいいよ。……一緒なら」
約2ヶ月3週間の積み。『トゥインクル☆スターシップ』の完結から11ヶ月。庄司さんがファミ通文庫に再び参上です。だから先に既存のシリーズを完結させろと。
さて、新シリーズのコンセプトは「ツンデレ×完全服従=超常奇跡ラブコメ」。
まずタイトルにどうしようもなく惹かれる。各章タイトルも『トゥインクル』を踏襲したのか、全てヒロイン梅花の台詞となっている。
表紙の構図も華やかで魅力的。口絵及び挿絵はキャラのバランスが崩れていたりで割かし残念だったが。
今回は梅花がいかにして、主人公健児の命令に従わなければならなくなったかが丁寧に描かれる。このスローペースな展開はベテラン作家ならではだろうなぁ。1巻打ち切りの可能性が十分にある中堅以下の作家さんにはそうそう出来ないことだと思う。
ラブコメパートは『トゥインクル』のノリを思い出させるが、現段階でラブ以外の設定が結構しっかり作ってあるようなので、『トゥインクル』のようにストーリーが進むに連れて、ラブコメそっちのけでがっつりSF展開になりそうで怖い。
あとは、女の子が最初から多過ぎる気がする。そんな人数要らん気がするなぁ。印象が強いわけでもないし。
物語としては1ページ丸々使った梅花の長台詞の下りが好き。
巻末にはディジーのお部屋のように、「超科学的先輩の万能無敵素敵研究室」というトークコーナーが。これ要る?
次は今月末。
燃:C 萌:A- 笑:B- 総:A-
シリーズリンク
・命じて!服従フロイライン <2>(2009/06)
著者リンク
・銀河女子中学生ダイアリー1 お姫様ひろいました。(2014/07)