コミカライズ,角川スニーカー文庫

涼宮ハルヒの憂鬱 (8) (角川コミックス・エース 115-10)

漫画:ツガノ
ガク 原作:谷川 流 キャラクター原案:いとう
のいぢ

 

(なんてこった。俺はハルヒに会いたかった――――)

 

 表紙は『消失』編のハルヒ。前回が『消失』編の長門だったことを考えると、次はみくる(大)か?いや、期待させといて、思いっきり法則を無視してもっかいハルヒという可能性も考えられる。

 

 取り敢えず正統派文学少女モードの長門可愛いよ長門。作画のアレっぷりが気にならなくなるくらいの可愛さだぜ!

 すいません、嘘です。気になります。

 

 今回はエースアサルト掲載の番外編二本も収録。そりゃこんだけ描かせりゃクオリティも下がるわな……。

 

 初のキャラクターブックが出るのは結構ですが、超月刊ってどういう意味なんだ?

 またヤングエースというのが七月に創刊されるらしいが、コミックチャージってどこいったの?

 で、そのヤングエースに『ハルヒちゃん』からのスピンオフ『長門有希ちゃんの消失』が連載決定。どんだけwwwwww

 でも先行イラストの長門可愛いよ長門。

 

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:B

角川スニーカー文庫

薔薇のマリア Ver5 つぼみのコロナ2 (角川スニーカー文庫)

著:十文字 青 イラスト:BUNBUN

何でもいいから、レニィさんにぎゅっとしてもらいたいです。きつく、きつく、これ以上ないくらい、身体中の骨がばらばらになってしまうくらい、抱きしめてもらいたいです。それ以外、何も叶わなくてもいいです。それだけでいいです。あとは何もいらないです。

約1ヶ月半週間の積み。5ヵ月振りの新刊。短編集6冊目はレニィとコロナの物語完結編の連作短編集。
表紙にはレニィも登場。コロナのぱんつが見えそうです。
帯には『いつも心に剣を』1巻の宣伝が。

今回は何だかんだでお互いのことを大切に想っているレニィとコロナが最終的に想いを打ち明けるまでを描く。最後のLOVE寄せがクライマックスで困る。

書き下ろしである最終話では本編3巻でSIXにえらい目にあわされた媚婁(メイルー)と呉戒(ウージェ)や昼飯時を抜けて来た人達がゲストで登場。

『Ver』シリーズは京極さんの『百鬼夜行』みたいにもっとマイナーなキャラにスポットを当てても面白いかもしれんな。

次の『Ver』はまたZOOのメンバーのエピソードか?
次は5月だったかに本編。

燃:B 萌:A 笑:C+ 総:A

アニメ,角川スニーカー文庫

コードギアス 反逆のルルーシュ―STAGE‐3‐SWORD (角川スニーカー文庫)

ストーリー原案:大河内 一楼/谷口 悟朗  著:岩佐 まもる  イラスト:木村 貴宏/toi8

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

 今回は大体STAGE17からSTAGE20くらいまでのエピソード。かなり丁寧に描いている。特に楽しみなのは、アニメでは語られていないシーンや設定。ナイトオブラウンズという固有名詞が出ているあたりから考えると、『R2』への伏線なんかも張られてそう。ただ、情報が断片的過ぎて考察出来ん。僕の脳味噌がしょぼいだけですかそうですか。

  前巻で、どうなったか判らなかったヴィレッタとシャーリーですが、彼女達に関わる記述がほんの少しだけあった。まぁ、この二人を無視すると、後々話が破綻するやろうしなぁ。


  そしてスザクとユーフェミアのLOVE寄せが、やはり凄い。

  次巻で、いよいよ前半完結。結構巻数割いたな。

燃:A  萌:A  笑:B  総:A

角川スニーカー文庫

薔薇のマリア〈8〉ただ祈り願え儚きさだめたちよ (角川スニーカー文庫)

著:十文字   イラスト:BUNBUN

 過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

   新章突入、アジアンのターン!!今回はアジアンの見る、《昼飯時》のメンバー総出演の幻が400ページ延々と続きます。ちょ、何という自由展開www

  『Ⅴ』のずっとパンカロファミリーのターン!もビックリしたけど、状況が曖昧な分、更に酷い。いや、面白くないわけじゃないぞ?と言うか十文字さん、勇気あるな。まぁ、ここまで読んできた人なら、これくらいで切り捨てたりせーへんか。

  そしてアジアンが恐れるルヴィー・ブルームとは一体……?

燃:B  萌:B  笑:B  総:A

角川スニーカー文庫

レンタルマギカ―魔法使いの記憶 (角川スニーカー文庫)

著:三田   イラスト:pako

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

 今回は第二部に突入してから初の短編集です。表紙のアディリシアさんが可愛いです。

  何かpakoさんの絵がどんどんとんがってきてるような……。体調不良の影響なんだろうか。つーか今回も殆ど挿絵無いんですが……。

 

『魔法使いの査定!』

  オルトとみかん&黒羽の絡み。しかし見逃せないのは、いつきとのBL展開(ぇ

  いやでも、ハートフル展開はどんどんやってほしいですね。

 

『魔法使いの代理授業』

  アディリシアさんのターン!!from SOLOMON』とのリンクあり。コミカライズはアニメ準拠らしいが、原作でもコミカライズと似通ったことがあってしかるべきという考え方だそうです。

 

『魔法使いの約束』

  書き下ろし。穂波のターン。アディリシアさんのターンはザスニで展開されるのに、穂波のターンは文庫でのみなワナ。やっぱりアディリシアさんの方がメインヒロインなんじゃ……。

  そして、いつきは何というハーレム。しかも内二人はぶっちぎりでロリという。

 

『魔法使いの出会い』

  書き下ろし。猫屋敷さんがいかにして、<アストラル>に入社するに至ったかという話。オチのアストラル業務日誌に「壱」って書いてあるってことは、今後も定期的に先代<アストラル>のエピソードが語られていくってことか?

  気になるのは影崎が柏原という名で<アストラル>に所属しているということ。<協会>から抜けたと言っていたが、一体どういうことなのか。猫屋敷さんがやたら、影崎に冷たくするのも何か関係してるんやろうなぁ。と言うか別人かと思うほどに性格が違うんですが……。

燃:B  萌:A  笑:C  総:A

角川スニーカー文庫

ダンタリアンの書架2 (角川スニーカー文庫)
著:三雲 岳斗 イラスト:Gユウスケ(グリーンウッド)

「当然の報いなのです。あいつらは、私のお気に入りに傷をつけたのですから」

ああもうダリアン可愛いよダリアン!
2009年1月の新刊。約2ヶ月3週間半の積み。隔月刊行。今回もザスニ掲載順と異なる順番で収録。

取り敢えずダリアンがとても可愛いので、ある程度話が詰まんなくても許せるわけだが、これはじっくり読めば読むほど味が出るタイプの作品と見た。

時々挿入される断章ってもしかして、ヒューイの祖父のウェズリーが主人公なのか?
何だか『世にも奇妙な物語』っぽいテイストと言うか。

そしてダリアンの声が何だか水橋かおりさんボイスに変換されるようになってきました。
ああ、ダリアンにツンツンされたい。

燃:B 萌:A+ 笑:B 総:B+

シリーズリンク
ダンタリアンの書架 <3>(2009/05)

アニメ,角川スニーカー文庫

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 ナイトオブラウンズ (角川スニーカー文庫)

ストーリー原案:大河内
一楼/谷口 吾朗 著:岩佐 まもる イラスト:玲衣

 

「ルルーシュやナナリーは母さんの宝物だもの。ずっと一緒にいて守ってあげるわ。ずっとずっと」

(ただし)

(あなたたちが、私とあの方の邪魔をしない限り、だけどね――)

 

 約二ヶ月三週間半の積み。二ヶ月連続刊行。やべぇ、積む期間が半端なくなってきた……。

 

 さて、『R2』放送に合わせてザスニで連載されていたナイトオブラウンズにスポットを当てた外伝全四回をまとめた短編集が登場。最初はロロが主役の予定だったらしいが、変わったそうな。個人的にはロロよりラウンズの話の方が面白いと思うので良かったかな。

 

 著者紹介で書き下ろしが無いことを謝罪しているが、忙しかったんだろうな。本編最終巻もこの二ヶ月後に出てるし。既に積んでます。

 それにスニーカーから出る『テイルズ・オブ・ヴェスペリア』のノベライズも書くんじゃなかったっけ?ってかもう出てるか?

 

 収録内容はジノとアーニャのエピソードと、セシルさんとミレイ元会長が本編終了後に戦争を振り返るエピソードとマリアンヌの若かりし頃のエピソード。

 

 ちょくちょく出てくるベアトリスって確か本編のノベライズの方でも出て来たあの人だよな?元ラウンズだったらしい。

 

 一応サブタイトルに「ナイトオブラウンズ」と入っている以上、紹介しないわけにはいかないのか、冒頭にはアニメやゲームで出て来たラウンズは紹介されている。でも、ドロテア、ルキアーノ、モニカは出番無し。ドロテアとモニカは殆どキャラの掘り下げが無かったから短編あったら良かったのにな……。

 

 結局十二人全員は出て来なかったラウンズだけど、シャルル皇帝が即位する契機となった血の紋章事件の際に、皇室に叛旗を翻したとして、九人ほどラウンズが処刑されて、そのまま空席のナンバーがいくつかあるんだそうな。一時期はビスマルクしか居なかったこともあるとか。

 

 そして三歳児のルル様と、赤ん坊のナナリーに泣かれてオロオロするビスマルク萌え。

 

燃:B+ 萌:A 笑:B 総:A

角川スニーカー文庫

戦闘城塞マスラヲ〈Vol.3〉奇跡の対価 (角川スニーカー文庫)

著:林
トモアキ イラスト:上田 夢人

 

「ドクターにヴェスバーとミノフスキードライブを積んでってお願いしたんですよ私。それなのに何ですか超電磁鈴蘭って……」

 

 アカン、超電磁鈴蘭って見ただけで笑ってしまうw

 新品。さて、聖魔グランプリ開催の第三巻。分量的には二話分あるが、ザスニ掲載時は一挙二話掲載だったらしく、文庫では一話にまとまっています。

 流石に、聖魔杯の中の大会ということで、みんなマジです。遂にタイトルにある「益荒男」という言葉が出ました。でも相変わらず「戦闘城塞」の方は意味不明。

 聖魔グランプリで真面目になり過ぎた反動か、この後の二話はアイマスだったり、スネークだったりで自由でした。ちょいちょい『ハルヒ』ネタを挟んでくるなw

 書き下ろしは今回は二本立て。リュータがメインなのは変わらず。

リュータが仇として追っていたアルハザンの首領アーチェスは単なる悪人ではなかったから、さあ大変という話。それでもなお、復讐を果たすことを誓うリュータはエルシアとの絆もちょっと深まった感じで、良い話でした。

最後の八組になったところでトーナメントが行われ、優勝者が決定されることになったが果たしてどんな面子が残るのか?

ってな感じで盛り上げておいて、次は新シリーズ『ミスマルカ興国物語』なワナ。

燃:A 萌:A- 笑:A- 総:A

アニメ,角川スニーカー文庫

原作:矢立
肇/富野 由悠季 著:木村

イラスト:海老川 兼武/柳瀬 敬之/羽音 たらく

 ルイス・ハレヴィを見つめながらアンドレイ・スミルノフは思った。

 この女性は。

 この少女は。

 乙女だと。

 

 アンドレイの思考wwww

 約二日の積み。アニメに備えて優先消化。ノベライズでもいよいよセカンドシーズンが始動。ファーストシーズンの完結から約四ヵ月か。

 今回はおよそ#06までの内容を収録と、さほど分量がないように思えるが、何と約460ページと大ボリュームです。二期になって省略出来る部分が少なくなったってことなのかな。

 ではノベライズで新たに見えてきた要素を列挙。

 第四世代のガンダムはトランザムを使用することを前提とした設計がなされているらしい。第三世代のガンダムは一度トランザムを使用すると任意に解除することは出来ず、制限時間が来ると、システムダウンを起こしていたが、第四世代は任意の解除が可能で、更にシステムダウンもしないようになっているんだとか。

 変態仮面のアヘッドはサキガケという名称だそうで。プラモのインストとかには書いてあるんだろうか。

 セラヴィーの背中にあるガンダムヘッドはOガンダムの顔らしい。わ、判んねぇ……。

 ビリーはスメラギさんに手を出さなかったらしい。一期で彼女と会っていたときは結構そういうの得意そうだったけど、逆だったのね。

 そのスメラギさんがCBに復帰直後、ぴっちぴちの制服を着てきたのは意味があったという衝撃の事実。後付けなんだろうか……。

 パング・ハーキュリー大佐の名前が既に出ている。

 ネーナの乗っていた輸送機はリィアンという名称。

 ルイスの細胞障害は実は命の危険に直結するものだった。今はナノマシンを服用することでどうにか生き延びている状態だそうな。予想以上にえげつない状態だが、逆に考えれば、トランザムライザーによる救済の可能性があるともとれる。

 そいうわけで、二期のノベライズ一発目でした。

 ところで、ザスニの今月号の表紙が『ハルヒ』の鶴屋さんなんですが、そうまでして『ハルヒ』を引っ張りたいか……。

燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:A

角川スニーカー文庫


著:神崎 リン イラスト:千葉 サドル

 

「今日、先輩が田中先輩の正義に打ち勝って、私の正義の強さを実感して欲しいんです。私の正義を持てば、いくらでも強くなれるって信じて欲しいんです」

 

 約一ヶ月の積み。『イチゴ色禁区』の神崎さんが復活。文庫刊行前にザスニに短編が掲載されていた。タイトルも良けりゃ、表紙の雰囲気も良い。全く内容が推し量れませんが。

 さて、内容はラブコメに見せかけてラブコメでないような気もさせつつ、やっぱり変化球と言えなくもないラブコメ……なのか?

 でもまぁ、LOVE以外に何かあるのかと言われれば、他には何も無い気がするしなぁ。

 ストーリー自体は特別面白い!ってわけでもない。『イチゴ色禁区』のときの変態ギャグは何処へ……?

しかし、放送部の有馬部長が年上でSっ気全開とツボ過ぎます。でも主人公のリュウリュウLOVEっていう。有馬部長可愛いよ有馬部長。

 一応、一巻って書いてあるけど、二巻出せるかなぁ。最悪、このままフェードアウトしてもおかしくないしなぁ。まぁ、ザスニにもまた短編が掲載されているみたいだし、二巻くらいは出るだろう。

燃:C 萌:A 笑:B 総:B