電撃文庫

断章のグリム〈15〉ラプンツェル〈下〉 (電撃文庫)
著:甲田 学人 イラスト:三日月 かける

「なあ、おまえをどんな目に遭わせれば、あいつの不幸に足りる?」
「あいつが苦しんだのと同じだけ、おまえを苦しめてから殺したいんだ。なあ、教えてくれよ。どうすりゃ釣り合うだけ、おまえを苦しめられる?」

2011年8月の新刊。約1年4ヶ月1週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
さあ、どんどん加速する〈泡禍〉。蒼衣を殺すべく、彼の前に現れた勇路が早速攻撃を仕掛けて来て、蒼衣の脚がぐっちゃぐちゃに。痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!
いきなりロケットスタートで困る。

またもや病院がスプラッタ祭りになる一方、神狩屋が本性を露にする。
世話役のおばさんが魚塗れになるシーンの描写が、これまたハジケててなぁ。読んでいて、ちょっと気分が悪くなったのは秘密。

結局、神狩屋は死ぬことが出来ず、勇路も退場するかと思われたが、生存。その反面、ゲストキャラは見事に全滅という。眞守一家、悲惨過ぎワロエナイ

そして次巻から、いよいよ完結編ですが、果たして生き残るのは誰だ!?いや、そういう話じゃねーから!

次は2011年12月にⅩⅥ巻『白雪姫・上』、2012年5月にⅩⅦ巻にして最終巻『白雪姫・下』、そして12月に新シリーズ『ノロワレ』。

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:A

シリーズリンク
断章のグリムⅩⅣ ラプンツェル・上(2011/03)
断章のグリムⅩⅥ 白雪姫・上(2011/12)

電撃文庫

ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)
著:川原 礫 イラスト:abec

万が一、アルゴがいる間にレイピア使いが出てきてしまった時は━━窓から飛び降りてロバに乗ろう。

2012年10月の新刊。約2ヶ月半週間の積み。4ヶ月振りの新刊。『アクセル・ワールド』12巻からは隔月刊行。
『アリシゼーション』編は一体これから、どうなっていくんだろうとwktkしていら、まさかの新シリーズ始動ですよ。

本シリーズは『アインクラッド』編で、すっ飛ばされまくった各層攻略を1層ずつ順に描いていくというコンセプト。
一部はweb小説時代に発表済みとか何とか。

本編が終わりに向かいつつあるけど、アニメの展開を考えると、サクサク終わらせるわけにはいかないってことなんだろうな。
とはいえ、中身の詰まった引き延ばしなら歓迎です。MFとかの引き延ばしは中身スッカスカになるからなぁ……。

お茶濁し連作短編集と見せかけて、まさかの500ページです。もしかしシリーズ最厚かな?

『星なき夜のアリア』

電撃文庫MAGAZINEの付録に掲載された第一層編。キリトさんとアスナの出会い編でもある。
後書きを見るまで、全く気付かなかったんだけど、2人の出会いの時期が既刊の記述と矛盾するんだそうな。言わなけりゃ気付かねぇのになぁ。
雑誌掲載時には無かったイラストも追加されている……筈。

アスナ以外のヒロインを新規に登場させるって案もあったらしいんだけど、そっちの方が良かった気もするなぁ。
いや、それよりは、その都度の相棒とかでも良かった気もする。後に本編に逆輸入したりしても良いかもな。
アスナは時折顔を出す程度とかにしてさ。

そもそもアスナって、ヒロインとしての吸引力がある方なんだろうか。アニメでは直葉マンセー状態みたいだけど。

『儚き剣のロンド』

第二層編。約300ページ。って長編じゃねーか!いい加減にしろ!!
三層攻略までいくんだとばかり思っていたら、二層のボス撃破で終了してビックリしたわ。

武器強化詐欺をする人達のお話なんだけど、『圏内事件』が似非ミステリー臭いノリでアレみたいなことを言っていたのに、またミステリーみたいなノリじゃねーかw

で、出るわ出るわ、設定の山。設定をガンガン書くのが楽しくて仕方ないんだろうなー。そういうのを許されてる立場だろうし。
いや、俺も設定読むの大好きですけど。こういうの読んでると、スキルを上げる系のゲームがやりたくなってくるよな。

まとめ

ってなわけで、『プログレッシブ』始動です。今後の展開に繋がる要素がちょこちょこ出ていて面白いですね。
キリトさんが左手ソードスキルを練習しようと思っていたり、《ラフィン・コフィン》のPoHっぽい人が出て来たり。
いずれラフコフ討伐編も描かれるんだろうな。本編ではキリトさんの回想だけで済まされた部分も語られそうで楽しみですね。

後書きによると、このシリーズは年に1冊ペースになりそうらしいけど、おいおい、ちょっと待てよ……?
本編で描かれたボス戦は確か3回くらいだろ?ということは、残り72層、それを1巻につき2層ずつクリアしていくと、完結に36年かかることになるんですがw
まぁ、流石に途中で本編にケリをつけて、こっちに専念ってなると思うけど。

次は2012年12月に本編11巻『アリシゼーション・ターニング』、2013年2月に『アクセル・ワールド13 -水際の号火-』、初夏に本編12巻。

燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+

シリーズリンク
ソードアート・オンライン010 アリシゼーション・ランニング(2012/06)
ソードアート・オンライン011 アリシゼーション・ターニング(2012/12)
ソードアート・オンライン プログレッシブ <002>(2013/12)

コミカライズリンク
ソードアート・オンライン プログレッシブ <001>(2014/02)

著者リンク
アクセル・ワールド12 -赤の紋章-(2012/08)

アニメ,電撃文庫

「決着をつけようぜ。泥棒の王様と鍍金の勇者の」

遂に世界樹へと辿り着いたキリトさん。だが、そこは楽園などではなかった。ユイのお陰で苦も無くアスナの元へ。
感動の再会を果たすも、オベイロンが現れ、管理者権限でキリトさんを圧倒。

子安さん、悪役楽しみ過ぎだろw
どんだけ活き活きしてんだよ。超楽しそうだから困る。原作読んだとき、ここまでぐう畜だとは感じなかったと思うんだけど……。

どうにもならないかと思われたそのとき、システムの中に残っていた茅場の思念がキリトさんに語りかけてくる。
須郷よりも上位の権限を得たキリトさんはペインアブゾーバーのレベルを下げた上で、オベイロンをフルボッコ。容赦無ぇなw
上半身と下半身をさよならさせた挙句、大剣でブッ刺すとか、えげつねぇ。
システム管理権限を持つとか、ある意味、究極の俺TUEEEEEEEEEEだよなぁ。

アスナを救い出したキリトさんは、雪が降り出した街の中、病院へと急ぐ。少しだけ本編がEDに食い込んで終了。
次回、最終回です。

燃:A+ 萌:A 笑:C+ 総:A+

エピソードリンク
#23「絆」
#25「世界の種子」

電撃文庫

断章のグリムXIV ラプンツェル・上 (電撃文庫)
著:甲田 学人 イラスト:三日月 かける

「……だったら、わたし、かみさまをゆるさない」
「あのときも、ずっとわらってみてたんなら…………ぜったいに、ゆるせない」

2011年3月の新刊。約1年9ヶ月半週間の積み。5ヶ月振りの新刊。積んでる間に完結しちゃったでござるの巻。

さて、前巻で意図せず、各地のロッジが世話になっていた《葬儀屋》滝を殺してしまった蒼衣。
滝の断章のお陰で、復活していた死者達は一瞬にして灰になり、蒼衣はその責任を追及されることに。

既に、蒼衣は悪夢によって追い詰められており、いつ何時アレな展開に雪崩れ込むか分かったもんじゃない。

何だかんだ言いつつ、童話を紐解いて考察していくシーンが好き。誰が、どの配役になっているのか、とか。

そして、加速する〈泡禍〉に紛れて、あいつがやって来る……というところで続く。また、厄介なタイミングで出て来たなぁ。

次は2011年8月にⅩⅤ巻『ラプンツェル・下』、12月にⅩⅥ巻『白雪姫・上』、2012年5月にⅩⅦ巻にして最終巻『白雪姫・下』、そして12月に新シリーズ『ノロワレ』。

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:A

シリーズリンク
断章のグリムⅩⅢ しあわせな王子・下(2010/10)
断章のグリムⅩⅤ ラプンツェル・下(2011/08)

アニメ,電撃文庫

「今の言葉のどこに、お前の意思があった?」

銀河猫にゃぼろんの制作は進むが、進行に遅れが。リタに協力を要請しようとするが、それがきっかけで、空太達は彼女の本音を知ることに……。

持つ者と持たざる者の間にある壁の話は、いつ聞いてもお腹痛くなる話だな。まぁ、今回中に解決っつーか、和解しちゃったけど。
七海は貰い泣きし過ぎw

また、生徒会長とはうはうが登場。会長、髪型の所為か、凄い老けてるように見えるんですけど……。

燃:B 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
#09「秋の嵐がやってきた」
#11「銀河猫にゃぼろん」

アニメ,電撃文庫

「多分ゲームじゃないんだよ、今だけは」

連続失恋した直葉だったが、割とアッサリ立ち直り。原作通りの展開だった筈だけど、もう1話くらい引っ張った方が盛り上がったんじゃないかなとは思う。

で、レコンも巻き込んで2度目のグランド・クエスト挑戦。レコンの頑張りを見てると、いつか報われてほしいなーと思うわけだが。

そして、シルフとケットシーの力も借りて、グランド・クエストをクリアするキリトさん。
キリトさんが2刀流に切り替えると盛り上がるよなぁ。

いやしかし、サクヤのおっぱいが気になって仕方が無い(ぉ
開いた扉の先には……というところで続く。

燃:A+ 萌:A+ 笑:C+ 総:A+

エピソードリンク
#22「グランド・クエスト」
#24「鍍金の勇者」

アニメ,メディアワークス文庫,講談社BOX,雑誌,電撃文庫

電撃文庫MAGAZINE買ってきました。

12/31に『猫物語(黒)』が放送されるらしいですね。放送日の詳細が判明するだけかと思ったら、速攻放送とはな……。忘れないようにしたいですね。

MF文庫J,ラノベ関連本,雑記,電撃文庫

見送っていた新刊を買ってきました。ブツは、

・一年十組の奮闘2 ~その少女、神聖にして触れるべからず~

の計1冊。
イオンモール京都内の大垣書店で買ったんだけど、そこでは電撃文庫5冊以上同時購入で電撃文庫目録が貰えるというシステムでした。
5冊同時って、えらいハードル高いなw
高野店は1冊で良かったのに。

それから、随分前に注文していた、

・境界線上のホライゾン ENCYCLOPEDIA

が届きました。パラパラっと見たけど、内容が濃密過ぎて読むの折れそうw
それ以前に、まだBlu-ray3巻見てねーしなぁ。

アニメ,電撃文庫

「え、その文化、イギリスにもあるの!?」

原作3巻に突入ということで、案の定OPに龍之介が追加。数カットくらい出番あるかと思ったけど、最後の方の絵の具塗れの集合カットだけでしたね。多分。

さて、イギリスから、ましろの友人リタが、ましろを連れ戻しにやってきた。リタの美少女オーラパネぇな。
リタさんに玩具にされたいです(^q^)

で、満を持して登場の龍之介。少年役演るほっちゃんとか相当珍しいのでは?
ちゃんとEDにも追加されてましたね。

ところで、このアニメ、2クールなんですってね。そもそも2クールだなんて発想が無かったわ。
もしかして原作の最後までやるのかしら。でも、その割にはスローペースなんだよなぁ。
まぁ、J.C.STAFFお得意の原作改変で畳む気なのかもしれんけど。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
#08「どでかい花火をあげてみろ」
#10「キライキライ、ダイスキ」

アニメ,電撃文庫

「落ちろ……!落ちろぉぉおおおおおおおおおおおッ!!」

アスナに近付いていると知ったキリトさんは、いても立ってもいられず、単身グランド・クエストに挑むことに。
次々と立ち塞がるガーディアンを千切っては投げ千切っては投げするキリトさんの無双っぷりがパネぇ。

アクセル・ワールド』より、こっちが売れてるのはアクションシーンの見せ方が上手いってのもあるんだろうな。

で、遂にリーファはキリトさんの正体が、自分の兄、和人であることを知ってしまう。物凄い短期間で2回も失恋するとか可哀想過ぎる……。

燃:A+ 萌:A 笑:C 総:S-

エピソードリンク
#21「アルヴヘイムの真実」
#23「絆」